MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

左源太さんの居住跡

2007-11-27 23:59:00 | 奄美-あれこれ
Pb070054先月、名瀬の小宿から金作原を案内してもらった時mizumaさんから教えてもらった名越左源太の居住跡を、改めて先日(と、いってももう3週間くらい前)見に行った。

名越左源太という人は、幕末の薩摩藩のお家騒動がもとで奄美大島に約五年間遠島になり、その間に藩命によって奄美大島の動植物から人々の生活全般を「南島雑話」という本にまとめた人。
と、いっても私は全然詳しいわけではありません。

Pb070053

なにせ左源太さんのことは、奄美に来るまで全然、まったく、ほんの1mmも知らなかった。
まずは、苗字の「名越」が「なごし」なのか「なごや」なのか。
奄美方言データベースでは「なごし」なのに、県のホームページでは「なごや」だし、本当はどうなのかしらと思っていたら、bizaさんがとっくに同じ悩みを持っていらして、その後「なごや」であることを教えて下さっていた。(→こちら

bizaさんは、この左源太さんの日記を『幕末奄美遠島生活』というブログにまとめていらっしゃっる方。私のように原文で読む能力が無い人間にはとーってもありがたい。それに、奄美の人々の暮らしについても、こちらで色々おしえてもらえる。
で、左源太「さん」と気安く呼ぶのも、多分にbizaさんの影響大。

左源太さんには、博物館で「南島雑話」の一部を見たときから、「おぉ!」と感動したのだが、彼のことを知れば知るほど今の世におはしましたら、ぜひともお友達になりたいタイプ。
絵がめちゃくちゃうまいだけでなく、観察眼が鋭い。というか、その目の付け所がたまらない。
そして遠島処分で来た奄美とはいえ、なんだかとてもこの島を愛してくれていたように感じられる。

だから、思いがけずmizumaさんが左源太さんの居住跡を教えて下さったときは、とっても嬉しくて。

居住の「跡」なので、実際の家はなかったのが残念。

Pb070057家はなかったけど、この井戸はもしかしたら昔からあるのだろうか。
左源太さんも使っていたのかなーなどと思いつつ、じろじろ...

Pb070056真っ赤なお花が綺麗だった。サンタンカかな?

左源太さん、なぜこの人が奄美でもっと有名で大きく取り上げられないのか不思議でしょうがない。
この居住跡も、もっと整備されても良いような...

などと言いつつ、左源太さんファンでありながら、「南島雑話」も持っていなかったので、奄美の本ならなんでもござれの「あまみ庵」に行ってみたが、今の私に小さい文字で書かれた文語の「南島雑話」は無理と判断。

で、今回はこっちにした...
(軟弱者)

Pb270069挿絵で見る「南島雑話」』。

お値段も手ごろな1,260円だし、なんといっても私の好きな絵ばっかりな上に口語訳。
平成9年の本だが、当時の県立大島高校の生徒さんが訳したものなんだとか。
すばらしい~。この本のために「南島雑話クラブ」というクラブまで結成して、有志の生徒さんたちで取り組んだそうで...。ご指導なさった先生にも拍手!

今は大島高校にこのクラブは存続していないそうだ。
もったいなーい。これをもとに、奄美の歴史や生活をたどっていったら面白いのになー。



椎の実

2007-11-25 17:35:07 | 奄美-植物
Shii_2今年は椎の実が豊作だそうだ。

奄美は椎の木が多くて、昔からよく食べられているのだとか。
今日はたくさん拾って、炒って食べた。

椎の実を食べたのは30年以上ぶり。
水で洗った椎の実を、フライパンに入れ蓋をする。
香ばしいにおいがぷーんとしてきたかと思ったら、パチンパチンとはじけてくる。

あちちちーと言いながら、皮をむき、ほっかほかのうちに食べると、懐かしい味がした。

Pb250124

サキシマフヨウも終わりが近い。
秋の空だなあ (^^)




秋晴れ!

