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久々の「野生の証明」

2012-01-13 08:37:08 | 奄美-食べ物・食材
Tomato1

新年のご挨拶もしないまま、とっくに2012年。
昨年は、世界各地で自然災害の多い年で、あまり「新年おめでとう!」な気分にもなれませんが、今年は良い年になることを祈っています。
どうぞよろしくお願いします。

さて。
島の友達から、「野生の証明」のトマトが送られてきました!
今シーズン、始まったばかりです。
今シーズン、と言っても、「昨シーズン」は、かなり前。
毎年この時期、そしてゴールデンウィークの頃もあったと思うのですが、2010年秋の豪雨災害以降、今期の収穫が初めてだそうです。ハウス栽培と言っても、やはり大変なのですね。

...というわけで、我が家にとって久々ですが、このトマト自体が久々の貴重品。

「オレンジのも食べてみてね」というメモがついていて、食べてみると...
オレンジのもおいしい!

Tomato2_2こんなにたくさんいただいたのに、2日で全部無くなりました
洗ってテーブルの上に置いておいたら、みんな次々つまんで行き...
残り十数粒になっているのを発見し、慌てて没収、夕ご飯のサラダに「配給」となりました。

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このトマトは何回かブログ記事にしたことがあったので、「前は何書いたっけねー」と自分で検索してみたら、なんだか良い子どもの成長期になっていて、この数年ほとんど更新していなかったのをちと反省。

今年は、月1回くらいは更新してみよっかな~
希望をこめた目標です。

もうBookmarkから飛んでくる人もいないかもですが...
ひっそりと続けていきますので、思い出したら見てみて下さい。


奄美パッション

2011-07-06 23:02:31 | 奄美-食べ物・食材
~『島ふぁーむ かなざわ』さんのパッションフルーツ~

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奄美には、おいしい果物がたくさんありますが、奄美フルーツで我が家が一番好きなのが、このパッションフルーツ!

住んでいる時から一度頼んでみたいと思っていた瀬戸内町の『島ふぁーむ かなざわ』さんのパッションフルーツ。
名瀬に住んでいる時は、どこかからいただいたり、近くの直売所で買ったりして、わざわざお取り寄せまではしなかったのですが、かなざわさんとこのパッションはとってもおいしそうで、食べてみたかったんです。

作り手の顔がわかる、というのが食べ物の通販なんかの場合は特に重要。その点、かなざわさんちとは手熟師会でご一緒したこともあって、また、長年ブログも拝見してきたので、安心して頼めました。

『島ふぁーむ かなざわ』パッションのご注文はこちら→

我が家は、自分のうちで食べるだけなので、自家用パッションフルーツ3kgを注文しました。
「小さい実や外皮にキズのあるものが入る」とありましたが、全然気になりません。大きくてプリプリしたのが入っていました。

P7060006

普通、パッションはちょっとシワが出たくらいが美味しいのですが、「完熟収穫していますのでまずは直ぐ召し上がってみてください。」と紙に書いてありましたし、何しろこのなんともいえないいい香りに子ども達が我慢できません。

さっそくまずは5個だけ冷やして夕食後にいただきました。

P7060001

おいしい~!!!
お友達だから言うわけじゃなくて、本当においしかったです。子ども達には、「シワもほとんど無いから、まだちょっとすっぱいかもよ?!」と言って渡したのですが、「全然すっぱくない!」「もう1個!」

3人の子ども達全員から「もう1個」攻撃を受けましたが、今日は1個だけよ~
自分自身も食べたかったですが、我が家で1人2個したら、1日で10個も減っちゃうよ。とりあえず、ちゃんと冷やしてベストな状態でいただきましょう。

「カリウム・β-カロチン・葉酸が豊富なパッションフルーツは、女性の見方。若返りのビタミンをたくさん摂って、ますますキレイな肌になります!」って 

明日から、しばらく楽しめそうです







我が家のハンダマ畑

2011-05-29 12:01:49 | 奄美-食べ物・食材
Handama2

うちのハンダマ達。冬も越せるように、少し鉢にも入れてみた...

引越で、ベランダハンダマとはお別れ。
でも、4月の第3週の土日に長女だけ所属していたクラブの練習のため奄美に一時帰省(?)した時に、お友達からたくさんハンダマをいただいて...

たくさん食べたて、一部少し庭に。今度の家はベランダじゃなく、地植えもOK!

