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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

伊東「風の薫 MORI premier」一泊旅行①〔往路観光編〕

2023年12月01日 | 旅行記

今日から12月。今が四季のいつなのかよく分からない今日この頃。立冬はとっくに過ぎていますが、「ちょっと寒い日もあるかな。」くらいの感覚。先日、短すぎる秋の旅をということで、温泉に行って来ました。住所は伊東市ですが、伊東駅からかなり南の静かな森の中にある宿「ラグジュアリーホテル 風の薫 MORI Premier」。そんなに「ラグジュアリー」でもないので(笑)、タイトルは「風の薫 MORI premier」としておきます。

週末のリフレッシュ旅ですので往路・復路の観光は最小限でプランニングしましたが、終わってみれば結構いい運動になりました。往路のメインは、伊豆高原のランチの人気店、「伊豆の食材で創るパスタ」のお店「Jupiter」でのランチですが、現地に早めに到着したので、先日ローカルテレビで観た「いがいが根」という海岸の名勝に寄ってみます。

(「いがいが根」、マイナースポットだと思いますが、駐車場はほぼ満車。どうやら、海岸線沿いが遊歩道になっていて、有名な城ヶ崎海岸までのトレイルを楽しむ人たちの車のようです。)

駐車場から海岸に向かって歩きます。

(自然道ですが、アップダウンはないので歩きやすいです。)

歩くこと5分弱、海岸に出ました。

(海岸線沿いの道、「城ヶ崎自然研究路」の道標。)

「いがいが根」です。

(その名の通り、これ以上先は❝いがいが❞しています。)

「いがいが根」は、「大室山」(復路に立ち寄ります)ができた約4000年前の火山噴火によって流れ出た溶岩が冷えて固まってできた殻が次の溶岩流で砕かれて❝いがいが❞な岩になった、ということのようです。

(ここに立っていると分かりませんが、上空から見ると、指のように溶岩の陸地が形成されています。)

❝指の間❞が分かるような所に立ってみると、崖です。

(遠くに伊豆七島の大島が見えます。)

怖いので少しだけ前に出てズームで撮ってみると、崖っぷりがよく分かります。

(溶岩が削られてできた巨大な❝溝❞という感じ。ミニ東尋坊(福井県)がたくさん並んでいるような「いがいが根」でした。)

「いがいが根」、見応えがありました。駐車場からも近ちかいので、おススメのスポットです。さて、ちょうどランチタイムになりました。「Jupiter」はここからすぐ。人気店ですので開店直後(11時過ぎ)を狙って行きます。

(このあたりは別荘地エリアのようです。「Jupiter」は閑静な別荘街の真ん中にあります。)

既に満席に近いようで、「少しお待ちください」とのこと。

(静かです。少しひんやりした空気が心地いい。)

10分待ったかどうかというところで案内されました。

(ゆったりした店内。外と同じく静かです。)

ランチはパスタかピッツァのセットですが、メニューボードを見ると、断然パスタがおススメのような気がします。

(地魚は、城ヶ崎海岸富戸定置網で獲れたものを漁師さんから直接仕入れているとのこと。「富戸」(ふと)はこのあたりの地名です。)

「伊豆牛の赤ワイン煮」セットもかなり気になりますが、初回でもありますので、ここはパスタセットで。まずはサラダが出てきます。

(野菜も地物。トッピングの生ハムがうまい!)

私が注文した「いとう朝獲れサバのラグーパスタ」。

(かわいい自家製パンが出てきます。)

妻は「スパゲティペスカトーレ」。

(イカ、エビ、アサリ、ムール貝が入っています。)

シェアしましたが、両方とも絶品です。なかなかここまで来ることはないかもしれませんが、こっち方面に旅行で来た時は必ず「Jupiter」でランチですね。そして、「Jupiter」のランチのお楽しみはもうひとつ、デザートです。4つから選ぶことができますが、私たちは一択、「伊豆大川地玉子のプリン」。

(伊豆大川の「引地養鶏場」の地玉子を使用。一番人気だそうです。)

セットにはドリンクも付いています。いやぁ~美味しかったですねぇ。ごちそうさまでした。

さて、宿のチェックインにはまだ時間がありますので、近場でもう1スポット、立ち寄ります。先程の「いがいが根」から続く海岸線の名勝「対島(たじま)の滝」と「橋立つり橋」です。

(「Jupiter」から5分くらい。「橋立観光駐車場」に車を停めます。)

