続・清水寺
さて、清水寺といえば、この本堂に設けられた舞台。実際に、舞楽などを奉納する文字通り舞台なのだが、やはり『清水の舞台から飛び降りるつもりで...』という比喩に親しみがあるのではないだろうか。
高さは12m以上、上から見下ろしても、下から見上げても「こんなところから飛び降りる、と言っても死ぬだけ...」としか思えなかった。それほどの覚悟で臨んだことがこれまであっただろうか?結婚?
ま、それはさておき、家に帰って調べたら、実際にここから飛び降りた人がこれまでに
何百人もいるそうだ。
そして、なんと、
85%以上の確率で死なないのだそうで...やってみるものだなぁ!
...と感心して、真似してはいけない。平成に入ってからは2人続けて亡くなっている。
※詳しくは、→
こちらのサイトと
ウィキペディア
色々とゆっくりご紹介したい気もするけれど、そこは皆さんよーく御存知の清水寺。それに11:55分の飛行機に乗らなくちゃ!ということで写真だけ、少し...
三重の塔、音羽の滝(=清水寺の名前の由来となった清水)、子安(こやす)の塔と池から見た三重の塔。
![Pa220044 Pa220044](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/aa/1fd22fcfac38de98e8999f2c8802e0c5.jpg)
![Kiyomizudera4_1 Kiyomizudera4_1](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8c/24a99911ec07fa469c4ff40d7ad32fa0.jpg)
ところで、私は清水寺に来ると、必ずおみくじを引くことにしている。
そして、ここでおみくじを引くと、必ず「凶」なのだ (-_-;)
信仰心は厚くもないし、占いも良い時だけ気分がよくなる程度なのだが、ある時友達と一緒になって引いたら、凶。いくら気にしないタチとはいえ、気分はよくない。で、次の機会に「今日はまさか凶じゃないだろう。」と思って引いて、凶。
そんなことで、毎回引くはめに。一度などは、凶のまま帰るのはいやだからと、すぐにもう一度引いてこれまた「凶」。凶→凶ときて、3回目にやっと「末吉」で帰ったっけ。
この日も、開いたばかりのおみくじ売り場で、引いてみた。
ドキドキ...
![Kiyomizudera5 Kiyomizudera5](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/68/02150e75721b406881822dc3b771d95f.jpg)
末吉...。
一般的に(細かい区分もあろうが)、おみくじは大吉から始まって、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶のランクだそうで、末吉なんて凶一歩手前...
凶でないだけマシとはいえ、ろくなことが書いていない。
待ち人きたらず
病人長引くべし
訴訟事叶いがたし
あらそい敗けなり
失せ物でがたし
...って。どこに吉の要素があるのか。
とはいえ、私の「清水おみくじ歴」の中では同点一位の好成績であるから、まあ良しである。
「神仏を祈るべし。無信心なれば、たちまち災い来る」と耳の痛いお言葉も。思えば、いつもここで凶を引いてはちょっと反省して、なんとかやってこられたのかもしれない。
それに、凶でないだけで、なんだかちょっとラッキーな気分...。
清水寺というのは、私の中ではやたらと修復工事が多いという印象で、いつもどこかがシートで覆われていた気がするのだが、この日は工事中のところも無し。時間は短かったけれど、人混みをかきわけることもなくて良かった良かった (^^)
駆け足の見学を終えて、外に出ると、いつもの団体さんで込み合う時間になっていた。
ささ、時刻はもうすぐ8時半。お次は清水坂を降り、三年坂へ。
(つづく)