MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

芋たこなんきん おわびと訂正

2006-12-27 01:57:23 | 奄美-あれこれ
先日ご紹介した「芋たこなんきん」を奄美情報いっぱいの期待でご覧になった皆様へ。
申し訳ございません!と私が謝るのもナンですが...
あれは本物の奄美の方言ではありません。奄美の人の設定であったツネさんを演じたのは、石井トミコさん。この方、奄美のご出身でもなんでもなく、大阪出身。
そして、話されていたのも、語尾に「xxxっちょ」と奄美の人が使うものが入ったりはしていましたが、なんとなく沖縄のイントネーションのようなのが入ったような標準語で、奄美の難しい島口とは全然違うものでした。
新聞の受け売りでご紹介してしまったのですが、実際の奄美の方言はあのようなものではありませんので!
やはり実際に、この奄美の島口をオンエアするのは、相当難しいのでしょうね。

でも、紹介されていた奄美の特産品が素晴らしいのは、本当ですよ!

以上、おわびと訂正でした~


奄美 ぽんかん

2006-12-26 23:33:00 | 奄美-おみやげ
Ponkan_1
お久しぶりです!私の実家に寄生もとい、帰省しています。いや、帰省もとい、寄生が正しいです...。
そんなわけで、しばらくは「おみやげシリーズ」をお届けしたいと思います。

えー、このブログを見ている私のお友達の皆様、「うちにはこんなお土産は来なかった!」「こっちの方がよかったのにぃ」「これ、あんまり良くなかった」と思われるかもしれません。そのようなクレームは、どしどしお寄せ下さい。次回善処させていただきます、ホント!

さて、第一弾は、この時期の奄美フルーツいちおし「ぽんかん」!
年が明けてしばらくすると、以前今年始めにお届けした「たんかん」がお勧めとなるのですが、今ならば「ぽんかん」!これまた、とてもおいしい柑橘類。
「インドアッサム地方が原産で中国に伝わり、台湾に18世紀末に伝わりました。日本には明治29年に台湾から鹿児島県に苗木を導入して栽培が始まりました。」(奄美のくだもの専門店やっちゃばの説明書きより)
温州みかんより一回り大きい。

買ったお店は、ご紹介した「やっちゃば」さん。いえ、奄美にはいくらでもおいしい果物屋さんがあるし、安いお店もあるのだ。けれど、今年はまだぽんかんを買っていなかったので、お味のほどがわからないし、どこで買おうかなぁと迷っているとき頼りになるお店。「やっちゃばさんが勧めてくれるなら大丈夫!」という安心感がある。今回もたくさん試食させていただいて、購入。

ただ甘いだけでなくて酸味もさわやかな「ぽんかん」いかがでしょう?



島ラジオ デイ!のHP刷新

2006-12-21 02:29:07 | 奄美-あれこれ
Ws000004当ブログの左サイドバーにリンクの張ってある島ラジオ、デイ!のホームページが先日、新しくなりました!(クリスマスケーキの応募締め切り前にアップしようと思ったのですが、間に合わなかった~)

デイ!は来春の開局を目指している、奄美市のローカルFM局。

島口の語りやシマウタが流れるのはもちろんのこと、
たとえば○○商店街の売り出し情報とか・・・
交通情報で○○通りが渋滞しているとか・・・
○○町のお祭りがどうしたこうしたとか・・・
この島で暮らす僕たちにとって、ごくごく身近な情報がいつでも聴けるラジオ。

(デイ!のHPより。詳しくは→こちら

ずっと前に書いたことがあるのだが、奄美大島で聞けるFM局は、NHK FMのみ。もちろん、AMも聴ける局は限られているし、どれも受信状況が良いわけでもない。そんなわけで、奄美に来てからラジオを聞く機会はすっかり減ってしまった。
以前は車で走っているときなどは、FMをかけたりしたものだけれど...

先日、奄美市内で大きな火事があったのだが、夜中にけたたましくサイレンが鳴っているものの、どこかわからない。翌朝の地元紙には間に合わなくて何も載っておらず、全国ニュースで見て、「近く?」と連絡してきた人にも、午前中はちゃんと伝えられることもできず。その後、火事に遭われた方への物品の寄付を募ったりというのが近くの公園であったそうなのだが、知らなかった。知っていれば少しでも何かできたかもしれないのに。ああ、こんな時、ラジオがあったらなぁ...

