goo blog サービス終了のお知らせ 

mo-diary

酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

2022桜

2022年03月28日 | 風景・自然

週末の暖かさで大阪の市内は一気に桜の開花が進んでいます。あっという間に見頃になりそうです。上着も要らない暖かさにちょっと散歩してきました。

青空と桜、気分上々で予定より長めに散歩。と言っても3000歩くらいですが。

街中の公園の桜はそれほど手入れされていないのか、❝好きなように❞咲いています。(笑)

桜と言えば、「今年は造幣局の通り抜けにでも行ってみようかな。」と思って、期間を検索。昨年は中止でしたが、今年は開催されるようで、4月13日(水)~4月19日(火)の約一週間。感染予防対策で完全予約制。土日を検索してみましたが、両日とも既に予約一杯で受付終了。(残念。)

ということで、関西の桜見の春の散策プランを検討することに。各地とも見頃の期間は短いでしょうから、うまくタイミングが合うと良いのですが。

春本番、楽しみです。


大阪城梅林2022

2022年03月05日 | 風景・自然

今年はローカルニュースでもあまりやっていない気がしますが、気が付けば梅の季節です。散歩がてら大阪城梅林に行って来ました。

環状線の大阪城公園駅で降りて歩きます。

(梅林はお堀を渡ってこの石垣の向こうです。)

お堀を渡ってちょっと寄り道して、極楽橋越しの天守閣を撮っておきました。

(定番の構図です。)

午前中でもダウンジャケット不要の暖かい土曜日、梅林の一部の品種が見頃ということもあってか、密にならない程度に結構な見物客です。

梅林に到着。

さっそく観梅です。今年は品種カードも撮るようにしてみました。

(「白加賀」。)

品種カードを撮り忘れたけど満開だったので一枚。

(ザ・梅、という感じです。)

天守閣がうまくはまったので一枚。

「南高」って、高級梅干しで有名な南高梅ですかね。

梅の木の間がきれいに抜けているのが気に入って一枚。(笑)

「一重緑萼」。珍しい名前ですが、そこそこ本数がありました。

(八重バージョンもあったような。)

他にも、有名品種の「鶯宿」をはじめ、「鹿児島紅」、「冬至梅」、「思いのまま」、「古城」、「道知辺」、「鈴鹿の関」などなど、いろいろありました。

大阪城梅林にはこれまでも何度か来たことがありますが、今回初めて知ったこと。何気なく撮っておいたこの一枚がきっかけです。

(「寄贈 梅 880本」「大阪府立北野高等学校六稜同窓會 197〇.10.6」。西暦の下一桁がつぶれていて読めませんが。)

大阪城梅林は、大阪府立北野高校の卒業生(六稜同窓会)が開校100周年事業として、梅22品種、880本を大阪市に寄付したことで、昭和49年(1974)3月に開園されたそうです。

観梅の最後は、すぐ近くの小高い所から見る梅林全体の眺望です。

(満開時期ならもっと映えるのだろうと思いますが、今日でもなかなかの景色でした。このスポット、おススメです。)

帰りは地下鉄の天満橋駅方面へ歩きます。大手門を出て大阪府庁前へ。

大手門を出てこの方角の景色をチェックしておきました。(笑)

(❝外観❞はまだそんなに変化していませんが、屋上にクレーンが建っていました。)

地下鉄東梅田駅で降りて阪急メンズ館に立ち寄り。オーダーシャツが仕上がりました。

(全く冒険していない綿白ですが(笑)、実は小さなカジキの織りが入っています。)

生地は、阪急メンズ館オーダーシャツコーナーのおススメ「浜松産」。厳選された毛足の長い綿花から作る極細糸を使った生地です。実際に見ると、なかなか繊細な表情があっていい感じです。

 

多分まだ春が来たわけではないのでしょうけど、ダウンジャケットはずっと手持ちにしていた11000歩の散策でした。

散策シーズン到来です!