増やし方は、こちらの記事をご参照下さい。
この記事に書いたように、水で根っこを確認したら間違いないけれど、そのまま余計な葉っぱを落として土に挿すだけでもつく。
ハンダマ、すごい生命力っ。

トップ画像を拡大して見ていただくと、右手前の方に棒みたいな茎に小さい葉っぱがあるでしょう。
あれなどは、葉っぱを全部食べた後の棒っきれ状の茎だけ、ブスリと地面に挿しただけ。

Handama3

1ヶ月ほど、棒のまま地面に立っていて、「さすがに、もうダメかな」と思った頃、葉っぱが出てきたところ。
鉢植えの中にもそんなのが1本ありますぞ。

写真は今朝撮影したばかり。
鹿児島は台風は風が強くなった程度で終わりました。

この後、どんどん海よりに逸れてくれますよう...


ハンダマの挿し木

2010-05-16 00:42:50 | 奄美-食べ物・食材
Handama1

はんだまです!
「水前寺菜」とか「金時草(きんじそう)呼んでいる地方もあるかもしれませんが、ここではハンダマ。

「あんたなんか、だんなにはハンダマ食べさせんといかんよ!」とよく言われます。島の長寿の秘密はこの菜っ葉にあり!という人もいるくらい、体に良いらしいですよ。

えっと、話がそれますが、この「あんたなんか」の「なんか」は、標準語の「あなたなんか嫌いよ」の「なんか」とか「なんか変な音がしない?」の「なんか」とは違います。なんかうまく説明できないですが(の「なんか」とも違い)、文法上必要なさそうに思えるこの「なんか」が、とっても島っぽい表現なのです。

閑話休題、はんだまです。
我が家は、ちび2人はまだちょっと苦手なんですが、長女も私も大好き。ゴマ和えとか、てんぷらとか、サラダとか、お味噌汁とか、とにかく何でも使えるんですが、ごま油と塩コショウでさっと炒めたり、それを卵とじにしたりするのが我が家で人気の食べ方です。

島に来るまでハンダマの存在を知らなかったのですが、いまやハンダマなしでは食生活の楽しみのひとつがなくなる!転勤で島から出ることになったら私はどーしたらよいの??種はどこに売ってるんだ?!なんて思っていたのですが、ハンダマは簡単に挿し木できることを教えてもらい、早速やってみました!
Handama04食べやすい長さに切ったハンダマを、こうしてお水につけておくだけ。

1週間くらいで、根がちょろっと生えてきて、この写真は10日くらいつけておいたところです。
よくバジルやミントのようなハーブはこうして増やしますが、ほうれん草や小松菜をこうして増やすなんて聞いたことがなかったので、この手の葉物にこんな根が出るなんてびっくり。

Handama03 Handama05

↑こんなに簡単だとは思わなかったです。

早速プランターに。

Handama06 Handama02

あれから2週間。すくすく育ってます。
今回は、トップ画像のようにたくさん生えているところのを切っていただいたものですが、普通に八百屋さんで売っているものと全く同じ状態から育てました。

はんだまはとっても増やしやすいそうで、水栽培無しで、いきなり切ったばかりのものを挿しても根付くらしいですよ。
しかも一度植えたらおそろしいほどの生命力で、どんどん増えるんですって。

よかった~ これで島を離れてからのハンダマ生活も心配ないわー。

*******************

余談ですが...。

トップ画像をクリックして拡大すると、ハンダマの花が見えますか?
黄色い、見た目べに花みたいなお花です。

...が、こいつのくさいことと言ったら!!!

まったくもって、葉っぱはおいしいのに、どうしてこんな匂いになっちゃったんだか。
八百屋さんで売っているものは、花がついていないので知りませんでしたが、先日初めて匂いをかいで、もうびっくり!

うちの子供たちときたら、
   「オェ~ くつの匂い~

あんたたち、靴洗いなさい!







