先日の日曜日はワンコイン・コンサートでした。
今回はリュートソロがお一人、ギターソロが10名、ギターソロのお一人がウクレレソロも披露、ギター三重奏、そして、フルートとギターのデュオと楽しいプログラムでした。
それぞれが緊張しながら、しかし、聴衆側から言えば結構落ち着いて弾き切りました。一人も途中で止まってしまって最後までいけないと言う人は居ませんでした。ある人は自己採点を20点と言っていましたが、それは自宅で練習しているときに比べて相当不本意な演奏だったんだろうと思います。しかし、聞いている側からはそれ程の辛い点数をつけなくてもと思う演奏だったんですよ。やはり、緊張から、自分の思うような演奏が出来ない場合は、かなり自己採点が厳しくなるんでしょうね。つまりもっと上手く弾ける筈だったのにと言う思いから点数が低くなるのではないでしょうか。また、緊張のあまり、自分がどんな演奏をしているのか、客観的に判断できない事もあるかも知れません。その点が、回数を重ねることで、足が地に着いてきて、もう少し客観的に自分をコントロール出来る様になり、満足度が少しずつ高くなるように思います。もっとも回数を重ねるということは、それだけ真剣な練習量が増えると言うことですから、当然上手くなる訳です。
ちょっと小難しい表現をしましたが、だから出来るだけ人前で弾く機会を作った方がいいですよと言っている訳です。初心者の人も是非参加して下さい。今回も初めて聴衆参加して様子を見に来られた方が、次回6月のワンコインに演奏参加を申込まれていかれました。嬉しいことです。
今回のプログラムは下記の通りでした。
1.三浦 章 ファンタジー/グレゴリオ・フエト
(リュート) ファンシー/J.ダウランド
2.住田百合子 フリア・フロリダ/A.バリオス
3.安田 顕助 月光/F.ソル
エチュードNo.2,No.3/H.ヴィラ=ロボス
4.稲熊 博隆 Here, There and Everywhere/ビートルズ
イエスタディ/ビートルズ
5.布目 知弘 ヴェネズエラ・ワルツNo.2,No3/ラウロ
6.鷲見 雄史 ギター『さくらの主題による変奏曲』横尾幸弘作
ウクレレ『KE KALI NEI AU』ハワイ伝承
7.西村 直樹 ロマンス/メルツ 舟歌/コスト
8.松野 雅樹 ソナタ Op335/スカルラッティ
9.渡邉 史明 練習曲Op.35-13/F.ソル
AMISTAD-FRIENDSHIP/テデスコ
マリエッタ/タレガ
10.草場 徹也 メキシコのセレナーデ/中林淳真
マヤの男/中林淳真
11.安形 邦男 大聖堂/バリオス
12.Canon カノン/パッフェルベル
赤いスィートピー/Karuho Kureta
13.野呂正夫(Gt)マシュ・ケ・ナダ /ジョージ ベン
田口華恵(Fl)1900年「酒場」 /A.ピアソラ
今回、ウクレレソロで出演された方は初めてでしたが、ウクレレソロもいいですよ。とってもきれいな音で楽しい演奏を聴かせてくれました。ギターを弾く人にとってはウクレレは至って簡単ですから一度試してみてください。ウクレレソロの楽譜もいろいろ出ています。
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