MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

花田のミキ

2007-09-30 18:55:02 | 奄美-食べ物・食材
Mikiこの飲み物をご存知の方には、異論もおありでしょうが...



我が家はみんな、ミキが好き!


ミキが好き、なんていうと、ミキちゃんという女の子が好きみたいな感じだが、もともとはお神酒のミキなのだろう。
アルコールは入っていない。

ミキとは、米とさつまいもを原料に砂糖を加えて作られた、発酵飲料。
ミキは、沖縄や奄美では売られているのだが、鹿児島本土にいる時には、この世にこんな飲み物があるとは知らなかった。

ネットを検索してみると、ミキといってもさつま芋が入っていなかったり、麦が入っていたり...。缶入り、ビン入り、色々売っているようだ。

沖縄のミキ
→色々な奄美のミキ(あげーのしま 奄美さん)
(かなり本題から脱線しますが、面白い歴史の話もありました。→目からウロコの琉球・沖縄史さん)

こちら、奄美・加計呂麻なんでもありさんには、作る様子が載っていて、面白い。昔はあちこちで、こうして作られていたのでしょうねぇ。



さて、我が家が飲んでいるのは、写真のような紙パック入りのもの。
牛乳そっくりのパッケージな上、大抵牛乳に並んで売ってあるため、台風のときに空っぽになった牛乳棚から間違えてミキを買ってきた、なんて笑い話もよくあるようで...

これが、実に個性的な風味。
一口飲んで、ダメな人は結構多い。

私が初めて飲んだのは、引っ越してきた年のばしゃ山村のレストランにて。あそこは、小さいグラスに入れたミキが入っているお膳のメニューがいくつかある。
そのときは、「ん?なんじゃこりゃ...」

大した量でもないので一応飲み干した。ほんと、一応飲んだ、という感じ。
そのあと、それがミキであることを知ったが、この2年特に自分で買って飲むようなことはなかった。他の家族も同様で、ばしゃ山村の一口サイズの経験のみだった...。


ところが、なぜかこの夏、我が家に突然のミキブームがやってきた。7月くらいに「ミキを飲んでみようか?」ということになり、名瀬のスーパーで一番よく売っている「花田のミキ」を購入。

これにみんな(正確には、次女以外)ハマってしまったのだ。

特に、長男と長女はミキ大好き人間。朝にミキ、昼にミキ、夕方にミキ。
夫は、朝食時に食欲がないのを、このミキで補っている。
私も、前は決しておいしいとも思わなかったのが、なぜかおいしく感じられるようになった。

なにせ、これは米粉とさつまいもと砂糖を発酵させたもの。百薬の長であるお酒を筆頭に、納豆、ヨーグルト、かつおぶし...もともとの食材より、それを発酵させて作ったもののほうがさらに健康に良いことは、小泉武夫先生も証明済みである。
健康にいいのだから、いくらでも飲んじゃえばいいじゃない...。

と、思いきや、問題はそのカロリーの高さである。

Miki4 Miki3

左が花田のミキの成分表、右は成分無調整の牛乳。
1カップあたり、ミキは96kcalで、牛乳は140kcal。
なぁんだ、ミキのほうが少ないじゃない...と思うのは早合点で、1カップの定義が違う。ミキの1カップは100g、牛乳は200cc
だから約200g。同じ重さなら、ミキの方がずっと高カロリーなのだ。

Miki5左はミキ100g。右は牛乳200cc。

そんなわけで、私はなるべく飲まないようにしている。
成分無調整牛乳ですらカロリーが高くて、低脂肪乳を選ぶ人もいるというのに、その牛乳よりもずっとカロリーが高いんだもの。



このミキという飲み物は、発酵の進みがとても早い。
我が家は、発酵しているものの賞味期限はあまり気にしない。だって、最初から腐ってるんでしょ~ (←この認識は間違っているらしいが)
納豆の賞味期限1週間後は当たり前(ちょっと粘り気が増す)、ナチュラルヨーグルトなら、2週間後に食べても平気だ。

しかし、このミキばかりは日にちが経てば経つほど、すっぱさが増していく。味がかなり変わるのだ。賞味期限内であっても、日々味が違うことには驚いた。
そんなわけで、買い置きができない...。

Miki6もうひとつ、ちょっとフラストレーションがたまることには、ヨーグルトみたいにドロドロしているので、コップに入れて飲み終わっても、こんなふうに残ってしまう。紙パックの中からも出し切れた感じがしないのが、悔しい...(^^; ちょっとセコイ?!


