MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

陶工房 「夢紅」 

2007-05-31 23:37:00 | 奄美-お店・食事
P5310244今日は、ブログを通じてお友達になったtokorinさんとドライブ(^^)

ランチは、笠利にある「夢紅」で。
以前から行きたいと思っていたお店だが、なかなか行くことができなかった。

と、いうのも、ここはカフェであると同時に「陶工房」。色々な陶器が店内にあると聞いていたので、子連れではハラハラし通しになるのではないかと思って...。
我が坊主も、だいぶ日本語が通じるようになり、少しは聞きわけというのも出てきたので、大丈夫かな...と。
tokorinさんの赤ちゃんは、まだじーっとおりこうさんに動かない時期だし、お姉ちゃん達は幼稚園と学校(^^)v

私が撮った写真は上の1枚だけ...
夢紅ホームページに、奄美の写真家・別府亮さんの撮影した素敵な写真がたくさんあるので、そちらをどうぞ。

陶芸家であるご主人にはお会いできなかったけれど、HPを見ると昨日から鹿児島で展示会のようだから、そちらにいらしているのかしら?

お店は、素敵なマダムが1人で切り盛りされている。だから、時間を急く人にはこのお店は向かない。
ゆったり、のんびり、お店の雰囲気を味わって、陶芸の作品を眺めたり、のんびりおしゃべりしたり、外のガジュマルの大木にかけられたブランコで遊んだり、目の前の海を眺めたり...。
そういうふうに過ごしながら、お料理を待つのがふさわしい、そんなお店。

途中で、お料理を作っていらしたマダムが外に出られてしまった...そう思っていたら、手に自家製のハーブをたくさん摘んで戻ってこられて。

あー、つい先日行ったファミレスでは、「子ども用のお皿を下さい。」と頼んで1分持ってこないだけで、またあのブザーを鳴らしちゃったよなぁ...
こんなゆったりと待つ、というのを忘れている日常の中、ほっとしたひととき。

いただいたのは、カルボナーラオムレツ。ふふ、なんだかわからないでしょう。パスタ?オムレツ?わからなくて尋ねちゃいました。おいしかったですよ!tokorinさんの選んだ今日のおススメ(だっけ?)パスタもおいしそうだったなぁ。



ここでは、時々野外のボサノバライブが行われる。

前回は、4月。夫に子どもを預ける算段も整え、張り切って予約していたのだが、当日雨で...
雨天決行だけれど、もしかしたら場所がここでなく、もっと北の方にある体育館になるかもしれないと聞き、涙を呑んでキャンセル。だって、ここの野外でやるからこそ、行きたかったんだもの。
(でも、結局お店でライブがあったそうで。ああ、ついてない...)

この次は、7月16日(海の日)にまたサパトスのライブがあるそうで。
『サパトス』というのは、ボサノバギタリストの木村純氏とサックス奏者三四朗氏のユニット。
木村氏のHPはこちら。←ここの7月のスケジュールに載ってます。

行けるかな~


雨上がり

2007-05-30 16:52:40 | 奄美-自然
生きる!

30may10

どしゃぶりの昨日から一夜明け、今日は太陽が顔を出した。
子ども達と一緒に、家の周りを歩いてみる。
30may1 30may7

蝶は、蜜を求めて忙しい。

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バッタだって、餌探しに懸命だ。

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トンボはあちこちで求愛中。
梅雨の合間のお日様を求めて、色々な生き物が繰り出している。

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人はなぜ、自ら死を選ぶのか。



「潔い」ということの、本当の意味。
つらくても、つらくても、つらくても、「生きる」ということ。

どうやって子ども達に伝えていけばよいのか。















雨無し入梅

2007-05-27 05:41:02 | 奄美-自然
Ohama1_4昨日、奄美地方の入梅宣言があった。

1951年からの観測史上、1951年・2000年と並び最も遅い梅雨入り。
(→南日本新聞






晴れた大浜の写真を撮った25日の夕方から夜にかけて、雨が降った。

しかし、昨日26日は朝起きてからは、雨は全く降らず。降らないどころか、朝方の曇りが昼間は晴れに。晴れの日の入梅宣言っていうのもなぁ...という感じだが、これ以上遅くなってしまうと、宣言を出すタイミングを逸してしまいそうで、雨の直後に急いで出した?!

