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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

「第21回 全国陶磁器フェア in福岡2019」

2019年03月22日 | アート・文化

年度末真っ只中ですが、3月22日(金)、お休みをいただきました。

週明け月曜日に向けての❝勉強❞もひと段落したので、気になっていたイベント、「全国陶磁器フェア」にぶらっと行ってみました。

(結構行き慣れた「マリンメッセ福岡」が会場。)

風が随分と強いですが、博多湾は穏やかです。

「マリンメッセ福岡」。

平日ですが、そこそこ車がありますので、来場者でにぎわっているのでしょう。

と思ったら、入口あたりは空いています。

当日券600円ですが、味の明太子の「ふくや」さんのメンバーズカードを提示すると、半額!

(300円也。)

全国から窯元が出店しています。

(2階からの景色。)

端から順に、掃除機のルンバみたいに2周ほどしながら、気になる窯元をチェック。

目当てがあって来場したのですが、それは、以前いただいたこのカップに合うお皿。

大分は竹田の陶芸家の髙木さん作のコーヒーカップ。

手に馴染んで使いやすいことはもちろんですが、何とも言えない風情があり、毎朝のコーヒーがワンランクアップするような気持ちになれる、素敵な一品。

髙木さんの作品、販売店や工房の情報が少なくて直接求めるのが難しいので、❝代役❞を探そうということです。

で、九州の窯元、嘉麻市の「うつわ工房」さんのお皿にしました。

オーバルは炒め物からカレー、パスタまで万能タイプ。

スクエアは、毎朝のトースト用。

底面です。

さっそく夕食にオーバルの方を使ってみましたが、とても使いやすいです。

 

昨年も気になっていた「全国陶磁器フェア」、お店の人と会話を楽しめる人はかなり楽しいと思います。

私はちょっと苦手ですが、黙って見て回って、気になった物を手に取るだけでも楽しめました。


「福岡市美術館リニューアルオープン記念展」

2019年03月19日 | アート・文化

3月の「福岡市政だより」の一面に報じられていた「福岡市美術館」のリニューアルオープン。

大濠公園のほとりに立つこの美術館は、2年以上の改修休館を経て、2019年3月21日(木・祝)にオープン。

この日(内覧会)を楽しみにしていました。

 

1979年に開館した福岡市美術館は、昭和54年築の建物とは思えないモダンスタイルの印象。

それもそのはずで、ル・コルビュジエに師事した近代建築の巨匠・前川國男さんが手がけたそうです。

美術館の関係者のお話を聞く機会がありましたが、この風情のある外壁のレンガも再現されたそうですが、全て手焼きで当時の❝焼きむら❞を再現できるレンガ工房を見つけるのがたいへんだったそうです。

 

博多の地下街やバス停には告知ポスターがそこかしこに。

右が最初の頃のポスター、左がオープンが間近になってきた頃に替わって貼られ始めたポスター。

右のポスターの特徴は、美術館のリニューアルオープンの告知ポスターなのに作品を掲載しないこと(だそうです)。

オープン間近になって載せられた作品は、(小さくて分かりづらいと思いますが)ダリ、アンディ・ウォーホル、バスキアの作品。

今なら億円単位の作品だと思いますが、ブレイクする前に世界を歩き回って蒐集されたとか。

 

国体道路側からのアプローチです。

館内は2階建てですが、ワンフロアが広くて、とにかく明るいです。

2階では、福岡市美術館リニューアルオープン記念展として、「これがわたしたちのコレクション+インカ・ショニバレCBE: Flower Power」を開催中。

1階は、美術品コレクションなどですが、黒田家伝来の宝物や「仙厓」の書画など福岡にゆかりの深い作品、電力王「松永安左エ門」が蒐集した茶道具など。

外に出ると、是非観たかった、草間彌生さんの「南瓜」があります。

別アングルで。

カボチャの背景を美術館にしたり、大濠公園にしたり、いろいろ変えて観るとそれぞれに味わいがあります。

2階のテラスからはお隣の大濠公園がいい借景になって素晴らしいです。

1階の美術品コレクションで観たかったこちら、唐物茶入(茶道具)「博多文琳」。

(図録より。)

博多の豪商「神屋宗湛」が所持していましたが、豊臣秀吉が招かれた茶会でこれが欲しくて所望したところ、宗湛が秀吉に「日本の半分となら交換しましょう。」と返答し諦めさせた、というエピソードがある一品。

 

福岡市美術館、なかなかの見応えです。

館内には座ってくつろげるスペースも多く、カフェなども充実していますので、ゆっくりと過ごすことができると思います。

 

