福田進一マスタークラス - ミューズの日記
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先週末はミューズも大変活気づいていました。
21日(土)、22日(日)の二日に亘って福田先生のマスタークラスがあり、22日(日)の午後1:00からは藤井敬吾先生の月一回の定期レッスンが夜8時まであり、午後2:30からは『二村孝文ギターソロコンサート』~後藤千秋と中野二郎を弾く~があり、とスタッフの渡辺も私もバタバタの二日間でした。

福田先生と藤井先生は一昨年のサマースクール以来一年半ぶりだった様で、福田先生曰く「藤井さんと会えて良かった!」ですって。意外なものですね。もっとお二人なんかお会いしているのかと思ったのですが・・・。

さて、マスタークラスは9人の方が受講されましたが、右手の弾弦の仕方や、左手の肘の動き、手首の使い方など技術的なお話が頻繁に出てきました。皆さん難しい曲を受講曲に選ばれますが、やはり弾けているか弾けていないか、音楽が出来ているか出来ていないかの前にチャントした音が出ているかどうか、基本的な部分が大事ですよね。最終的には音楽的な演奏が求められますが、その音楽を作るのは自分の出す音ですからね。一番重要な要素ですね。
福田さん曰く、「昔はセゴビア、ギリアなど偉い先生のマスタークラスを受講するには厳しい選考を勝ち抜いていくので、かなりのレベルの人達でないと受講できなかった。従って音楽についてのレッスンになったが、今は誰でも受講できる時代になりました。それを昔のマスタークラスの様に音楽的なアドバイスばかりをする訳にはいかないですね。基本的なアドバイスが必要になります。」とこれは夜飲みながらのお話。脱線しますが、その時の情報でアンドリュー・ヨークがLAGQを辞めたそうです。
脱線ついでにもう一つ。初日のレッスン終了後の茶話会では福田先生と渡辺香津美さんのDVDを視聴しましたが、福田先生の解説付きで面白かったですよ。「何故二人の衣装が一緒なのか分かる?」とかいろんなエピソードが出てきて、DVDが倍面白くなりました。しかも、つい先日取り付けた120インチの大スクリーンとイクリプスのスピーカーで映像も音も抜群の大迫力ですからね(写真右下)。近い内にいろんなDVDのプロモーションのために視聴会を企画しますのでご期待ください。

さて、話を戻します。マスタークラスでは爪の削り方まで指導があり、ある受講者は福田先生に爪を削ってもらっていました。また、練習の仕方として曲をパーツに分けて練習する事(プラモデルを作るように)、ソナタ形式の演奏の仕方、第一主題と第二主題の対比の仕方など大変興味があるお話が満載でした。聴講者のお一人が「やはり一流の人は違うね!」と感激していましたが、受講者も聴講者も大変有意義な一日半になったと思います。今回来れなかった人は次回をお楽しみにしていてください。






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