写真は、25日の青空に映えた大浜のデイゴ。この木は盛りを過ぎて、木の下に広がる花びらが美しかった。

Ohama2_3

Ohama3_2

これから先の予報も、「曇り時々雨」が多く一日中雨!という予報の出ている日はこの先1週間は無い。
カラ梅雨なのかなぁ~ 水不足が心配だ。
昨年の梅雨は本当にひどい雨が続き、我が家は雨漏りしたんだっけ...それも困る。

希望としては、1日中雨の翌日快晴、を繰り返していただけるとよろしいかと。水不足にもならず、洗濯物を乾かすのがなんとかなりそうで...もっと贅沢を言えば、夜中に土砂降り、朝快晴、これ最高だな~。

とかなんとか、勝手なことを書いていると、多分全然希望はきいてもらえずに土砂降りが延々続き、その後晴れが続き過ぎててせっかくの豪雨が台無しの水不足、なんてことになるんだろうなぁ。

...と、書くと、またその反対になるかも。
...なんて書くと、またまたその反対になるかも。

ここらでやめまーす(^^;



大浜晴れた

2007-05-25 16:05:00 | 奄美-自然
Ohama1_2

今日は天気予報では曇り。そして朝、娘が登校することは本当に曇り空だったのに、どんどんお日様が!
昨日も晴れたが、梅雨入り前の最後の晴れかもしれないと思うと、主婦魂が燃えてつい家事にいそしんでしまった。でも、またまた予定外の晴れだ。
今日こそ、こんなにいいお天気もしばらく拝めないかも、と出かけた大浜海岸。

アダンと海、いつ見てもなんて素敵な取り合わせなんでしょう。
Ohama2_2 Ohama3_1

それにしても、いつになったら梅雨になるのだろう。今日は天気予報では曇りだったが、この晴れ。そして、明日もまだ雨は降らないらしい。日曜日には一応雨マークもついているけれど、ここのところ雨の予報ははずれることが多い。
いつもなら、日曜は雨降らないでほしいなどと自分勝手に思うものの、ここまでくると心配になってくる。いよいよ、記録的に梅雨入りの遅い変な年になってしまいそうだ。

私が奄美に来てから、何かおかしい。台風は全然こないし、去年は雨の多い奄美が雨乞いする状態だし、初めて見たショチョガマは反対に倒れちゃったし...そして、今年は梅雨が来ない。

-水不足は?
-海水の温度上昇が与える影響は?
  (サンゴは?そして魚たちは?)

空気はかなり湿気を帯びて重くはなっている感じだけれど...。
やっぱり冬は寒く、夏は暑く、梅雨には雨、というのがないといけないんだろうな、と思う。

Ohama4

遠足の子供達。これは素直に、「晴れて良かったね!」


梅雨入りはまだ...

2007-05-23 12:33:24 | 我が家の出来事
22may6家族一同元気だったものの、気づけば一週間ぶりの更新~

普通ならとっくに梅雨入りしているこの時期、「奄美らしくない」すがすがしい天候が続いている。晴れているものの、木陰では半袖では肌寒く感じるくらい。

そんな良い天気の毎日なのに、海に遊びに行くこともできずフラストレーションたまり気味。
昨日は、車で10分もかからないスーパーに行こうと長男を乗せて出発したところ、すぐに寝てしまった。起こすのも忍びないので(という口実で)そのままドライブ!だって、海の色があまりに綺麗だったのだもの。
ああ、でも出発したらコンデジすら持っていなかった。(ので、車内に置きっぱなしになっていたビデオカメラでの撮影。)
※すべてクリックで拡大します

22may2 22may7

15日の記事で「梅雨入り目前」などと書いて、翌16日に沖縄地方は梅雨入りしたが、奄美地方はまだ梅雨入りしていない。前に書いたとおり、奄美の梅雨入りの平均日は5月10日。明後日から予報は雨だが、最近では一番梅雨入りの遅かった2000年の5月26日並み。

22may1 

22may0入梅しないものの、植物の季節は確実に進んでいる。
先週末、夫の実家から荷物が来た。手作りの味噌のほか、庭先で取れたビワと青梅、、畑で取れたジャガイモにニンニク、そしてラッキョウ。
私をよく知る私の親からはこういうものは届かないが(もっとも、実家では収穫することもできないわけだが)、夫方はまだ少し幻想が...(^^;

しかし、幻想に終わらせてはもったいない。土日に手をつけられずにいたら、青梅が黄梅になりつつある!たいへん!
昼間は長男の相手でゆっくり青梅を洗って選別したり、ラッキョウの皮むきをしたりできないので、夜な夜な台所でゴソゴソ...

昨晩、ラッキョウ漬けも終わって作業終了!ばんざーい?

