村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

あっちこっち大変です

2018-06-20 10:32:12 | 日記
梅雨に入って武蔵村山も梅雨寒だったりして。
この辺は多摩川がかつて作った地形で割と地震を吸収してしまう傾向がありますが、
かつて立川断層が動いた跡があり、すごい被害が出たかもしれません。
まあいろいろありますが比較的安全かもしれません。

織物組合の北側に縄文遺跡の大きいのがあります、安全なところに古代人が住んでいたような
感じがします。
そんなことを言っていると忘れた頃に・・・

この組合建物が建てられたのが昭和4年だったんで、関東大震災の5年後なんで頑丈にできています。
この地にもいろいろ震災の事が伝わっています。



  (*‘ω‘ *)


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草木染

2018-06-12 14:32:32 | 日記
草木で染めるのは糸や布ばかりではなく金属も染めます。
染めると言っても、金属を錆びささないための処理と言うのが近いです。
鉄は放っておくと錆びます、そうならないように昔からいろいろな処理をしています。

主に刀の鍔などにする処理ですが、鉄をある程度まで錆びかせて赤くなったところに
お茶を煮出した液に(またはタンニンを含む植物)に漬け込み黒くしてから油(蜜蝋)をつける。
そうすると真っ赤だった鉄が黒くなって鉄が性質を変える、そこに蜜蝋でカバーする。

全く絹糸を黒く染めるやり方と同じです。
絹糸(地糸)はまず鉄の中に漬け込み、すすいでアルカリで中和して、植物染料(ヘマチン、カッチ、ミラボ(タンニン)場合によりキブシ)を入れて染料を作り煮ぞめします。
それから余分な染料をすすいで落とします。
その糸を乾燥させて糸の毛羽立ちを防ぐために大豆油を入れたふのりをつけて乾燥させて出来上がり。
黒の地の縦横の糸はこうして染めます。
縦横糸の違いは糸の太さと撚りの回数の違いです。

絣は基本的にはタンニンの鉄媒染で同じですが、板締めで板に挟んで染めます。

染色は糸を保護するために最初は行われたようです。

黒を地に使うと他の色がきれいに見える働きがあります。

    (^^♪



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武蔵村山と東村山

2018-06-01 20:20:15 | 日記
50年ぐらい前には、ここ武蔵村山市は北多摩郡村山町でした。
普通に村山と呼んでいました、そこの東にあるから東村山です。
間に大和町、現東大和市があります。

以前、無線をしていた時に「こちらのQTHは武蔵村山です」と言ったのに
相手局は「東村山ですね」というのです、さらに「武蔵村山」と言っているのに
まだ「武蔵村山」というのです。
しまいには業界用語「むせんのむ、さくらのさ、新聞のし、むせんのむ、らじおのら、やまとのや、
まっちのま。それでもまだ東村山と言っていました。「しむらのし」・・・

それは、志村けんさんのせいです。「いっちょうめいっちょうめわおー」で一躍有名にしたのです。
困ったのは武蔵村山市民、有名になったおかげで間違えられます。
で、けんさんのお父さんは、ここの小学校の先生で、近くに教え子がいましたよ。
よく一丁目はどこよ?と聞かれたりしました。

両方とも似たようなもんで、ただ東村山には駅がある、こっちはないぐらい。
話し方もおんなしです。
かつては村山大島紬も織られていたようです。




東村山音頭の「庭さきゃ多摩湖」の多摩湖です。



この前、横田基地の名前の事で記事が新聞に出ていました。
その証拠写真。  
   (*´▽`*)



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