また、ラジオの活躍が期待されるのは、台風時。
どこの道路が寸断されているとか、そういった細かい情報がリアルタイムで入ってくることを期待している。

そして、そういった報道ばかりでなく、私の楽しみは島唄?
色々な島唄を聴いてみたいし、その歴史的背景も説明してもらったりなど「島唄アワー♪」...
それから、島口(方言)講座でヒアリングとか、ラジオならではの企画...

などなど、期待はつきない。

そんな期待を込めて、賛助会員になっている。会員募集については、こちら

ただ、残念なのは、HPを見ると、こういったコミュニティFMは、『原則として1つの市区町村の中だけがエリアになるように決められている』とのこと。え?!そうなの?!奄美市は90%カバーされ、次年度は100%目標だそうだが、『龍郷町はできるだけエリアにかからないように、アンテナの方向を調整しなければいけません。』
笠利も奄美市であるのに、龍郷町だけ飛ばすとは、そんなことができるのか、よく仕組がわからないけれど、ニュース内容はもちろん、奄美大島・加計呂麻全部で聴けるようになったらいいのに!こればっかりは、法的な問題なので、デイ!さんにはどうすることもできないのかもしれないけれど...(『将来的には、奄美大島全域で聞けるように、方法を考えているところです。』←デイ! HPより)

ダメな場合は、ダメな場合は...市町村合併しかない?!

新しくなったHPでは、ラジオ開局に先駆けて島の予定表や、掲示板の口コミ情報も載っている。これなら、もちろん島内誰でもどころか、全世界中から見ることができるわけで...
どちらにも、外部から書き込みできるので、多くの人が情報を寄せて充実してほしいものだ。

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追記(12月28日)

その後の手続きによって、龍郷町はカバーされそうな見通しだそうです。詳しくはデイ!のHPをご覧下さい。


21-22日の『芋たこなんきん』! 

2006-12-19 19:03:48 | 奄美-あれこれ
~緊急告知!!~

Ws000002_1今朝の地元紙(南海日日)に載っていましたが、12月21-22日(明後日からの2日間)、NHK朝の連続ドラマ小説「芋たこなんきん」で、奄美の島口(方言)やシマジューリ(島の郷土料理)が出てくるそうです!




関西奄美会の方々もエキストラ出演されるとか。

見逃してしまっても、土曜日にBS放送で、まとめて1週間見られますので、懐かしい島口を聞きたい方、奄美の方言ってどんなの?!と興味のある方、ぜひどうぞ!
それでも見逃してしまった方、1月8日からは夜にもBSでオンエアが始まるそうです。(詳しくは番組HP

奄美=鹿児島、とご存知の方、鹿児島本土の方言とは全く違います。(なんとなく、鹿児島=西郷さん=「おいどんは...ごわす」と思われる方が多いようで。この鹿児島弁の認識事体もも間違っているような...)
そして、奄美の中でも、シマごとにまた島口が少しずつ違います。この場合のシマはislandの島でなく、集落と言う意味でのシマです。ちなみに、出演される関西奄美会の会長さんは、笠利の出身。他の方のことは新聞には書いてありませんでした。
でも、本当に島口だけで話されたら、多分全国の視聴者は全くわからないはず。かくいう私も未だに外国語状態です。
ドラマでは、少し標準語っぽくなるのか、字幕スーパーが出るのか、どんなのかしら。

島の人が聞くと、関西奄美会の島口はもちろん本物でしょうが、島出身の設定である俳優さんの島口の違いなんかも気になるかもしれないですね!

また、奄美=沖縄と誤解されている方、もちろん沖縄言葉とも違います(影響は受けている部分もあると思いますが)

これまでも、話の端々に奄美の話題が上っていた(ヤギ汁の話などなど)のですが、奄美に関係する場面については、この関西奄美会の方達がアドバイスされていたそうです。

先週土曜日は、奄美の鶏飯(けいはん)もレシピまで詳しく解説されており、おぉぉ!と思いました。 
『芋たこなんきん』のホームページには、その鶏飯のレシピもアップされています。(→こちら
放送直後には載っていなかったのですが、12月18日(昨日)アップされていました?「うまいもん手帖 その1」です。

島の方、ご自宅のレシピと比べていかがでしょう?

と、いうわけで、緊急告知でした~!