帰りは大濠公園を少し歩いて地下鉄の駅へ。

いいお天気になって、池に浮かぶスワンも気持ち良さそうです。

地下鉄大濠公園駅の安全柵にも宣伝。

内覧会に参加しましたので、福岡市美術館の図録と、特別展「インカ・ショニバレCBE: Flower Power」の図録をいただきました。

(バッグは売店で売っています。確か1000円ちょっと。)

大濠公園と福岡市美術館の鳥瞰。

(ネットより拝借。)

リニューアルオープン、おめでとうございます。

福岡の豊かな名所がまたひとつ増えました。


特別展「京都・醍醐寺 -真言密教の宇宙-」 / 宝満宮竈門神社

2019年03月10日 | アート・文化

九州国立博物館で開催中の「京都・醍醐寺 -真言密教の宇宙-」に行ってきました。

実は太宰府エリアは散策好適地。

これまでは、太宰府天満宮と九州国立博物館しか訪れていませんが、せっかくなので、今日は「宝満宮竈門神社」(ほうまんぐうかまどじんじゃ)に足を延ばしてみることにしました。

土日のどっちでも良かったのですが、土曜日=晴、日曜日=雨、なので本日決行。

今日の散策ルートはこんな感じ。

博多からバスで太宰府へ直行、約40分。

 

まずは太宰府天満宮に立ち寄ります。

参道、すごい賑わいです。

(快晴!)

「太鼓橋」は相変わらずの人気スポット。

(気温上昇中。セーター不要。)

梅の時期は終わっているようで、境内でそこそこ花を保っている梅はこの木ぐらいでしょうか。

残念ながら「飛梅」も完全に花の時期は終わっていました。

手前の梅の木よりも後ろのクスの巨木の方が目立ちますね。

さて、「竈門神社」へ向かいますが、九州国立博物館の横を通って宝満山の方へ。

天満宮から博物館への道で、数少なくなった梅の花を探してみました。

(きれい。)

天満宮から博物館へつながるエスカレーター&ムービングウォークを乗り継いだ後、博物館横を通過します。

しばらくは博物館の散策道が続きます。

博物館から竈門神社までは徒歩約30分。

道中、誰にも会いません。

県道35号手前に「太宰府迎賓館」なる施設がありました。

太宰府天満宮や太宰府市とは関係ないようで、要は結婚式場のようです。

県道35号を横切って畑の間の道を歩いていくと、「竈門神社」に到着。

御朱印とともにいただいた略記によると、竈門神社は大宰府政庁の鬼門に当たる宝満山に大宰府鎮護のために祀られ、その由来から、「方除け」の神として信仰を集めてきたそうです。(鳥居をくぐって振り返ると風情のある景色を望めます。)

ここまで歩いてきてやや汗ばみましたので、境内の隅っこで休憩。

さてさて、この竈門神社、「方除け」の神様よりも、今や「縁結び」の神様としての方が有名かも。

これはご祭神が玉依姫という女性の神様だからだそうですが、まぁ、参拝者はほとんどが若い女性とカップルで、おひとり散策のおじさんなんていません。(笑)

授与所が超モダンで、明らかに❝縁結びモード❞です。

中はこんな感じになっています。

(ネットより拝借。)

おじさん一人では入るのも勇気が要ります。

お守りをはじめ❝グッズ❞もかわいい系中心。

恥ずかしかったですが、巫女さんに「御朱印をお願いします」。

(いただきました。)

ありがとうございました。

ちなみに、私のすぐ後に同じような男性客が御朱印帳を買っていましたが、ピンクピンクでしたね。(笑)

授与所にはテラスのようなスペースがあって、太宰府方面を展望できます。

(肉眼で見るともっと広がりがあって絶景でした。)

千両の実が美しかったです。

(「千両」ですよね?)

竈門神社のすぐ近くには、宝満山の登山道入口があります。

人気の登山道なのか、結構登山客がいました。

 

さて、九州国立博物館に戻ります。

10分ほど歩いた所で振り返ってみると、宝満山がきれいに見えました。

不思議なもので、帰りは30分という時間を全く感じず、博物館に到着。

今更ですが、九州国立博物館って、ひょっとして「亀」のデザインなのでしょうか。

「京都・醍醐寺 -真言密教の宇宙-」へ入場。

会場内は撮影禁止ですので写真はありませんが、なかなか良かったです。

国宝・重文多数の上、大迫力の仏像、弘法大師の書など、見応え十分でした。

お土産に醍醐寺の線香を買いました。

あとは帰るだけなので、久々に4階の❝常設展❞にも行ってみました。

1階には山笠の展示。

(これはある意味❝常設❞です。)