ここから海岸に向かってまっすぐ伸びる散策路を歩きます。

(とにかくまっすぐ。(笑))

どん突きで左右に道が分かれます。この道が先程の「いがいが根」から続く「城ヶ崎自然研究路」。

(左に行けば「対島の滝展望台」、右に行けば「橋立つり橋」。)

まずは「対島の滝」を見に行ってみます。

(悪路のように見えますが、木の根が露出している以外は普通に歩けます。)

さっきの分岐からすぐ、展望台へ下りる階段があります。

(しっかり整備された展望台。)

こちらが「対島の滝展望台」。

(結構すごい所に展望台があります。)

「対島の滝」は「対島川」から海へ直接流れ落ちる滝。実は、滝を見ることができるには条件があります。それは、対島川の水量が多いこと。要は雨が降った翌日あたりが観賞好適日。で、今日は、、、

(分かりますでしょうか、、、。)

ズームしてみます。

(水量が足りなかったようです。(笑) 妻が爆笑していました。)

ちなみに、水量が十分な時はこんな感じです。

(今日の姿からは「ほんまかいな」と思うほどの勇壮な滝。どれだけ雨が降ったらこうなるのでしょうね。ネットで調べていると、「幻の滝」と書いている人もいましたから、これだけの景色に出会う確率は相当低いのでしょうね。)

ここ「対島の滝展望台」、滝の方は❝チョロチョロ❞状態でも、景色は絶景です。

(この張り出している磯は「大淀・小淀」という柱状節理地帯です。)

展望台から先程の分岐に戻って、次は「橋立つり橋」へ向かいます。その途中、展望台から見えた「大淀・小淀」に降りて行く道があります。

大淀・小淀へ降りる道は鎖場もある急な道でもあるので、スルーしようかと思っていましたが、途中まででも行ってみようということで降りてみることに。

(こういう手書きの看板がある所はやばいパターンのような気がしますが、、、。)

これが鎖場。

(そうなんです、結局降りました。鎖場と言ってもそんなに厳しくない感じでしたので、「行ってみよう」となりました。)

鎖場を降りて海を見たところ。

(柱状節理がよく分かります。右の方は大きな潮だまりになっているように見えます。)

足元に注意しながら先の方へ進むと、先程行った「対島の滝展望台」が見えます。

(写真中央やや左。)

「大淀・小淀から見る対島の滝も美しい。」とネットの事前リサーチでありましたので、せっかく降りて来たことですし、ズームで狙ってみました。

(やっぱり水量がないと、滝だか何だか分かりませんね。(笑))

どっちが大淀か小淀か分かりませんが、ここがまさに大淀・小淀。

(先端では磯釣りをしている人がいました。)

風はそんなに吹いていませんが、結構波がかぶります。

(磯釣りをするにはかなり注意が必要。)

しばし大淀・小淀で景色を楽しんだ後、鎖場を昇って散策路に復帰。

ここから「橋立つり橋」は数分。

(「橋立吊橋」、長さ60m、高さ18m、定員20人。)

このあたりの吊橋としては、城ヶ崎海岸の「門脇つり橋」が有名過ぎて、「橋立つり橋」は訪れる人もいませんが、絶景ぶりは負けていません。

(渡っているのは妻と私の2人ですが、揺れる揺れる。怖いです。(笑))

下を覗くと、ロッククライミング?の練習をしている一団がいました。

(10人以上いました。いい練習場なのでしょうか。)

渡り切ったらUターン。もう一度渡ります。

(こちらからの方が絶景です。)

橋立つり橋を往復して散策路を戻ります。途中、先程通り過ぎた句碑を眺めます。水原秋櫻子の句「磯魚の 笠子もあかし 山椿」。

(「笠子」は魚のカサゴ、九州での呼び名はアラカブ。「あかし」はアラカブも赤いので、それと山椿をかけているのかな。「プレバト」に出したら「カサゴが磯魚というのは自明なので説明し過ぎ」って言われそう。(笑))

駐車場に戻り、ちょうどいい時間になりましたので、宿に向かいます。妻と「結構歩いたね。」と、「Jupiter」でのランチを挟んでの散策が想像以上にたっぷりだったことを振り返ります。言われてみれば、脚にきているような、、、。温泉に浸かって体を癒したいと思います。

 

・・・・・伊東「風の薫 MORI premier」一泊旅行②〔「風の薫 MORI premier」編〕へ続く。

 

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