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今日が七夕

2006-07-31 22:50:29 | 奄美-あれこれ
Photo_17関東地方をはじめ、普通にカレンダー通りの7月7日に七夕のお祭りをするところの方には、ぴんと来ないと思うが、今日は旧暦の七夕。

町は七夕飾りであふれていた。




しろ


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有名な仙台の七夕は、月遅れのお祭りなので、毎年8月7日前後らしいが、奄美はきちんと旧暦どおりなので、年によって日が違う。

奄美では、雛祭り・七夕・そしてもうすぐ来るお盆は旧暦で行うそうだ。
今度の週末が旧盆で、毎年恒例の「奄美祭り」が企画されている。

七夕といえば、なんとなく子供のいるうちが飾り付けをし、お願い事をするようなイメージがあるが、旧暦の七夕はちょうど旧盆の1週間前になるため、奄美ではこの飾りを目印に、ご先祖様が帰って来るらしい。だから、子供のいない家でもちゃんと飾りつけしたりするそうだ。(どうりで、お願い事のない飾りも多いと思った!)



うちの飾り?

ありません...
今日が旧暦の七夕だって、今日知りました ( ̄□ ̄;)!!
やけに飾り付けが多いと思い、いつが七夕かを聞き、ついでに奄美の七夕について教わったばかり。

まだ暦も全然奄美モードになっていない我が家...。
まーだまだ、素人。




















なかなか海に行けない

2006-07-31 00:32:51 | 
17jul1夏休み、週末、好天、と三拍子揃っても、なかなか出かけることができない。

そういえば、海の日に撮った海中の写真、「また今度アップします」と言っておきながら、をまだだったなーと思い出した。
本当は、ちゃんと名前でも調べてからと思っていたら、いつまでもできないので...
(写真はすべて、クリックで拡大します)

17jul2

17jul3

17jul5

↓これはすごく大きかった!(にごってますが)

17jul4

浜辺からすぐのところを、シュノーケリングでちょっと覗いただけで、こんなにたくさんいるとは!

まだまだあるけれど、今日はこのへんで...

あーあ、上の写真を撮ってから、もう2週間。
もうすぐ鹿児島に帰省なので、次はいつ行けるかしらん?!







アダン

2006-07-27 23:46:00 | 奄美-自然
Adan1_1奄美に来て、初めてこの実を見て子供達が叫んだ。
「パイナップルだ~!」

確かに、葉っぱも似ているし、オレンジ色の実の大きさもちょうどパイナップルぐらい。でも、パイナップルは木にならない。(実のつき方はこちら

この木は「アダン」。






奄美の海辺には、必ずと言っていいほど生えている。海辺に限らず、内陸部にもあるが(写真は、奄美市名瀬の三儀山)、日向を好むからなのか、高い山やうっそうとした森では見かけない。

こんなに立派な実、まずは食べられるかが気になる私。でも、残念ながら人に聞くと、「食べられないよ!」
実際は食べられない(=有毒)というよりは、食べてもおいしくないということのようだ。(→参照
年配の奄美人(アマミンチュ)なら、子供の頃トライしたこともあるのではないかしら?

実(み)はおいしくないが、新芽はおいしいそうで、奄美料理では見たことはないが沖縄の八重山地方には、この新芽を使った料理があるそうだ。(「アダンの芽のいためもの」で検索するとヒットする。)見た目も味も竹の子のような感じなんだとか。
フィリピンでは葉を米飯に入れて炊き、新米のような香りをつけるという。他にもカゴや帽子を編んだりと、葉っぱは何かと使えるシロモノだ。



このアダンはタコノキ科。幹からタコの足のように気根が出てくるから...。そう、この無数に出ている放射状のは、幹でなく根っこ。ガジュマル(クワ科)なんかもそうだが、こういうふうに幹から気根が出ている木を見ると南の島を感じるな~

Adan2_1

天然記念物のオオヤドカリはこの実が好物で、夜更けの海岸には落ちた実の周りにたくさんのヤドカリさんたちがいる、と先日教えてもらった。早くこの目で見てみたい。夏休み中にお目にかかれるかしら。






子育て中

2006-07-25 09:03:58 | 奄美-自然
Duck1

奄美市内の新川にいる水鳥。
ただいま川の探索及び泳ぎの練習中!
この川にたくさんいるこの水鳥、アヒル?カモ?と思っていたが、
バリケン」ですよね?
別名タイワンアヒル、フランスカモ、ともいわれるらしいので、アヒルでもカモでもよかったのかしら(^^;)

赤くてちょっとコワイ顔つき。特に雄は鶏のトサカのような赤いのが顔中に広がっているのでグロテスク。もとは南米の野バリケンを食用の家禽に改良したものだそうだ。(と、いうことは、食べたらおいしいのか...)