* * * * * * * * * * * * * * *  * * * 

ほんと、すっかりミキが好きになっちゃたねぇ...

と、先日この夏の我が家だけのミキブームを振り返り、他のブランドのミキはどうか、ということになった。
そこで、名瀬のスーパーで手に入るもうひとつのミキブランド「平のみき」も買って比べてみることに...。(平、のほうはひらがなで「みき」だワ (^^)
もちろん、同じ賞味期限のものを選ばねば、この場合味の比較にならない。

Miki2平のみきは、お試しなので500mlを購入。

私も含め、飲みなれてしまったせいか花田のミキの方が好みだった。
花田のほうが、クセが無い気がする...



そんなわけで、今日も花田のミキ。昨日・今日と買い物に行っていないので、今朝の一口を最後に、実はもう冷蔵庫にストックがない。
ほら、ストックすると味が変わるから、いつもなくなる直前まで買わないのだ。

先ほどから、坊主が「ミキは?ミキは?」と言っている。
1000mlで330円以上もするミキ。牛乳の倍ちかくのお値段。
これが1日1本ずつに近いペースで減っていく。

このままじゃ、1年で10万円のミキ代がかかってしまいそうだ
 ( ̄□ ̄;;!!



健康飲料ミキ、しかし体重増加とお金の減少にはご注意下さい。











きっと、またね!

2007-09-28 23:36:16 | 我が家の出来事
29sep1今夜は、お友達を見送りに港へ行った。

今日奄美を去ってしまうのは、つい最近古仁屋にジェラートを食べに行った時(この時)に、きさんに命名していただいた『駆け出しトリオ』のひとり、ちるりんさん

旦那様の転勤だから、仕方ないけれど、奄美に転居してまだ1年経ったばかりだというのに...

そして、私が一緒に遊んでもらうようになってからは、まだほんの数ヶ月。

早すぎるぅ(ToT)
ちるりんさんには、このブログに今年の2月に初めてコメントをいただいたのがきっかけで、最初はネット上のおつきあい。

私より後から奄美に来たというのに、とっても行動派の彼女はあちこちお店も人もとてもよーく知っていて、同じくネット上でしか交流のなかったtokorinさんと私を結びつけてくれたのも彼女。

以来、『駆け出しトリオ』は駆け出して、東に美しい花があれば行き、西においしい店があると聞けば行き... 

28sep5 28sep6
28sep7 28sep8

こうしてみると、今年『奄美に来て初めて行った場所・初めて見たもの』は、彼女と一緒だったことがとても多い。

写真に残っているのは、美しいお花が多いものの、実は圧倒的に「花よりダンゴ」w  
たくさんおしゃべりもしたし...(^^) 
知り合ってから、数ヶ月という気がしないほど、密度の濃い日々だったと思う。

28sep33月の見送りは何度もしたけれど、この時期港に見送りに来たのは初めて。

港にいる人の数は少なくて、今、この家族を見送るのだなぁということが、しみじみと感じられた。



でも、ちるりんさんご一家の新しい転居先は鹿児島市!

tokorinさんも、私も、夫方の実家は鹿児島市内だもの(^0^)v
またしょっちゅう会えるよネ。

次回のトリオ結成は、鹿児島だ。

28sep4今日の海はとても穏やか。
そして、月がとても美しかった。



今まで、本当にありがとう。

きっと、また会いましょう!!




