~夏休み思い出シリーズ 3~
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「ヘンな魚がおるー!」
という少年たちの声にみんなが集まった。
子どもの腰くらいしかない浅い海、サンゴに擬態して、忍者のように隠れているつもりでも丸見えのこの魚。
これが世にも恐ろしいオコゼであるとは、その時誰も知らなかった。
国直海岸には、その日クラスのレクレーションで行っていたので、先生とたくさんの子ども達・その妹弟に親もいて賑わっていた。
謎の魚の周りに続々人が集まる。
「動かないねー」
「何の魚かなぁ...」
「捕まえようゼ」と手を伸ばしかけては、
「待って!みんなにも見せたいから」と踏みとどまることの繰り返し。
「捕まえようとして逃げたらイヤだから」という理由で、触らなかったのが幸いだった。
オコゼの中でも、オニダルマオコゼは、背中の背びれに猛毒の棘があって、とても危険な魚だそうだ。
その数日前に地元紙に載った危険な生物でも見たばかり。いや、数日前のその記事だけでなく、我が家は毎年この記事は切り取って熟読(したつもりの後)、車に載せているほどだったのに、やっぱり紙上で見ても頭には入りませんね。で、私ものん気にこんな写真をバシバシ撮っていて...。
まーるい出目金のような目も、ハクション大魔王ような唇も丸見えで、とぼけてかわいい感じ~
波打ち際からほんの数メートルのところだったので、入れ替わり立ち代りこの魚を囲んで「なんだろーねぇ」...。
「これ、隠れてるつもりなんだよね?!」
「あははは~!全然隠れられてないよね!!」と、なごみっぱなしだ。
「先生にも見せよう!」
ああ、ホントにホントにこう思ってよかったねぇ、みんな!
先生がやっと沖から戻られて、見るや、
「オコゼだ!みんな触るな!!!」
さすが先生です。ああああああ、よかった。
======================
このときは、刺されたらクラゲみたいに痛いのかな、腫れるのかな、程度の認識だったけれど、時に死に至るほどの猛毒なのだとか。ハブの毒より強いらしい。
われわれが国直海岸に行った2-3日前に、沖縄でダイバーがオニダルマオコゼに刺されて亡くなって、新聞に載っていたはずなのだが、全く結びつかず。
(刺されたことが直接の原因で亡くなるのは大変珍しいとのことだが、子どもが触ったらどうなっていたのやら!)
ああ、無知って恐ろしい...
そして、こんな身近にいることにもびっくり。
やはり、奄美の海は裸足で泳がないようにしなくては。
オニダルマオコゼについて【ネットで水族館より】
刺されたら、とにかく助けを求める。刺されたところより心臓に近いところをしばり、毒を搾り出す。お湯で痛みの緩和には効果があるそうですが、とにかく病院へ~!!
奄美ってオコゼの血清もあるのかな...
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「ヘンな魚がおるー!」
という少年たちの声にみんなが集まった。
子どもの腰くらいしかない浅い海、サンゴに擬態して、忍者のように隠れているつもりでも丸見えのこの魚。
これが世にも恐ろしいオコゼであるとは、その時誰も知らなかった。
国直海岸には、その日クラスのレクレーションで行っていたので、先生とたくさんの子ども達・その妹弟に親もいて賑わっていた。
謎の魚の周りに続々人が集まる。
「動かないねー」
「何の魚かなぁ...」
「捕まえようゼ」と手を伸ばしかけては、
「待って!みんなにも見せたいから」と踏みとどまることの繰り返し。
「捕まえようとして逃げたらイヤだから」という理由で、触らなかったのが幸いだった。
オコゼの中でも、オニダルマオコゼは、背中の背びれに猛毒の棘があって、とても危険な魚だそうだ。
その数日前に地元紙に載った危険な生物でも見たばかり。いや、数日前のその記事だけでなく、我が家は毎年この記事は切り取って熟読(したつもりの後)、車に載せているほどだったのに、やっぱり紙上で見ても頭には入りませんね。で、私ものん気にこんな写真をバシバシ撮っていて...。
まーるい出目金のような目も、ハクション大魔王ような唇も丸見えで、とぼけてかわいい感じ~
波打ち際からほんの数メートルのところだったので、入れ替わり立ち代りこの魚を囲んで「なんだろーねぇ」...。
「これ、隠れてるつもりなんだよね?!」
「あははは~!全然隠れられてないよね!!」と、なごみっぱなしだ。
「先生にも見せよう!」
ああ、ホントにホントにこう思ってよかったねぇ、みんな!
先生がやっと沖から戻られて、見るや、
「オコゼだ!みんな触るな!!!」
さすが先生です。ああああああ、よかった。
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このときは、刺されたらクラゲみたいに痛いのかな、腫れるのかな、程度の認識だったけれど、時に死に至るほどの猛毒なのだとか。ハブの毒より強いらしい。
われわれが国直海岸に行った2-3日前に、沖縄でダイバーがオニダルマオコゼに刺されて亡くなって、新聞に載っていたはずなのだが、全く結びつかず。
(刺されたことが直接の原因で亡くなるのは大変珍しいとのことだが、子どもが触ったらどうなっていたのやら!)
ああ、無知って恐ろしい...
そして、こんな身近にいることにもびっくり。
やはり、奄美の海は裸足で泳がないようにしなくては。
オニダルマオコゼについて【ネットで水族館より】
刺されたら、とにかく助けを求める。刺されたところより心臓に近いところをしばり、毒を搾り出す。お湯で痛みの緩和には効果があるそうですが、とにかく病院へ~!!
奄美ってオコゼの血清もあるのかな...