中秋の名月(2021年)

2021年09月24日 | 風景・自然

今年は9月21日が中秋の名月でした。中秋の名月は毎年満月なのかと思ったら、そうではなく、8年ぶりだそうです。

2日遅れですが、月がきれいでしたので、記念に1枚。

(iPhoneのナイトモード、すごいですね。)

ススキの穂が揺れる遠景とはいきませんが、ヒバの樹(?)越しのちょっとだけスーパームーンの名月でした。


富士山/桜散り始め

2021年03月26日 | 風景・自然

社外の方々との勉強会でかなり久々の東京への❝リアル出張❞。

福岡への帰路はリモート会議に出席するために新幹線で移動。(結構普通に会議参加できます。)

富士山を見るのも久々ですが、クリアに見えてありがたい気持ちになりました。

(冠雪が美しい。)

博多に到着。観測史上最速の満開の桜は、既に散り始めています。

(地面には散った桜の花びらでピンクのラインができています。)

毎年必ず写メする短い桜並木。(笑)

(きれい。)

暖かい日差しの中、桜吹雪の下を歩くのが気持ちいい、とある平日でした。

 

桜を見上げていて偶然発見。(写メなし。)

先日見つけたカラスの巣、更に2つ発見しました。同じビルに3つの巣。カラスの縄張りは巣を中心に数百メートルらしいですが、なぜ?(笑)


博多の桜 / カラスの営巣

2021年03月20日 | 風景・自然

この週末、博多は雨の予報。

土曜日のお昼、まだ降り出していなかったので、咲き始めた桜を見ようと散歩へ。

真言宗のお寺、「東長寺」。

(博多駅前と続く大博通り越しに見る東長寺。)

山門から境内の桜が見えますが、5分咲きってところでしょうか。

(山門の向こうに桜。ここで足を止めて写真を撮る人もいます。)

この大きな桜の樹を毎年見に来ています。

(5分咲きじゃなくて7分咲きってところか。)

少しだけアップで。

(明日満開か。雨の予報ですが。)

今日は急に暖かくなりました。この調子だと、来週末には散り始めてしまうかも、、、。

 

東長寺から5分程で「櫛田神社」。

(こちらも5~7分咲きって感じですかね。)

境内に入って桜の様子を見てみようと。

(いつもながら迫力のある扁額です。)

境内を見渡すも、先程塀越しに見た桜だけでした。この桜、お手洗いの脇に植わっていて、何とも絵にならない感じでした。(笑)

 

帰りに、2018年12月にオープンした「ポーたま 櫛田表参道店」でテイクアウトして帰宅。

桜が咲くと春を感じますが、今年は他にも春の訪れを告げるものが。

オフィスの窓の外にカラスの巣!

(上に軒が張り出していて、巣にはいい場所です。)

もうすこしアップにしてみると、、、。

(やや雑な作りに見えます。(笑))

カラスが針金のハンガーなどを使って巣を作るというのは知っていましたが、草木全くなしの、❝オールメタリック❞。こんな居心地の悪そうな巣に卵を安全に産めるのでしょうか。(笑)

せっかくなので、カラスの営巣などについてネットで勉強。

「カラスの繁殖期は、3月下旬~7月中旬で、特に、5月以降、卵やヒナを守ろうとする本能から、近くを通る人に対して威嚇や攻撃をすることがあります。
  ・営巣:3月中旬~4月頃
  ・産卵:5月の連休前後(通常3個~5個を産む。約2週間で孵化。)
  ・巣立ち:孵化から約1ヶ月」

人間の都合になりますが、この巣は撤去予定です。キョエちゃん、ごめんなさい。

 

いよいよ春本番です。


最強寒波襲来

2021年01月09日 | 風景・自然

1月8日、福岡県にも最強寒波が襲来しました。

世の中が真っ白になりました。

(1月8日の日中の景色。)

ここがピークではなく、三連休の間にも再び雪が降るとか。

雪もさることながら、寒い!

この冬一番の温度でエアコンをつけています。(九州の電力消費がたいへんなことになっているとは分かっていても、単身住まいの寒さにはかないません。)

 

再びの「緊急事態宣言」に最強寒波。血液のストックが危機的状況とのことですので、雪が降る前に献血に行ってきました。

(こちらこそ、医療従事者のみなさんに「感謝」です。)

前回10月以来の献血ですが、今回は全血(400ml)が特に不足しているとのことでしたので、成分献血ではなく全血献血にしました。

さっそく結果が返ってきましたが、年末年始の❝食べまくり❞のせいか、数字が、、、自粛生活でまた超健康体に戻します。(笑)

 

寒さと言えば、昨日今日のことではないのですが、ハチミツが凝固しました。

ただ、同じ場所に置いてあるのに、「カナダ産」は凝固、「ハンガリー産」は変化なし、と異なる状態に。不思議です。

(左:カナダ産、右:ハンガリー産。凝固しても品質に影響はありません。湯せんすれば元に戻るそうです。)

