MT.FORTUNE

Discover 奄美大島!

我ら転勤族

2008-03-30 23:24:00 | 我が家の出来事
~さよなら、tokorinさん!~

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大変大変久しぶりになってしまいました。

3月は、自分自身少し前まで大きな行事を抱えていた上、その後は転勤の知人・友人のお手伝いにかまけて、ブログにはすっかりご無沙汰してしまいました。

早いもので、昨年てふてふさんを見送ってから、もう1年。
港は今、見送りのピーク時で、今日はてふてふさんが以前お勤めだった龍郷小学校の先生もちょうど発たれるところでした。てふてふさんとのつながりで1年前にお会いし、1年後の再会がお別れになってしまいました...。

そして、この1年色々なところを一緒に駆け回ったtokorinさん、今晩、つい先ほどの船で行ってしまいました...。
私も島での生活は丸3年が過ぎました。
3年では、奄美のことはまだまだ素人だと思うのですが、奄美への転勤族は2-3年から5年くらいがほとんど。3年経ってしまうと、もう折り返し過ぎたな、という感じがして焦ってきます。

思えば、私が奄美にやってきた3年前、友だちも無く奄美のことは何も知らず、頼りになるのはネットでの検索だけでした。
そんな中、たどりついたのが、tokorinさんのホームページ「島人♪海人♪奄美人♪」。そのHPの中に現在ブログになっている「トコリンがドタバタ行くぞ!!」の前身であった「トコリンのドッタンバッタン悪母日記」(確かこのような名前だったと思います)という日記のページがありました。

そこには、奄美の色々なお店や幼稚園情報など、私が知りたいことがたくさん書いてあって、どれほど助かったかしれません。
奄美のブログはとても多くて、お店の情報などはあっても、そこに子どもを連れていけるか、とか子ども向きのメニューはあるかとか、転勤族で子持ちで...という我々が知りたい情報が意外と見つからなかったりするのです。

このブログをよく訪問して下さる方は、この1年私がどれだけtokorinさんと駆け回ったかよくご存知だと思いますが、実際に知り合って、行動を共にするようになった1年間だけでなく、それ以前から私は勝手に、tokorinさんには日記サイトやブログを通して、大変お世話になっていたわけで...

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(画像の中の三角をクリック)

偶然転勤でやってきた奄美がどんなに素敵なところか、どんな風に楽しむかを教えていただきました。

また必ず会えるとわかっていても、最近では実際に話して出かけて、とても心強い存在だったので、今はとても寂しい私です...。




ひきゃげ

2008-03-12 23:59:00 | 奄美-食べ物・食材
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昨日名瀬のグリーンストア(地元の食材を多く置いているスーパー)で発見!
「ひきゃげ」

2年前の小正月の時、初めて知ったナリ餅、そしてヒキャゲ。

お店で売ってるひきゃげを見たのは初めてー。いつも売ってたのかなぁ。
普通は小正月のナリモチをヒキャゲにすると思っていたのだけれど、昨日旧暦の立春というのも何か関係が?
それとも普通によく食べるものなのかしらん。
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なにはともあれ、即買いですとも!隣にあったふな焼きも一緒に。
(ふな焼きっていうのは、一言でいうと、「黒糖まきまきクレープ」...かな?これです。)

一応レジで、「これはお菓子ですよね?」と言ったらレジのお姉さんはちょっと困って、「え?お菓子というかー...えーと」という感じだったので、「甘いんですよね??」

「甘いというほどは甘くないんですけどね...」
「でも、おかずじゃないんですよね?」(←しつこい)
「おかずじゃないです。でもお菓子ってわけでも...」
「とにかく、お茶請けですよね?」(←結論を求める)
「お茶請けですね」

ってことでした、ハイ。レジの方、すみません。

家で食べてみたけれど、自分で作ったものとほぼ同じ味だった。

しかし、これは実際どうやって食べるのだろう。
べとべとしてて、器に移し替えるのも結構大変な状況で...

