日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海で警官の襲撃事件が急増

2009-06-13 | 中国の社会・文化・歴史等
 China Dailyによると、今年に入って上海で警察官に対する暴行事件が増加しているそうです。

 今年の5月までに117の事件に関連して150人を逮捕し、その内107の事件にかかる140人を起訴したそうです。事件としては、殴る、蹴る、噛み付くなどから車で引きずったり、おいかけるものもあったそうです。

 例として、南ふい地区で赤信号を無視した自動車を止めたところ、運転手は噛み付いたそうです。また、2月には1同様の事件で00m警官を引きずる例が発生したそうです。

 67%の加害者は外地人、失業者、教育レベルの低い人のようですが、主に自動車違反や違法な営業行為、ネットカフェのチェック時に発生しているそうです。貧富の差が拡大し、急激な市街化の進む上海ではこういう問題の発生もやむをえないとの意見がでているみたいです。http://www.chinadaily.com.cn/china/2009-06/13/content_8280580.htm

 まぁ、不満が高まっているのでしょうね。最近中国人からはリストラされたという話を頻繁に耳にするようになりました。
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09年大卒の初任給は14%下落

2009-06-13 | 中国ビジネス関連
 香港SCMPより

 昨年の大学新卒の給与が14%下落したとの報道です。

 2009年大学卒業者雇用年報によれば、中国本土上位100大学の昨年新卒者21万名の初任給は、平均2549元(31,000円くらい)と、一昨年の2949元から14%下落したそうです。また、職業学校を除くそれ以下の学卒者になると、平均2,030元(28,000円)と11%下落。
 
 昨年の大卒者の86%は年末までに何らかの就職はできたようですが、一昨年に比べると2%減ったそうです。政府の公式発言によれば、今年もGDP8%成長を達成できるので、今年の新卒者の就職も昨年並みだろうとの事。

 先日行われた全国大学入学試験の応募者が、1千万人と昨年より30万人もも減ったとの事ですが、従来の大学に行けばよいキャリアが得られるという幻想が減った事が影響しているとの事。今回の初任給の下落がそれを示しているともいえるようですね。

 中国の大学は1999年に急激に拡大し、教育の質の低下が言われています。1999年当時は1年間の卒業生は100万人だったのに、現在は611万人に及んでいます。1999年に入学した学生から仕事獲得に向けた争いが厳しくなってきたようですね。


※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
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