朝のコーヒーに、砂糖ではなく軽く小さじ1杯のハチミツを使っています。

 

再びのステイホームですが、自炊、春の旅の計画など、楽しめることはたくさんあります。

感染予防は「基本動作の徹底」あるのみ、です。


博多は暴風雪

2020年12月30日 | 風景・自然

ニュースでは、羽田空港や主要な駅の、人のまばらな映像で、「ここ〇〇は例年の年末と異なり閑散としています。」などと報じていますが、知人からは「結構人が出ていて混んでいる。」という情報。

事実を淡々と報じてもらいたいものです。

博多は今日は暴風雪。

雪は時折吹雪きますが、街中は積もるまでには至っていません。

(福岡では珍しい、すごい雪です。)

ただ、強風はずっと吹いていて、風の音がやむことはありません。

年末年始、大事にならなければ良いのですが。


吉野ヶ里歴史公園散策

2020年10月25日 | 風景・自然

佐賀の「吉野ヶ里歴史公園」にまだ行ったことがなかったので散策してきました。

そばの赤い花が見頃を迎えているというので、JR九州の「駅長おすすめのウォーキング」が昨日開催されたようです。

そのままのコースを散策することにしました。

イベント当日だと人が多いかと思い、1日ずらしました。(一昨年、古賀の「なの花祭り」の時もあえて1日ずらしたことがあります。(笑))

 

朝7時半過ぎの博多駅発のJR九州の快速、鳥栖駅で乗り換えて8時半前には、「吉野ヶ里公園駅」に到着。

(散策は、吉野ヶ里公園駅「南口」からスタート。)

ウォーキングイベントの翌日のせいか、誰一人歩いていません。

暑くもなく寒くもなく、最高の散策日和です。

(米の収穫が所々始まっていました。)

まずは、「田手神社」をめざします。

駅から15分くらい歩いたでしょうか、田手川に突き当たりました。

田手神社はこの田手川と並行している、長崎街道沿いにあります。

(「田手宿」。このあたりは宿場町だったのですね。)

田手神社に到着。

(田手川の堤防の上に建っています。)

建立は1300年以上前、天智天皇によるとされています。

(お参りさせていただきました。)

掃き清められた白砂利に足跡が残っていましたので、朝からお参りした方はいたのだと思いますが、この時は私一人、どなたにも会いませんでした。

 

さて、「吉野ヶ里歴史公園」に向かいます。

10分くらい歩くと、公園の「東口」に着きます。

(開園は9時。開園直後に到着。)

入園チケットを買おうと思ったら、なんと「本日入園無料」とのこと。

(公募で決まったマスコットキャラクターの「ひみか」ちゃん。)

吉野ヶ里遺跡が3町村(東脊振村、三田川町、神埼町)にまたがっているので、その頭文字をとって命名。邪馬台国の卑弥呼もイメージしているとか。

「天の浮橋」を渡って、環濠集落の入口へ。

この橋から遠くに「北内郭」の「主祭殿」が見えます。

(結構ズームしています。)

吉野ヶ里遺跡は、弥生時代(紀元前5世紀~紀元後3世紀)の遺跡で、この時代の遺跡としては、日本最大級だそうで、弥生時代における「クニ」の中心的な集落の全貌や、弥生時代700年間の移り変わりを知ることができ、日本の古代史を解き明かす上で極めて貴重な資料や情報が集まっているそうです。

環濠集落の入口です。

この門をくぐると、両脇の地面に尖った杭「逆茂木(さかもぎ)」(乱杭)が外に向かって斜めに無数に立っていますが、これらは敵の侵入を防ぐバリケードの役割をしていたそうです。

「南内郭」に入って行きます。

南内郭は、祭司者であり政治・行政も司った人たち(王や支配層)の居住地だったそうです。

(王の家、王の妻の家、王の娘夫婦の家などが並んでいます。)

内部も見学できます。

物見櫓は実際に上って景色を見ることができます。

 

環濠集落を出て、今が見頃のそばの花(赤い花)を見に行きます。

(これが周囲に廻らされている環濠。かなり深い。)

数分歩くと、そばの畑に到着。

なかなかの規模で、一面真っ赤(というよりも濃いピンク)です。

(花をズーム。)

ちなみに、白い花が咲くそば畑が別のエリアにあるのですが、見頃は赤い花よりも早く、もう終わっているようでした。(赤と白、両方の花を撮りたかったのですが。)

見事な景色にしばしそば畑でバシャバシャ写メを撮っていました。(笑)

 

