先月、名瀬の小宿から金作原を案内してもらった時にmizumaさんから教えてもらった名越左源太の居住跡を、改めて先日(と、いってももう3週間くらい前)見に行った。
名越左源太という人は、幕末の薩摩藩のお家騒動がもとで奄美大島に約五年間遠島になり、その間に藩命によって奄美大島の動植物から人々の生活全般を「南島雑話」という本にまとめた人。
と、いっても私は全然詳しいわけではありません。
なにせ左源太さんのことは、奄美に来るまで全然、まったく、ほんの1mmも知らなかった。
まずは、苗字の「名越」が「なごし」なのか「なごや」なのか。
奄美方言データベースでは「なごし」なのに、県のホームページでは「なごや」だし、本当はどうなのかしらと思っていたら、bizaさんがとっくに同じ悩みを持っていらして、その後「なごや」であることを教えて下さっていた。(→こちら)
bizaさんは、この左源太さんの日記を『幕末奄美遠島生活』というブログにまとめていらっしゃっる方。私のように原文で読む能力が無い人間にはとーってもありがたい。それに、奄美の人々の暮らしについても、こちらで色々おしえてもらえる。
で、左源太「さん」と気安く呼ぶのも、多分にbizaさんの影響大。
左源太さんには、博物館で「南島雑話」の一部を見たときから、「おぉ!」と感動したのだが、彼のことを知れば知るほど今の世におはしましたら、ぜひともお友達になりたいタイプ。
絵がめちゃくちゃうまいだけでなく、観察眼が鋭い。というか、その目の付け所がたまらない。
そして遠島処分で来た奄美とはいえ、なんだかとてもこの島を愛してくれていたように感じられる。
だから、思いがけずmizumaさんが左源太さんの居住跡を教えて下さったときは、とっても嬉しくて。
居住の「跡」なので、実際の家はなかったのが残念。
家はなかったけど、この井戸はもしかしたら昔からあるのだろうか。
左源太さんも使っていたのかなーなどと思いつつ、じろじろ...
真っ赤なお花が綺麗だった。サンタンカかな?
左源太さん、なぜこの人が奄美でもっと有名で大きく取り上げられないのか不思議でしょうがない。
この居住跡も、もっと整備されても良いような...
などと言いつつ、左源太さんファンでありながら、「南島雑話」も持っていなかったので、奄美の本ならなんでもござれの「あまみ庵」に行ってみたが、今の私に小さい文字で書かれた文語の「南島雑話」は無理と判断。
で、今回はこっちにした...
(軟弱者)
『挿絵で見る「南島雑話」』。
お値段も手ごろな1,260円だし、なんといっても私の好きな絵ばっかりな上に口語訳。
平成9年の本だが、当時の県立大島高校の生徒さんが訳したものなんだとか。
すばらしい~。この本のために「南島雑話クラブ」というクラブまで結成して、有志の生徒さんたちで取り組んだそうで...。ご指導なさった先生にも拍手!
今は大島高校にこのクラブは存続していないそうだ。
もったいなーい。これをもとに、奄美の歴史や生活をたどっていったら面白いのになー。
名越左源太という人は、幕末の薩摩藩のお家騒動がもとで奄美大島に約五年間遠島になり、その間に藩命によって奄美大島の動植物から人々の生活全般を「南島雑話」という本にまとめた人。
と、いっても私は全然詳しいわけではありません。
なにせ左源太さんのことは、奄美に来るまで全然、まったく、ほんの1mmも知らなかった。
まずは、苗字の「名越」が「なごし」なのか「なごや」なのか。
奄美方言データベースでは「なごし」なのに、県のホームページでは「なごや」だし、本当はどうなのかしらと思っていたら、bizaさんがとっくに同じ悩みを持っていらして、その後「なごや」であることを教えて下さっていた。(→こちら)
bizaさんは、この左源太さんの日記を『幕末奄美遠島生活』というブログにまとめていらっしゃっる方。私のように原文で読む能力が無い人間にはとーってもありがたい。それに、奄美の人々の暮らしについても、こちらで色々おしえてもらえる。
で、左源太「さん」と気安く呼ぶのも、多分にbizaさんの影響大。
左源太さんには、博物館で「南島雑話」の一部を見たときから、「おぉ!」と感動したのだが、彼のことを知れば知るほど今の世におはしましたら、ぜひともお友達になりたいタイプ。
絵がめちゃくちゃうまいだけでなく、観察眼が鋭い。というか、その目の付け所がたまらない。
そして遠島処分で来た奄美とはいえ、なんだかとてもこの島を愛してくれていたように感じられる。
だから、思いがけずmizumaさんが左源太さんの居住跡を教えて下さったときは、とっても嬉しくて。
居住の「跡」なので、実際の家はなかったのが残念。
家はなかったけど、この井戸はもしかしたら昔からあるのだろうか。
左源太さんも使っていたのかなーなどと思いつつ、じろじろ...
真っ赤なお花が綺麗だった。サンタンカかな?
左源太さん、なぜこの人が奄美でもっと有名で大きく取り上げられないのか不思議でしょうがない。
この居住跡も、もっと整備されても良いような...
などと言いつつ、左源太さんファンでありながら、「南島雑話」も持っていなかったので、奄美の本ならなんでもござれの「あまみ庵」に行ってみたが、今の私に小さい文字で書かれた文語の「南島雑話」は無理と判断。
で、今回はこっちにした...
(軟弱者)
『挿絵で見る「南島雑話」』。
お値段も手ごろな1,260円だし、なんといっても私の好きな絵ばっかりな上に口語訳。
平成9年の本だが、当時の県立大島高校の生徒さんが訳したものなんだとか。
すばらしい~。この本のために「南島雑話クラブ」というクラブまで結成して、有志の生徒さんたちで取り組んだそうで...。ご指導なさった先生にも拍手!
今は大島高校にこのクラブは存続していないそうだ。
もったいなーい。これをもとに、奄美の歴史や生活をたどっていったら面白いのになー。