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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

2018夏休み/宮崎・鹿児島旅行〔3日目〕

2018年08月20日 | 旅行記

3日目。

いよいよ台風15号の進路がやばいことになってきました。

九州上陸のおそれのニュースの映像が「宮崎 日南」、、、私たちがいる所。

ホテルの部屋の窓の外はそんなに荒れていないのですが。

(ただ、名も知らぬ山の頂上は雲に隠れています。)

「どうかもう少しだけ旅を楽しませてください。」と祈る気持ちで3日目スタート。

 

今日は鹿児島の桜島のホテルまで行きますので、移動距離としてはかなり長い一日です。

が、やっぱり体験したかったので、すぐ近くの飫肥まで戻って、「四半的」にチャレンジ!

(10射300円。人とシェアは不可。)

妻と10射ずつ、係の方に弓矢の扱いをおしえていただき、いざ実射。

本来は正座して射ますが、私は正座が苦手なので、椅子を貸してくれます。

妻はピシッと正座して実射。

的の真ん中には命中しませんでしたが、的にはそこそこ当たりました。

四半的、楽しかったですよぉ。

 

本日の本来の行程に戻ります。

道中、日南駅を通りましたので、記念に写真を撮っておきました。

曇天のため見づらいですが、右側に像が立っています。

「伊東マンショ」さんの像です。

ご存知、伊東マンショさんは、天正10年(1582年)「遣欧天正少年使節」の正使となってヨーロッパに渡り、ローマ法王にも会った人ですが、「伊東」すなわち飫肥の伊東家の一族で、その縁か、日南駅に像が立っているのかも。

 

さて、目的地、「道の駅なんごう」に到着。

お目当ては、絶景とマンゴーです。(笑)

台風のことを忘れてしまうような、この絶景。

マンゴーはこれを食べよう!

注文口にはこの楯が。

「第2位」、、、きっと第1位は「道の駅フェニックス」なのでしょう。

で、1日限定20食の「ゴロゴロマンゴーソフトクリーム」。

かなり満足感のあるマンゴーソフトでした。

「道の駅なんごう」は、後ろが小高い丘になっていて、植物園やジャカランダの森などがあり、ちょっとしたアスレチックのように自然を満喫することができるようです。

売店でこれを発見。

教えてもらった、カツオの腹皮(腹身)です。

お酒のおともに良さそうですので購入しました。

 

今日は何といっても「都井岬」がメインです。

道中はシーサイドドライブ、、、と思っていましたが、道路が工事中とのことで、「道の駅なんごう」からは迂回路に入って山越えのような感じ。

本来の海岸沿いの道路に出てしばらくすると、「恋ケ浦」という景勝地。

この美しい砂浜は絶好の海水浴場のようですが、台風のため本日は遊泳禁止。

(誰もいません。)

この時点でどうやら台風は宮崎の日南ではなく、県北部に上陸したようで、こちらの天気は確実に回復傾向です。

にしても、都井岬、さすがに遠いですね。

やっと到着。

そして、いきなり馬と遭遇。

まずは「都井岬」と「御崎馬」のことを勉強するため「ビジターセンター」へ。

ガイドさんに説明してもらって、御崎馬のことがよく分かりましたし、広い都井岬のどこを見ようかというイメージも膨らみました。

ちなみに、最初に遭遇した馬の前脚の「37」という個体番号は、液体窒素でしもやけ状態にして❝刻印❞しているそうです。

昔は後ろ脚に焼印していたそうですが、馬への負担をなくすため、この低温刻印になったそうです。

(交通事故で亡くなった若い雌馬のはく製と。)

現在、都井岬に生息する御崎馬は約120頭だそうです。

馬に遭遇した時の注意事項の看板がそこかしこにあります。

奈良公園の鹿の注意事項よりは簡単です。(笑)

 

都井岬でまずめざすは、「都井岬灯台」。

(岬内は全て車で移動。)

日本に15しかない「昇れる灯台」の1つで、九州ではここ「都井岬灯台」だけだそうです。

こんなに間近で見ることができます。

そして絶景!

さっきまでいた「ビジターセンター」があんなに遠くに小さく見えます。

(写真右側の建物。)

灯台を下りて隣接している資料館でクールダウン&灯台の勉強を。

続いては、「都井岬灯台」から下ることしばらく、海際にある「御崎神社」へ。

(ここからは徒歩で下りていきます。)

5分強階段を下りると、ここに出ます。

「御崎神社」、すごい所にありますが、さらにすごいのは、向かいの断崖絶壁の中腹の御社。

御崎神社あたりはソテツの自生地でもあります。

ソテツの原生林も徒歩で行けるのですが、とても蒸し暑いことと、ここでも十分ソテツだらけで満喫したので、車に戻ります。

ちなみに、ビジターセンターの方が「まだソテツの雌花と雄花が残っていると思うよ。」と教えてくれましたが、これですね。

(ちょっとすごすぎて、、、。)

