秀吉こそ最高の愛国者

天正遣欧少年使節の四人の少年の物語をファイヤースティックＴＶで「小正月インフルエンザ休暇」に見ていた。

1582年2月の出港時には織田信長の絶大な支援があったが、6月の本能寺の変で信長が倒れ、1587年には秀吉の禁教令によって宣教師は追放された後の1590年に帰国した。

宣教師とともにやってきたポルトガルの商人によって日本人の男女50万人（？）が奴隷としてマカオ、インド、アフリカ、ヨーロッパへ売られている。

宣教師を送り改宗させ土着宗教を破壊し政権に反逆させ、本国より軍隊を送って征服し植民地にするのが西欧のやり方。

このことを知った秀吉は1587年、宣教師を追放し宣教師に日本人を連れ戻すよう迫り、当時世界最強のスペイン国王フェリペ二世には戦争も辞さないと毅然とした書状を送っている。日本に軍隊を送る準備をしていたスペインは秀吉を恐れて派兵を中止した。

西欧列強に対抗する布石として1592年には朝鮮に出兵した。

1587年の秀吉の抗議によりポルトガルにおいて1595年に日本人及び中国人を奴隷にすることが禁じられた。

国民と国土と主権を守ることが国家の使命ならば、秀吉こそ天下人（国王）として国民を愛し国を守った真の愛国者だ。