村山織物協同組合のブログ

武蔵野と狭山丘陵

村山うどん

2020-12-23 10:20:58 | 日記
村山うどんが有名になりました。
我々織物業者はすぐに仕事にかかれるというので、うどんを多く食べました。
それというのも、この武蔵野は川がないので、田んぼがほとんどありません。
畑ばかりなので麦を作りうどんにして食べました。
手打ちうどんを野菜をゆでた「かて」と一緒につけ麺で食べるのが通常です。
よく父が中国に戦争で行ってた時に同郷の戦友とほうれん草の「かて」で手打ちうどんを食べたいと
話したそうです。

各家庭で作り方が違い、我が家の冬の夕食は煮込みうどん、うどんと野菜のごった煮でした。
この頃はお店で村山うどんが食べられるようになって、昼はどこの店も満員となっています。
運が良くないと昼に食べられない店もあります。

我々地元の男はうどんが大好きです。それは手打ちのつけ麺のことです。
一年中夕飯はうどんという家もあります。

埼玉南部の飯能もおいしいうどん屋さんがいっぱいあります。東村山、入間、など。
武蔵野はつけ麺うどんの宝庫。



   (*^-^*)





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はたおり

2020-12-18 11:20:17 | 日記
現在、織物組合では機織りしおり作りの体験会が行われております。
平織の基本的な織り方をしております。



どういうふうにすると織物ができるかを知ることができます。



村山大島は縦絣に横絣を合わせて模様を織り出します。いかに正確に織り出すかが技術です。
他にも糸が切れた場合の処理の仕方などの応用技術があります。
織り方はそんなに難しくありませんが、その応用技術がかなりの熟練が必要です。



熟練の人の機織りは、体を動かしリズムを作って織って居ます。
全く体を動かさない人がいますが。
模様は正確に作られていますが、微妙な糸のたわみなどでわずかなずれができます。
それを織りながら調整してゆきます。

   (*^-^*)

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収蔵品展

2020-12-05 10:48:14 | 日記
12月10日まで織物組合2階で収蔵品展を行っています。
製品の基本になる図案、これをもとに作られます。模様の縦糸の位置、緯糸の位置、何色を絣のどこに付けるかを決めます。
すべての柄は組合に登録されています。



縦糸と横糸は全く別に作られます、板締めの染色方法も違います。
男物と女物は全く製造方法が違っています。
男物は種類の違った絣糸を組み合わせて柄を作りますから、小さい柄になります。
女物は横絣は一本の糸にひと完全の柄を染めますから、途中で糸が切れると柄になりません。



まさに「糸」の歌の通りになります。まったく別の意図が織り合わさって模様を織り出します。
私はこっちのほうがいいと言う事では、模様ができません。
まさに男女関係そのものです。
私ちょっとこっちのほうが好き!ということになると・・・・
糸を間違えたら、ごっちゃごちゃになります。

村山音頭に「お前ねお前縦糸、わしゃ横糸だよ」という所があります。
時々ぐちゃぐちゃがありますが。

   (*^-^*)

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