~金作原にて~
オキナワウラジロガシ。
![Img_0014 Img_0014](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/e8/62491706a8f43ba110c08f5a1d7e9c63.jpg)
この森の主だろうか。そのお腹には、オオタニワタリ(?)を抱えて、どっかと根を張っている。
その根は板根(ばんこん)。
奄美に来てから、植物の根っこにの「亜熱帯」を感じることが多い。
アダンやガジュマルの幹から垂れ下がる気根(きこん)や支柱根。そしてこの板根。
右の写真は5月にマングローブで撮ったメヒルギの根っこ。こちらも板根だ。
メヒルギの根っこを見たときも、おもしろいなぁと思ったけれど、このオキナワウラジロガシの板根はすごい。ヒルギの板は板のランクで言えば「かまぼこ板」級だが、こちらは「かくれんぼ」するのに、よい隠れ場所になりそうなほど。
台風で土砂が流されたり、地盤がゆるくなってもしっかり立っていられるようにこんな板状になるそうで、植物ってすごいなあと思う。
![Pb030026 Pb030026](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/cc/43fc79fbdac760e1a281131bfc98a077.jpg)
ネット検索していたら、徳之島のオキナワウラジロガシの板根は心無い人に切り取られてしまった、という記事があった。いったいこんなものを切り取って何になるのか、まったくもってわからない。
このオキナワウラジロガシも遊歩道からはずれて下に下りたところにあるのだが、数年前にできた階段もあって見に行きやすい。見に行きやすくなった分、こうして注意書きをしておかないと、踏み付けられたり落書きされたりして傷んでしまうのだろうか。
**************************
金作原は遊歩道沿いの植物には名前を書いたプレートもついていたりして、なかなか親切だ。遊歩道をはずれて森に入ることはハブがいてとても怖くてできないが、この道に沿ってちゃんと下を見てあるけば大丈夫そう。
自然観察の森は、坂道が結構きつかったので、1歳児は抱っこしなければならず、それで余計に大変だった。でも金作原の道は平らで、我が家のように小さい子供がいても散策できる。そこへたどりつくのはちと大変だが、また来てみたいと思う。
==========================
それにしても。
二つ前の記事(大潮の海)のコメントで「バフンウニ」の名称は...と話題になっているが、植物のネーミングもひどいのが多い。
右のはまだしも、左のなんて声に出して発せられない。最初にこう言い出した人もひどいと思うが、それを正式な和名に採用した人もまったくもう!改名お願いします。
![Pb030073 Pb030073](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/7f/4e223a64dad307f00d7d538424c15f2e.jpg)
![Pb030075 Pb030075](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/6f3b456790ccf898ebd57fba08a99d46.jpg)
オキナワウラジロガシ。
![Img_0014 Img_0014](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/e8/62491706a8f43ba110c08f5a1d7e9c63.jpg)
この森の主だろうか。そのお腹には、オオタニワタリ(?)を抱えて、どっかと根を張っている。
その根は板根(ばんこん)。
奄美に来てから、植物の根っこにの「亜熱帯」を感じることが多い。
アダンやガジュマルの幹から垂れ下がる気根(きこん)や支柱根。そしてこの板根。
![Imga1622 Imga1622](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/87/c54f6af34fe74c3ff34077f2d6a3d974.jpg)
メヒルギの根っこを見たときも、おもしろいなぁと思ったけれど、このオキナワウラジロガシの板根はすごい。ヒルギの板は板のランクで言えば「かまぼこ板」級だが、こちらは「かくれんぼ」するのに、よい隠れ場所になりそうなほど。
台風で土砂が流されたり、地盤がゆるくなってもしっかり立っていられるようにこんな板状になるそうで、植物ってすごいなあと思う。
![Pb030026 Pb030026](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/cc/43fc79fbdac760e1a281131bfc98a077.jpg)
ネット検索していたら、徳之島のオキナワウラジロガシの板根は心無い人に切り取られてしまった、という記事があった。いったいこんなものを切り取って何になるのか、まったくもってわからない。
このオキナワウラジロガシも遊歩道からはずれて下に下りたところにあるのだが、数年前にできた階段もあって見に行きやすい。見に行きやすくなった分、こうして注意書きをしておかないと、踏み付けられたり落書きされたりして傷んでしまうのだろうか。
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金作原は遊歩道沿いの植物には名前を書いたプレートもついていたりして、なかなか親切だ。遊歩道をはずれて森に入ることはハブがいてとても怖くてできないが、この道に沿ってちゃんと下を見てあるけば大丈夫そう。
自然観察の森は、坂道が結構きつかったので、1歳児は抱っこしなければならず、それで余計に大変だった。でも金作原の道は平らで、我が家のように小さい子供がいても散策できる。そこへたどりつくのはちと大変だが、また来てみたいと思う。
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それにしても。
二つ前の記事(大潮の海)のコメントで「バフンウニ」の名称は...と話題になっているが、植物のネーミングもひどいのが多い。
右のはまだしも、左のなんて声に出して発せられない。最初にこう言い出した人もひどいと思うが、それを正式な和名に採用した人もまったくもう!改名お願いします。
![Pb030073 Pb030073](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/7f/4e223a64dad307f00d7d538424c15f2e.jpg)
![Pb030075 Pb030075](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/05/6f3b456790ccf898ebd57fba08a99d46.jpg)
名前のおかしさはその2つが群を抜いてますね
新種なんかは発見者の名が付いたり
星と一緒ですかねぇ!!
