伝統工芸品展で、豊橋筆のブースで、ちょいと書いてみた。
すごく書きやすい。
直後、上品な60過ぎの女性が、すらすらと書いて「これ下さい。」1分かからなかった。
見てだいたいわかって、書いてすぐわかる。
説明なんか必要ありません。
良いものを見る目が出来てるわけです。
ほとんどの人は、見てごしごし触ってそれでもわかりません。
特に着物は触って指でごしごしします。
経験を積んだ人は、見ただけであれがこうしてこうなってと瞬時にわかります。
三河内焼きのご飯茶碗。
真っ白でと言う事は陶土に鉄などの不純物がが混じってない製錬されたものです。
1mmぐらいの厚さ、ろくろがうまくないとこの厚みが出ない。
焼の温度がうまくいかないと、いびつになったり割れてしまう。
絵付けは手元が狂うと模様が崩れる、細かい作業が長時間ないとできない。
ほとんどの人がこの作業を推察できません。
これら伝統工芸品はそういう技術の展示です。
なぜそういうかたちなのか?
どうしたらそうなるか?
一流品はなんでもそうですが、作る人の気持ちが伝わってきます。
<(_ _)>