2009年4月21日のブログ記事一覧-ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



先日の日曜日はワンコイン・コンサートでした。
今回はリュートソロがお一人、ギターソロが10名、ギターソロのお一人がウクレレソロも披露、ギター三重奏、そして、フルートとギターのデュオと楽しいプログラムでした。

それぞれが緊張しながら、しかし、聴衆側から言えば結構落ち着いて弾き切りました。一人も途中で止まってしまって最後までいけないと言う人は居ませんでした。ある人は自己採点を20点と言っていましたが、それは自宅で練習しているときに比べて相当不本意な演奏だったんだろうと思います。しかし、聞いている側からはそれ程の辛い点数をつけなくてもと思う演奏だったんですよ。やはり、緊張から、自分の思うような演奏が出来ない場合は、かなり自己採点が厳しくなるんでしょうね。つまりもっと上手く弾ける筈だったのにと言う思いから点数が低くなるのではないでしょうか。また、緊張のあまり、自分がどんな演奏をしているのか、客観的に判断できない事もあるかも知れません。その点が、回数を重ねることで、足が地に着いてきて、もう少し客観的に自分をコントロール出来る様になり、満足度が少しずつ高くなるように思います。もっとも回数を重ねるということは、それだけ真剣な練習量が増えると言うことですから、当然上手くなる訳です。
ちょっと小難しい表現をしましたが、だから出来るだけ人前で弾く機会を作った方がいいですよと言っている訳です。初心者の人も是非参加して下さい。今回も初めて聴衆参加して様子を見に来られた方が、次回6月のワンコインに演奏参加を申込まれていかれました。嬉しいことです。

今回のプログラムは下記の通りでした。
1.三浦 章  ファンタジー/グレゴリオ・フエト
 (リュート) ファンシー/J.ダウランド
2.住田百合子 フリア・フロリダ/A.バリオス
3.安田 顕助 月光/F.ソル 
          エチュードNo.2,No.3/H.ヴィラ=ロボス
4.稲熊 博隆 Here, There and Everywhere/ビートルズ
         イエスタディ/ビートルズ
5.布目 知弘 ヴェネズエラ・ワルツNo.2,No3/ラウロ
6.鷲見 雄史 ギター『さくらの主題による変奏曲』横尾幸弘作
         ウクレレ『KE KALI NEI AU』ハワイ伝承
7.西村 直樹  ロマンス/メルツ  舟歌/コスト
8.松野 雅樹  ソナタ Op335/スカルラッティ
9.渡邉 史明  練習曲Op.35-13/F.ソル
         AMISTAD-FRIENDSHIP/テデスコ
         マリエッタ/タレガ
10.草場 徹也  メキシコのセレナーデ/中林淳真 
          マヤの男/中林淳真
11.安形 邦男  大聖堂/バリオス
12.Canon     カノン/パッフェルベル 
          赤いスィートピー/Karuho Kureta    
13.野呂正夫(Gt)マシュ・ケ・ナダ /ジョージ ベン  
   田口華恵(Fl)1900年「酒場」 /A.ピアソラ

今回、ウクレレソロで出演された方は初めてでしたが、ウクレレソロもいいですよ。とってもきれいな音で楽しい演奏を聴かせてくれました。ギターを弾く人にとってはウクレレは至って簡単ですから一度試してみてください。ウクレレソロの楽譜もいろいろ出ています。
         

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




先日の土曜日は『大萩康司公開レッスン』でした。
昨年に続いて2回目の公開レッスンで、今回も6人の受講者がレッスンを受けました。大萩さんが結婚したと言う事もあってか、去年遠方から来ていたファンの姿はありませんでしたが、実力者である大萩さんのファンは多く、受講者6名の内3名はリピーターの方でした。中でもこの4月に小学5年生になったばかりの小玉紗瑛ちゃん、金田栞奈ちゃんの成長振りは大したもので、大萩さんも今後が楽しみですねと期待を膨らませていました。特に音楽的な成長が見られて感心させられます。大萩さんが言うことに直ぐに反応できますし、子供の可能性の大きさを改めて感じました。

受講者と受講曲は下記の通りでした。
野口 正明 プレリュード・フーガ・アレグロより「プレリュード」/バッハ
増田 泰隆 エチュードOp.29-17/ソル
杉浦 潤一 そのあくる日/ゲーラ
大西 達朗 練習曲 Op.35-17/ソル
小玉 紗瑛 イ短調組曲 ジーク/ポンセ
金田 栞奈 セビリャーナ/トゥリーナ

レッスン終了後に、ちょこっと演奏してくださいましたが、その演奏がまた素晴らしい。安定した技術は勿論、その音楽性たるや、彼のプロとしての底力を見せてくれました。聴衆は完全に飲み込まれていました。
また、終了後には受講者と一緒に打上げを行いましたが、レストランでギターの演奏が始まり、受講者も大萩さんも、はたまた私まで演奏して、レストランが発表会上に。ほぼ貸切状態で楽しい打上げになりました。
また、11月頃に来て頂く事になるかも知れません。今回来られなかった方は是非お越しくださいね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )