村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

大掃除

2014-12-26 11:42:48 | 日記
村山織物協同組合は昭和4年に建築されました。
80年以上もこの地に建っているわけです。

関東大震災の後に建てられているせいか、かなり丈夫にできており
使われている材木がかなり太かったりしています。
外壁は板壁の厚い材料が使われています。
二階は壁側に柱があるだけで、大きなホールになっています。
中間柱がないのです。

レトロそのものです。
したがって掃除はかなり力を入れてします。
独特の作りで、かつて銀行にも使われていました。

できたての頃は、かなり話題を集めたことでしょう。
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展示会

2014-12-22 11:28:38 | 日記
時々、織物組合では展示即売会などに出席します。
先日も、展示会があり商品説明に行きました。

隣では益子焼の実演をしています。
ろくろで粘土を成形していろんな形にします。
隣で見ていても、土が生き物のように形を変え面白い。

そこへ4歳の男の子が、母親と一緒に来て、そのろくろを食い入るように見ています。
長い間見ていましたが、そばに粘土屑があってそれでいろいろ作り出しました。

目刺しぐらいの大きさのクジラ、ちゃんとクジラに見えます。
キリン、ちゃんと見えます。忘年会で酔っぱらったようなゾウ。ちゃんとわかります。
どれも素晴らしいものです。そのうちにお父さんも来て家族で粘土いじり。

工芸士のおじさんは子供の作ったそのゾウをプレゼントしてました。いきな計らい。
工芸士は後継者育成の義務があるとか言って。

すげーな、益子焼の土だよ。

その後、その子が江戸指物に粘土の付いた手でさわり、注意されていた。



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2014-12-16 15:18:53 | 日記
朝方、ちらほらと雪が降ってきました。
少し畑も白くなりましたが、すぐに消えてしまいました。
かなり寒いです。

寒い時の糸仕事は手が荒れているので、糸が引っかかってしまいますので
しょっちゅうハンドクリームをつけます。
また静電気が起きて糸がフワーッと開いてしまいますので、加湿器をつけます。

織機は油が固まってしまい動きが悪くなったりします。

一番大変なのは、原糸を練って製錬した後の糸を川でゆすぐことです。
川ではゆすぐと、魚が集まってきます。
河原の氷を割ってゆすぐのは寒くてつらいです。
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寒い

2014-12-15 15:00:58 | 日記
今月に入って寒さが身に沁みます。
織物組合では小学校に行っての伝統工芸の教育事業を行います。
草木染による絹のハンカチの染色とコースターの機織りです。
先ほど染料の抽出を行いました。
気温が寒いので染料の冷めるのが早いです。

材料の草木をとる時期で色が違います。
抽出方法でも違ってきます。
当然、水でも違います。
さてどんな色が出ますか?
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忘年会

2014-12-10 14:44:00 | 日記
毎年この頃になると忘年会です。
かつて織物業界は毎日が宴会だったようなことを聞いていますが、
今は、ごく普通にやっています。
たいがいコンパニオンのお姉さんがたが来ます。

これが終わると大掃除で正月になります。
以前は織物を各農家などに出しておりました関係上、新年は1月中旬ごろまで
お休みになっていました。のんびりとした正月休みでした。

糸仕事はあまり寒いと糸が凍り付いたり、静電気がおきたりします。
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