※追記:はまさんのブログにも情報があります


タラソ 奄美の竜宮

2006-12-13 03:15:17 | 奄美-見る・遊ぶ
Pc101707今度の土曜、12月16日にオープンする「タラソ 奄美の竜宮」のオープン前の無料体験に行ってきた (^-^)

中にレストランもあるが、開店はオープン後。無料期間中は薬草茶の提供はあって、お茶をしながら過ごすことはできる。
明日14日まで無料体験ができるが、奄美市の地区別の開放のようなので、事前に問い合わせを。(Tel. 0997-55-6211)

ひとつ前のエントリーにもある、奄美市の大浜海岸、奄美海洋展示館(水族館)のすぐお隣にできたタラソテラピーの施設だ。
タラソテラピーとは、海洋療法のこと。thalasa=「海」(ギリシャ語)+therapeia=「療法」(仏語)の造語だそうで、海の恵み(景観・海水・海藻泥など)を活かした自然療法のこと。今流行りですねぇ。

まず、お断りしておかねばならないのは、なにぶんオープン前のお試し期間。こちらもお試しだが、スタッフも様々な状況に対応すべく「お試し中」なのだろう。まだ同じ質問に対して、スタッフによって対応が違ったりしているような状態だったので、今後も変更点があるかもしれない。細かい点については、事前に電話や受付で確認をお願いします~!

また、我が家が次に行く機会は当分無いと思われるので、実際に行かれた方、「ここはこうなっていたよ~」とコメントで教えて下されば、随時改訂していきたいと思います。

Taraso奄美市名瀬大字小宿716番地
(大浜海洋展示館隣り)
℡ 0997-55-6211

さて、この施設のホームページは→こちらだが、これまたまだ発展途上という感じなので、もらったリーフレットなどを参考にご案内。

●一般利用 大人(13歳以上) 1回 1,000円 
  (1ヶ月パスポート7,000円)
●小人(3歳~12歳) 1回 500円 (パスポートは無し)
3歳未満はプールには入場できない。(→後述)
※ただし、レストランや、畳の休憩室は可能。

●年中無休 (年数回のメンテナンス時除く)
 10:00~22:00 (レストランは21時まで)

また、水着のレンタルが男女各300円、バスタオルとバスローブのセットのレンタルが200円なので、出張などで来て、水着が無い!という人が飛び込みで行くことも可。

●回数券
10枚  9,000円 ・30枚 26,000円・ 60枚 50,000円 ・ 120枚 96,000円
   
●会員利用(大人) 1ヶ月 5,000円・年間(一括払い) 55,000円
●夫婦会員 (一括払い) 99,000円

この会員利用というのは、文字通り会員となって(入会金は無し)、5,000円を継続して(銀行引き落としなどで)支払うということ。1ヶ月パスポートの7000円は、発効日から限定1ヶ月ということだそうだ。

上記の価格についてや、営業日・営業時間ってとても大事な要素だと思うのだが、電話番号も含めHPの中の「アクセス」の中に入っているのでみつけにくい。島外の人が使うことも多いだろうから、ぜひHPの充実をお願いしたいところ...。

そのほか、会員の料金や、それぞれのトリートメントのコースについてなど、詳しい料金はHP内のこちらこちら
(ハァ~ 私なんぞは、永遠に使う機会がなさそうな...)



さあ、ここから体験記

受付を済まし、ロッカーの鍵をもらって更衣室へ。

Pc101703 Pc101702 Pc101704

こんな感じで、新しいせいもあるが、とても良い雰囲気。更衣室内にトイレ・シャワーもあり、また使用後の水着の脱水機(無料)もあった。(ただし、この脱水機の横にあったビニール袋はいらないなぁ。経費のムダのような。みんな水着を入れて帰る袋くらい持ってきましょう!)
お化粧は、ダメ。私も顔を水につけないのだからいいかな~とメイクそのままで出かけたけれど、やはりダメなので化粧室で落とす。クレンジングクリームがちゃんと置いてあるので... ここを出た後、またお化粧しなければいけない方は、お化粧品の持参をお忘れなく!
ネックレスやピアスも忘れずはずしましょう。
ドライヤー(無料)もあり。

