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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

原鶴温泉「延命館」

2018年02月11日 | 旅行

三連休を利用して来福した妻と温泉小旅行へ。

福岡県の名湯、「原鶴温泉」に初めて来ました。

旅館は、いろいろ調べた結果、「延命館」さんにお世話になることに。

 

土曜日の昼過ぎに単身住まいに来てくれた妻と軽く昼食を済ませてレンタカーで出発。

「延命館」に行く道中、2ヶ所ほど立ち寄る計画。

ここです。

まずは、大刀洗の「平和記念館」。

大刀洗はその昔、陸軍が東洋一を誇った飛行場、軍用機の教習所でもあり、知覧は分校に当たるそうです。

ここ大刀洗は特攻隊の中継基地でもあり、隊員の出撃を見送った場所でもあります。

計30分の映画と朗読では、昭和20年3月の米軍B29の編隊による大空襲で壊滅的な被害を受け、民間人を含む多くの命が奪われた歴史も詳しく知りました。

館内で唯一の写真撮影ができる場所、本物(世界で唯一の現存機)の「零式艦上戦闘機三二型」。

「大刀洗平和記念館」、訪問して良かったです。

知覧とはまた違う勉強ができました。

 

続いて、「三連水車の里あさくら」に立ち寄り。

かなり整地され昨年の九州北部豪雨の爪跡はパッと見ただけでは気付くことができませんが、よく見れば所々に流木が残っていました。

朝倉の「三連水車」も流木でたいへんな被害を受けましたが、実際に見に行くことに。

このあたりは三連水車だけでなく、二連水車もある水車群のある地区。

雨と寒さで長く歩くことが厳しいので、三連水車だけを見学。

御覧の通り、水車の“桶”部分がなく、修理中のようで稼働はしていませんでした。

「あさくら」に戻って、キュウリとドレッシングを購入。

(梨や柿のドレッシングが豊富。)

妻によると、東京ではキュウリが1本¥100だとか。

今シーズンは、紹介してもらった朝倉産の柿を何度か贈り物やお取り寄せに買いましたが、これからも少しずつですが持続性のある支援をやっていきたいと思います。

 

ここまで来れば、原鶴温泉はすぐ。

まだ時間があったので、「道の駅 原鶴」の「ファームステーション バサロ」へ。

ここでも妻がドレッシングを購入。

小旅行や街歩きに出ると、気になるドレッシングを買うのが最近の妻のマイブームのようです。

 

「延命館」です。

かなり渋いです。

ロビーも部屋もリフォームされていますが、心地よい昭和テイスト。

部屋の内線電話。

浴衣のサイズが合わなかったので、フロントに電話しましたが、ダイヤル式の電話機を使ったのは、一体何十年ぶりか。(笑)

でも館内はWifiが飛んでいます。

(Goodです。)

和洋室の部屋からは、筑後川を一望できます。

(鵜飼や花火の季節がトップシーズン。)

夕食前に温泉へ。

(ネットより拝借。)

ややぬるめの湯ですが、弱アルカリ性の湯に長く入ることができるので、お肌すべすべ。

私もこの泉質が大好きですが、妻もかなり気に入ってくれた様子。

夕食は畳の大広間にテーブル・椅子という洋風のセッティング。

洋食中心のようなので、チリワインを注文。

料理は地元の野菜をふんだんに使っていて、どの皿もとても美味しかったです。

(右下がチリワインのラベル。)

大満足の夕食でした。

この後、もう一度温泉に浸かって早めの就寝。

 

翌朝、雨は上がりましたが、日の出を拝めるほど晴れてはいません。

朝食も野菜中心で美味しかったです。

(写っていませんが、焼き魚も出ています。)

朝食後にまた温泉に行って、最後まで温泉を楽しみました。

チェックアウトの時、フロントでバレンタインデーのチョコをいただきました。

(「延命館」のキャラ「モリ夫」。)

「延命館」、温泉良し・食事良し・部屋良しの昭和テイストの旅館でした。

夫婦ともども、「すごく良かった。」という感想です。

 

