村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

日本刀女子

2018-10-21 21:17:05 | 日記
刀と言うと爺様の趣味、特に軍隊経験者。

店である爺様が「きみこれはどうだ」と感想を求められ、薩摩の正幸でしたかとても見事なものでした。
「すばらしいですね」と言ったら爺様ご満悦。もう明らかに亡くなっています。
ちょっと前まではこんな感じで、展覧会は爺様がぽつりぽつりで女性はほとんどいませんでした。
今は行列。「若いねーちゃんとは見たかねえや」と言う爺様もいますが。

刀は同じでも見る人の気持ちの在り方で、全然違って見えるからお立合い!
刀とお話し「お前はどう言う所を通ってここにいるんだい」「どんな戦いの中を通ったんだい?」
当然何も答えてくれません。
「お前はいつどこで出来たんだい?」しまいには「本当に切れるの?」
途端にハバキの前で親指の付け根を切ってしまったが、血が出ない?
やはり武器です。
他から見ると異常な世界。「おとうさんどうかしちゃったのかしら?」と思われがち。

刀にたたりがあると言う人もいますが、チャンバラでも「俺を切りおって、憎きその刀」とは思いません。
あくまで刀で切った人を「おのれ」と思います。刀は恨まないよねー。
中には本当に切りあっていて、刀に受け傷、昨日付いたような傷があるのもあります。

刀二本を展示したら夜中にその刀から音が出るので不気味に思って調べてら、武田信玄と上杉謙信の刀だったので神主さんにお祓いしてもらったら音がしなくなったそうです。
ある展示会でどうも刀が動く、気味悪がって調べたら警備の人が手に取ってみていたそうです、で動いた。
両方とも実話です!

鍔や笄、金具大変すばらしいものがあります。明治以後彫金でブローチなどの職人に代わりました。
伝統工芸に行ったのです。

   ('ω')ノ


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西郷どん

2018-10-08 11:43:15 | 日記
杉並に栖岸院と言うお寺があり、時々行きます。
そこは家康が江戸に幕府を開いた折に三河から移ってきました。
安藤家の菩提寺です。
幕末には井伊直弼の後を受け老中になり公武合体を推し進めた岩城平藩5万石の藩主
安藤信正のお寺です。
端正な顔立ちをしている火伏観音が安置されております。
結局、奥羽越列藩同盟に加わり新政府軍に攻められて落城しております。

そのお寺にに薩摩川内出身のおばあさんと出かけました。
戦前の薩摩はかなりしっかりとした教育がなされておりました、その一部を聞くことができました。
西郷どんであれだけの事が出来たのは、しっかりとした教育があったからこそです。
旗本八万騎というのに何の働きもないのががっかりで、頑張ったのが新選組ぐらいですか。

当地にも道場があり、近藤や土方が出稽古に来たという伝承があります。
母から江戸城引き渡しの時の様子や彰義隊のことを聞いています。
多摩地区は将軍おひざ元なので将軍や幕府を大切にしていました。

以前、伝統工芸士会が会津でありました、余興は何が出るか?やはり「白虎隊」でした。
その後、同じ工芸士会が萩で開かれることになりましたが、行く人がいなくてやっと2人で行ったそうです。
かなり会津では薩長がひどいことをしたからです。


150年経つと戊辰戦争も実際とかなり違っているようです。

  ('ω')ノ


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台風が

2018-10-02 14:55:36 | 日記
何度も何度も来ますね。
今回の24号は関東地方に被害を与えました。
東京北西部武蔵村山にも強風が吹きトタン屋根が壊れたり、看板が倒れたり木が倒れたりしました。
この織物組合は昭和初期に建てられてかなり古い建物ですが、丈夫に出来ていて被害はありませんでした。
隣のたてものには被害がありましたが。

関東大震災後に建てられましたので、頑丈に出来ています。
この頃の建物はホームページに出ているようにかなり特徴があります。
以前、富岡の製糸工場に行った時、村山の組合とどこか似ていると思いました。
総二階の二階部分は柱が一本もなく広々としています、富岡と同じ感じです。
巨大な何も入ってない金庫戦前の物があります。

今この文章を書いているこの部屋も変わった感じで、以前銀行だった名残の窓口があります。
中は改造、修繕して変わっています。が建設当時の青写真が残っています。

かなりハイカラの建物であったことと思います。
現在武蔵村山市の文化財になっており、中心地に建っています。
銀行、飲み屋、食堂、学校、郵便局、バス停、役所、織物組合が、集められています。

  (*^-^*)

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