2007-11-24 05:13:13 | 奄美-自然
Pb2301242_2

昨日は本当に気持ちの良い日だった!
このところ、パッとしない天気の日が多かったが、昨日は久々に布団も干し、おにぎり持っておがみ山へ。
晩秋といえども、娘達は半袖。

昨日1日娘達と『弟坊がいたらできないこと』というコンセプトのもとに行動。なかなか充実した1日だった。

この1週間、息子は夫とともに鹿児島に帰省していたのだ。
昨晩帰ってきて、我が家は再び家の中に小台風を抱えた生活に戻っている...。

敵はゲキレンジャー関係のおもちゃをたくさん増やしてきた!
甘やかされて1週間過ごし、ますますパワーアップして帰ってきた息子。
私も負けずに戦うぞ!とぅ!



アマミアン自然観察教室

2007-11-23 05:11:37 | 奄美-植物
2
(今日の写真は、クリックすると全て拡大します)

クロミノオキナワスズメウリのお花。
こんな舌を噛みそうな名前を私が知っているはずはなく...。

サザンカを見た前後には、きさんに色々な植物を教えていただいた。

というわけで、本日はきさんからの受け売り講座。
始まり始まり~
3

「黒実の沖縄雀瓜」と名の通り、この後黒い実がなるそうだ。
へぇ...

1 2_2

あの白い実は?
シラタマカズラだよ~
へぇ...

22へぇへぇ言ってるだけでは脳が無さるぎるので、少しはおうちで復習しなくちゃ...というわけで。

シラタマカズラは奄美では「童泣かしゃ」という言うそうで、理由はこちらをご覧下さい。(一緒に島口=島の方言も学べる素晴らしいブログです。)
奄美だけでなく、同じ意味の「童泣かせ」という名前はあちこちで見られた。(沖縄では「ワラベナケサー」とか)

あら、これは↓黒い実がなってますけど?
Photo

テルミノイヌホウズキだよ。ナス科ね~

3b_2指の先ほどのかなり小さい実なのだが、こうして見るとこれは確かにナス!
加茂ナスの赤ちゃん。

食べられるのかしらん...と思って家に帰って調べたら、食べられるそうだ!しまった!
しかし、食べ方がわからない。(何でもありさんならご存知かしら。)
よほどたくさん集めなくてはいけないけれど...でも結構な数があった。あれだけあれば、マーボー茄子は無理でもお味噌汁の実にくらいならなりそう。(ヘタ取るのが面倒かな...)

こちら↓がお花。2_3

薮に生えているこれらの植物達、林道沿いにあるのだが、車で通り過ぎたらどれも気づきそうもない。

Photo_2

-あれはヒサカキ。近くで撮ってみたら?
でもハブが...

-ハブはここにはいないよ。
(おぉ、そんなこともわかるとは!)

3b_3小さい上に白いお花はなかなかピントが合わない...
風も吹いているし難しいなぁ。


そして、最後はバードウォッチングで締め。
鳴き方のヘタな鶯や、小鳥たちが(←既に名前を忘れている -_-;;) たくさんいた。

あ!カラスバトの鳴き声。(↓三角をクリックして再生)
<script type="text/javascript" src="http://mooom.jp/JSPlayer?mid=7BN3taZGJ&bgcolor=&size=320x240"></script>

うはは。これはきさんの声。(勝手に録って勝手に載せてすみません!)

これがすごいことに、この声を聞くと本当のカラスバトがちゃんとお返事をするのだ。
なんでも、縄張りに他のが入ってきたと思うらしく、同じようにクックルルルルーという声が聞こえてくるのには感動!
そのやり取りが録れたらよかったのだが。

ワタクシ、この後自宅にてこの鳴き声を練習し、子供からは尊敬されるレベルまでに達した。
今度やってみようっと。

きさん、偶然お会いできてなんてラッキーだったのでしょう。
どうもありがとうございました!

ツアーガイドアマミアンさんのホームページはこちらです。





サザンカ、サザンカ、咲いた道~♪

2007-11-20 10:00:46 | 名前・地名・語源
Sazanka4

久々の奄美の野山の話題。

昨日は、ちょっとお天気が怪しいなと思いつつ、tokorinさんと自然観察の森にヤッコソウを見に行った。
到着すると、小雨は降り出すわ、ヤッコソウはまだ開ききっていないわですぐ退散したものの、ラッキーなことにそこでツアーガイドアマミアンさん(=きさん)にお会いして...。

サザンカを案内してあげるよ!

