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ガジュマルパワー

2007-05-08 15:50:23 | 奄美-自然
Gajumaru1_2手をつないだ仲良しデイゴや、看板を食べた腹ペコデイゴのすぐお隣にある於斉のガジュマルジャングルジム!

ここは、遊び出したらやめられない、止まらない。

人工のジャングルジムと違って、ここならいつまででも遊べそうな気がするほど!


Gajumaru0

木の上から、こうしていくつもの気根が垂れ下がり、悠久の時をかけて地面に突き刺さり、太さを増す。

1本の木の、もともとの幹はどれだったのか、今となってはわからないほどに、幾重にも絡まり巻きつき...
それで全くゆるぎなく力強く根付いている。

『ガジュマル』という名前は、沖縄の方言「絡まる(がまる)」から生まれたそうだ。
そしてこのガジュマルは『絞め殺しの木』という物騒な別名も持っている。

他の木の樹上で発芽し、その木に寄生しながら育っていくガジュマル。そして、上の写真のような気根を垂らし、太くなり、絡まり続けて、ついには元の植物をすっかり覆ってしまい、枯らしてしまう。文字通り「絞め殺し」てしまうのだ。
ものすごいパワーの持ち主、ガジュマル...。

Gajumaru4その上、デイゴ同様に再生機能も発達しているようで、このようにどちらが元なのかわからない枝が。
傷口にぴったり入ってしまい、そこが覆われてしまったのか、まるでおあつらえ向きの取っ手のようだ。

この取っ手、体重50kg(±20%誤差あり)の私がぶらさがっても大丈夫!ビクともしない。

樹上には、太いロープが結ばれていて、そのロープにぶら下がってブランコ遊びをしたり、ターザンごっこをしたり...

Gajumaru2私もやってみた。

これがめちゃめちゃコワイ!
コワイから面白い!

ア~アァァァ~



飛び降りる踏ん切りがなかなかつかない。
心を決めて、エイ!っとお尻を枝から離す。大人の体重では、すごい高さまで上がる(ように感じる)。そして揺れ戻るときに、もといた枝に頭を打ち付けるのではないかと怖くなるのだが、振り返る余裕すら無い。

いくら下から冷静に「物理的に、元の枝にぶつかることはあり得ないんだから!」と声援(?)を受けても、背中を向けたまま猛スピードで木に向かっていくときの恐怖...

ああ、もう一度やりたい~

Gajumaru3


大人も次々挑戦し、夢中で遊んでいると、網に小猿が4匹かかっていた...。(?!)


大人だって楽しいこの於斉のガジュマル。
お子様連れには絶対のお薦めです!

そして、観光で回られる際には、ここで結構時間を使ってしまうことを計算に入れておきましょう!