日本全国色々なところにいるそうだが、奄美のこの川に、どうやってやってきたのだろう?
顔が顔なので、あまり好きでもなかったが、子育てをしている姿に急に親しみを覚えた。

Duck2

ハイ、草むらも探索してみましょう。ヘビに気をつけなさ~い。

Duck3

お母さんは、子供から目を離しません。

Duck4

ハイ、草むらはこのへんで。次行ってみよう!



尊敬するな~このお母さん。
だって、ガミガミ言ってません。うちと違って。





島の果物屋さん

2006-07-24 01:55:39 | 奄美-あれこれ
Passion

先日ご紹介したトケイソウ。
こんなふうに売られている。

          豪快!
箱に入っているのは進物用。
袋のは...下の方は傷まないのか心配。ジュースにするためなのかな?どうして小袋が無いの~?!!

袋に字が印刷されていたので、「本当にゴミ袋か?」と思ったら、「xxkg」「等級xxx」などが記載されていて、これはちゃんと果物用の袋だった。(あたりまえか...)
たんかん、すもも、みんなこんなふうに入っている。

実際に買っている人を見たことは、まだないのだが...
持って帰るのも大変そう!


土用丑の日

2006-07-23 08:55:00 | 名前・地名・語源
Doyou

あー、夏休み始まってしまった。あんなに楽しかった日々も、親になると途端に苦痛な日々に。ラジオ体操、土日も休みなくて普段朝寝坊な我が家は、休みに入っていつもよりも早起きをしなければならない羽目に...

そんな中、今日は土用丑の日!

...と、いうわけで一日早いが昨日うなぎ屋さんへ行った。
行ったお店は、奄美市名瀬のうなぎ「和光」。お店の名前の通り、和光町のお店。名瀬中心街永田町方向から和光トンネルを抜けて、ちょっと行くと右側に看板があります。

Doyou4

(新しいカメラの使い方を極めておらず、なぜか全てボケてしまった。なぜ??)

一番上の写真は、「うな重」1300円で、下の写真は「特上うな重」1700円なり。長女は「うな丼」800円(画像無し)、他にカツ丼(700円)も注文。うなぎ屋さんなんて、久しく入ったことはなく高い印象しかなかったが、リーゾナブル。うな重なんて、2000円以上、特上とくれば3000円??なんて思っていたが、あれは東京価格だったか...
それにしても5人家族とはいえ、うち3人は子供、しかも一番上ですらまだ小2なのにこんなに頼んじゃって、我が家の食欲って...

Doyou2_1

今まで、「土用」といえば、「丑の日に鰻を食べる」ぐらいにしか考えていなかったので(私だけ?)、ちょっと調べてみた。

土用とは、立春・立夏・立秋・立冬の前18日間。春は清明、夏は小暑、秋は寒露、冬は小寒の後、各13日目に土用に入り、18日~19日で土用が明けて次の季節が始まる。


のだそうだが、一般的には土用というと夏の土用をさすことが多いようだ。
今年だったら7月7日が小暑だから、20日から土用入り。立秋は8月8日。

で、土用中は、「土の気が盛んになる」のだそうで、土を犯す作業や殺生はいけないそうだ。
へ~知らなかった。知らずに庭仕事して、ついでに虫を殺してしまっている人もいるのではないかしら?ほら、そこのアナタ。

だからこの期間は、昔は葬送は延期されたんだとか。でも何事も「抜け道」があり、「土用に入る前に着工して、土用中も作業を続けることは差し支えない」とか「間日(まび=夏なら卯・辰・申の日が間日)ならいいとか、色々あるそうで。
こういうのを気にして生きていくのも大変だ。でも鰻を食べる、とかそういう都合のいい風習だけはありがたく採用!

土用の丑の日に鰻を食べる習慣については、平賀源内の発案というのが一般的な説のようだ。これ、よく聞きますね。
平賀源内、エレキテルの発明で有名だが、かなり色々なことをやっていて、今いたらぜひお友達になりたいタイプのお方。

こちらを読んでみると、そもそも「丑の日に『う』のつく食べ物を食べると夏負けしない」と言う説が始まりだから、別に鰻でなくても「う」がつけばいいそうだ。これまたへ~!

