暑いと言っても、縦横に使う黒い地糸を染めるのがものすごく熱い。
原糸を石鹸練りで製錬します、二抱えぐらいの巨釜を使って。
釜がグラグラ煮立っているので熱いです。
製錬し終わった糸を植物染料で黒に染めます。
巨釜にかぶさって糸を染めますから暑いのを通り越してふらっとします。
外に出て涼しいと思って温度計を見たら37度でした。
両腕には汗から出た塩分が白く出ています。
梅干をなめて塩分補給しながらの夏の地染めです。
あまり暑いと暑さがわからずに、頭の先がふらっとするだけでした。
夏は糸にのり付けするとすぐに乾くので糸が固まってしまいます。
織機は梅雨時は湿度の影響で、故障しやすいです。
修理していると、機械油が溶けてべたべたになり、蚊が飛んできて刺されようなら
べとべとなので掻くにも掻けないです。
機械の修理に行ったら雷が来て、何時間も止まずに待っていたこともありました。
大正時代には畑で藍を育て乾燥を庭でしたので、雷の雨で濡れないようにと大変だったそうです。
以上、かつての夏の村山でした
原糸を石鹸練りで製錬します、二抱えぐらいの巨釜を使って。
釜がグラグラ煮立っているので熱いです。
製錬し終わった糸を植物染料で黒に染めます。
巨釜にかぶさって糸を染めますから暑いのを通り越してふらっとします。
外に出て涼しいと思って温度計を見たら37度でした。
両腕には汗から出た塩分が白く出ています。
梅干をなめて塩分補給しながらの夏の地染めです。
あまり暑いと暑さがわからずに、頭の先がふらっとするだけでした。
夏は糸にのり付けするとすぐに乾くので糸が固まってしまいます。
織機は梅雨時は湿度の影響で、故障しやすいです。
修理していると、機械油が溶けてべたべたになり、蚊が飛んできて刺されようなら
べとべとなので掻くにも掻けないです。
機械の修理に行ったら雷が来て、何時間も止まずに待っていたこともありました。
大正時代には畑で藍を育て乾燥を庭でしたので、雷の雨で濡れないようにと大変だったそうです。
以上、かつての夏の村山でした