と、思いちょっと検索していたら

ブログ「奄美発☆彡 kazemaruで航海」さんの中に、綺麗な紫芋のひきゃげを発見!(→こちら

おお!なんと梅干と一緒に...
昨日はそのままべとべとむしゃむしゃやってしまったけれど、次回はWith梅干も試してみよう!






野いちごの季節

2008-03-11 03:17:58 | 奄美-植物
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奄美は野いちごの季節を迎えている。
リュウキュウバライチゴ。少しずつ色づいてきた。

最近、『駆け出しデュオ』はなかなか時間が合わなくて、活動停滞気味...
でも、先週忙しい合間を縫って、tokorinさんが先月きさんから伝授してもらったイチゴがいっぱいある龍郷町の道を案内して下さった(^^)
1月の末に、トマト狩りに行った帰りに古見安木屋場でお花は見つけていた。

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車の中から見つけて、「リュウキュウバライチゴだ!」と気づいた時は嬉しかった♪ 見つけたことも嬉しかったけれど、これが「リュウキュウバライチゴだ」とわかるようになった自分も嬉しかった。

でも、ここは数が少なくて。
「たらふく食べられるところはないものか?」と思っていたら、教えてもらえたわけで(^^)

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これからのが、いっぱいあるある~♪
まず見つけた食べごろの実(冒頭の写真)は、息子にやった。一口入れると、
「うまい!」
なんか、3歳児にしてはエラそうな感想。子供は人口の甘味に慣れているからどうかな?と思ったが、ちゃんと自然な甘さも感じてくれたようでよかった。

その後、探したけれど、熟れているのが見つからなくて...

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これくらいじゃ、まだまだ。食べてみたら、ポソポソでおいしくない。結局この日「うまい!」を体験できたのは息子のみ。

あ~ あれから1週間以上経った今頃は、もっと食べごろが増えているんだろうなぁ。
また「たらふく」を逃してしまうかしらん... 鳥たちが宴会を開いていそうだなぁ。

で、疑問に思うことがひとつ。
うちではいつも、奄美では特に野山の花は手折ってはいけないと子供達に教えている。稀少な植物が少なくないし、その区別もできないからには、野にあるものは、野に置いておこうということで...。

リュウキュウバライチゴは、珍しいものではないようだが、これは「たらふく」食べちゃって良いものなんでしょうか?
例えばたくさん取ってジャムにしてみるとか、野いちごのケーキにしてみるとか。

...と、どうせやりもしないのに、一応聞いてみました~ (ブログ人、いつから絵文字が入ったんだ?!)


ホウロクイチゴ(で、いいんだっけ?tokorinさん)の場所も教えてもらった。

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こちらは、まだ実はもう少し先だそうで... 楽しみ~



第1 回奄美大島検定

2008-03-04 07:36:26 | 奄美-あれこれ
P30301773月1日(日)、第1回奄美大島検定があった。

-奄美の「宝」である自然や文化について学び、奄美の魅力を紹介できるように、観光に対する知識を身につけよう-

ということで、最近全国的に流行っている「ご当地検定」の奄美版。
奄美しちもんにゃ?」というクイズ本の問題などを参考にして作られた奄美大島に関する問題に挑戦し、正答率7割以上の合格者には「マスター」の資格が与えられるというものだ。

「奄美しちもんにゃ」の本も大好きで、クイズと言えば飛びつく長女と2人で挑戦した。
こちらの記事にもある通り、この検定に関しては地元紙には載っていたものの、ネット検索してもまともな情報がヒットしない。申し込み時にもらったプリントが見つからず、「何時からだっけー?」と思ってもわからないし、そもそもそんな試験があることがネット上でわからないのは困った。
(お陰で、何がなんでもプリントを探さねばならず、家がちと片付いた。...で、見つかった^^;;)