うひょー♪ありがとうございます。
Sazanka1

奄美には、サザンカが自生している。

サザンカといえば、タイトルにもなった歌でおなじみだが、私はそれこそ垣根として植えられているようなものしか見たことがなかった。イメージも、赤かピンク。

ところが、野生のサザンカは純白でとても清楚な感じ。

Sazanka2

「横からも撮ってみたら」

は~い。

Sazanka3

青空背景だったら、もっと良かったんでしょうけど...

このサザンカ、漢字で書くと「山茶花」。
さんさかと書いてさざんかと読むのは中国語でいうサンサクヮの転じたもの(『広辞苑』)だそうだ。
ところが、中国語では、山茶はツバキ一般を指す言葉だそうで。(Wikipedia)

で、中国語で椿と書くと、これはツバキ科の植物ではなく、チャンチン(香椿)というセンダン科の植物を指すそうな。
なんともややこしい話である。

じゃあ、中国語でサザンカはどういうかと調べてみると、茶梅。

え、っと山茶花はツバキで椿はチャンチンでサザンカは茶梅で...

表にまとめると、こんな感じ...

Photo

日本語の椿の語源は、諸説あって、朝鮮語の冬柏(ツンバク)が転じたとか、その葉っぱの形状から、艶葉木(ツヤバキ)とか厚葉木(アツバキ)、強葉木(ツヨハキ)...

「椿の語源」と検索するだけで、面白いページがたくさん出てきてしまい...
昨日のうちにブログもアップしようと思っていたのに、つい読みふけってしまった(^^;

*****************************

おやおや、サザンカの話だったのに。

サザンカの原産は日本だそうで(知らなかった!)、日本からヨーロッパに伝わり、英語でもsasanqua。

山茶花、サンサカが転じてサザンカになるなら、「アキバ」と呼ばれるようになって久しい東京の電気街・秋葉原ももう少ししたら「アキハラ」で定着かなー。

Pb1900992_3

なんて下らないことを考えて、昨晩、画像処理をしながら、まじまじとこのおしべの部分を見ていると、疲れが出てきたのか、こんなふうに見えてきた。

Ws000014

で、寝ました~ 




壊れていました!(復旧済み)

2007-11-16 09:44:50 | ブログ
Ws000010右側のサイドバーに折りたたんであるこのブログパーツ、長いこと使えない状態になっていました!

先日、もぱぴさんから「メッセージを入れたのだけど?」と教えていただき、ハタと気づきました。
で、ごちゃごちゃ調べてみると、なんとワタクシ、これを使えない状態のまま放置しており...

このブログパーツは、同時に「ウェブリメッセンジャー」というメッセンジャーのソフトもインストールしなければならないのですが、パソコンの調子が悪くなって一度ドライブを初期化した際、再インストールするのを怠っていたようです。

ですので、今年の2月くらいからのメッセージがずっとたまっていました。
メッセージを下さった方々、大変申し訳ありません。
しかーも、しかも、私は古いメッセージをひとつひとつ読むごとに閉じてしまいまして、そうすると「保存」していないものは、みな跡形もなく消えてしまうのです。メッセンジャーなのですから、当たり前といえば当たり前です(^^;
「リンクを貼りました」などのお知らせも、どこにリンクを貼ってもらったのか消えてしまいました(ToT) アホです!あぁ。

一応、それぞれにお返事はしたつもりなのですが、漏れがあったらすみません。
今回はこれで復旧していますので、どうぞこれに懲りずまたメッセージを下さいね。
毎回お返事は入れているつもりですので、「ん?いつまでも返事がないぞ?!」と思われたら、コメント欄に「返事がない」と教えて下さい。

なお、シール上部にある♪の横のxをクリックすると、この生き物がヘンな声でしゃべりだしますので、ご注意(?)下さい。

それにしても、もぱぴーさん、どうもありがとうございました!!助かりました~



発泡トレーのリサイクル

2007-11-13 14:09:55 | 奄美-あれこれ
Pb110067b名瀬のダイエーの駐車場にありました。

これ、前からありましたっけ??うーん、気づかなかった。
いつからあったんだろう。
奄美群島では、かつてはゴミのリサイクル施設もなかったので、「分別」は無かったそうだが、このご時勢、本土同様に分別して捨てる。

