日系ビジネスに味千ラーメンの記事が掲載されています。
中国で最も成功している日本の外食企業といえば、まずこの味千ラーメンで、次はサイセリアだと思います。この記事では吉野家の比較になっていますが、吉野家について個人的に見る限り、上海では出店数は多いもののお客さんの要りは決して多く無いということです。店舗採算や収益面についてはまったく知りませんのでそれでもちゃんと事業として成り立っているのかもしれませんが、個人のレストランが開業3月程度でどんどん撤退している姿を見るだけに、実際は厳しいのではないかと思っています。唯、大連のショッピングセンター内にあった店舗はそれなりにお客さんがいましたので地域差があるかもしれません。
味千は、個人的には味そのものが特に美味しいとは思いません。上海には、日本人を対象にしたラーメン屋が他に幾つもあり、嫁の意見としてもそっちの方が美味しいといいます。
しかし、、、2003年当時でも味千は人気で、何時行ってもどの店もお客さんの入りが良く、地価の高い一等地にもどんどん出店しています。成功の理由としては、味を中国人に受けるようにした。サイドメニューを増やした。価格を現地で受け入れられる設定にした。など等よく言われますが、正直なところ、何でここまで受けるのかわかりません。そして、今でも拡大しているのですね。
今ではスーパーに行くと「味千」ブランドの麺が販売されています。もうラーメンの代表的ブランドになっています。
記事を見ると、中国法人そのものが日本のフランチャイズで、既に株式公開までしているのですね。日本のオーナーが台湾系の人らしいので、その家族関係とかで
パートナーを見つけたのかもしれませんが、中国進出の一つの方向性でしょうね。
日経は味千の成功例をどう分析するのかな。過去、本で紹介されている程度の事例を真似してもここまでの成功はできないと思うのです。決して最も美味しいラーメンではないのですから(私だけでなく複数の上海人から同じ意見を耳にします)。。価格も1/3程度の価格で、ここより美味しい中国ラーメンを提供するところもあり、私もこっちには良く行きます。
不思議な成功企業です。。
以下:記事より抜粋
中国に進出している日本の大手外食チェーンで、店舗数が最も多いのは153店を展開する牛丼チェーンの吉野屋だ(台湾を除く。店舗数は同社ホームページより)。しかし、国内では吉野家よりはるかに小粒だが、中国では2倍以上の324店を展開する日本の外食チェーンが存在する。そう聞いて、すぐに社名が思い浮かぶだろうか?
2007年12月期の売上高は9億453万元(約117億5900万円)と、重光産業の国内売上高のほぼ9倍。店舗数が日本の3倍なのに比べて売上高が大きいのは、中国では一部の例外を除いてすべて直営店だからだ。純利益は同2億2078万元(約28億7000万円)。過去5年間、年平均60%を超えるペースで業績を拡大し、2007年3月には香港証券取引所への上場を果たした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090123/183717/?P=2
中国で最も成功している日本の外食企業といえば、まずこの味千ラーメンで、次はサイセリアだと思います。この記事では吉野家の比較になっていますが、吉野家について個人的に見る限り、上海では出店数は多いもののお客さんの要りは決して多く無いということです。店舗採算や収益面についてはまったく知りませんのでそれでもちゃんと事業として成り立っているのかもしれませんが、個人のレストランが開業3月程度でどんどん撤退している姿を見るだけに、実際は厳しいのではないかと思っています。唯、大連のショッピングセンター内にあった店舗はそれなりにお客さんがいましたので地域差があるかもしれません。
味千は、個人的には味そのものが特に美味しいとは思いません。上海には、日本人を対象にしたラーメン屋が他に幾つもあり、嫁の意見としてもそっちの方が美味しいといいます。
しかし、、、2003年当時でも味千は人気で、何時行ってもどの店もお客さんの入りが良く、地価の高い一等地にもどんどん出店しています。成功の理由としては、味を中国人に受けるようにした。サイドメニューを増やした。価格を現地で受け入れられる設定にした。など等よく言われますが、正直なところ、何でここまで受けるのかわかりません。そして、今でも拡大しているのですね。
今ではスーパーに行くと「味千」ブランドの麺が販売されています。もうラーメンの代表的ブランドになっています。
記事を見ると、中国法人そのものが日本のフランチャイズで、既に株式公開までしているのですね。日本のオーナーが台湾系の人らしいので、その家族関係とかで
パートナーを見つけたのかもしれませんが、中国進出の一つの方向性でしょうね。
日経は味千の成功例をどう分析するのかな。過去、本で紹介されている程度の事例を真似してもここまでの成功はできないと思うのです。決して最も美味しいラーメンではないのですから(私だけでなく複数の上海人から同じ意見を耳にします)。。価格も1/3程度の価格で、ここより美味しい中国ラーメンを提供するところもあり、私もこっちには良く行きます。
不思議な成功企業です。。
以下:記事より抜粋
中国に進出している日本の大手外食チェーンで、店舗数が最も多いのは153店を展開する牛丼チェーンの吉野屋だ(台湾を除く。店舗数は同社ホームページより)。しかし、国内では吉野家よりはるかに小粒だが、中国では2倍以上の324店を展開する日本の外食チェーンが存在する。そう聞いて、すぐに社名が思い浮かぶだろうか?
2007年12月期の売上高は9億453万元(約117億5900万円)と、重光産業の国内売上高のほぼ9倍。店舗数が日本の3倍なのに比べて売上高が大きいのは、中国では一部の例外を除いてすべて直営店だからだ。純利益は同2億2078万元(約28億7000万円)。過去5年間、年平均60%を超えるペースで業績を拡大し、2007年3月には香港証券取引所への上場を果たした。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20090123/183717/?P=2