次は、「北内郭」、「北墳丘墓」に行ってみます。

まずは、「北墳丘墓」。

(手前の建物は、墳丘墓に眠る祖先の霊に毎日お供え物を捧げ、お祈りをするための施設「祀堂」。)

この墳丘墓は、約2100年前の歴代の王や王族を埋葬した特別な墓。

発掘された状態で保存処理をされ、見学できるようになっています。

(墳丘墓を回り込むと入口があります。)

こちらが内部(実物)。

(写真撮影可。)

こちらが甕棺(実物)。

遺構の周囲の通路・壁面は説明コーナーになっています。甕棺はこんな感じだったそうです。

王(?)が納棺されていますが、胸には「有柄銅剣」、首には「ガラス製管玉」のネックレスが装飾されています。

有柄銅剣やガラス製管玉等の出土品は国の重要文化財に指定されるなど、高い学術的価値を有するものだそうですが、この墳丘墓から出土したガラス製管玉の数は日本の他の遺跡の出土数を圧倒する多さという説明でした。

北墳丘墓の展示室、かなり見応えがありました。(おススメです。)

 

北墳丘墓から「北内郭」の間にある「倉庫群」。

「北内郭」の入口(門)です。

(環濠が二重に廻らされ、ひと際複雑・堅牢に造られている印象です。)

中心的建物「主祭殿」。

主祭殿は、吉野ヶ里のクニ全体の重要な事柄を決める会議を行ったり、祖先の霊への祈りや祀りを行ったりした、最も重要な建物だそうです。

中を見学できます。2階では会議(?)が行われているようです。

3階では、祭事が執り行われているようです。

(右の扉(窓)が開放されていますが、北墳丘墓の方を向いています。)

北内郭にある物見櫓から北墳丘墓を望みます。

ズーム。

主祭殿と北墳丘墓を結ぶ直線、太陽が昇って沈む直線はクロスするようになっており、重要な意味がある、、、みたいな説明を墳丘墓の展示室で読みました。

 

これで遺跡の主要な所は見学しましたので、出口となる「北口」に向かいます。

(「こだいのみち」(古代の道)という散策路。)

道中には、墓地の列「甕棺墓列」が続く場所があります。

この甕棺が多数埋葬されている墓地は、数の多さ(密さ)から、北墳丘墓のような王族ではなく、一般の(?)人の一族が集まっているそうです。

ここを抜けると、いきなり広場「大芝生広場」に出ます。

(向こうに見えるのが北口です。)

ゲートを出ると、マルシェ開催中。

ゲートを出る時に、検温と「問題なし」のリストバンドを巻いてもらいましたので、出店を少し見てみましたが、特に興味を引く物もなかったので、スルー。

北口の門です。

(東口と北口で随分と感じが違うものですね。)

「吉野ヶ里歴史公園」、佐賀や長崎への出張の時にJR特急の車窓から櫓などが見えて、「いつか行ってみたい」と思っていましたが、ようやく実現しました。

散策しながら様々な情報に触れたり体験したりできるようになっていて、吉野ヶ里遺跡の高い重要性を学ぶことができて、とても良かったです。

 

ここからは、吉野ヶ里公園駅をめざすのみ。

マップのコース通りに歩いていると、公園のイベントで係留しているバルーンが見えました。

(さすが、佐賀バルーンフェスタの地ですね。ただし、見るだけで乗ることはできないそうです。)

道が間違っていないかのチェックポイント、「吉野麦米」。

(私は入りませんでしたが、車がどんどん入って行きました。)

いい感じに色づいた畑があったので、「何だろう?」と見てみると、枝豆でした。

歩くこと20分少々でしょうか、吉野ヶ里公園駅「北口」に到着。

1時間に2本あるかないかの列車にほとんど待ち時間なく乗ることができ、超ラッキー。

鳥栖駅でも博多駅へ行く列車が待ち合わせしていました。

 

朝7時半に博多駅を出て、11時半ごろ博多駅に帰ってきました。

半日の散策で、久々の約14000歩。

吉野ヶ里歴史公園、そばの赤い花など、いい日曜日となりました。


宮崎県綾町と「佐土原ナス」

2020年10月21日 | 風景・自然

宮崎県の綾町を訪れる機会がありました。

かれこれ20年以上前に福岡で勤務していた頃から渡ってみたかった、「綾の照葉大吊橋」をついに渡りました。

 