シイの実クッキー

2010-01-10 23:34:52 | 奄美-食べ物・食材
Shiinomicookie3先日子ども達が椎の実を拾ってきたので、今日はクッキーを作ってみた。

去年までは、乾煎りしたのを食べただけだったけれど、(→以前の記事)皆さんクッキーに入れたり、パンに入れたり、しいの実ご飯なんかにもしていらっしゃるのも見て、まずは簡単そうなクッキーに挑戦。
Shiinomicookie1

なんと言っても、厄介なのはこの作業。硬い殻から白い実を取り出す。
黙々。ひたすら。

始めるに先立ち、少しネット検索して作り方を見たりしたが、乾煎りしてはじけたものを剥く、というのもあったけれど私はキッチン鋏の間のギザギザを利用した。これで生のものでも結構らくちんんに割ることはできた。

Shiinomicookie2

でも、割るのは簡単でも、中から実を出し、薄皮もきれいにしていくのは忍耐力がいる。
次女、結構がんばる。

白い実が貯まったら、それをフードプロセッサー(我が家の場合は、バーミックス)で、細かく砕く。
塊のまんまだと、焼きあがったらカチカチでびっくりするくらい硬くなってしまうそうなので。
確かに、炒ったものも時間が経つと硬くなるもんなぁ...

以下、次のものを入れた。(備忘録<自分用)

バター 150g
砂糖  100g
 
これをよーく混ぜてさらに
卵    1個
バニラエッセンス(本当はアーモンドエッセンスがほしかった)少々
よく混ざったら
小麦粉 250g
粉にしたしいの実 100gぐらい


混ぜ混ぜ作業には、長男も参加。
もともとは、アイスボックスクッキーのレシピだったのだが、次女がどうしても型抜きしたいというので、冷蔵庫で寝かせて型抜きすることに。凍らせてないので、型抜きには柔らかすぎる生地だったのでやや難航。

でも、やっとこさ完成。

噂通り、塊のしいの実はとても硬くなるので、トッピングにした3-4mmの塊は無いほうが良かった感じ。
トッピング無しのものを主流にしておいてよかった。

ところで、「さあ、型抜き」というところで、お友達が遊びに誘いに来て、次女は「やっぱり遊んで来る!」と出かけてしまった。
クッキー作りの楽しみと言ったら、「型抜き」じゃなかろうかと思うのだが、結局皮むきと混ぜ作業のみ参加したわけで...

それでも自慢げに、一緒にしいの実を拾ったお友達の家に「私が作った」と持って行った。

Shiinomicookie4_2

まあ、香ばしいとはいえ、これは素晴らしい!というほどおいしいかと言われたらそうでもないのだが、やっぱり拾ってきたものを自分で作るとなぜかおいしく感じられるからフシギ。

*******************

ところで、午前中にこの作業をして、12時ごろ、余った椎の実をフライパンで炒って食べた。
炒ってすぐに食べないと、硬くなるので家族全員を次女が召集。

「みんなーしいの実食べるから集まってー!」

家族5人集まって、争いになるため小皿に同じ数ずつしいの実を分けた。一人13粒。

そんなことで、お昼を作るのが遅くなってしまった。あらら、もうすぐ1時。
すると、長男のお友達が遊びに誘いに来た。
すると、長男、

「あのね、うち、昼ごはんドングリ食べたんだけど、足りないからもう少し何か食べてから行く。」

さっき食べた十数粒は、お昼ご飯じゃなかったんですけど!
家族が揃ってお皿めいめいに入っているのを食べた雰囲気が、食事そのものだったかも。

誘いに来てくれたお友達がどのように解釈したか非常に心配な...

昼ごはんがドングリ...


マコモ

2009-12-03 12:58:05 | 奄美-食べ物・食材
Makomo1

気づいたら、12月になってしまった。
これを何でもあり姉さんからいただいたのは、10月の半ばである。
書こうと思っているうちに、時機を逃してしまったが、まだお店にも辛うじて売っているので、旬を過ぎたがご紹介。

古仁屋でこれをいただいて、透明のビニール袋に入れたままブラブラ歩いていたら、色んな人に声をかけられた。
「あらー!マコモ!それどこで買ったの?」と声をかけられたのは、Tシャツを買おうとしたとき。
「ちょうど、この前マコモの話をしていたんだけど、(お店の若い人が)知らないっていうから一生懸命説明してたとこなのよ~。
...で、どこで買ったの?」
「もらいました。」
「誰に?」
「加計呂麻のガイドさん。」
「ああ、寺本さんね!」

次に声をかけてきたのは、海の駅の魚介類売り場の方。
「まあ、珍しい。これ、マコモでしょ。どこで買ったの?」

10月半ばは、まだ出たばかりの時季で、あまりお店に出ていなかった時だったらしい。

5年間、私もお店で見たことは無かった。
...というか、目に入っていてもなんだかわからなくて素通りしていたに違いない。
この後、名瀬でバスを降りてから入ったお店でも「あら、珍しい!マコモ?」と。
年配の方は総じてご存知のようだが、なかなか手に入らないようだった。