奄美市の場合は、燃やせるゴミ・燃やせないゴミ・紙類・ビンとペットボトルの4つのカテゴリー。
ペットボトル以外のプラスチック製品は「燃やせる」で、缶はリサイクルでなく「燃やせない」。
(アルミ缶については、別に持ち込んでエコマネーと取り替える仕組みはあるが、一般のゴミ収集では不燃物扱い)
お隣瀬戸内町も、缶はリサイクル用に収集してくれるのだから、奄美市でもそうしてくれればよいのにー。

白い発泡トレイについては、燃やせるゴミとして焼却されているわけだが、これからはダイエーに持っていけばいいのか...
(他のスーパーでもあるのかしら)

Pb110067

牛乳パックは、奄美市でも紙のゴミとしてリサイクル処理に回すことができるから、右側のゴミ箱は別に無くてもよいが、ちょこちょこ捨てられるのがGood。マイバックにゴミを入れてダイエーに持っていき、空になったバッグに買い物したものを入れて帰ってくれば良いのだワ。

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ゴミの分別、奄美群島の他の自治体はどうかなーと思い、調べてみると、やはり微妙に違う。
紙のリサイクルはないが、缶と発泡トレイはリサイクルしているところ。
発泡トレイはリサイクルするが、紙は可燃ゴミにしてしまうところ...

しかし、おおむねどこも缶は資源ゴミ(リサイクル)になっている。缶が不燃物のゴミになるのは、各自治体のHPを見る限り、奄美市と宇検村、大和村。各自治体のホームページも、探しやすいものと探しにくいものがあり、龍郷町と伊仙町はゴミの分別のことがどこにあるのか(ないのか)わからなかった。ようやく見つけても、あまりよくわからないところも結構ある。
ホームページには、すぐわかるように記載してほしなぁ。

上にも書いたが、奄美市はエコマネーと交換なので、面倒...自分で持っていかないといけないし、500円で登録しないといけないし、使えるところは限られているし...→奄美市のHPより『アルミ缶をエコマネーに』

日本全国、よく言われることだが、自治体ごとにゴミの分別の方法が違うのは、転勤族には難儀な問題だが、分別好きな私としては、細かく捨てることはいとわない。

確か、名瀬のクリーンセンターも、あと数年すれば施設の処理能力のキャパがいっぱいになり、新たな施設を作らねばならなかったはず。膨大な建設費や土地も必要となってくる話だから、少しでもゴミを減らして施設を長生きさせたほうがよい。

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さて、話を戻してダイエーの発泡トレイの分別箱。
これは、この後どこに行くのだろう。
船に乗せて島外に運ぶのだろうか??その費用が商品の代金にはねかえるはイヤだなぁ...
ダイエーにトレイだけ捨てにきて、何も買わないければよい...わけでもないし(^^;

島内に、トレイのリサイクルができる施設があるのなら、市でも分別を推奨したらいい。(面倒なので、反対の人が大勢かもしれないが)

謎だなぁと思いつつ、今日から発泡トレイをゴミ箱に入れなくなった我が家です。


サモガリ大活躍の今週末

2007-11-09 04:24:52 | 奄美-あれこれ
Samogari Ws000009

丸々1週間ブログをサボってしまいました。モダマの達成感に加えて、今週は天気がずっと悪く...。
時々晴れ間もあるものの、なんだか気鬱になる天候で...。蒸し暑くて、まだ半袖です。

さて、気分一新して、明日土曜日!!

NHK土曜ドラマジャッジの最終回!!ああ、毎週楽しみだった土曜日も明日で終わりとはあな悲しや。
5回目となる最終話のタイトルは「島人」。島のリゾート開発か、環境保護か...うーん、奄美と同じような問題を抱えている架空の大美島であります。
大美島のお話とはいえ、まるまる5回、奄美の自然と文化満載で「奄美のドラマ!」と言っても過言でないものだったのにも関わらず、当の奄美でドラマの話題が盛り上がってないのが個人的にはヒジョーに不満です。
みんな明日もあること忘れているのじゃないかしらん。しわじゃしわじゃ...