まずは昼食ですが、夏場から今が旬の鮎をいただきました。

綾町の「あゆのお宿 山水」。

鮎の定食には、「鮎定食A」(塩焼2匹・味噌焼2匹)と「鮎定食B」(塩焼1匹・味噌焼1匹)がありますが、復刻版メニュー「鮎定食C」も出ています。

「C」は単品注文でよく出る「鮎の唐揚げ」が付いているけど、「A」・「B」に付いている「背ごし」が付いていない、、、なかなか迷うところですが、「背ごし」をどうしても食べたかったので、「B」に。

注文を受けてから、活き鮎を焼き台に乗せるので、ちょっと時間がかかります。

お店からのサービスで、「鮎の甘露煮でも食べて待っていてくださいね」。

(5人分です。)

もちろん自家製の甘露煮ですが、これがうまい!

一口食べてすぐに思ったのは、「宮崎の20度焼酎ロックがほしい!」。(笑)

そうこうしているうちに、定食に付いている「背ごし」が来ました。

(特製の背ごし用のタレで食べます。)

これがまた最高。ますます20度焼酎がほしくなります。(笑)

最後に、塩焼・味噌焼、鯉こく、ご飯、漬物が出てきます。

「味噌焼って何だろう?」と思いましたが、焼いた鮎に田楽味噌が塗られています。

背ごしにもかなり感動しましたが、この焼き鮎2種が驚きの美味しさです。

「これが本物の鮎なんだなぁ~。」と実感できる一品です。

この鮎を食べるまでは、「A定食って鮎が合計4匹だけど、注文する人がいるのかなぁ?」といぶかっていましたが、「A定食」の存在理由がよ~く分かりました。

20度焼酎があったら、迷わず「A」がおススメです。(笑)

ごちそうさまでした!

 

山間を縫うように整備された道路を走って、「綾の照葉大吊橋」に到着です。

「綾の照葉大吊橋」は、1984年(昭和59年)3月に完成、2011年(平成23年)10月に改修、長さ250m、高さ142m、鉄塔の高さ28m。

吊橋の名称にもなっている「照葉樹林」についてちょっと勉強してみました。

照葉樹林とは、森林の群系の一種で、よく聞く常緑広葉樹林の1つの型だそうです。葉の表面の照りが強い樹木が多いので「照葉」、、、なるほど。

1960年代に今の大吊橋周辺の照葉樹林の伐採計画が持ち上がりましたが、綾町議会の反対決議、町民による反対署名(国に陳情)によって、計画は中止されたそうです。

この貴重な自然である照葉樹林のことを多くの人に知ってもらうために、観光モニュメントとして「綾の照葉大吊橋」が架けられた、という歴史があることが分かりました。

さて、いよいよ渡ります。

昨年の秋に「九重❝夢❞大吊橋」を渡ってかなり怖い思いをしたので、少しは慣れたかと思いましたが、やっぱり下を見るとゾワッとします。

渡り切って大吊橋を振り返ると、こういう景色です。

ここ、大吊橋の終点は、照葉樹林の遊歩道の出発点になっています。20分のコースと60分のコースがあるようですが、完全に山道(かつアップダウンがたいへんそう)ですので、それなりの靴が必要だと思います。

それともうひとつ、ヤマビルが結構出るようです。

(この看板が至る所に貼られています。)

私たちは山道には入らず、大吊橋を渡って戻ります。

写真撮影スポットがありました。

石碑に「日本一」と彫られていますが、「九重❝夢❞大吊橋」に高さ日本一の座は譲りましたが、今回、「綾の照葉大吊橋」の歴史を知って、その魅力を改めて感じました。

 

車で移動中に、ゴルフ場の一部(といっても18ホール分)の広大な場所に太陽光発電用のソーラーパネルを敷き詰めた「亀の甲ソーラー」を見学しました。

(住宅1万戸分の発電量があるそうです。)

それにしても、遠くの山並みが美しい。

 

仕事の後は、懇親会。〆は、宮崎のうどんの名店「おだまき」へ。

(3年前(2017年)には双璧の名店「戸隠」に行きました。)

釜揚げうどん、別腹のようにスルスルいただくことができます。

讃岐でも博多でも五島でもない、❝宮崎うどん❞と言ってもいい独特の美味しさがありますね。

ごちそうさまでした。

 

宮崎駅前のホテルに泊まりますので、ぶらぶらと歩いて帰りました。

(夜の宮崎駅、きれいですね。)

ホテルの部屋から見える駅のロータリーの形が、なぜか、今日のお昼に行った「綾の照葉大吊橋」の「ヤマビル」に見えてしまいました。(笑)

