村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

新年明けましておめでとうございます。

2019-12-31 15:21:59 | 日記
今年は令和2年です。2020年。
皆様のご繁栄をお祈り申し上げます。

もういくつ寝るとお正月。という事ですが子供の頃は大変楽しみでした。
元旦は、鎮守様に初詣、何人かの親戚に行き会います。
この辺では、三元日は朝ご飯を男の人が作る風習があります。

父親がお雑煮を作るんですが、生煮えのホウレンソウが入っていたり、ドロドロに溶けたお餅が入っていて、年寄りがいたら一発で窒息しそうな感じでした。
餅はドロドロなのに野菜は生煮え。
これを3日連日で食べさせられるわけです。

もともと母は料理が苦手でしたので、ギラギラ脂ぎったぐちゃぐちゃのキンピラや、でかいコンニャク、あとはテキトウ。

2日は、母の実家が昭島にありましたので、拝島大師にお参り、親戚が多いのでお年玉はがっぽり。無くさないようにねー、お母さんが預かっておくねと言われて、そのまま行方不明。


拝島大師に行くと、大変な混雑で大賑わい。なぜか地球独楽を毎年買ってあの異常な振動に興奮したもんです。
今は出店が少なくなり空き地が目立ちます。父はいつものこぎりを買います。これがよく切れました。それで、大師で甘酒をもらって飲みます。植木市があったりして賑やか。

母の実家では大きなテーブルが6つぐらい出ていて、親戚が大勢いて子供が走り回って運動会のようです。昭島では蕎麦をだします。子供の背丈ぐらい切りダメによういしてあります。
妙に下地がしょっぱいのですが、あとで聞いたら、しょう油がどぼどぼと入れてあるだけのようでした。

今はほとんどが亡くなってしまい寂しくなりました。大師もお参りがだいぶ減りました。
子供がいないので、お年玉をあげることもほとんどなくなりました。
貰いっきりです。


   (^^♪






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師走

2019-12-13 10:34:09 | 日記
今年も残り少なくなりました。
以前ほどお正月を意識する事もすくなくなりました。

織物業者は12月は忙しく、1月はのんびりしていました。
織子さんは農家の奥さんがしていましたので、正月は忙しくしていて、機織りができません。
農家の副収入を機織りで稼いでいました。

織子さんで織ったものが微妙に個人差が出てきます。織って居る時の気持ちが製品に出てきます。
よく見るとわかりますよ。



女物は縦糸、緯糸で絣2本で地糸2本なので裏表がない構造になっています、が、厳密にいうと機械の構造などで織って居る時に上側になる方が表になります。
その違いは生地の両端を見るとわかります。
男物は柄のひと完全の数が奇数だと裏表が出ます、というのは絣と地糸の順番が絣を続けて織る時になります。

そのようにして柄を組み合わせて作ります。



     (/・ω・)/







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