「うどん」のみならず、語尾が「う」の「ごぼう」でもいいと書いてある。あら、それなら「ほうれんそう」でも「ウニ丼」でも「とうふ」でも「きゅうり」でもいいのでは?とはいえ、ウニ丼ならまだしも、「土用だから今日はきゅうりを食べよう!」と言われてもそそらないけれど(^^;)

土用は18-19日間だから、十二支を当てはめると、年によっては2回丑の日が入ることもある。今年も、もう1回、8月4日が丑の日だ。鰻屋さん、ダブルチャンス!

ささ、鰻を食べて、子供達パワーに負けないようがんばりましょう!夏休みを乗り切るぞ、エイエイオー!!



トケイソウ

2006-07-18 23:34:26 | 名前・地名・語源
Passion1お花が時計の文字盤のようなので、時計草。本当は、実がなるのは「クダモノトケイソウ」なのだろうが、奄美ではみんな「トケイソウ」と言っている。

これ、パッションフルーツ。


今、奄美ではパッションフルーツが旬を迎えている。
日曜日の朝に、NHK「おはよう日本」でも紹介されていたのでご覧になった方もあるだろうか。今、果物屋さんの店先には、どーんと大袋。

たんかんや、すももが旬を迎えていたときにも思ったのだが、どうして島ではあのゴミ袋みたいなビニール袋に、信じられない量を無造作に入れて売っているのだろう。きっとみんなに分けるのね。遠くの親戚に送ったり...でも、うちみたいに家族で食べたいなーと思っていると、あの大袋は困るなぁ。

それはさておき、パッションフルーツ。

Passion2

味はいかにも南国フルーツ!という感じだ。(と、これでは説明にならないか?)
二つに割るとトロピカルな香りが強烈にただよってくる。結構好き嫌いのある味だとも思うが、鹿児島本土でも売られていて、以前からうちの子供たちは大好き!ただし、消化はあまりよくないようだ。小さいお子さんは食べすぎに注意。
他の果物と違って、ちょっとシワシワになったころが食べごろだ。

中はゼリー状の袋に硬いつぶつぶの種が入っていて、これを種ごと食べる。っていうか、種そのものを食べているのような気にもなる。夏みかんの果肉を分解して中に硬いつぶつぶ入れちゃったような。ジャリジャリして変な食感だが、くせになる。見た目も結構強烈。

Passion3そんな食感のこの果物、ものすごーく甘いのだが、同時にものすごーく酸っぱい。こんなに酸っぱいのに、こんなに甘いとは摩訶不思議。

レモンは酸っぱいが甘くないし、メロンは甘いが酸っぱくない。イチゴやみかんなどは甘いと酸っぱいが同居しているものの、すっぱいのはおいしくない。なのに、このパッションフルーツはこうもうまいこと甘いと酸っぱいがおいしく同居しているのだ。

原産地は、南米、亜熱帯・熱帯の果物。暑い盛りにこの果物。そうよ、情熱パッションよ!

...と、言いたいところだが、パッションの語源は情熱のpassionでなく、キリストの受難を意味する「The Passion」なんだそうだ。
(→もっと詳しくトケイソウ

「鎮痛・精神安定・抗痙攣・不眠の緩和・血圧の降下・ヒステリーやノイローゼの緩和・更年期障害」に良いと書いてある!

あの大袋を買ってみようかな?? 
        (追記→売られている様子アップしました)


海の日!

2006-07-17 23:42:24 | 
Snorkelling海の日が国民の祝日になって、今年で丸10年だそうだ。

そういえばちょうど10年前に家族となった我が家は、海の日が生まれてから初めて、海の日満喫!
今年小2の長女と、昔小2だった私は、今日はシュノーケリングデビュー。

海には何度も行ったことがあるがこの20年以上(30年かな)、顔をつけた記憶が無い。おまけにシュノーケリングは初めて。

実は昨晩、ひそかにお風呂で一人練習してみたのだ。口だけで息をするってどんなだろう?あの巨大ストローのシュノーケルを口にくわえて、夜中にお風呂で顔をつけるおばさんひとり...(^^;)
海で口を離したら、この管はどこに流れてしまうのかを本気で心配した。お風呂上りに、「あの管、口から放したらどこに流れちゃうのかわからないじゃない?」と夫に質問して思いっきり笑われた。水中眼鏡(え?マスク?ゴーグルっていうのかな?)に固定することも知らなかったような状態...

そんな感じだったので、おそるおそるだったが、超久々に覗いた海は楽しかった!

出かけたのはよく行く「ばしゃ山村」。午後4時到着。海水浴をするには遅い時刻?