近況報告

2007-09-27 17:22:53 | 奄美-自然
...と、言っても私のことでなく、我が家の(近くの)気になる植物たちの。

Aomushi1←写真をクリックすると、過去記事に飛びます。

まずは、ひと冬越して2年目の、1年草といわれるピーマン。
5月には、青虫にやられておりましたが...
Greenpepper

なんとか実をつけています。肥料もなーんにもやってないので、細~いのですが(^^;;
来年は、ちゃんと肥料をあげようね!(←to 娘) 

これまでに2個ばかり収穫しました。今日も手前のは赤くなりはじめたので、とり入れ。
う~ん、1個かぁ。何に使おうかしらねー。サラダの彩りにでもしておくかぁ...

そして、そんなものより、密かに私がとっても気にしているのは...

気にしているのは...



Banana1_1
←写真(7月撮影)をクリックすると、過去記事に飛びます。


この高級フルーツ、島バナナ!

これはどうなっているかといいますと...



ジャーン!


Banana27sep_1_3

もう、とったほうがいいんじゃないでしょうか?
ですよね??

まだ黄色くはなっていませんが、普通これぐらいでとり入れしないと?
あ~ 気になる。
このところ、駐車場に行くたびチェックです(^^; 
車に乗ったとき、降りるとき、今日も6回チェックしてしまった~

カラスに取られちゃうよぉ~

ひとごとながら、ほとんど自分のもののように気になります。

Banana27sep2なるべく目立たぬよう、葉っぱの位置を無理やりずらして、実にかけておきました(^^;


私の仕事ではない?!


かごしま子育て支援パスポート

2007-09-26 04:40:36 | 奄美-あれこれ
~有名無実のカード~

Card_1主婦の財布はパンパンに太っている。
クレジットカードに銀行のカード、それに色々なお店のポイントカードやらスタンプ台紙...

そんな私の財布の中にある、最も役に立たないカードのひとつがこれである。

これは、鹿児島県が今年1月に始めた「かごしま子育て支援パスポート事業」のカードだ。このカードを提示すると、色々お得なことがあるらしい。
ということで、新聞などで「始まりました!」というのを読んでほどなくして、市役所に行くついでの時にもらってみた。

対象は、妊婦さんと18歳未満の子供を持つ世帯。発行はもちろん無料。詳細は、鹿児島県のホームページのこちら
奄美市については、こちら

いや、これが全然使えない。お金をかけてこういう事業をして、何か実になることがあるのだろうか??
奄美大島内では、参加しているのは奄美市だけなのだが、そのサービス内容があまりにいただけない。

...と、カードをもらったときに役所の人がくれたサービス事業の一覧表を見て思った。

実は、このカードについて最初にブログに書こうと思ったのはカードをもらった3月だ。まだこの事業が始まったばかりである。半年くらいすれば、ちょっとはマシになるかもしれない、と待ってみたのだが、期待は(まあ、あまりしていなかったけれど^^;)やはり裏切られた。

9月になって、県のホームページにある協賛店一覧の表も更新されたので、久々に眺めてみたが、変わりばえしな~い。

奄美市の協賛店一覧とサービス内容(←Excelのファイルです。「開く」でどうぞ。ちょっとばかり時間がかかるかもしれません。)

参加している多くが、名瀬の商店街にあるのだが、サービス内容のほとんどが「トイレの使用」と「乳児用ミルクのお湯の提供」だ。

確かに商店街には公衆トイレは見当たらないが、このカードがないと、トイレは借りられないのか?!
商店街でミルクのお湯を駆け込んでもらう機会がどれほどあるのか?

毎月「カード利用状況」というのを報告してもらったらよいのではないだろうか?これじゃぁ、ほとんど使われていないであろう。


そもそも、カードの図案がいかにも赤ちゃん対象という感じなので、交付の対象が18歳未満までというのも、もらってみるまで知らなかった。18歳未満ということは、高校生までが対象なのに、トイレの使用とミルク用のお湯提供ってなんやねん?!

主婦が欲しいのは、割引です!
そうでなければ、せめてポイント3倍とか。
飲食店での一品サービスなら少しはお得感もあるかも...

しかし、これらのサービスを提供しているのは、本当にほんの一部のお店だけだ。

また、何かサービス提供しているお店は、支払いのときなどに一言声をかけてほしい。
ああ、次女の自転車買うときに防犯登録料払っちゃったよぅ。カード提示でタダだったのに...


