村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

waza2022を見て

2022-03-15 09:25:16 | 日記
もうそろそろ桜の季節になります。
池袋の東武デパートで伝統的工芸品展が開かれ村山産地も出店しました。
全体的には、コロナの影響があり、購買層の人が少なかったです。

近くに越前漆器の蒔絵が展示されていました。
御年88歳の超絶技術を持ったおじいさんが、拡大鏡もかけず書いています。
0.2ミリぐらいの長い線を引いています。
伊藤若冲の絵を書いていて、ちょっと手がぶれるとぱあになります。
何年もかけてこの香合を作ったそうです。



若冲の絵はそれだけでも超緻密なんで良く蒔絵にしたもんだ、88歳で驚き。

シナ織が出ておりました。
シナという木の繊維を取って糸に仕立てて、それを織った布を使って、いろんなものを作ります。
個人的に縄文時代に着ていたものは?毛皮?夏は暑い。絹や木綿は?ない。
たぶん木の皮などから糸を作っていたように思います。
よく縄文時代弥生時代の絵を見ると衣服をまとっていますが、どんなものであったか?
ここにあるシナ布のようなものではなかったか?
ちなみに、この機織り機はかなり昔の形であるそうです。



それにしても、どちらも根気のいる大変な仕事です。雪国ならではの仕事です。

   ( ゚Д゚)


コメント
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