MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

凛!

2006-10-29 23:59:00 | 奄美-自然
Tsuru1

今日は、てふてふさんに教えていただき、家族で秋名(龍郷町)の田んぼに迷い鶴を見に行った。
今朝は、地方紙数紙には載っていましたね。
てふてふさんが撮った鶴たちは→こちら

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私達、何をするにも一緒!

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食べるときも一緒!
気分は「4羽の白鳥」。

...と、いうのは嘘でして。

Tsuru4_1Tsuru6

こんなふうに、大抵はてんでばらばら、それぞれ一心不乱に餌をついばんでいた。
(まるで我が家...)

Tsuru5_1驚かさないよう、(新聞にそう注意書きもあったので)車の中からそっと見守る。

子供達は、すぐに飽きてしまうかな?と思ったけれど、意外や意外、30分くらいは経っただろうか。

結局は、鶴がいなくなるまで見続けた。
家族で観察を楽しんだ午後のひととき...

てふてふさん、ありがとうございました。


(追記)続きは、11月2日の記事 (→こちら




京都 4

2006-10-28 00:05:07 | 
清水寺から八坂の塔へ

Kyotoa
来るときは、タクシーを使って上った清水坂。
帰りは徒歩で。

ここから産寧坂を通り八坂の塔に抜けるルートは大好き?



すっかり変わってしまったと思った京都だが、この辺りは昔の風情を残しているし、やっぱり京都はいいなぁ~ 
まだ閉まっているお店が多いが、あちらこちらからシャッターが開く音が聞こえてくる。

Kyotoe_1「写真撮ってもいいですか~?」

奄美では、なかなかこの一言がいえないのだが、旅先では思い切ってお願いする。


「どうぞどうぞ。」快く引き受けて下さったお礼に、もちろん一箱お土産に購入。試食もさせていただく。出来立ての八つ橋がこんなに柔らかくておいしいとは...(そんなに好きなお菓子でもなかったのだが)

そして、七味家さんでまたまたお土産を買い、ここから右に三年坂に入る。

Kyotof

Kyotoc

Kyotod三年坂は、写真の通り「産寧(さんねい)坂」。
これは、昨日ちらっと写真だけ載せた、清水寺の「子安(こやす)の塔」と深いかかわりがあるそうだ。

子安の塔は、今でこそ清水寺の本堂からだいぶ歩いた丘の上にあるが、明治末までは入口の仁王門の門前にあった。安産と子育ての観音様を祀ってあり、昔から大きな信仰を集めた由。それが「産寧」(安産)→「三年」となったとの説が清水さんで買ったガイドブックにはあった。

北の政所=寧々が、この坂を通って清水寺に子供を授かるお願いをしに通ったので、寧々→産 から産寧であるという説もあるそうだが...

三年坂を下りていくと、途中で二年坂(二寧坂)に曲がれるが、時間もないし「2年坂で転ぶと2年以内に死ぬ」(だっけ?)という言い伝えもある。おみくじもあまり良くなかったので今日は敢えて行くことも無い。(と、自分に言い聞かせただけで、実は行ってみたかったのだけれど!)

と、いうわけでそのまま八坂の塔の方へ。

Kyotog_1







嬉しいような、
悲しいようなー。


...だって、

  電線が!



S


私が昔の京都市長なら、この界隈には電柱を立てさせない条例を制定しておきましたなぁ。
今の京都市長だったら、この電線は費用がかかっても埋めますなぁ。

...と、言っても既にあるものを埋めるのは無理なんでしょうかねぇ。


でもまあ、このコース、京都らしいものがいっぱいでとても幸せな朝の散歩だった。

八坂の塔を抜けたら、東大路通に出て、私の朝の京都めぐりもおしまい。時刻は9時過ぎ。
そこからバスに乗って京都駅へ向かった。

慌しかったけれど、なかなか良い選択だったと満足の早朝の清水界隈散策。
京都らしい写真を並べて、私の京都の旅報告もおしまいです。(写真はクリックで拡大します)

KyotohKyotoi

Kyotom

KyotobKyotol

Kyotok

だらだらと長い旅日記をここまで読んでいただきありがとうございました~

(おわり)







京都 3

2006-10-27 06:41:17 | 
続・清水寺

Kiyomizudera1

さて、清水寺といえば、この本堂に設けられた舞台。実際に、舞楽などを奉納する文字通り舞台なのだが、やはり『清水の舞台から飛び降りるつもりで...』という比喩に親しみがあるのではないだろうか。

Kiyomizudera2

高さは12m以上、上から見下ろしても、下から見上げても「こんなところから飛び降りる、と言っても死ぬだけ...」としか思えなかった。それほどの覚悟で臨んだことがこれまであっただろうか?結婚?