あきれてしまったのは、スーパーのところに書いてある「ベビーカートの貸出」。な、なんじゃこれは!
こんなの、カードがなくたって、誰だって使っているではないかー!!このスーパーは、カード提示のサービス内容に、県内の他の自治体のところでもしゃーしゃーと「ベビーカーとの貸出」を掲げている。 
(*`ε´*)/


ふぅ。ちと怒り過ぎました...



だいたい、こうなってしまったのには、鹿児島県の責任が大きい。
記者発表の内容を見ると、サービス内容の例として「商品割引」「スタンプポイントの割増」「買い物中のベビーカーとの無料貸出」「ミルク用のお湯サービス」などと書かれている。
最初の二つはいいとして、こんなところにベビーカーとの貸出とか、ミルクのお湯サービスなんて書くから、お店のほうも「そんなのでいいのか」と思ってしまうのだろう。

県は、大々的に銘打って開始したのならば、「協賛いただく企業・店舗の善意により提供されるものです」とのん気なことを言っていないで、もう少しお店側にもメリットになるような施策をしないと、今のご時勢なかなかうまくいかないのではないか。


他の自治体はどうかと思い、覗いてみると、面白いことに各自治体ごとにサービス内容が横並びだ。
指宿市・霧島市・いちき串木野市・伊仙町・和泊町・知名町は「ポイント2倍」が主流。
薩摩川内市は「期間限定でプレミアム商品券を販売」
南さつま市は、商品の割引
十島村は、民宿の子供の宿泊料金の割引や無料
県のHPには載っていなかったが、鹿屋でも始まったようなので、見てみたら、参加しているのが2店舗だけだった(-_-;)

十島村の地元の人は民宿に泊まらないだろうことを考えると、南さつま市が一番マシのようだが、いかんせん協賛店の数が少ない。

それにしてもまあ、どこも大したことがないのに変わりはないものの、こうしてみると、我が奄美市が一番ショボイではないか。

「できることからやってみよう!」という精神なのかしらないが、小・中・高校生の親も「ああ、助かるぅ~♪」と思うサービスをもっと提供してほしい。

このようなカードの発行は、全国的な流れのようだが、もともとの趣旨は、「子育て世帯の経済的負担を少しでも減らす」ことにある。
(→こちらの記事より)

奄美市よ、鹿児島県よ、そして県内でも参加していない多くの自治体やお店の皆様、サービスの拡充をよろしくお願いいたします!!


我が家がこのカードで「得したなー」と思ったのは、今のところ鳥しんで焼き鳥が5本サービスになったときだけである (^^;;



別府亮 写真展

2007-09-25 07:53:57 | ジャッジ・ジャッジII
24sep_1昨日は、23日に始まったばかりの別府亮さんの写真展に行った。
場所は、奄美パーク

写真展は、入場無料。ぜひどうぞ!

9月30日と10月8日には、ギャラリートークもあるそうだ。
詳細はこちら



ちょうど1年位前、ホテル・ウェストコート奄美の写真展を見、今年の5月に名瀬のスーパー・グリーンストアのを見、今回が私にとっては、3回目の別府さんの写真展。

ホテルでは、ホテルの利用者を中心に、スーパーでは奄美市民に、そして奄美パークでは、奄美を訪れる全国の人々へとどんどん対象が広がっていくのは嬉しい限り?

長女は「写真の勉強をする」とやる気満々!

見るたびに、「いつか(←いつだ?)大きくて明るいリビングの家を持ったら、この写真を飾りたいなぁ」と思うクラゲの写真。
...このマングローブ、ジオラマみたいね。
あ、これは夢紅のクッカルちゃんかな?もっと大きくしてほしいよ~。

以前ご紹介したとおり、別府さんの写真は、どれも明るく希望に溢れている。見ていて楽しい。

さあ、今日もがんばるぞ!

