村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

クリスマス!

2018-12-24 18:18:24 | 日記
クリスマスと言っても我々にはピンときません。
だいたい、いつがクリスマスなのかわかりません。
23日?24日?25日?

子供の頃は、まだ戦争に負けて十数年しかたっていませんので、クリスマスをする家はほとんどありませんでした。
サンタクロースも?
我が家では、たまたま父親の知り合いにアメリカ人がいましたので、呼ばれて七面鳥を食べたり、プレゼントをもらったりしましたが、こんなのはごく珍しい事でした。
長靴の入れ物に入ったお菓子をもらえれば最高でした!

自分の娘がサンタさんがプレゼントを持ってくるのだからサンタさんに直接もらってお礼を言う、というのがあり弱りましたが、途中で起きていられなくなり寝てしまいいつの間にかプレゼントが枕元に。
「どこから入ってきたの?」「煙突がないから玄関から?」そんな会話が懐かしい。

知り合いの子供が「さんた」という名前を付けられてしまい毎年このシーズンは大変でしょうねと思ったりして。
以前の方がクリスマスを騒いでいましたが今はおとなしくなりました。
電飾キラキラの家が結構ありましたが今は影を潜めています。

だいたいなんでクリスマスの時ケーキを食べるのか?七面鳥を食べるのか?
横田基地ではクリスマス休みが一週間ぐらいあります。
米軍の家族はツリーに回りに山とプレゼントが積まれています。
アメリカ式は、プレゼントの包み紙は日本人のようにきれいに開けずにびりびりに破ります。
自分も子供のいる家にプレゼントを持って行きました。
ホームパーティです。
今頃、基地の中では大騒ぎでしょうね。






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年の瀬

2018-12-20 11:19:23 | 日記
織物協同組合では、大掃除をして終わり。
機織りは以前は正月は中旬過ぎまでは仕事になりませんでした。
各家庭に織機を貸し出して織ってもらっていたので、正月は仕事にならないのでした。

糸の加工は温度が低いと絹糸にふのりを付けて固めるのが、ふのりが凍ると粘着がなくなります。
風が出ると、糸がぐちゃくちゃになるのでのりつけはしません。
整経も糸の静電気が発生して膨らんでしまいます。
手が乾燥して荒れると、糸が引っかかってしまいます。

いつも仕事の前にはたき火をして体を温めます。
製錬の時、糸を濯ぎますが寒いと体が冷え切ってしまいます。

染色は熱を上げますから暖かいんですが、熱がなかなか上がりません。
それで水蒸気が上がり雲の中で仕事をしているようで、何も見えなくなってしまいます。

もとより織物は冬の仕事なのでこんなの当たり前です。


  (*‘ω‘ *)
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