ま、それはさておき、家に帰って調べたら、実際にここから飛び降りた人がこれまでに何百人もいるそうだ。
そして、なんと、85%以上の確率で死なないのだそうで...やってみるものだなぁ!
...と感心して、真似してはいけない。平成に入ってからは2人続けて亡くなっている。

 ※詳しくは、→こちらのサイトとウィキペディア

色々とゆっくりご紹介したい気もするけれど、そこは皆さんよーく御存知の清水寺。それに11:55分の飛行機に乗らなくちゃ!ということで写真だけ、少し... 
三重の塔、音羽の滝(=清水寺の名前の由来となった清水)、子安(こやす)の塔と池から見た三重の塔。

Pa220044Kiyomizudera3_1

Kiyomizudera4_1Pa220074_1

ところで、私は清水寺に来ると、必ずおみくじを引くことにしている。
そして、ここでおみくじを引くと、必ず「凶」なのだ (-_-;)  

信仰心は厚くもないし、占いも良い時だけ気分がよくなる程度なのだが、ある時友達と一緒になって引いたら、凶。いくら気にしないタチとはいえ、気分はよくない。で、次の機会に「今日はまさか凶じゃないだろう。」と思って引いて、凶。
そんなことで、毎回引くはめに。一度などは、凶のまま帰るのはいやだからと、すぐにもう一度引いてこれまた「凶」。凶→凶ときて、3回目にやっと「末吉」で帰ったっけ。

この日も、開いたばかりのおみくじ売り場で、引いてみた。

    ドキドキ...

Kiyomizudera5末吉...。

一般的に(細かい区分もあろうが)、おみくじは大吉から始まって、中吉、小吉、吉、末吉、凶、大凶のランクだそうで、末吉なんて凶一歩手前...
凶でないだけマシとはいえ、ろくなことが書いていない。

  待ち人きたらず
  病人長引くべし
  訴訟事叶いがたし
  あらそい敗けなり
  失せ物でがたし
...って。どこに吉の要素があるのか。

とはいえ、私の「清水おみくじ歴」の中では同点一位の好成績であるから、まあ良しである。

「神仏を祈るべし。無信心なれば、たちまち災い来る」と耳の痛いお言葉も。思えば、いつもここで凶を引いてはちょっと反省して、なんとかやってこられたのかもしれない。
それに、凶でないだけで、なんだかちょっとラッキーな気分...。

清水寺というのは、私の中ではやたらと修復工事が多いという印象で、いつもどこかがシートで覆われていた気がするのだが、この日は工事中のところも無し。時間は短かったけれど、人混みをかきわけることもなくて良かった良かった (^^)



駆け足の見学を終えて、外に出ると、いつもの団体さんで込み合う時間になっていた。

Kiyomizudera6


ささ、時刻はもうすぐ8時半。お次は清水坂を降り、三年坂へ。

(つづく)




京都 2

2006-10-26 05:02:00 | 
清水寺

Kiyomizu1

さて、迷った挙句選んだ清水寺
紅葉はまだ全く見られない。1ヶ月ぐらい先が、見ごろかな...。
京都は、私の生まれた場所。育ったのは関東地方だが、母の実家があり、毎年里帰りしていたところだ。祖母もまだずいぶん若かったので、中学生以降は、母がいなくても場所柄友達を連れて、春に、夏に、冬にと行っていた第二の故郷ともいうべき土地だった。
今回は本当に久しぶりでわくわく...だったのだが、正直に言うと、ちょっとガッカリしてしまった。

と、いうのも、京都の風景が、私の記憶とはかなりずれてしまったため。「浦島太郎」状態の寂しさというか。あんなによく知っていたはずの京都なのにーという気持ち。街中は、どこにでもありそうなお店が並んで、京都らしいお店を探すのが大変。

特に、郊外は...。全国チェーンの量販店が並び、ここが埼玉だ、と言われても鹿児島だ、と言われても信じてしまいそうだった。京都に限らず、日本全国そうなってしまったのだろうなぁ、奄美も最近どんどんチェーン店が増えてきたし。
とはいえ、生活している身には便利なわけで、私もそういうチェーン店を喜んで使っているのだから、京都に建てるなというわけにもいかないのだが。

そんなわけで、少しでも馴染みのところが見たくて、何度も通った京都のうち、一番たくさん行ったと思われる清水寺を選んでみた。京都駅からも遠くない。それに、大抵の寺院が8時以降の拝観なのに、清水寺は6時から開いている、とガイドブックにあった。山門前にお店もたくさんあってお土産も買えるかもしれない。

以上、大変前置きが長くなってしまったが...