Pc101706着替えが終わると、目の前の大浜海岸を眺めながら、「きょら海プール」へ向かう。

Pc101705こんなリラクゼーションルームも。

いきなり、リラックスしている娘達。おいおい~ここはお子ちゃまがリラックスする場所じゃないの。だいたいあなた達ゃ、いつもリラックスしてるじゃない~


と、受付でカメラの持込&撮影を許可してもらったのだが、プールに入ると「水着のお客さまばかりですので、撮影はご遠慮下さい。」と。受付で許可をもらったことを伝え、「家族だけ写してもだめですか?」と質問してみたが、「確認してくる」とのことだったので、そこまでして撮影したいというほどでもなかったので、すぐ横のトレーニングルームで見ていた夫にカメラをパス。(でも、昨日の地方紙には、水着姿のお客さんが思いっきり写っていたけど!)
そんなわけで、これ以降の写真はありません。

プールと、いっても基本はあくまでもタラソテラピー用の多機能施設。HPのこちらで「きゅら海プール」をクリック&拡大してみて下さい。くねくねと水路を通りつつ、体の各部にバブルを受けてアクアジムを目指す。ここが一番広くて(確か長さ17m)子供の居場所はここしか無い、という感じ。

普通のプールのようにがつがつ泳ぐというよりは、軽く泳いだり歩いたり...ビート板と長い浮き具みたいなのを好きなように使ってよいが、自宅から遊具(ビーチボールなど)はもってきてはダメ。
ここはあくまでも、ゆったりとタラソテラピーするところなのだ。
プールサイドで無料のミネラルウォーターもいただけた。

男連を待たせているので、遊んだのは1時間半くらい...短かったけれどこの日はタダだし。というわけで、体験談というほどでもないけれど中の雰囲気だけちらりとお届けしてみました。

この短い時間だが、私は1時間半プールの中を歩き回っていたので、かなり疲れた。が、心地よい疲れ。体もぽかぽかして、なんだかとても気持ちよかった。
しかし、なんといっても1回1,000円である。この日のような使い方ではもったいなさすぎるし、小さい子連れではなぁ。サウナとか外の泡プールとかも入ってみたかったが、この日はできず。

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ここから先は子連れの方のご参考になれば...

上の方に記したとおり、子供は3歳以上が条件。

特に記されていないが詳しく尋ねると、3歳以上のおむつの取れたという条件つき。まあ、それはこういう施設であるので当然ともいえるのだが、では、「おむつの取れた3歳未満」はどうかというと、これはおむつが取れていてもダメだそうだ。
つまり、子供の料金500円は、3歳未満は無料かというと、そもそも入場を許されていないのでご注意。

え~そうなのぉ?
おむつさえ取れていればいいかと思っていたので、もうすぐ2歳になる末っ子坊主のおむつを早く取るモチベーション(←親の)になるかと思ったのに敢え無く撃沈したが、実際にプールに入ってみると、確かに3歳未満は連れて来ても、親子ともどもあまり楽しめないかも...

一番広くて泳げるプールアクアジムも、上述の通り自宅からの遊具の持込は禁止。遊具のみならず、浮き輪も禁止だ。
浮き輪が持ち込めないのに、深さも130cmの長女がやっと背が立つくらいで、4歳はまったく背が立たない。

ただし、アーム浮き輪を無料で貸し出ししてくれる。このアームがあれば、4歳は大人が手を離しても沈むことはないが、浮き輪と違ってかなり心もとなかった様子。また、ビート版と長い浮きの遊具のようなものを無料で貸してくれる。4歳と8歳はそれなりに楽しんだようだが、浮き輪と違ってアームだけだとゆったりできないので、次女はかなり疲れた様子。そして足の立たない子供を動かし続ける大人もかなり疲れる。(それが良いのかもしれないが)

アーム浮き輪もしなかった(少し泳げる)長女も、ずっと肩まで入りっぱなしだったので、これまた疲れたようだが、二人とも温水プールということで珍しさもあり、「楽しかった!また来たい!」だったけれど、次女なんて、ひたすら浮いて終わっていた...。

そんなわけで、3歳未満はたとえ「来ても良い」だったとしても、あまり楽しめないし、世話をする大人もずっと抱っこが必要で楽しめなかったように思う。

では小坊主を抱えた我が家、今回はどうしたかというと、女3人(私+娘x2)プールで遊び、男2人(夫+息子)は畳の休憩室で待ってもらった。
ここは無料でゴロゴロできるので、夫婦+子供で来て、片方ずつ施設を使ってもう片方は休憩室で子守という手もありそうだ。3歳に近い子だと長時間は無理かもしれないが、逆に寝るしかすることのない赤ちゃん連れなら、連れてきて交代でくつろぐのも良いかもしれない。