毎回、ストーリーの端々に移る奄美の大自然や、時々「?!」な島の方言も楽しみでしたが、明日は島のラジオ局のパーソナリティー役でサーモン&ガーリック(略して「サモガリ」)のお2人も写るとか?!またまた本筋とは離れたところでも、楽しみです。

サモガリのことは何度か紹介していますが、軽快な島唄アレンジの曲と楽しいお話に乗せて奄美の文化を取り上げてくれるお2人。

コミカルな唄とお話にくるんだ奄美思いのスピリッツは、とっても素晴らしい。
「奄美はこんなに素晴らしいんだ!」「島唄は大切な文化なんだ!」と声高に叫ぶより、ずっとその良さを伝えている気がします。

先日、朝日新聞(鹿児島版)にサモガリの記事が載っていたのでご覧下さい。(→asahi.com
※実際の紙面は10/30付けではなかったと思うのですが...。

Comemore Yoneya

さて、土日のイベントでは、またまた大忙しのサモガリ。
土曜日は街のイベントに、日曜日は「夜ネヤ!」のイベントに。(詳細は、それぞれのポスターをクリックして拡大しご覧下さい。Comeモーレのさらに詳しいスケジュールはこちら→Comemore2_2

土日ともつぶして大活躍なのに、市役所にお勤めのお2人のこの活動は全部ボランティアと聞きます。平日に地元の学校に行って子供たちに聴かせるときも、休暇を取っての活動だそうで。
なんだか、ボランティアと知ってからは、応援する気持ちはすごく大きいものの「がんばれ!」とは言いにくくなってしまいました。ここまでできるというのは、並大抵のことではないと思います。楽しいイベントも多いのでしょうが、頼まれて時間を割いていくこともあるでしょう。
平日はちゃんと出張扱いになり、土日は休日出勤手当が出てしかるべき活動だと思うのですがねー。

ドラマ『ジャッジ』を大々的に取り上げたり、ドラマにからめて島の実際の裁判官の記事を載せていたのも朝日。対して、島の新聞ではあまり大きく取り上げていなかったように思います。
サモガリのことも、ラジオ以外の島のメディアは反応が鈍い感じがするのがねぇ...

ありゃりゃ、気分一新したはずなのに、なんだかぶつくさと鬱な終わり方になってしまったようで(^^;

皆様 どーか、どーか。
Have a nice weekend!っちば...









モダマ!

2007-11-02 10:46:03 | 名前・地名・語源
~ あった!でかっ! ~

Modama_14

お騒がせしていた(?)モダマ。

無事発見することができた!
ご協力いただきました皆様、ありがとうございます。
あちこちのブログに書かれてあった通り、たくさんあった。

ばんざーい。
この感動は、初アカショウビン以来か?!

Modama_1

これがどのくらい大きい豆か、ということを伝えられないのがもどかしい。サヤは手に取れる場所ではないので、正確な大きさはわからないのだが、1m近くかしらん。
鳥か蝶か、何か比較できるものがあればよかったのだが...

たぶん、一部を実物大にすると、こんな感じ↓

Modama_14a

どーん! (引き伸ばしたのでぼやけている...)
いや、もっと大きいかも?

まだ当分楽しめそうとのこと。みんなで大切にして、多くの人が見られますように!

Modama_12

長男はこの大きさの価値がわかっていないので、つまらない。でも今回は、次女も一緒だったので、「わー大きい!」と喜んでくれて連れて来た甲斐があった。(でも、すぐに足元のどんぐりの方に気をとられていたけれど)
今度は長女にも見せてやらなくちゃ。(あ、夫にも...)

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このモダマ、熱帯・亜熱帯性の植物で、東南アジア原産。種は流れ流れて、太平洋側はもちろん日本海側、新潟まで漂流が確認されているそうだ。
(→このページの一番下)

モダマ、という名前は「藻玉」。
遠い海から流れ着く間に色々なものが付着して、藻の一種と思われ、磨くと玉のように見えたので、名付けられたそうだ。(→こちらより)

住用の、このモダマのそばには川があるが、海からはそんなに近くはない。昔の海岸線がこの付近だったのかな~。

どんな旅をして、ここにたどり着いたのか。初めて流れ着いてから、今あるモダマは何代目なのか。
偶然がいくつ重なって、私が今、目にすることができているだろう。

モダマ、何もかもがすごいやつ!