いえいえ、昼間は用事があったこともあるけれど、真夏の奄美で昼間泳いだら暑すぎてダメ。

3連休とあって、駐車場もいっぱいで停めるのも一苦労。とても混んでいた、ばしゃ山村。
混んでいた、といってもこのくらいだけれど。

17jul061

そして、先日買ったカメラもちょ~うど昨日届いたので、このカメラも本日デビュー!

買ったのは、オリンパスのμ720SW
前に別府亮さんのブログで「Recommend」の欄にあったもの。プロのカメラマンもお薦めするなら間違いないワ。(プロはこんなの使わないだろうけど。)で、スペックを見たら我が家にはとても嬉しいものだったので即価格チェック。

このカメラ、カバーもつけずに3m防水で砂もOKなうえ、1.5mの高さから落としても大丈夫!というのが売り。雨でも海でも気兼ねなく写真が撮れるのは当然嬉しいが、我が家のように子供達が勝手にカメラを触ることも多いユーザーには多少手荒に扱ってもいいというのがものすごーーく魅力的。1歳坊主なんて、いつ落とすかわかりゃしない...(もちろん、わざわざ持たせるわけではないのだが、勝手に見つけて取って行ったりするので、今までもヒヤヒヤ)

価格.comで本体&1GBメモリー合わせて4万円くらい。今回見つけたお店は、送料無料が嬉しかった。奄美は通販しても送料が高いので。価格.comは日々価格や条件が変わっていくので、2日後に見たら、もうそのお店の送料無料キャンペーンは終わっていたし、一番安い店も変わっていた。これから何か買う人はマメなチェックが必要ですヨ。

あれれ、カメラと価格.comの宣伝になってしまった?

早速水中写真も挑戦。1枚目は、私の撮影。シュノーケリングにおっかなびっくりのため、子供達がすぐそばにいるような足の着く場所で撮った気弱な1枚 (^^;)
でも、そんなところにも、お魚はいっぱい。岸からわずか3mほど。深さは1mもない。

17jul062

夫はあちこち、もうちょっと先まで、これまたシュノーケリングで。

17jul063_1

ちょっとの違いでも、透明度がかなり違う。結構たくさん魚の写真も撮れたので、また今度アップします(^^)

6時に海から上がり、7時に帰宅。今日はちゃんとご飯も作って家で食べ、9時すぎ就寝。
バタンキュー(っていまどき言わない?)の子供達。

以上、我が家の海の日は、とても海の日らしい1日だった。






夕日を見に

2006-07-16 03:53:14 | 
Ohama15jul

昨日は、今シーズン初めて夕日を見に大浜海岸へ。
水平線に沈む太陽を、と思っても大抵雲に邪魔される。それにそもそも、海に太陽が沈む、というのは奄美大島では夏場だけだそうだ。

初めて聞いたときは「え?なんで??」と思ってしまった。島なんだから、一年中海に沈むのでは?と。
奄美大島は入り組んだ海岸線ギリギリまで山になっているところばかりで、浜からの視界が意外に狭い。だから冬に夕日が沈む方向は、どこも山になってしまうのだそうだ。

そんなわけで、海に沈む夕日は夏限定!
(そうは言っても、こんなに大きな島だから、どこかに冬の夕日のポイントもあるのかな?)

ところが、夏の夕日は遅い。今は7時20分過ぎだ。こんな時間は、普段はご飯だお風呂だと大忙しで、夕日を見に行ってしまったら、明日学校に行く時間に起きられない。
土曜日が狙い目なのだが、いつも夕方は三味線のお稽古。だからなかなか見に行く機会がないのだが、昨日は三味線が終わった後に行くことができた次第。

夕食は、浜辺でお弁当。コンビニ弁当でごめんなさい!でも作らなくて済んで、私はラッキー?

Ohama15jul3

日が沈んでも、まだ明るい。何かいないかな~
ヤドカリと遊んだり、小さいカニを捕まえたり。

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浜辺で、ウェディングドレスに身を包んだ花嫁さんを見かけた。
お天気もよかったし、きっと素敵な結婚式だったでしょう。

Ohama15jul4_1


また明日も遊ぼうね!





朝からうるさい

2006-07-14 12:19:10 | 奄美-自然
Semi

全国的に熱帯夜のところが多いようだが、奄美は連続何日目だろうか?
ゆうべは結構激しい雨もあったが、蒸し暑さは相変わらず。
この写真は先週。
外では一晩中鳴いていることもあるセミだが、この晩は真夜中、やけにうるさいと思っていた。
どうりで、家の中にいたのだもの。

網戸に穴はあいていないのに、先日は、網戸の内側にヤモリがいた。
家中にアリもいる、クモもいる。
この網戸は役に立っているのかしら?