22may5_1 22may8_1 ああ~気持ちいいなぁ~

22may3

そろそろ坊主もお目覚め、帰らなくては...。
ゆっくり海で遊ぶのは梅雨明けまでお預けかな。


17日のニッポン旅x旅ショー

2007-05-16 08:58:34 | 奄美-あれこれ
明日17日(木)の『ニッポン旅x旅ショー』は奄美大島対決!
全国日本テレビ系列、夜9時からです。

番組次回予告はこちら

これはどっちの料理ショーの後番組で、同じような作りの旅対決...。

藤井隆のプランはアドベンチャーツアーということで、自然満喫のプランのようだ。マングローブカヌーもあるようで、「奄美 マングローブ原生林 写真巡り」さんにその様子が載っている。

対する三宅裕司はスローライフツアーということで、こちらは大島紬、シマ唄といった文化面の体験が多そう。一つ前の記事のコメント欄で、てふてふさんがシマ唄編の内容に触れられている。

ともに、食べ物の紹介などもありそうで、何が取り上げられるのか興味深い。実際に住んでいると、「リゾートホテル」(三宅祐司プラン)なんて泊まることもないし、知らないことも多そう~

約1時間、まるまる奄美の旅の楽しさを伝えてくれそうで、楽しみだ☆









梅雨入り目前...

2007-05-15 18:05:56 | 奄美-自然
Konronka1

咲き誇るコンロンカ。

奄美の梅雨を代表するこの花も盛りと迎えている。そろそろ梅雨入り?
Konronka2「咲き誇る」と書いたが、コンロンカの白い部分は花でなく、アジサイと同じくガクの部分だそうで、お花はこの黄色い部分。(ちょいボケ気味)

とってもかわいらしい、お星様。

コンロンカは、この白いガクを中国の崑崙山の山頂に積もる白い雪に見立てた名前...と、いうのは色々なサイトに出ているので、間違いないだろう。

しかし、あまりにどこもかしこも「崑崙山の白い雪に見立てて...」とあるのであまのじゃくな私は、ふと思う。
このコンロンカ族は奄美で咲き誇っていることからもわかる通り、アジア・アフリカの熱帯亜熱帯に分布するものだそうだ。亜熱帯の花を雪に見立てて...というのがとても不思議だなぁ。

そこで、崑崙山はどこなのか?と思って調べてみると、無い。
いやいや、中国西部、チベットとの境に6~7000メートル級の山が連なる崑崙山脈というのはある。だが、崑崙山という山は実際には無く、『崑崙山』は伝説上の山で、仙人が住んでいるという...

こちらのページが詳しかった。

西戎(せいじゅう)にあるとされた土地や山、また丘や塔の呼称で伝説上の聖地。
日月の沈む場所としての、西の果ての象徴。西王母や黄帝などの神仙が住むとされた。
  (中略)
さらに崑崙が世界の中心にあって頂上で北極星や北斗七星と繋がっており、星々を回転させているともされていたようだ。



なになに、北極星・北斗七星と繋がっている?
これを読んで、ガクの白い部分だけでなく、ひょっとしてこの黄色い花もコンロンカの命名に一役買っているのではないかと思った。
美しく敷き詰められた純白の世界の上にきらめく星。この花を見た人は、伝説の山「崑崙」をイメージしたんじゃないかしらー。

...などと、いくら考えても正解などないのに、古(いにしえ)の世界に思いを馳せるー。



さて、水溜りに目をやると、たくさんのおたまじゃくし。
そろそろ足も出て、旅立ちの準備中。

Otamajakushi1 Otamajakushi2

実は、この水溜り、駐車場にできた正真正銘(?!)ただの水溜り。晴れが3日も続けば干上がりそうな...
しかし、明日の午後あたりから奄美は当分雨の予報だ。これなら、無事みんなカエルになれるかな。

奄美の梅雨入りの平年値は5月10日。今年はだいぶ遅い。早く梅雨になるのは嫌だが、梅雨明けが遅くなるのも嫌だ。

でも、こちらのサイトを見ると、2000年などは梅雨入りがなんと5月26日と平年より2週間以上遅いのに、梅雨明けは平年の6月28日の1週間も早い6月21日。ということは、なんと3週間も梅雨が短かったということになる。このパターンがいいなぁ~? 
しかし、水不足も困る。また雨乞いするようなことになったら一大事だ。

...と、まあ、今年も誠に自分勝手なことを言っているのであるが (^^;

さあ、今年の梅雨は?



じゃんけん...

2007-05-13 16:37:04 | 奄美-自然
ぽん!

Janken1

あいこ!
さあ、次はあなたもご一緒に!

あいこで...しょ!  (←「しょ」をクリック)



      勝った??


遊んでいて、お花の名前を見てくるのを忘れてしまいました。
ばしゃ山村にて。

==========================
(追記)

コメント欄で教えていただきました。
  ウコンラッパバナ、別名 ゴールデンカップ

だそうです!



加計呂麻の浜辺にて

2007-05-10 09:08:36 | 奄美-あれこれ
Tokuhama2

加計呂麻島の南東の浜、「徳浜海岸」→地図はこちら 
地元では徳浜→「ドゥッカマ」と呼ぶそうだ。

大きく潮の引いた浜は、砂の紋が素晴らしい。
砂に風が作るのは風紋、波紋は水面にできるものだし...。こうして波が作る砂の紋はなんと呼ぶのだろう?