到着したのは、7時半過ぎ。
普通なら、清水坂をゆるゆる上って行くのだが、車両進入禁止の清水坂も朝8時までは入ってよいとタクシーの運転手さんが言う。時間が無いので、上まで行ってもらった。

Kiyomizu2_1

こんなに誰もいない仁王門は初めて。いつもなら、団体客が集合写真を撮っているポイント。

Kiyomizu3_1Kiyomizu4_1

写真を撮るのもラクラク (^^) (クリックで拡大します)

Kiyomizu5_1

舞台から見た、子安の塔。ああ、紅葉の時期だったら、どれほど素晴らしかったでしょう。

でも、この朝の冷えた空気。本当に気持ちが良い。


静寂の中に、箒で掃き清める音だけが響く...。


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...のじゃなくて、掃除機かいなぁー。嗚呼。

無粋やわぁ。
それに、あんまり効率がええようにも見えへんかったけど?

ホンマ、静寂を破るかなりのガー音やったわぁ。


(つづく)






京都 1

2006-10-25 05:06:47 | 
祖母と会う

Pa220067

さて、鹿児島から乗り換えて、伊丹空港から京都へ。
今回のあまりに短い京都往復の目的は、私の母方の祖母に会いに行くことだった。
毎年のように「そのうち子供達も連れて行くからね。」と祖母に伝えて5年。やっぱり子連れで簡単には出かけられない。

そうしているうちに祖母も92歳になり、だいぶ弱ってきた。2年前に危篤の父方の祖母を見舞ったときには、既に話もできない状態で、その後すぐ亡くなってしまった。以来一層、母方の祖母とはちゃんと話ができるうちに会っておきたいと思うようになった。

今回、飛行機会社のマイレージが貯まっていたことと、珍しくこの土日なら夫も子守をしてくれそうなこともあり、思い切って私だけでも会っておこう、と思ったのだ。家族みんなで、と思ったら今度いつ行けるか全く目途が立たない。
周到に計画はしていたものの、子供の具合が悪くなったり、台風が来たりすれば計画はパーなので、子供達にも直前まで黙っていたし、祖母には知らせないまま出かけた。

土曜日のフライトは、奄美大島9:20→鹿児島10:10 
             鹿児島11:45→大阪伊丹12:55

奄美大島から、伊丹へは直行便もあるのだが、一日1便で
             奄美大島14:55→大阪伊丹16:25

マイレージは2区間しか無料にならないので、私は3時間半を13,500円(奄美大島→鹿児島の料金)で買うことにした。直行便で行ったら、京都に着く頃には日も暮れてしまうので。

Kyotoa1祖母は思っていたよりは元気そうで、集まった叔父や従妹達とも久しぶりに会うことができ、慌しくも楽しいひとときだった。





...と、いうわけで、1日目は観光する余裕も無く、終わった。

さて、翌日、奄美大島へ帰る飛行機は 伊丹11:55発だ。遅くとも、京都駅を9時半過ぎに発たないといけない。その時刻までに、お土産も買いたいのだ。と、すればどこか見るのも9時まで。

朝9時までの京都、どうしよう???
地図を睨みながら泊まった鴨川近くと京都駅の経路をあれこれ考え、お上りさんらしく選んだのは、清水寺。

(つづく)




海、空、ブルー

2006-10-23 13:09:44 | 
Kaimondake

飛行機の窓から見た、鹿児島は開聞岳(かいもんだけ)の眺め。
大人になって、飛行機に乗る機会が重なってくると、座席予約の際には必ず「通路側」を選ぶようになった。
長距離のフライトでは、機内を歩きたくもなるし、お手洗いに行くのにも都合が良い。

そして、子供と一緒に乗るようになってからは、窓側といえば、いつも子供達が争うところ。私が座ることなど皆無となった。飛行機に乗ったら、目的地まで子供が騒がないようにすることに専心して、とても景色を見る余裕は無い。

