日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

上海人のコスト意識

2009-06-07 | 中国ビジネス関連
 昨日は、倉庫の契約期間がもうすぐ終了することに伴い、事務所への荷物の引越し作業をしました。ミルクが100箱、オムツが200箱、その他の物が幾つかあったのですが、人手が足りずに大半を一人で倉庫から駐車場まで卸した為、腕がパンパンになるわ、体中が痛いわ、難渋しています。

 さて、その倉庫なんですけど、70m2強の広さで今の事務所がある住宅地付随の店舗施設の地下にあるのですが、家賃は2万5千円程度です。場所が都心まで地下鉄で10-15分程度の所で、駅から徒歩2分ほどの立地ですから安いですよね。4月まで自宅兼事務所のために、自宅から倉庫までは徒歩7-8分ほどありましたから、重い荷物を運ぶのもかったるく、5月の事務所は倉庫スペースを考慮した上で借りたので、今回不要になった次第です。そうはいっても価格的にそのまま借りておくか、スペースを縮小するかという考えも持っていたのですが、嫁の一言。

「もったいない。それに一度解約したら今の景気ならあそこは誰も借りない。そうしたら次に借りる場合はもっと安く借りれる」



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウズベキスタン戦をネットで観戦

2009-06-07 | その他
 サッカー日本代表のワールドカップ出場が決まりましたね、おめでとうございます。

 上海では、日本の衛星放送も入りますし、今はネットを使った日本のテレビ番組の配信サービスもあるのですが、以前衛星放送の設備を入れながら受信状態が悪かった事と、実際の所あまりテレビは見ないので、現在はそういう設備は置いていません。

 ということで、サッカーの試合があるときは、テレビの日本料理屋に言ったりするのですが、流石に昨日は夜の10時(中国時間)開始でしたので、TV antというストリーミングソフトをインストールしてネットで見てました。自宅の回線が遅いので中国のTV番組を見ているのにしばしば画面が止まってしまい、勝利の瞬間も画面が止まったままでした。

TV antについてはこのサイトにダウンロードがリンクしています。
 http://t3ru.blog86.fc2.com/blog-entry-5.html
 元々中国の武漢大学の学生か誰かが作ったソフトらしいのですが、様々なストリーミングサイトにリンクしているので、結構優れものです。日本に居るときに確か2チャンネルで見つけて使ったのが出会いなんですけど。

 まぁ、TV antだと単純に見ることのできるサイト名しかわからないのですが、スポーツ関連は、
 http://livetv.ru/en/
 を見ると見たい試合が何処で放送されているのか解りますので、TV antに表示される放送サイト名をクリックすればそれだけでOKです。

 まぁ、法的にどうなのかは於いといて優れもので、中国人ってこういうところはよく気が付くなぁと思います。このTV Antって2年前はストリーミングが始まるまでの間に広告が流れていたのですが、今では放送中も広告が画面の上下にずっと掲載されており、何と画面の下は淘宝商城の表示とリンクがされています。

 TV antそのもののHPは中国語表記と英語表記があるんですけど、ユーザーはやっぱり中国人が圧倒的に多いんでしょうね。日本だとお金を払って獲得するサービスを、中国は広告モデルで無料で提供できる形にしないと受けないのかな。でも法的には色々課題があるような気もしますけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国の自動車企業

2009-06-07 | 中国ビジネス関連
 ワシントンポストに、中国の自動車メーカーが市場を占めてしまうのじゃないか、という記事が掲載されていました。

記事意訳抜粋:
・アメリカの自動車産業が苦境のなか、中国が直ぐに世界の自動車市場を占有するのではないだろうか。アナリストによれば中国の技術基盤と消費者のメンタリティを考えるとそんなことは無いだろうとはいう。

・中国の自動車市場の2/3は外国メーカーによるもので、倒産したGMはシェアの12%を占め、昨年110万台を販売した。

・中国製の自動車は、海外に出る前に先ずは中国国内の市場で強くなる必要がある。

・今年第一四半期に中国では昨年対比4$増の270万台が販売され、製造能力は直ぐに日本を抜くであろう。

・量的には中国の自動車製造業は直ぐに世界をリードするであろう。しかし品質的にはどうか。中国企業は、GMのサーブやフォードのボルボ等の海外ブランドを買収することはできるだろうが、これ等の影響も世界市場というよりは中国国内市場への影響が大きいはずだ。

・サーブやボルボの買収により、中国メーカーは技術力を急激につけることができる、そしてそれは、ごく短期間のうちに中国国内の自動車産業の中でトップレベルにたつ事をもたらすだろう。

・しかし、中国メーカーは世界市場に出る前に、国内市場の統合が必要だろう。現在中国自動車市場では20社が95%の社を占め、残りの5%を130社が奪い合っている。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする