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ハンダマは、「与論じゃパンダマ」から

2010-08-15 11:32:52 | 名前・地名・語源
Hanadama_2前に、ハンダマの挿し木が容易にできる記事を書きましたが、その後我が家の根つきハンダマ君は、パックされたハンダマ一把とともに、宅急便で埼玉の秩父に送られました。

なぜ秩父に?!
秩父には、カフェあまんゆさんがあります。
このカフェは、「奄美の島々の楽しみ方」や「ムンユスィ」などの著者、山川さらさんが今年オープンされたと~っても奄美なカフェ。私はまだ行ったことないけれど、とっても素敵なカフェに間違いなしのところなので、今から帰省時の訪問を楽しみにしていくところ。

そんな我が家のハンダマは、クールでもない通常の宅急便で数日かけて秩父に送られたというのにもかからわらず、元気に到着し、あちらで「つよし君」という名前もいただいて、かわいがってもらってます。

そんなさらさんの「与論じゃパンダマ」というエントリー。奄美では「ハンダマ」と言われている水前寺菜、与論島では「パンダマ」なんですね。
久々に検索心が刺激されて、色々見てみました。

こちらのサイトによれば、喜界島では「ファンタマー」です。

で、こちらでは、沖永良部では別名「ヌブシサギ」とありました。ヌブシ=のぼせ、サギ=下げ で、つまりは血圧を下げるってことなんですね。

そして、そんな水前寺草、金時草とも言われるハンダマの呼び名をまとめたサイトがありました。
金時草の呼び名と由来

沖縄県の中に奄美大島・奄美諸島が入っていたりしますし、アリガトウの方言も奄美のところはホントかなぁという部分もあるので、どこまで正しいのかちょっとギモンなところもありますが、面白いですね。

ハンダマの由来というのも、シロダモににている赤い葉っぱなので紅(フォン)のダモ、ハンダモ⇒ハンダマ っていうのもなるほど~って。なんで丸くもないのに「ダマ」っていうか、ちょっと不思議だたんですよね~

鹿児島県のホームページのこちらには、ハンダマの語源は春玉だろう、と書かれています。
県のHPで「ハンダマ」だから、鹿児島全般はやはりハンダマが主流なんでしょうが、このハンダマ←ハルタマ 説ってどうかしら。
ハルタマ(春玉)のほうが、ファンダモからの訛りのような気がしますけど... (気がするだけです^^;)

それにしても、方言名というのはもはや風前の灯ですね。人の行き来もあまりに激しく、テレビなどのメディアでどんどん統一され、もともと地元にお住まいのお年寄り調査っていうのを急いでやらないと、もうわからなくなってしまう気がします。

ハンダマについても、上記リンクしたところ以外はあまり見つけられなくて、既に喜界島のファンタマも廃れ、文化的には与論寄りの沖永良部でも「ハンダマ」になっているのではないでしょうか。
ご存知でしたら、コメント欄にぜひ。

前に、にがうりの奄美での方言名について書いたことがありましたが、最近じゃ、奄美でも若い人は地元の人でも「ゴーヤ」というし、もうすぐ全国「ゴーヤ」で統一されそうな勢いですしね~



さて、トップ画像は最近茎だけ挿しておいたハンダマです。短い茎だけなのに、この生命力!
秩父地方でのハンダマの呼び名は、そのうち「つよし君」になるかもしれません

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※パソコンを新しくしました。只今色々設定中。
古いパソコンからのエントリーはこれが最後になります。
ここ2-3日、メールの返信やコメントバックが遅れたらすみません。



今夜はNHK 『SONGS』

2010-08-04 11:10:37 | 奄美-見る・遊ぶ
今日、8月4日の夜10:55、NHK総合の『SONGS』はTUBEが奄美大島で歌ってくれます!

Ws000020
 ↑
番組HPより

楽しみ~
TUBEといえば、「あー夏休み」!
私の場合は、この「あー」は下向きの矢印がついてますが(^^;
朝から晩まで喧嘩してるし、昼ご飯はみんな違うものを食べたがるし...

でも、そんな中、7月末は観察の森のホタル見学、そして奄美まつりと夏休みらしく過ごしてもいます。
ホタル見学では、今回も光るキノコ・天の川・流れ星まで見ることができました。(→2年前の記事

こちらは、奄美まつりの花火大会。

2010hanabi2

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2010hanabi4 2010hanabi6

2010hanabi5この花火大会、基本は御殿浜(うどんばま)公園で見ることなんですが、我が家は昨年はウェストコート奄美(ホテル)のビアガーデンで見ました。
ビアガーデンでビール片手に見られるという点ではポイント高いのですが、あそこは花火の日だけ、お値段が高くなります

で、今年はダイエーの屋上に行ってみました。
ダイエーの屋上は、早めに行かないと場所が取れないのが難です(今回我が家は5時過ぎに出ました。6時過ぎには屋上は全て埋まっていました。)が、5時過ぎに車を停めて、食料品売り場で食べ物を買い込んだりしているとあっと言う間に時間は経ち、8時の花火開始までの明るい時間に広げたシートの上で夕飯を食べる...という作戦でバッチリでした。途中足りなくなったら、また下の階に飲食物買いに行けるし。

花火は金網越しになっちゃうんですけどネ...

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土曜日は舟漕ぎ大会がメインの日。
私はみんなに「舟漕ぎやりそう」なタイプに見えるらしいのですが、これと瀬戸内のシーカヤックマラソンは参加はできないなあ...
昔、会社でレガッタ大会があり、大会そのものは楽しかったものの、漕ぐこと事体は練習も含めてとっても辛かったので思い出しちゃうんですよねー。レガッタもかなり辛かったですが、舟漕ぎはどう見てももっと辛いに違いない... まあ、その辛さを乗り越えて、充実感+爽快感があるのでしょうが

なので、土曜日はパスして、日曜日。
日曜日はパレードと八月踊りでした。

Parade

Parade_1_2

Parade_2

Parade_3

昔からの奄美まつりを知っている地元の人たちは、「奄美まつりのパレードは昔はもっともっとすごかった...」とおっしゃるのですが、よそ者からしたら十分それぞれに趣向を凝らして賑わっているパレードに見えました。
昔はもっとすごかったとは、どれほどだったんでしょうね。見てみたかったなぁ...

以上、あー夏休み中間報告でしたッ(`-´)ゝ