今回、1人だったので、久しぶりに迷わず窓側をリクエスト。その眺めの素晴らしさに感動した。
特に、奄美と鹿児島を結ぶ路線は、ほとんど海の上。

空の青、海の青、はさまれた雲、ときどき眼下に見える島々。
どれをとってもあまりの美しさに睡眠不足も忘れて見入ってしまった。

Sky

空と海のブルーを眺めているだけで、幸せ。

Kaimondake2

特攻隊員は、知覧の基地から飛び立ち、空からこの開聞岳を見て意を決したそうだ。薩摩半島の南端にある開聞岳に別れを告げれば、あとは海、また海。

時代も違うので建物も低く少なく、また、特攻隊の飛行機はもっと低いところを飛んで、景色もこれとは異なるものだっただろう。でも、その時も美しかったに違いない開聞岳と錦江湾の姿にどんな思いを抱いて飛び立ったのか...。

家に帰って窓からの眺めのすばらしさの話から、思いがけずそんな話になって、その美しさに余計に胸が締め付けられる思いがした。




帰ってきました

2006-10-22 16:23:00 | 
なになに?!もう帰ってきてしまった?
はい、そうなのです。本日13:30奄美着の飛行機で戻ってきました。
時代祭ももちろん見られず...

今回は子供全員置いて、一人旅!
なんだかわけがわからないと思いますが、今週ぼちぼち今回の京都往復の旅をアップしようと思います。

みなさんもうお分かりだったと思いますが、昨日のクイズの正解も載せておきますね。

Seikai_2←クリック



弥生焼酎醸造所

2006-10-19 04:51:27 | 奄美-おみやげ
Photo_6ずいぶん遅くなってしまったが、夏休みに行った焼酎工場、「弥生焼酎醸造所」。

ここは、大正11年創業、奄美で一番古い蔵元だ。

奄美市名瀬の街中、我が家もよく通る場所にある。
電話をしてみると、気軽に工場見学に応じて下さった。


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「彌生」「まんこい」など、ここで作られる黒糖焼酎は、「瓶仕込」。

大きな大きな瓶が、ずらりと並んでいる。一次仕込み用の瓶だが、この時は定期的に瓶のにおいを取るということで、中は空。

Yayoi6「れんと」の奄美大島開運酒造は「工場」=「こうじょう」という感じだったが、ここ弥生焼酎醸造所は「工場」=「こうば」といった感じの風情だ。

突然のお願いにも関わらず、杜氏の本田さん(先頭を行かれる)が、丁寧に説明して下さる。もちろんクーラーなど無い工場内、8月末だったので、全身玉の汗。

なんとこの方、この5年間、土日祝日関係なく、1日も休まないでここで働いていらっしゃるとのこと!
杜氏になって以来、勉強と研究を重ねる日々。工場の機械も新しいのを取り入れたり、焼酎の製法をあれこれ工夫したり。
お子さんの運動会は、お弁当の時間に走って行き、ちょこっと参加...という具合なんだそうだ。「焼酎は生き物ですから休むわけにはいきません。」というその情熱はすごい!

なにしろ大変な人気で、海外からの引合いも次々あるそうだが、この規模を守って上質のものを提供してゆきたいとのことだった。

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黒糖の大部分は、沖縄産。奄美大島産の黒糖は、沖縄産に比べて何倍も高価なため、少しだけしか入れられないとのこと。(「れんと」も沖縄産黒糖だったなぁ。)

ちょこっとかじらせていただいた、混ざり気の無い黒糖の甘くておいしかったこと!

右側の瓶は、写真ではわからないが、上までなみなみと作る途中の焼酎が入っていて、1歳坊主が落ちないか、石でも投げ込まないかとちょっとヒヤヒヤ...

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こうしてできあがった、「まんこい」。
「まんこい」とは、奄美の言葉で「千客万来」という意味だそうだ。

見学も終わり、最後に1本焼酎をここで購入できないかと尋ねたら、
「ここで買うよりビッグ2(=大型ディスカウント店)で買う方が安いですよ!うちの社員もあそこで買ってます」って (^O^)  
そして、「彌生」のミニボトルを下さった。

前にこのブログのコメント欄にも「まんこい」が好きだと書いて下さった方がいらしたが、昨日その「ビッグ2」の酒コーナーの方に「どれがおいしいですかねー。」と聞いた際にも、自分はこれです、と「まんこい」を勧められた。
(...ので、買った^^)



同じ黒糖焼酎工場でも、それぞれに個性的な製法をしているというのがよくわかり、他の蔵元も見に行ってみたい、と思った。

お世話になった焼酎工場の皆様、ありがとうございましたm(_ _)m  (・・・って、今頃遅すぎますが!)


    ※今日は、写真の大半が、小2の娘撮影でお届けしました。

    →以前書いた「まんこい」関連の記事