カメラについてもそうだったが、オープン前ということで、まだルールが明確にスタッフに伝わっていないようだった。

実は、はじめは畳の部屋の他に、「お子さんはプール前のガラス張りのトレーニングルームで見学できますよ。」ということで、トレーニングボールで遊ばせながらプールも覗ける場所にいた。
すると別のスタッフがやってきて、「ボールには触らないで下さい。」とのことだったので、ボールはしまい、それでもプールとトレーニングルームで手を振り合ったり...

しかし、次にまたまた別のスタッフがやってきて、「こちらは会員様だけのご使用になりますので」と言われて、とうとう畳の部屋しか行く場所が無くなった次第。

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以上、今日は超ロングエントリーとなりました。ここまで読まれた方はいるのかかなり疑問ですが、ご参考まで。

我が家は次、お金払って行くのはいつの日だろう。まず1歳の坊主が3歳にならないとダメ。そしてそうなると、家族で3,500円だ。その上、小さい子供はあまりすることも無いし...

せっかく奄美に来たのに、台風の直撃に合ってしまったなどという人も(ここまでたどりつけば&営業していれば)これはこれで良い過ごし方と思う。

それに、年末年始も含め、休みが無いのが良い。(奄美海洋展示館と奄美パークも年末年始も営業しているそうだ!)
お正月に奄美に来られる観光客、帰省の皆さま、一度体験されてはいかがでしょう?
また、奄美市内でお勤めの方、夜10時までなので、お仕事の後にも来られますよ~ (そんな方は会員になるのがおすすめ)

「総事業費は約9億5千万円を見込んでいる」(昨年7月の新聞)が、つい先日の記事では10億4千万になっていた。(公共事業って、こんなアバウトな経費の見込みでよかったのか!予定経費内でおさめる、ということはしないの?!)

我が家が行ったのは週末の午後、しかも無料だったというのに混雑もしていなかった。
これだけをかけた施設、今後はたくさんのお客さんが入り、有効活用してほしいものだ。


ああ、この「竜宮」で、時を忘れてひとりで一日過ごしてみたいなぁ~ 出た後玉手箱でおばあさんにならないで、お肌つやつやになってもどってきたい...


師走、夕方の大浜海岸

2006-12-10 05:43:42 | 
Pc091711

師走だからと言って、会社のように期末の締めがあるわけでも、学校のように成績表付けがあるわけでもない。
まだ年賀状も書いていないし、特別大掃除に精を出しているわけでもないしー。
なのに、なぜだか用事の連続で...小学校行事、幼稚園入園関連、耳鼻科に、歯医者にインフルエンザの予防接種に、あとなんだっけ?
楽しいお出かけをしているヒマがない。そもそも天気も悪いことが多い最近なので、そんな気分でもないのだが。
どんなにバタバタしていても、毎週の三味線教室教室は旅行や帰省などを除けば休んだことは無い。

全然ブログで報告していなかったけれど、お稽古だけは欠かさずに行っている。家で練習することははじめに比べてめっきり減ってしまったが、徐々にレパートリーも増えてきた。とはいえ、島唄がついていかない。なにせ「行きゅんにゃ加那節」の2番までしかソラで歌えるものはないし、唄と飾り音のテクニックを入れて弾くことを同時にやると、歌が三味線につられてブレてしまう。それにどうも飾りを入れると音色がなぁ...と悩みはつきないのだけれど。

と、冒頭の写真はそんな三味線教室中の1枚。

???と思われますね?ハイ。海辺で練習しているわけではありません。(できたら気持ち良さそうだなぁ、夏なら)

三味線は集団でなく個人で習っている。それも、家族全員で三味線の先生のお宅におしかけて2時間。
最初の1時間は、私がお稽古し、その間夫が子守。次の1時間はその逆。

先生のおうちでお稽古部屋とは別に、もう一部屋お借りするというわがままをきいていただいて、そこを子供部屋に。テレビで子供番組をつけていただいているので、娘2人は全く手がかからない。ケーブルテレビの子供専用チャンネルが入るので、大喜びだ。「今日三味線??」となぜだか私達より楽しみにしているようにも見える。この2人は子供部屋、もといテレビ部屋に放置して、2時間もじっとしていない息子をお稽古をしていない方が外に連れ出してしのいでいる。

