それでも僕はテレビを見る

社会‐人間‐テレビ‐間主観的構造

論文指導

2010-06-14 02:20:27 | 日記
前にも書いたが、こちらで修士論文の相談をやたら受ける。

効率化のためにも、これからのためにも、自分なりに教授法を構築していかなくてはと思っている。

聞いていることや、明らかにしたいことは、毎回大体同じ。気をつけていることも。

だから、それをチャートにして・・・。

しかし、学生はそれぞれ個性がある。ゆっくり問いを解きほぐさなくてはいけない。



忙しいときや、疲れているとき。ちょっとやだなあと思うことがある。もちろん、断るときだってあるだろうが(今までにはまだないけど)、

学生(僕も学生だが)が何度か見せる「はっ」とした顔を見たくて、こういう相談はどうしても受けてしまう。

「あーーー気付かなかった。そんなことを自分は考えていたんだ。」みたいなやつ。

最高。

教えるんじゃなくて、引き出した快感。

「世界の認識、ほんのちょっと変わったでしょ?学問って美しいでしょ?面白いでしょ?」

ああ、こうやって書くと、キモいね。



それと、他人の学問の話を聞くと、ものすごく頭を使うから、最良の体操になる。

自分が使わない頭の筋肉が動く。

最高。