村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

村山織物協同組合事務所

2024-09-18 10:40:26 | 日記
月日の経つのは早いもので、織物組合事務所は昭和3年4月25日現在地の180坪の土地に工事起工し、10月25日に2階建て延べ142坪建設費2万有余円を要し竣工した。(村山織物史)現在96歳です。
村山織物同業組合設立は、昭和4年7月27日商工大臣の許可を得て設立。(組合の認可)
設立時の組員数は、織物製造業者は206人、買次業者(仲買)17人、染色業者14人、合計237人。
北多摩郡村山村、織物製造業101,染色業8,買次業17。砂川村、製造業36,染色1。大和村(東大和)製造5,染色2。
東村山村、製造1。拝島村、製造3。昭和村(昭島)製造27。小平村、製造3。国分寺村、製造1
西多摩郡薄根ヶ﨑村、殿ヶ谷村、石畑村、合計製造29,染色3。(昭和4年)



建物外部は窓枠がサッシに変わりました。内部は戦後、進駐軍に接収されて、ダンスホールになったり、信用金庫になったり時代とともに変遷しました。
今でも建築時の青写真があり、上棟の写真もあります。
東京都には建築後100年近い木造建物はほとんどないそうです。



入口が屋根がかかってこの部分は96年前と変わっておりません。
現在は武蔵村山市の文化財になっています。
       
    ^^) _旦~~



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やっと秋が

2024-09-04 10:35:07 | 日記
村山大島の女物は縦糸2種類で地糸+縦絣、横糸は地糸+横絣で構成されています。
縦絣は模様が作られていて、横絣は一本続きの糸で模様が染められていて、縦絣に横絣を合わせて模様が出てきます。
女物は模様が絣糸に染められていて、横絣を合わせて織り出します。
男物は縦糸は地糸+乱絣、横糸はマキ、ポチ、ヤハズ、マキポチという絣糸+地糸で構成されています。
縦の乱絣に合わせて一本一本違った種類の横絣糸を作る柄に合わせて選んで組み合わせて、模様を織り出します。
違いは女物は一本の模様のついた横絣をそのまま織り上げるのに対し、男物は種類の違う横絣を組み合わせて模様にします。
したがって、女物は模様が大きくなり(大きい絣と小さい絣の混合)、男物は小さくなります。(小さい絣の連続)
女物は裏表がなく(厳密には織っている上側が表になる)男物は裏と表があります、だいたい織っている上側が表になります。



織元は気候に合わせて糸の準備をします。特に湿度は糸の伸びに大きく影響するのでかなり気を使います。
風に吹かれればグチャグチャになるし、天気には気を付けています。
個人的な天気予報は富士山に雲がかかると午後風が出るとか、いろいろ。



     (^_-)-☆



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盛夏

2024-08-05 10:57:31 | 日記
毎日が暑いですね!
夜は熱中症にならないようにと娘がクーラーの効いた部屋で寝るようにといいます。
妻は暑がりなので温度を下げますが、私は寒くなって目が覚めてしまいます。
オナラをするな!寝ているんだからしょうがないではないか。いびきをかくな!寝ているのだからしょうがないではないか!
お休みタイマーが切れると熱くなる。

子供のころは雨戸は開けたままで蚊帳を吊ってねたもんです。
夜は涼しく、昼は暑くても32度そして夕立があり涼しくなりました。
都市化が進むと暑くなる。我が家から横田基地まで一軒の家もありませんでした。

新青梅街道ができてから一気に住宅が増えました。
この武蔵村山市は以前からの住民は3万人ぐらい、移ってきた人が4万人ぐらいで根っからの住民のほうが少ないです。
まあ、多摩地区はほとんどそうでしょうが。

これからは田舎のお盆シーズンでこの辺は東京盆の変形日程盆で田舎がある人がうらやましかったです。
奥さんが地方出身者なので、お盆は大事な行事。高速道路がこんなに混んでいますとテレビで言ってましたが、ふーん。
それだけ。

皆さんも気を付けてお過ごしください!



       ^^) _旦~~






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梅雨明け10日

2024-07-22 10:42:12 | 日記
今が一番暑い時ですが、皆さんどうお過ごしでしょうか?
この暑い時に糸練りという仕事があり、大きな窯で生糸を2時間練り絹糸のにかわ質を取り除きます。
一日中この仕事をします。暑いのに足の下で窯が沸騰して1日中居るのです。

さらに熱いのが、地糸染め、絹糸を植物染料で黒く染める仕事です。
簡単に言うと絹糸を染料に浸け、高温で煮ます。
沸騰している染料の上に覆いかぶさってムラのないように染めます。梅干を食べながら仕事をします。
気が付くと腕が体から出た塩でざらざらします。
外に出て「あー涼しい」と思って温度計を見たら37度でした。

あんまり暑いと熱いのが感じられなくなり、頭の浸透がふらふらします。
以前は今ほど暑くはありませんでしたが、すごかったです。



以前は7月15日に地元のお祭りが行われました。梅雨明けのころですが、これがまた暑い。
この重たい神輿をかついで何キロも行くわけですから、途中神輿に水をかけてくれる人がいますが、これがありがた迷惑。
やっとかついで、息をハアハアしているところに、水が口に入ったり、目に入ったりで大変。

      (>_<)




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梅雨の合間

2024-06-24 10:07:40 | 日記
狭山丘陵の南にある、武蔵村山市は畑ばかりで田んぼがないと思われがちですが、じつはこの丘陵沿いにわずかに田んぼがありました。
氷河期に沼が形成されたようですが、ここは田んぼというよりは、泥沼という感じです。
子供のころは底なし沼のようにズブズブと足が沈んでしまい怖い思いをしました。
そこの裏手の山沿いに多くの縄文遺跡があります。
ズブズブの泥沼の中から弥生時代の田んぼ跡が発見されており、後ヶ谷戸遺跡といいます。



今は草に覆われていますが、昭和30年ぐらいまでは田んぼを作っていたそうです。



ここは灌漑用の石を積み上げた小さな池があります。ここは昔、河童がでたそうです。
狸には遭遇したことがありますが、河童にはまだ。。
横田地区にも田んぼがあり、ここで河童か?と思ったら友達の親父さんでした。
この田んぼ現在は多くが埋め立てられ住宅やグラウンド、体育館になっています。
多くの人が憩いの場、散歩コース、として利用しています。
 
     (^_-)-☆



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