その後、11月に入ると名瀬の八百屋さん(主に個人商店。1度だけ大手スーパーでも発見)でも見かけるようになった。嬉しくて何度も買った。
現在、私の中の島の食材ランキングでNo.2を行くマコモである。

Makomo3

このマコモ、「マコモダケ」とも呼ばれるだけあって食感はキノコのような、筍のような柔らかいがしっかりした歯ごたえ。
だが、イネ科の植物で、実(み)はWild Rice呼ばれるお米の仲間。→Wikipedia マコモ

外側のゴワゴワした皮を剥き、柔らかい部分をスライスして、炒め物に使うのが一般的なようだ。

Makomo4黒い斑点は「黒穂菌(くろぼきn)」。菌と言っても食べて大丈夫。

これがあるから、根っこの部分が肥大化してこんなふうに太くなるそうだ。ただし、日を追ってこの黒いのがたーくさんになるので、手に入ったらすぐ食べましょう。でないと、真っ黒になっちゃうらしい。お歯黒の原料だったらしいですよ...

私は、いただいたその日に全部食べちゃいました(^^)

Makomo5

初めていただいた日は、食べ方がよくわからず、とりあえず炒めたらおいしいということで、鶏肉と一緒に塩コショウしただけでいただきました。おいしかった!子ども達も「何これ~?!」と最初は怪訝な顔をしながらもよく食べました。

次にお店で買った時は、ailanaさんのブログからこちらを参考にオイスター炒め。

そして、最近のヒットは、最初にやった鶏肉との炒めものに、フルも一緒にいれる!
ちなみに、このフルが、私の島食材No.1です。フルは今からが旬なので、嬉しい~!

ちなみに、マコモについては何でもありさんがたくさんの料理法をアップされていた。→こちら

もう1回くらい、今シーズン食べられるかな...





稲刈り

2009-07-28 23:14:00 | 奄美-食べ物・食材
Inekari1_2

先日、子ども達と一緒に稲刈り作業に参加させてもらった。
奄美の稲刈りは、この時期。めちゃくちゃ暑い中の作業である。

昔はそこかしこに田んぼがあったそうだが、今は滅多に見かけない。
それでも、最近は徐々に「田んぼを復活させよう!」ということで、少しずつ再開墾しているところも増えてきたようだ。

稲刈りは、子ども達はもちろん初めてだが、私も初めて。大きな田んぼではないので、昔ながらの鎌で刈る作業。
とはいえ、我々は刈るお手伝いはできず、刈ったものを束ねるところと運ぶところぐらい。
私と長女は稲束をくくるのに、悪戦苦闘... しかし、数をこなしていくうちに、なんとなく慣れて効率よくできるようになってくる自分が嬉しい。

次女と長男はくくられた稲束を運ぶ。

Inekari2

まあ、こんなふうに書くとものすごく手伝っているみたいだが、実際は私も子ども達も「猫の手」以下で、ほとんど見るばかり...。

「全然お役に立てずすみません。」と言うと、「子ども達が周りにいる、ということがすごく嬉しくて大切なことだ」と言われた。

なるほどー。確かにそうかもしれない。まずは大人がやっているところを、見せるところがスタートだ。
これだけの田んぼを、このくらいの人数が汗水たらして何時間もかかってやっと取り入れることができる、ということを子ども達は遊びながらも見ていてくれたことだろう。



そういえば、我が息子などは、干してある稲からモミをしごきおとそうとするので、「こら!!そんなことしたらお米が減っちゃうじゃない!!」と叱ると「これって、お米なの?」と言ってきた。

そうかー。「今日は稲刈りだよ!」と子ども達に言って出てきたが、末っ子などは、稲刈りが何かなどわかるはずもなかったー。
この中にお米が入っている、と教えたらかなり驚いていた。

    

うちではいつも、ご飯をきれいに残さず食べるよう、「1粒のお米には7人の神様が入っている」とか「農家の人が一生懸命作ったお米なのだから」など等、なんだか偉そうに伝えてきたのだが、白いご飯は、白い米粒の前はどうなっていたかなど、息子は全く想像できていなかったわけだ。

「農家の人が一生懸命...」と言われても、スーパーで米袋に入った米しか見たこともないし、考えてみたら想像できるはずもなかった。

本当は田植えのところから見せたかったのだが、少なくとも、このような植物の実がお米で、それは農家の人がこうやって取り入れている...というところまではよくわかったようだ。これで、今度から「農家の人が一生懸命...」と伝えた時に少しは実感することもあるだろう。

Inekari3

こういう風景があちこちで見られるようになったらいいなぁ。


きゅうりとは...

