地球環境保護の趣旨で八女の下草刈りのほか、糸島の松林の保護活動もしています。
土曜日午前中の糸島の海岸線。
上の写真の右側に広がる松林の一画を担当しています。
保存会のみなさんにサポートしていただき、1時間ほど、下草を取ったり枝や葉を掻き集めます。
継続的な活動の成果として、健康な松林の証左である「松露」(キノコ)が秋には出るようになったそうです。
作業エリアから海側を見ると、こんな絶景。
釣り船でしょうか、沖合から戻ってきました。
近くの姫島周辺では大物のヒラメも釣れているとか。
最初は「楽勝だな」と思っていた作業も30分を過ぎるあたりからは汗が出てきました。
最後は「きついぃ、暑いぃ、、、」。
みなさん、お疲れ様でした。
近くの「福ふくの里」で買い物。
鮮魚や野菜がかなり安いらしく、朝から大賑わい。
今日の作業に来てくれた人たちもここに立ち寄っていましたが、どうやら、松林での作業前に寄って魚をさばいてもらうように注文しておいて、作業後に受け取って帰る、という流れのようです。
菜の花畑がありました。
菜の花ももう終わりですね。
私は、鮮魚や野菜とは関係ないですが、地元産らしきポン酢と焼肉のたれを購入。
美味しいことを願っております。
せっかくのいい季節の土曜日ですので、同僚の方々と八女の黒木町の「素盞嗚(すさのお)神社」の「大藤まつり」まで足を延ばすことに。
会場近くのうなぎ屋、「萬歳屋」(ばんざいや)さんで昼食。
歴史を感じる旅館の風情です。
てっきり普通のお座敷を想像していましたが、こちらの個室でゆったりとせいろ蒸しを堪能しました。
川のせせらぎ、もみじの新緑、うぐいすの鳴き声、初夏の爽やかな風、何とも贅沢な環境です。
外はこんな景色。
(「萬歳屋」さんの駐車場にある東屋風のデッキにて。)
せいろ蒸しが来ました。
これまた器も立派。
そして、「美しい」という表現がぴったりの仕上がり。
もちろん、最高に美味しいです。
こちらのうなぎは「こだわりの江口商店のうなぎを使っています!」とのこと。
「江口商店」さんをググってみると、柳川などせいろ蒸しのうなぎ屋さんから絶大な信頼を得ている専門店。
「萬歳屋」さんは、女将さんはじめみなさん、とても感じのいい方々で、最高の昼食となりました。
(玄関先のボタンとシャクナゲがとてもきれいでした。)
ちなみに、うなぎのほかに感動したのが、食事前に目の前で入れてくださったお茶の美味しさ。
お茶の本場、八女ならではの感動でした。
ここから歩いて数分で「素盞嗚神社」です。
このポスター、すごく気に入りました。
「大藤まつり」ですが、藤棚ではなく藤の花をアップにしているところが素晴らしい!
こちらの鳥居をくぐると、樹齢600余年の大藤。
さすがに600年を超えているのでちょっと勢いが衰えている感は否めませんが、その藤棚が境内をはみ出して外の幹線道路に屋根のようにかぶっている姿は威風堂々です。
親株の子孫でしょうか、境内には見事な藤棚が広がっています。
苔むした灯篭と藤。
花の房が立派です。
こちらは花の色が一層鮮やか。
今まで見た中で一番見事な藤でした。(2015年「あしかがフラワーパーク」、2014年「薬師池公園」。)
背景の山の新緑とのコントラストもとても美しい。
ついついお参りを忘れてしまいそうになる、見事な藤でした。
八女黒木の大藤、一見の価値ありです。
この「大藤まつり」は、神社の大藤だけでなく、黒木町の中心地全体でイベントをやっています。
酒蔵開きもやっています。
「藤娘」。
(「福岡国税局酒類鑑評会」の「吟醸酒の部」で大賞を受賞されたのですね。)
「旭松」。
広場に出店もたくさん出ていましたが、八女と言えばお茶。
今年は新茶が10日程早く出ているそうです。
(冷たいお茶と新茶そうめんを買いました。)
今年は、温暖化の影響でしょうか、桜も藤もお茶も全部早め早めですね。
昨年八女の下草刈りに来た時も見た機関車。
その隣の駐車場前のツツジが満開!
星野村ではシャクナゲやツツジが満開らしいですが、ここでも十分きれいですね。
予報では今日の最高気温は25℃を超えると報じていましたが、汗ばむ暑さ。
大藤観賞と町内散策で1時間くらい歩いたでしょうか、「萬歳屋」さんに停めさせていただいた車に戻りました。
せいろが洗われて天日で干し中。
うなぎ、美味しかったなぁ。
海・山・川・花(+美味しいうなぎ!)、一日で堪能した快晴の土曜日でした。
お疲れ様でした&ありがとうございました!
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