さぁ、残すところは、肝心の「御崎馬」との遭遇、あわよくば一緒に記念撮影、です。

ビジターセンターのガイドさん曰く、生息地は、なだらかな「小松ヶ丘」に50%、ちょっと急斜面の「扇山」に30%、その他諸々。

「扇山」はかなり車で入っていく(登っていく)ことができるらしいので、そちらに賭けることに。

車1台がギリギリの道を頂上付近まで登ってきて、あとは5分ほど歩いて頂上に来ましたが、馬見えず、、、。

「小松ヶ丘」はきれいに見えました。(笑)

(「小松ヶ丘」。麓に車を停めて、徒歩で登る=しんどい。けど、馬との遭遇率高し。)

視界をパーンすると、「ビジターセンター」を遠望できます。

(写真左側の建物。)

妻と「(馬との記念写真)残念だけど諦めようか。」と話しながら、細い道を車で引き返していると、ついに遭遇!

(すぐそこで草を食べています。)

「御崎馬」はリーダーの雄馬1頭を頂点に、2、3頭の雌馬と仔馬の10頭弱の集団で暮らしているそうです。

毎日18時間、20kg(だったかな)の草を食べているそうです。

この後、馬を刺激しない程度に距離を詰めて、無事記念撮影も達成。

「都井岬」、見応え十分、大満足です。

 

都井岬を出発して、ちょっと遅くなりましたが、ランチするために「志布志」(しぶし)をめざします。

確かもう志布志市に入っているはずですが、この絶景に出会いました。

左を向くと、この絶景。

(遠くに見えるホテルは、「志布志湾 大黒リゾートホテル」。)

志布志出身の方に教えてもらったランチ候補数軒から、「マルチョンらーめん」に行ってきましたぁ。

(駐車場には分かりやすいのぼりが林立。)

お店もめちゃくちゃ分かりやすい。(笑)

(「鹿児島ラーメン王決定戦」初代チャンピオン店。)

ちなみに、ここの住所は「鹿児島県志布志市志布志町志布志2丁目・・・」、かなり「志布志」で押してきます。(笑)

ラーメン屋さんなので店員さんが元気なのはもちろんですが、とても礼儀正しくて気持ち良かったです。

来ました、「ラーメン(中)」。

厚切りのチャーシュー、モヤシたっぷり、あっさり&ちょっと甘みも感じる品のいいとんこつベースのスープ、博多ではあまり見ない自家製麺、とても美味しかったです。

紹介、ありがとうございました!

 

どうやら私たちがラーメンを食べている間に雨が降ったようです。

道路がびしょびしょでした。

ここまで、ほんと、観光している時に雨に降られずラッキーです。

 

時間があれば、今日、鹿屋に寄りたかったのですが、それは明日に回します。

今日の宿、「さくらじまホテル」までドライブです。

志布志から山越えのような道を通り、峠を下る頃には桜島が見え始めました。

本日最後の目的地、「道の駅 たるみず」へ。

(桜島、こちら側(大隅半島側)から見るのはなかなかないことです。)

「道の駅 たるみず」の名物は、長~い足湯。

まだまだ蒸し暑いので、足湯には入りませんでしたが。(笑)

ここはもう桜島の❝付け根❞近く、車で10分少々走って、「さくらじまホテル」に到着。

かなり古びたホテルですが、温泉は素晴らしいとのこと。

ちなみに、ここはココ。(「古里温泉」と言います。)

(フロントにあったミニ立体図。)

「さくらじまホテル」、チェックインしましたが、まさに昭和テイスト。

(部屋のソファー。)

部屋の内線電話は黒電話。

(あの原鶴温泉「延命館」でも❝黒❞ではなかった。(笑))

今日は長い移動だったので、さっそく疲れを癒すべく温泉へ。

何と、誰もいない。

(写真撮り放題でした。)

温泉は、色と臭いですぐ分かりましたが、「鉄泉」。

(兵庫の有馬温泉の「金泉」より鉄が濃いかも。)

フロントのご主人が言っていましたが、「42℃はある熱めの湯です。」とのことですが、ほんとに熱い。

ものの3分いや1分も入っていられませんでしたので、入っては出て入っては出てを繰り返しました。

今回の旅の3泊の宿は動線優先で予約しましたが、偶然にも温泉が三者三様、全然タイプの違う泉質を楽しむことができました。

 

夕食は、黒豚のしゃぶしゃぶメイン。

食材がいいっていうのは何よりの強みですね、刺身も黒豚のしゃぶしゃぶも全部ほんと美味しい。

ご主人の奥様でしょうか、おばあさんが一人で給仕してくれました。

この昭和テイストのホテルで見かけた他のお客さんは一組だけでしたが、食事は美味しいし、抜群に良質の温泉、鹿児島弁の親切なおばあさん、話し好きのご主人、、、これからも存続してほしいものです。

ごちそうさまでした。

 

さすがに鹿児島ですので、マンゴーで〆とはいきませんでしたが、3日目も大満足のうちに終わりました。

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