さて、2日目は、思い切って、日田(大分)と吉井(筑後)を観光することに。

まずは、私のリクエストで、浮羽町流川地区のお寺と神社へ。

「大生寺」。

(心細くなる道を登ってきました。)

無住寺のようですが、かなり趣きがあります。

そして眺望が良い。

続いて、「本佛寺」。

こちらはかなりしっかりと造られた今風のお寺でした。

そして、やはり眺望が良い。

最も訪れたかった、「浮羽稲荷神社」。

(ここも神職はいらっしゃらないようです。)

先の二寺よりも登るので、眺望は一番いいです。

麓から赤鳥居をくぐりながら登ることもできますが、車で一番上まで来ることができるので、私たちは車で。(笑)

「本佛寺」以外はかなり見つけにくかったですが、無事訪れることができました。

 

十分時間があったので、予定通り日田へ。

まずは見学してみたかった「日田祇園山鉾会館」。

以前、唐津の「曳山展示場」で感動してから、この種の会館があると見学してみます。

やはり素晴らしい!

実際に引く山鉾を展示しています。

こちらは、明治時代の山を再現したもの。

ここ隈町の歴史は豊臣秀吉の時代から始まるようです。

日田祇園祭の歴史もしっかりと説明されていて、何と、明治時代の祭の写真もありました。

 

「豆田町」には昔夫婦で来たことがありますが、久々に再訪。

天領日田の「おひなまつり」は、、、残念、2月15日からでした。

酒屋さんがあったので、梅酒好きの妻の梅酒購入のご相伴で、私は梨のお酒を買いました。

そろそろお昼時。

吉井に戻って、JAの「にじの耳納の里」の地元野菜のバイキング「夢キッチン」に行くか、日田の焼きそば「想夫恋」にするか。

焼きそばに軍配。(笑)

15分ぐらい並んだでしょうか、ゆったり座敷に。

から揚げも注文してみましたが、さすが大分、鶏肉が美味しい!

妻が店舗情報をググッてみると、横浜方面にもあることが判明。

「想夫恋」、すごいですね。

 

お腹もいっぱいになったことだし、あとは吉井に戻って、ゆっくり観光しよう。

ラッキーなことに、筑後吉井は今日から「おひなさまめぐり」が始まりました!

街並み見学の出発点、観光会館「土蔵」にはお雛様がいっぱい。

(写真愛好家もいっぱいいました。)

こちらは“曲水の宴”の再現でしょうか。

外はどんどん寒くなってきましたが、街並みを見学へ。

妻と意見が一致したのは、「豆田は整備された(造られた)感じ、吉井は実際に生活している感じ」。

風情いっぱい。

国道210号線沿いも白壁の街並みが続きます。

白壁の街並みのお店には、昔から大切に飾ってきたと思われるお雛様が飾られていました。

おそらくかなり年代物と思われる貴重な雛飾りもありました。

妻はとある「だし屋」(?)さんでお土産を購入。

(「福爺」って店だったかな。)

私が一番ウケたのはこちら。

鯉のぼりのポールで泳いでるのは「うなぎ」。

「何だろう?」と考えてみると、「うなぎのぼり」、、、!! そう、お店が繁盛するように、ってことでしょうね。

こちらのお店、雛飾りの細かいパーツ・部品を売っています。

さすが、“お雛様どころ”吉井です。

駐車場に戻る道中、立派な神社がありました。

「素盞鳴神社」というそうです。

何て読むのだろう、、、後でネットで調べてみると、「すさのお」と読むようです。

偶然にも「おひなさまめぐり」の日に訪れることができて良かったです。

 

さて、せっかくなので、「にじの耳納の里」に寄ってみることに。

寒い、どんどん寒くなっている。

先日TVで特集されていた、吉井の「長尾製麺」の商品があったので、お土産に購入。

(梨の「たれ」は私の自分用のお土産。)

そして夫婦ともどもこれに興味津々。

買っちゃいました。(笑)

やくみつるさんイチオシだそうです。

 

これにて原鶴温泉一泊旅行の全行程終了。

早めに単身住まいに帰宅。

今晩から雪、それも積雪の予報。

三連休最終日、どうなることやら。

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