MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

デイゴの不思議

2007-05-06 23:01:12 | 奄美-自然
Deigo1_1このGW後半の4連休、我が家はフル回転!

加計呂麻島(かけろまじま)にも行ってきた。奄美大島の最南端、古仁屋(こにや)からフェリーで20~25分ほどかけて大島海峡を渡る。そこは、奄美大島よりもさらに自然の豊かな美しい島。

見どころいっぱいの加計呂麻だが、本日はデイゴの木。

島のあちこちに大きなデイゴの木がたくさんある。先月載せたヒシバデイゴに比べると、ずっと大きくて花の色は朱色が鮮やかだ。

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これは於斉(おさい)にあるデイゴ。まだあまり咲いていない。やはり、集落によって花の咲き具合も違うようだ。

デイゴの木は、幹が傷つくと、そこを樹皮が覆って修復しようとするらしい。だから、幹も枝もコブコブしているところがたくさんある。

驚いたのは、加計呂麻島の達人ガイド、何でもありさんに教えていただいたこれ!! 

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木が看板を食べちゃった! す、すごいっ。
これはどのくらいかけて、こうなってしまったのかしら。

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そう思って、手をついているうちに...



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私の手も食われちゃった!
ひょぇ~!!


...ってのは、もちろん嘘ですが(^^;

↓ これは何も加工していませんヨ

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右の木と、左の木が、手をつないで一体化。
もともとは右の木の枝だったのだろうが、左の木の傷口と合体したのか、今ではすっかり手をつないだ仲良しの木になっていた。

いやはや、木はすごい。

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こちらは、諸鈍(しょどん)のデイゴ並木にある1本。(いや、2本だったのかな??)
まーるくかまくらみたいになっていた。

Deigo8この傷を直そうとしたのだろう。台風で裂けたのか、何か鋭いものが当たってしまったのか。

でも、そんなことにも負けず、たくましく生き続ける。

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諸鈍のデイゴ並木もまだまだ花は少ない。

たくさん花が咲くと、台風の当たり年と言われるが、こんなに生命力の強い木に朱に燃え上がる花がつけば、「台風よ、来るなら来い!」と言っているように見えるのかもしれない。
花の見頃は今月末だそうだ。
また来てみたいなぁ~

本日の加計呂麻観光、場所の確認は→こちらをどうぞ