昨日の新聞を見ると名瀬会場と瀬戸内会場、全部で133名受験者がいたそうだ。
地元紙に何度か紹介されていたので、受験者は結構集まったものの、試験会場を見渡すと、私よりもさらにご年配とお見受けする方々が受験者の大半。「しちもんにゃ?」の本は子供向けにも書かれているのに、若い受験者は本当に少ないなぁと思った。もうちょっと小中学生がいるかな、と思ったのに...。

「ドキドキしますねー。」「試験受けるのなんて、ン十年ぶりですからねー。」なんて隣の人と話しながら開始を待つ。
1週間前に、「事前研修」なるものがあった。「受けたほうが有利ですよー。」と申し込みの時に市役所の紬観光課の人に言われたのだが、夜だったので参加できず。
そこで配られたと思われる本を直前まで広げて勉強している人がたくさん。わ~受験会場っぽーい。
やっぱり事前研修受けておいたほうがよかったかな?

でも、問題用紙を配られるとすぐに、あれほど「時間まで開けないで下さい。」と言われていたのに開いて注意されるおじさんあり。こういうところは、受験といっても入試などと違ってピリピリ感はなく、和む(^^)

さて、問題は三択式の50問。
第1問。奄美大島の祭り「八月踊り」に欠かせない楽器・クサビ締めの太鼓を何と呼んでいるか。
①チヂン  ②サンバラ  ③ティル

なぁんだ!簡単♪ なんて始めていったが、
『奄美大島の中心地として発展した名瀬市(当時)の人口が、最も多かったときの国勢調査における人口は、何人であったか。』
5万人くらいいた、ということは知っていたが、選択肢は
①49,021人  ②49,765人  ③49,962人

...って、これみんな「5万人くらい」じゃ~ん... (~_~) こういうときは勘でエイッ!

マングローブの植物や鳥の話題から、島の方言に伝統行事、そして名越左源太に島尾敏雄、幅広い分野の問題が出ていた。

      (※上の問題の答えは①チヂンと②49,765人)

「しちもんにゃ」の本は、漢字にふり仮名がついているのだが、試験にはそんなものがないので長女は漢字にかなり苦労したようだ。
でも、しちもんにゃからの問題もたくさん出ていたし、三択だった上、時間もたっぷりあったので、全て解答して会場を出た。

問題用紙は持ち帰ってよく、会場を出るとすぐに受付で詳しい解説付きの模範解答も下さった。

待ちきれず、駐車場ですぐに自己採点。
私は...いっぱい間違えているが合格ラインが7割と低いので、なんとかなりそう?!
でも娘は、「何て書いてきたか、ちゃんと覚えてない。」

あのねー、問題用紙も持ち帰っていいって最初に言われたんだから、こういう時はそこにちゃんと自分の答えを書いておくものよーと説教しつつ記憶をたどると、こちらはなんとも微妙なライン。こりゃ、結果がくるまでわからんなー。

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すると昨日、なんと試験の翌日だというのに、もう結果が来た!
当日じゅうに、採点、結果の印刷、そしてそれをポストに入れて下さったとは、島では考えられないスピーディーな運び!

ドキドキしながら封筒を開けると...

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我が家に合格通知2枚!

いやぁ~ これは嬉しかった♪ 

でも、今朝地元紙見たら、133人中128人合格したそうな(^^;; 
合格してよかったーというよりは、落ちなくてよかったーというべきか。

次のステップであるグランドマスターはもっと難易度をあげるかも?などと新聞にはあったけれど、難易度というより合格ラインを上げた方がよいのかも?だって3択式で合格ラインが7割ということは、実質的には6割わかればよいということだ。わからなかった残り4割の3分の1は「当たる」わけで、それで7割越えだもんねー。


それにしても、奄美のことで知らないことがまだまだ山のようにあるなぁと親子で改めて実感。またこれからも、歩きまわって、本も読んで、たくさん勉強しようと思った楽しいひとときだった。