充実の一日を終えて就寝。

 

翌朝です。

海側に昇る日の出がとても美しく、宮崎のイメージそのものでした。

今日は福岡への帰路となりますが、福岡/宮崎の移動は飛行機が一番早くて楽ですが、よく「B&S」と呼ばれる、バスと新幹線のパックがあります。

(新八代駅で新幹線に乗るルートです。早割だと5000円ちょっとなんですね。)

ホテルをチェックアウトして、宮崎空港まではJRで行きますが、2駅です。

(宮崎駅。隣のホームには特急「きりしま」が停車中。)

今回初めて知りましたが、ホームに停車中の「きりしま」、この後乗った「にちりん」、途中ですれ違った「ひゅうが」、この3種類の特急は全部同じ車両ですね。

初めてJRで宮崎空港駅に来ましたが、ホームの小ぢんまり感が意外でした。

(大阪の阪神電車の駅のような❝幅❞。)

宮崎ブーゲンビリア空港。

(展望デッキにて。)

少し利用者が戻ってきている感じがします。

空港には少し早めに来ました。というのも、テレビで紹介されて以来、入手が難しくなっている「マキシマム」を「ここなら売っているだろう。」と思ってのことです、、、が、まさかの地元での品切れ。(笑)

(わさび味とかゆず味みたいなのはありますが、「プレーン」がありません。)

時間ができたので、展望デッキで爽やかな風に当たったりしていました。

(すごい開放感です。)

再びフロアをぶらぶらしていると、思わず目に留まった、あまりにも立派なナス。

「佐土原ナス」(さどわら)という、江戸時代から佐土原町を中心に栽培されていた宮崎の伝統野菜だそうです。

ただ、病気に弱く栽培が難しいこと、色や形が不揃いであることなどから、栽培する農家が減少、ついに戦後には作り手がいなくなった「幻のナス」。

2000年、県の保管用の種から、たった4粒のみを発芽させることに成功したそうです。

2005年に発足した「佐土原ナス研究会」の努力によって、少しずつ生産量が増えてきたそうです。

今年はスーパーでもナスは高く、熊本県産2本で300円くらい。それを考えると、これだけ立派なナスが2本で400円とは、さすが❝農業王国❞宮崎です。

(普通サイズのペットボトルよりも大きい!)

いいお土産をゲットできました。

本当ならいくつかお土産で買って帰りたいところですが、生ものですので、残念ですが見合わせました。

「佐土原ナス研究会」が作ったレシピを1枚もらって来ましたので、近いうちに料理をしてみたいと思います。

 

九州・沖縄各県は個性があって豊かな県ばかり。

今回も宮崎を堪能させていただきました。

ありがとうございました。


シバザクラ

2020年04月16日 | 風景・自然

外出自粛で基本的に在宅勤務、出社の日は会社との往復、いつもより遠回りして人の少ない道を。

今年はGWも夏休みも感染抑止のための行動継続で外出自粛ですね。

そう思うと、通勤道中のツツジが例年以上にきれいに見えます。

(ほぼ満開。)

街の一角にシバザクラを発見。

(「キングジョー」が何体かいます。(笑))

ビルに囲まれた一角の小さな花壇、生で見ると写真以上にハッとする美しさでした。

ちょうど今が見頃のシバザクラ、福岡県の名所を調べてみると、ありました。

八女の黒木町の「シバザクラ花園」。

(ネットより拝借。黒木町というと「黒木の大藤」が有名ですが、シバザクラもいいですね。)

久留米の田主丸の「シバザクラ富士」。

(ネットより拝借。)

田主丸の植木卸売業の経営者が近くの農家さんの畑を借りて整備されたそうです。

実際の大きさ(高さ)は約4mだそうです。

福岡県に限らず近隣の県でも探せばまだまだ名所があると思いますが、今年はネットでの花見です。

シバザクラ、以前自宅の庭でグランドカバーにしようと思って植えたことがありますが、枯れてしまった経験があって、広大な満開のシバザクラ、あこがれます。

来年は九州の満開のシバザクラを見に行きたいと思います。

 

いつもお世話になっている方から「デコポン」をいただきました。

「くまもとデコポン」、美味しそうです。

素人の直感ですが、少しだけ追熟させてからいただこうと思います。

ありがとうございました!

 

ツツジ、シバザクラ、デコポン、季節感を感じながら感染拡大防止の日々を過ごしています。