自然が織りなすものの美しさといったら!

Tokuhama1

かなり遠くまで引いているので、何か獲っている人もいた。下の写真の三角の岩のあたりに、2人写っているのがご覧いただけるだろうか。背負った籠には大きな貝がたくさん。シャコ貝とそれからなんだったっけ...目に美しいだけでなく、たくさんの恵みも与えてくれる海。

Tokuhama8

潮溜りの生き物を見るのは、いつも楽しい!

Tokuhama5 Tokuhama4

Tokuhama6 Tokuhama7

加計呂麻島は、寅さんシリーズの最終作、『男はつらいよ 寅次郎紅の花』のロケ地があちこちにある。前回までの於斉、諸鈍もだが、この徳浜もそのひとつ。
映画では、諸鈍のリリーさんの家の前の浜ということになっているが、実際にはくねくねと細い山道を車で越えなければならない。

吉岡秀隆演じる満男君が、後藤久美子演じる泉ちゃんに愛を告白するところを、寅さんとリリーさんが温かく見守るシーン。

Tokuhama3
なぜなの?!
わけを言って!!

...


ご覧になった人しかわかりませんね(^^;
映画には、こんな岩はありませんでしたが。


映画はもう12年も前なので、浜の様子はだいぶ変わっていた。美しい砂浜だが、その砂も台風でだいぶ減ってしまったらしい。

以前はこんな看板があったというのをどこかのサイトで見つけたが、今回はこれもなかった。浜の別の場所にあるのかな?台風で飛んでいっちゃったのかな?

でも、そうして映画と同じ場所に行き、変わったところ、変わっていないところをあれこれ確認して回るのはとても楽しかった。
子供達も、この前までは四角い顔といえば「しょくぱんまん」だったのに、今では四角い顔といえば?「寅さん!」

加計呂麻島へ行かれる際には、ぜひその前に『寅次郎紅の花』をご覧になってからお出でになることをお薦めします(^^)














ガジュマルパワー

2007-05-08 15:50:23 | 奄美-自然
Gajumaru1_2手をつないだ仲良しデイゴや、看板を食べた腹ペコデイゴのすぐお隣にある於斉のガジュマルジャングルジム!

ここは、遊び出したらやめられない、止まらない。

人工のジャングルジムと違って、ここならいつまででも遊べそうな気がするほど!


Gajumaru0

木の上から、こうしていくつもの気根が垂れ下がり、悠久の時をかけて地面に突き刺さり、太さを増す。

1本の木の、もともとの幹はどれだったのか、今となってはわからないほどに、幾重にも絡まり巻きつき...
それで全くゆるぎなく力強く根付いている。

『ガジュマル』という名前は、沖縄の方言「絡まる(がまる)」から生まれたそうだ。
そしてこのガジュマルは『絞め殺しの木』という物騒な別名も持っている。

他の木の樹上で発芽し、その木に寄生しながら育っていくガジュマル。そして、上の写真のような気根を垂らし、太くなり、絡まり続けて、ついには元の植物をすっかり覆ってしまい、枯らしてしまう。文字通り「絞め殺し」てしまうのだ。
ものすごいパワーの持ち主、ガジュマル...。

Gajumaru4その上、デイゴ同様に再生機能も発達しているようで、このようにどちらが元なのかわからない枝が。
傷口にぴったり入ってしまい、そこが覆われてしまったのか、まるでおあつらえ向きの取っ手のようだ。

この取っ手、体重50kg(±20%誤差あり)の私がぶらさがっても大丈夫!ビクともしない。

樹上には、太いロープが結ばれていて、そのロープにぶら下がってブランコ遊びをしたり、ターザンごっこをしたり...

Gajumaru2私もやってみた。

これがめちゃめちゃコワイ!
コワイから面白い!

ア~アァァァ~



飛び降りる踏ん切りがなかなかつかない。
心を決めて、エイ!っとお尻を枝から離す。大人の体重では、すごい高さまで上がる(ように感じる)。そして揺れ戻るときに、もといた枝に頭を打ち付けるのではないかと怖くなるのだが、振り返る余裕すら無い。

いくら下から冷静に「物理的に、元の枝にぶつかることはあり得ないんだから!」と声援(?)を受けても、背中を向けたまま猛スピードで木に向かっていくときの恐怖...

ああ、もう一度やりたい~

Gajumaru3


大人も次々挑戦し、夢中で遊んでいると、網に小猿が4匹かかっていた...。(?!)


大人だって楽しいこの於斉のガジュマル。
お子様連れには絶対のお薦めです!

そして、観光で回られる際には、ここで結構時間を使ってしまうことを計算に入れておきましょう!