********************************************
【おまけ情報】

24sep奄美パークではNHK土曜ドラマ『ジャッジ』のポスターも張られていた。

大美島、という架空の島の裁判官の物語だが、舞台はほぼ奄美大島みたいな島で、ロケも奄美。

10月6日(土)からですよ~ 


吟亭

2007-09-21 23:56:00 | 奄美-お店・食事
Gintei1_1さて、屋仁川の二晩目はどこにしようか考えた。
やっぱりシマ唄を聴いてもらいたいなぁ。

名瀬には、シマ唄を聴かせてくれるお店は何軒かある。友人のホテルからぶらっと行ける距離なら、「かずみ」「ならびや」「花かげ」もあるのだが、まずは一番「観光客向け」と言われる吟亭に。唄者・松山美枝子さんのお店だ。

吟亭のお店の場所などは、こちらを。
友人のお母様が椅子席の方が良い、という事情もこちらを選んだ理由のひとつ。シマ唄のお店はテーブル席はなく、お座敷とカウンターのみ、というお店がほとんどのようなので...。このお店も、椅子席はカウンターしかないのだが、畳の上に小さめの椅子を用意してくれた。

Gintei3

お料理は、こちらもコースのみで2,000円か3,000円のコース。2,000円コースは3,000円より数品少ないだけだから、小食の人は2,000円でも良いかも。どちらのコースも飲み物は別オーダー。この日はそれぞれビールなどのあと、焼酎をボトルでオーダーした。 
お料理だけなら断然喜多八が好みだが、こちらもおいしかった。

さて、食事を始めてほどなく、シマ唄のステージが始まった。
松山さんの唄、そして師匠の森沢信弘さんが相方を務める。森沢さんは、先日の十五夜唄あしびで素晴らしい声を聴かせて下さった85歳だ。

Gintei2その上この日は、松山さんのお孫さんが登場。なんと小学校5年生だというのに、このうまさは何だ?!三味線もうまいし、声ののびやかなこと!
...と、思ったら、民謡民部少年少女全国大会で準優勝になった実力の持ち主だそうで。蛙の孫は蛙...。
お見それしました!

さて、シマ唄をたっぷり聴いた後、お客さん全員立って島のブルースに合わせた八月踊り、その後六調。

Gintei4_1

お座敷に座れば必ず踊りに参加しなくてはいけない。
しかし、踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら...だ。

これは評判通り、まさに観光客向けのお店だった。

島人が何度も行くところではないが、シマ唄についても丁寧に説明してくれて、唄うのもオーソドックスなラインナップ。
奄美が初めて・シマ唄ってどんなの?というお客さんの案内にはGOOD!

本当は、友達には、シマ唄ってこんなのよ、と私が披露できるようになれば、一番なのだが(^^; 
気をなが~く持ってお待ち下さい...





喜多八

2007-09-20 23:30:00 | 奄美-お店・食事
Kitahachiやっと行くことができました!夜の屋仁川(やにがわ)。

屋仁川とは、奄美市名瀬にある通りの名前ですが、その一帯の飲食街。
地元では「やんご」と言われて親しまれているものの、子連れの私には、普段は縁遠い場所であります。

今回の友人一行は、我が家では親を除いては初めて「大人だけ」のお客様。
夫に子守を任せて、いざ夜の街へ(*^^*)/

喜多八(きたはち)は、奄美の郷土料理のお店。
このお店は、基本的には「お子様お断り」。これは島ではちょっと珍しい方かもしれない。予約時に子供がいることを伝えると、まず断られることが多いと思う。
そうは言っても、この日も予約時に「子連れ」を申告しなかった人たちのお子様がたくさん来ていたが...

へへへ、でもとにかく今日は私は子連れじゃないもんね!

Kitahachi2ああ、心晴れやか。身は軽い~♪今頃家でみんなしてカレーを食べているはず...

そう思って食べるとなおさらおいしい。
おぅ、これがいつも夫が言っていた「酢味噌でいただくお刺身」か?

Rakkyoこっちは島ラッキョウ。
大人の味。
んまい!