2009-07-02 01:34:10 | 奄美-食べ物・食材
きゅうりたくさんもらったから、2本ぐらい持っていかない?」と言われて、「わ~いいんですか~?」といただくことにしました。

↓ 私の頭の中の予想図。
Cucumber

そうしたら...
Cucumber2

島の人にとって「きゅうり」は「島うり」だったという事実(そうなのか?)をすっかり忘れてたー!!

しかも、この前(→島うり)のなんかに比べても特大級!!

これ2本はとても無理なので、1本はおすそわけのおすそわけとして、ご近所にもらわれていきました。ハイ。

Cucumber1

「私の腕って、きゅうりより細い」って言えるな...。




島うり

2009-06-08 23:27:00 | 奄美-食べ物・食材
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すっかりサボっておりました(^^;
奄美はカラ梅雨です。普段なら、モワっとする湿気もあまり感じず、毎日良い天気。このお天気は7月22日の皆既日食にとっておきたいなぁ...という感じです。

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さてさて、この時期旬のシマウリ。島きゅうり、と書いて売っているお店もある。

写真を見ておわかりでしょうか?左手前の巨大なきゅうり。隣に並んでいるのはヘチマ。そのまたお隣はニガウリ(ゴーヤ)。
反対側から撮った写真、キャベツとの比較でもその大きさがわかるでしょう。

Shuimauri_5

これまで、郷土料理のお店などでは幾度となく食べてきたものの、なんとなく自分で買って使ったことがなかった島うり。
こんな大きいキュウリ、どうやって使えばいいのかわからなかったんですもん。

しかし、このたび(島生活も5年目になってやっと)購入。もっと早く買えばよかったよぅ。

実は、上の2枚の写真を撮るよりかなり前に買って冷蔵庫で眠っていた我が家の島うり。もう4-5日経っちゃうから、どうにかしなきゃ!と思い立ったその日。

まずは、バナナと比べても大きいなぁと、しげしげ眺める。

Shuimauri

半分に割って、また眺める。あれれ、やっぱりちょっと日にち経ちすぎたかな。ちょっとすが入ってる... 

Shuimauri_1

種を取って使うのが主流のようだ。そういえば、欧米に出回っているEnglish Cucumberと言われるものも、島うりほど太くはないが、直径は日本のキュウリの倍くらいあって、長さも30cmくらいあったろうか。そして大きい分、中心部はかなり水っぽかった。

島うりも、同じだ。お店で出てくる酢の物など生で食べる時は、種は取ってある。
...なので、私も縦半分に切って種をとり、3分の1くらいは酢の物に...。

そうそうそれから、皮も厚めでゴワゴワしているので、ピーラーで剥いた。
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残りは、煮物。

えぇ?!!きゅうりの煮物?!
...と、思ったあなた。これは島うりの標準的使い方ですぞよ!

鹿児島県のホームページの中にある、「あまみ長寿食材」の島うりのところをご覧あれ。ちゃーんと、使いかたには酢の物に並んで、煮物や味噌汁の具、とある。

と、偉そうに書いたのだが、正直私もちょっと「きゅうりの煮物~?!」と思っていた。

Shuimauri_2

でも、食べてみたら、これが全く違和感が無い。何かとソックリだと思ったら、これ冬瓜だわ。うん、冬瓜だ冬瓜だー、と思いながらパクパク...。

煮物は、種のままでも良いらしいが、すも入っていたので、私は種部分を取って使った。

こちらの冬瓜のあんかけのレシピにも、「冬瓜の代わりに島うりを使ってもよい」とあり。同感同感!

おそらく、味噌汁も冬瓜の味噌汁ソックリで、雰囲気的にはナスの味噌汁やヘチマ(鹿児島じゃ、ヘチマも味噌汁の具だった)の味噌汁のような感じになるのだと思う。

そんな島うりは、1本50円~150円。お店によって、大きさによって、異なる。黄色く熟れているのも売られてる。(味に変わりはない、とお店の方はおっしゃっていた...) 

遅まきながら、我が家の食卓にも、これからたくさん登場してもらいましょう!



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6月は、もうちょっと頻繁に更新しようと思います!
宣言しておこー。

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