夫は息子と本屋に行ったりしてこの1時間をつぶしているようだ。私は、スーパーに行って過ごすことが多い。
しかし、息子が車の中で眠ってしまうと、起こして店に連れていくのもかわいそう(と、いうか機嫌が爆発して恐ろしい)だし、長時間駐車場に放置するわけにもいかないので、することがなーい。

で、大浜の海に行ってみた次第で。
ふぅ、説明が長っ!すみません。

5月の海はこんな↓だったのだが、

Dsc00286

12月の夕方(5時半近く)の海は、別物だった...

Pc091708

風、強し。波、荒らし。







Ladybird

2006-12-06 16:51:32 | 名前・地名・語源
Ladybird1

例の雨乞い以来、すっかり「奄美らしい」天候続き。今日も朝から雨が降ったりやんだりでぱっとしない。
しかし、昨日だけは久々にお日様がサンサンと顔を出し、我が家もずっと出せなかった布団を干した。

そこへ登場したのが、てんとう虫。
英語では「Ladybird」(米語ではLadybug?)。

このLadyはいわゆる淑女のLadyではなく、「Our Lady」、聖母マリア様。
小春日和の昨日、ちょうどクリスマスの飾りを出した我が家にやってきたのが、なんだか嬉しい。そういえば、もうすぐ門外不出だったダ・ヴィンチの『受胎告知』も日本に来るってニュースがあったばかりだなぁ...などと思いながら。
ぽかぽかの布団に、何匹ものてんとう虫が集まった。

Ladybird2

Ladybird, ladybird, fly away home
Your house is on fire, your children all gone;
All except one and that's little Ann
And she has crept under the warming pan.

これは、マザーグースの歌。マザーグースには、童謡に隠してさまざまな意味が込められているというけれど、この歌のうんちくはこちら。(色々面白いことが書いてあるのだが、残念ながら音声のリンクは切れているようだ。メロディーだけならこちらで聴ける。)

Ladyがマリア様だとか、Ladybirdの歌は知っていたくせに、恥ずかしながら、てんとう虫が「天道虫」であることは実は最近まで知らなかった(^^;) 点がいっぱいあるから「点十」虫なのかと思っていた~ うひゃー!(じゃあ、七星テントウって何よ!とか2個しか星がないてんとう虫も多いじゃない!と責めないで下さい~)

なるほど天道虫なんだなぁ、とすごく納得した昨日のお天気だったけれど...

Pc061707_1

今日は、午後になって雨が上がった。でも、天気予報は明日も良くない。

次にてんとう虫が出てくるのはいつだろう?




ツワブキ

2006-12-05 03:02:34 | 奄美-自然
Tsuwaパパイヤに続き食べ物ネタで...。

と、いうと「なんでよ~?!お花でしょ?」と思うかもしれないが、奄美でも鹿児島本土でもツワブキと言えば食べ物!
鹿児島本土では単に「ツワ」と呼ぶが、奄美では「ツバシャ」と言うらしい。

Pb301705_1もちろん写真のように庭に植えている家もあるが、この時期、奄美の路傍にはそれこそどこにでも見かける。




Pc011719 Pc011716

Tsuwa2_1海辺の岩場にだって、たくましく。

蕗もそうだが、この葉っぱでキク科??と思う。が、お花を見ればなるほど納得。
蕗と同じような丸い葉だが、ツヤツヤと光沢がある。と、いうわけで「艶葉蕗(つやはぶき)」が転じてツワブキとなったそうな。

蕗にくらべると、茎はかなり細い。同じようにアク抜きをして、煮物や佃煮にしたりするのだが、一度食べるようになると、どうして本土ではこれをもっと食べないのか不思議になる。独特の香りは蕗に及ばないかもしれないが、逆にクセもなく、細くて繊維も蕗より柔らかい感じがして、とてもおいしい。
こちらではスーパーでアク抜きしたパックも売られている、ごくごく普通の食材だ。