あとは、あげーのしま 奄美のはまさんが以前書いて下さったのとほぼ同じラインナップ。この日はテラダ(=トビンニャ)の貝は無くて、油ぞうめんがあったな...あと、コラーゲンたっぷりのピリカラ豚足も。

Kitahachi3それから、これはなんだっけ...よぉくお味の染みた煮物。この頃はかなり酔いが回ってきていたような...実はあまりにお料理が多く、食べ切れなくてお持ち帰りしたのだが、翌日子供たちがバクバク食べていた。

お料理は3,000円の「おまかせ」のコースのみ。あまりお酒を飲まない人は、3,000円+飲み物個別オーダー。1,000円以上は飲むな~という人は、飲み物込みの4,000円でオーダー。

この夜は時間の制限もなく、このお店でゆっくりと。黒糖焼酎もいっぱい飲み...

私は、みかけとイメージとは裏腹に、そんなにお酒は飲めない。(と、思っている)
それにそもそも、飲む機会がない。

普段家族で出かけるときは、帰りのドライバーは私だからお酒は飲まない。家で飲むと言っても、その後子供たちを寝かしつけたりもあるし、せいぜいビール1杯程度。
これまで、何かの会で夜に私だけ行った飲み会もあるものの、大抵早めに切り上げるため、これまた乾杯+ちょこっと程度。

なんといっても去年の夏までほぼ10年間、大抵妊婦か授乳中であったのだ。そういえば、結婚してから、こんなにアルコール摂取したことはなかったかも...

久々に会った友達との夜があまりに嬉しく、かなり飲みすぎた模様。
家に帰ると、開口一番「酒くさい」とクレームが。

...てやんでぃ。




友達は晴れ女

2007-09-19 03:04:56 | 我が家の出来事
Tida連休中は、東京から友達が来ていました。

三連休といえば、台風11号やその後12号になった熱帯低気圧の影響で、島のお天気はかなり不安定。
旅の前の天気予報では、奄美はずっと傘マーク。アウトドアで遊ぶのは期待できないなぁと思ったくらいです。
ああ、せめて一度は青い海と空を見てほしいなぁ...

が、なんとかなるさ!と私をしのぐ楽観主義者の彼女。
結局傘を開くこともなく4泊5日。
毎朝の挨拶は「今日も晴れたねー!」「予報はずれたねー!」

もちろん、毎日雨は降ったのですが、不思議と彼女のホテルに迎えに行けば晴れ。
移動中は雨でも、目的地に着けば晴れ。

やっぱり気合は大切です。

そんなことで、すっかりブログの更新も怠っておりましたが(←しょっちゅうですケド)、至って元気にしておりました。
またぼちぼち再開しまーす。



冷え冷えジェラートのお店で心温まる

2007-09-11 13:40:38 | 奄美-おみやげ
~花とジェラートのお店 たしろ~ 

0909102_1昨日は、いつものメンバー(?!)tokorinさんちるりんさんと一緒に古仁屋へ。

目的は、たしろのジェラート!

忙しく働く(?)夫よ、一生懸命勉強する(?)娘よ、ごめんなさい。
ジェラートのために、わざわざ古仁屋まで行っておりました。

ここはホームページが充実しているので、詳しくはこちらをご覧下さい。おいしそうなジェラートやお花の写真もいっぱいです。
高知山の展望台探しなどの寄り道をちょっとして、古仁屋に着くと、まずはこのジェラートのお店へ直行。
本当に食べたかったのは、せっかくだから、ここならではの、「奄美塩ジェラート」や「うこんきび酢ジェラート」だったのだが、私は息子のため「クッキー&クリーム」と無難なオーダー。
しかも恐れていた通り、「はんぶんこね!」と約束したのに、息子はあんまり分けてくれないよぅ。

で、帰りに忙しく(?)働く夫と一生懸命勉強する(?)娘たちのために、お土産を買って帰った。
「名瀬まで、1時間半くらい」と言っておいたら、冒頭の写真のようにドライアイスを入れてちゃんとパッキングしてくれた。

もちろん食べられなかった(実はちょっと味見はさせてもらったけど)「奄美塩」と「うこんきび酢」も自分のために購入!

