中国への外国の投資額が、2008年全体としては前年比23.58%増加したものの、第四四半期の増加率は対前年で減少。
924億元というから1.2兆円の投資はあったわけですね。
今年の上半期は、前年比で5-6%程度は投資額が前年より減るだろうという見方もあるようです。
尚、2008年度に中国投資を行った国は、
1.香港 410億元(全体の48%)
2. BVI 160億元 17.3%
3. 日本 36.5億元 4.0%
4. 韓国 31.4億元 3.4%
5. 米国 29.4億元 3.2%
381億元が金融を除くサービス産業に対する投資だったそうです。また、外国投資が輸出の55%を生み出しているとも報告されています。
さて、上記を見て思った事を勝手に。
・香港とBVIからの投資が合わせて全体の6割に及んでいる。全体の投資のうち40%近くが金融を除くサービス業(サービス業の定義が不明確ですが)となると、BVI(不動産とインターネットビジネス系はケイマンかBVIから投資します)は多分大半がサービス業。
・香港の投資額も半分くらいはサービス業関係か?残り半分は何かわからないが金融系ではないか。
・日本の投資は三位。でも香港に既に進出している企業は香港から、ネット関係はBVIからの投資があるはず
・韓国企業が撤退していることで随分騒がれていますし、それを題目にした本も出版されています。中小企業などに関してはその通りの事実がありますが、投資額ベースでも日本と変わらないレベル。物の一面だけとりあげて非難しているだけという事が見えますね。
・金融業向けの投資額がどれだけあったのか不明ですが、香港に上場した企業に対する投資は巨額でした。中国本土の金融業界向けの投資額によっては、製造業の中国投資額は少なくなっているのでしょう。
http://www.chinadaily.com.cn/bizchina/2009-01/16/content_7403157.htm
The three state media giants - Central China Television, Xinhua News Agency and the People's Daily - could each get up to 15 billion yuan if they came up with "worthwhile projects" to enhance their global influence, a well-positioned source said. Even the smaller operator China News Service could get 2 billion yuan.
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今期税収を削減する事は困難であり、経済指標は短期的に悪くなるだろう。但し、短期的な見地で施策をとるのではなく、長期的に見て対応して行こうという趣旨の発言だったようです。また、不動産価格を上昇させる施策は取らないとのコメントも付け加えたとされています。
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今年の春節ではなんと1億88百万もの人が40日間のお休み中に鉄道を使うそうです。おかげで全国各地の駅で切符を買い求める人が列を作って並んでいるのですが、数時間から数日かかる事もあるとか。おまけに、切符販売員が自分の縁故のある人には有利に販売しているのではないかという疑いもあり、相当人民の不満がたまっているとの事。
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