蕗といえば春の食材、ツワブキも柔らかくて美味しい旬は蕗と同じく春先だと思うのだが、1年中食べている気がする。

奄美パークのホームページには、奄美の郷土料理のレシピが多数載っていて、こちらには佃煮が、こちらにはウヮンフィヌィとツバシャの煮物(豚骨とツワブキの煮物)が載っている。とってもおいしそう!
特に、「ウヮンフィヌィとツバシャの煮物」は大晦日には欠かせない料理だそうで、年越しソバならぬ年越し豚骨...所変われば品変わる。「細く長く」の蕎麦に対して、この奄美の年越し料理には、どんな意味が込められているのだろう。

鹿児島本土でも、全く同様にツワを食べる。以前は夫の実家まで車で15分ほど。よく遊びに行っては食事もご馳走になっていたのだが、母の作るツワの煮物がおいしい。そして、頻繁に登場する。

...と、いうわけでなんと5年もいながら自分で料理したことがなかった(^^)ゞ 子供はそれほど好きというわけでもないし、なんといってもすぐに美味しい母の味が近くにあったため。ツワが食べたければ実家に行けば良し、という感じで。

しかし奄美に来てからは、自分でやらねば食べられない。一度やってみると、皮を向きアクを取り、その下準備はかなり面倒で、以来ちょっと煮物に入れるには、いつもスーパーの処理済を買ってしまう。
実家のツワの煮物、あの手間暇をかけてこその味だったのだなぁと、今さらながら感謝している。


でっかいパパイヤ

2006-12-02 23:45:00 | 奄美-自然
Papaya1_1このパパイヤ、赤ちゃんの頭ほどもある。
大きいなぁ~!










普通パパイヤはコロンと片手に乗せるくらいの大きさだが、これは片手で持つのは大変そう。以前パパイアの記事を書いたときに、「ガーナのパパイヤはラグビーボールほどあって、食べきるのに苦労する」とコメントいただいたことがあったけれど、これもそれに近いような...

Papaya2_1

後ろの方の木のパパイヤは私がこれまでよく目にしてきたサイズだが、手前はとなりのみかん(種類はよくわからないけれど、オレンジくらいのサイズ)と比べていただくとわかる。

今年は、台風で実が落ちる、ということがなかったので、もうだいぶ前からあちこちのパパイヤの木は実でいっぱい。
これだけを食べきるのは大変そうだ。
実が熟す前に、カラスにやられる、というのもコメントで教えていただいたけれど、このどでかパパイヤはどこまで大きくなったら黄色くなっていくのか。

まだしばらく目が離せないな~



アドベントカレンダー

2006-12-01 07:42:46 | お気に入り?
Pc011712気が付けば今日から師走!

師走と聞いただけで、なんとなく気ぜわしくなるような。そして実際何くれと忙しく。
ブログも数日サボってしまった...

急いで出したアドベントカレンダー。まだツリーも出していないのだが、これだけは今日には飾っておかないと!




クリスチャンでもないくせに、やっぱり12月はクリスマスモード。

アドベントカレンダー(advent calendar)は、その名の通り(advent=キリスト降臨前の4週間)のカレンダーで、普通のカレンダーと違い、24までしか日付がない。ヨーロッパでは御馴染みのもので、日めくりになっていたり、仕掛けがしてあったり。毎日ひとつひとつずつはずして、ツリーにかけていく、なんてのもある。
とにかく、1日ごとにクリスマスが近づいてくるのを実感する楽しいカレンダー。

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我が家のアドベントカレンダーは、ポケット式になっていて、ここにキャンディーやチョコレートなど小さいお菓子を忍ばせておく。そして、子供達が中を覗けないように高いところにかけておく。

「今日は何が入っているかな?」
と、楽しみに毎日ポケットの中のものを取り出して...

お菓子もなるべく毎日違うものを入れて変化をつける。小さいポケットなので、キャンディーやチョコレートくらいしか入らないけれど、ガムやラムネ、お菓子でなくシールや小さいおもちゃを入れてみたり。

このポケットのものを全部手にしたら、その日の夜にサンタクロースがやってくる!


Pc011710_1
ああ、子供達はいいなぁ。このカレンダーが進むごとに、わくわく感が増していって。

今年は年末を実家で過ごすので、クリスマス前に済ませておかなければいけないことがたくさん!
子供達には楽しみなこのカレンダーも、私にとっては、日、一日と迫り来る年末の恐怖のカウントダウン(^^;;