塩のジェラートは、塩の味がするのだが、もちろんしょっぱくはなく、あま~い中にほのかな塩。
うこんきび酢は、さっぱりしたヨーグルトの味のような感じで、「いかにもお酢!!」ではない。

(-_-;)

食べ物リポーターにはなれないようです(^ ^;;

送料無料のお試しセット(東北・北海道は送料500円)もあり、このふたつも入っているので、ここはひとつご自分の舌で。


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さてさて、「たしろ」のお店で出会ったのは、おいしいジェラートのみならず。

0909102_奄美の浜のゆりむん(漂着物)。貝殻やサンゴやガラスのかけら。

それらを素材にヘンプ(麻紐)を使ってアクセサリーを作っている「かあちゃん」さん。

かあちゃんさんのブログを私はこっそり覗いたりしていたのだが、この日は以前からブログで交流があったtokorinさんが、かあちゃんさんに連絡を取って、「たしろ」で待ち合わせ?

その素敵なゆりむんを使った作品を、かあちゃんさんは、私たちに会うなり下さった。

ゆりむんを使って、作るアクセサリーは、この世にたったひとつ。
その「てぃってぃぐわ」、三者三様のをいただきニコニコ。

初めて手にしてみたそのアクセサリーの、素朴でおしゃれなこと!
日頃娘たちが拾ってくるガラスのかけらも、こんなふうにしたらいいのだなぁ...(私には、できないけど)
※写真の貝殻はうちにあったものです。
 なんとなく置いてみた...(^^;

この素敵なアクセサリーは、マリンステイション奄美で購入することができるそうだ。
また、かあちゃんさんのHPからメールでオーダーもできるとのこと。

それからは、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。
あれこれあれこれあれこれ...

4人とも、出身地も違えば、奄美に来た時期も違うのに、ここにこうして集まって話しているなんて、不思議なものだ。

またまた交流を広げてくれたtokorinさん、ありがとう!

それに、tokorinさんもちるりんさんも、「お土産ね!」と私に夏休みの旅行のお土産を持ってきて下さった。
細やかな気遣いをして下さる皆様を前に、手ぶらの私は感涙です(ToT)

みなさん、どうもありがとうございました。






番組予告 『課外授業ようこそ先輩』

2007-09-10 02:53:20 | 奄美-あれこれ
Ws000011 
クリックすると番組HPへ飛びます。

今度の土曜日(9月15日)、朝9時半。NHK総合の『課外授業ようこそ先輩』は、奄美市立奄美小学校!

この番組は、各界の著名人が母校を訪問し、在校生に自分の体験を伝えたり、一緒に活動していくことを通して、子供たちが様々なことを学んでいく様子を描いているもの。

今週末は作家・島尾敏雄・島尾ミホ夫妻の長男で、写真家の島尾伸三氏を迎えての放送だ。
アジアの庶民の暮らしや何気ない雑貨にスポットを当ててきた島尾さん。ご本人も、一見何でもない物を大切にしまい込む習性をお持ちです。
 そんな島尾さんの授業のテーマは「宝物を探そう」。
 島尾さんの珍コレクションを目の当たりにして驚く子どもたちですが、自分の大切な宝物を探そうと懸命になります。しかし「宝物」と呼べるのは「物」だけではない!島尾さんの呼びかけに「誰も見たことがないけれど、確かにいると誰もが言う」妖怪“ケンムン”は立ち現れて来るのでしょうか。


以上、番組HPの次週予告より。 詳細はこちら


前回、同番組で奄美が取り上げられたのは、約2年前。
加計呂麻島の伊子茂小学校に、唄者の朝崎郁恵さんが訪問したときだった→そのときの当ブログ記事番組HP

伊子茂小学校は、6年生はたった2人の小規模校。
対する今回の奄美小学校は、島の中心部名瀬にあるマンモス校のひとつ。(マンモス校といっても、1学年100人前後であるが、県内でも結構大きな規模ではないだろうか。)

奄美の中の「都会」の子供たち、どんな反応を見せるのか楽しみだ(^^)