きこりが山でこの木を探して枝を切り飛び出した水を飲んだ・・・だったら「出水の木」でしょう!!
憤りはよく解りますよ(笑)
何個か所有してますが、奄美パークの「奄美の郷」にあるおみやげ屋さんでストラップとして販売されてますよ。
今度是非立ち寄ってみて下さい。
>きこりが山でこの木を探して枝を切り飛び出した水を飲んだ・・・
これが由来なんですねぇ!(調べてみました)びっくりです。お水がいっぱい出てくる木なのですねぇ。
だからってこれはあんまりですよね。どうしてそんな発想になってしまったんだか。『出水の木』ですね。子供に聞かれても「xxxxxの木よ。」と言えません!娘が「xxxxxxの木だ!」と言ってもいやだー...
★mizumaさん★
落ちているのには気づきませんでしたが、あるとすれば今の時期ですよね?
おみやげやさんにあるんですね~気づきませんでした。私お土産屋さんを覗くの大好きで、結構いつも見ていたつもりだったのですが、その大きさとすると勝手にソテツの実だと思ってやりすごしていたのかもしれません。興味津々...今度見てみます!
むむむーーーっ!
板根はテーブルを作るのに使われるとかって聞きました。
そりゃあ素敵なのかもしれませんが、生きている根っこの方は百倍美しいです。
塀を抱えて天高く伸びていました。なんていう木だったか?覚えていません。年寄りは物忘れが酷い^^;
みんなで見れば長らく楽しめるのにねえ。
木の根というのは結構デリケートで,目に見えない部分(地中に根っこがある部分)を人が歩くだけでも,木の生命に影響を与えると聞いたことがあります。
例えば,賀茂川沿いの枝垂れ桜(京都府立植物園西)も見物客が桜のすぐ傍まで寄るので,樹勢が衰えたと聞きました。
自然と人間との共生はことほど左様に難しいですね。
marriさんの仰っている木,タ・ブローム遺跡のガジュマルですかねぇ。
カンボジア,一度行ってみたいなぁ!
ふふ、私も板根はもちろん、「気根」と入れようとしたら「既婚」と出ました。開き直って「り根」(=りこん)とか「み根」(=みこん)もないかと探してみましたが、ありませんでした(^^;
板根をテーブルにねぇ...結局磨きあげてしまうわけで、板根である必要があるのかなぁ。ふーん。
自由に取れるほど、どこにでもあればいいんですけどね。
★marriさん★
vagabond67さんがコメントでカンボジアの木のことをかかれています。タ・ブローム遺跡でしたか?
色々なところで色々なものを見ると、わかんなくなっちゃいますよね。marriさん当時はブログされていなかったでしょう?きっとこうして書き残すと自分の記憶にも残るんですよね。私も「オキナワウラジロガシ」なんてブログに書かなければ一瞬で忘れていたかもしれません。
★vagabond67さん★
根っこってデリケートなんですねぇ!枝垂桜がそんなことになっているとは知りませんでした。本当に微妙なんですね。
身近に木があって、それを利用(例えば木にブランコを作ったり、枝を折って何かを作ったり)できたらこんなに幸せなことはないのですが、人間と木のバランスが崩れてしまったんでしょうね。
カンボジア、私も行ってみたいです。あー、世界中に行ってみたいところがまだまだありすぎる~
タ・ブローム遺跡だった!あそこはアチコチに物に絡まったこんな大きな木見たんだっけ?すんません^^;
さすがvagabond67さんでしたね~
私もどこで何を見たか、すぐ忘れてしまうほうです(^^;)
映画のStoryすら忘れてしまい、何度でも感動できる
お得な性格(?!)なのです(^^)ゞ
自然は自然のままにあってこそ胸に響きそうなものなのに。。。
それにしても、面白いですね、名前って!!