こちらは季節もの、博多人形のお内裏様とお雛様。

(やっぱり博多人形はいいですね。)

3月次週は、太宰府天満宮で「全国梅酒まつり」があるそうです。

博物館周辺に桜を植えているようです。

まだまだ若木なので今シーズンは桜を楽しむまでにはいかないかもしれませんが、何年後かには素晴らしい桜並木になるのではないでしょうか。

ムービングウォーク&エスカレーターを利用して天満宮に戻りました。

参道を駅に向かって歩きますが、人出は全く減っていません。

博多直行のバス「旅人」(たびと)。

(行きに乗ったバスも「旅人」。)

バスで帰りたかったのですが、ものすごい行列だったので、西鉄にしました。

二日市駅で特急に乗り換えて天神へ、天神からは地下鉄、、、バスの方がかなり便利です。

 

明日は一日雨模様ということなので、散髪の帰りに食料調達。

歩き過ぎて腰に来ましたので、日曜日はゆっくり休養することにします。

今度は桜の季節に太宰府エリアの散策をしたいと思います。


「博多華丸・大吉28周年記念公演」

2019年03月03日 | アート・文化

今や、NHKの「あさイチ」のメインを務める、博多華丸・大吉さんの年に一回の福岡公演に行ってきました。

場所は博多のベイサイドの「福岡サンパレス」、2300人収容の大ホールです。

今年は「博多華丸・大吉28周年記念公演」、昨年は「博多華丸・大吉27周年記念公演」でしたので、来年は「博多華丸・大吉29周年記念公演」でしょう。(笑)

(サンパレスのロビーにて。)

祝い花がたくさん届いています。

NHK「あさイチ」、テレビ朝日「アメトーーク!」という全国区番組から、福岡ローカル番組まで。

(まだまだたくさんありました。)

「28周年」(何ともキリが悪いですが)なので、「28」がいっぱい。

(この法被は、大フィナーレの時に芸人さん全員が着ていました。)

終演後、グッズがどんどん売れていました。

 

さて、この公演、毎年、チケットは発売即完売、昨年はそれとは知らずにのんびりと電話したら「完売」の自動音声でした。

今年は奇跡的に「立ち見」チケットをゲット、、、ありがとうございました!

16時開場、17時開演。16時過ぎの状況です。

左側が「指定席」の列、右側は「立ち見」の列で、圧倒的に多い指定席の人たちが入館し終わってから、立ち見の人たちは係員に先導されて❝立ち見エリア❞に案内されます。

私は2階の一番後ろで壁にもたれながら観ていましたが、いい感じで観ることができました。

前説のご当地芸人さんが引いた後、本日の出演者がスクリーンで一人ひとり紹介されますが、歓声・拍手に大小があって面白かったです。

(出演芸人さんたち、登場順。)

なかなかの実力者ぞろいで面白かったですねぇ。

もちろん、トリは博多華丸・大吉さん。

(ネットより拝借。)

新ネタを披露、さすがです。

今一番面白い漫才師さんだと思います。

ネタ良し、腕良し、全部良し、大満足です。

 

この後、出演者全員が法被を着て登場する「大フィナーレ」。

ここでナイナイの岡村さんが登場、遅れてノンスタイルの石田さんも登場して、「お菓子撒き」で終了。

19時過ぎに終演、あっという間の2時間でした。

やっぱり、博多華丸・大吉さん、最高です。


福岡市医師会オーケストラ 第6回定期演奏会

2018年11月12日 | アート・文化

福岡市医師会オーケストラの定期演奏会のチケットをいただきました。

9月に「九州市民大学」で九州交響楽団の演奏を聴きに行った「アクロス福岡」です。

14時から2時間弱のほど良い長さの演奏会です。

楽団のメンバー構成は、医師会会員(ということはお医者さん)、医療関係者、ご家族などだそうです。

クラシックのコンサートの決まりごとはよく分かりませんが、指揮者がほぼ1曲ごとに袖に下がったり出てきたりと、曲の連続性という観点では、ぶつ切り感がちょっと残念でしたが、とてもアマチュアとは思えない演奏でびっくりしました。

 

空はすっかり秋めいてきました。

(というか、立冬を過ぎていますが。(笑))

芸術と文化の秋にクラシック鑑賞、いい日曜日の午後でした。

 

そしてまた怒涛の年内が再スタートしますが、まずは人間ドックで健康チェックです。


「明治150年記念 オークラコレクション」(九州国立博物館)

2018年10月13日 | アート・文化

土曜日、思いのほか散髪屋さんが空いていたので、時間ができました。

ということで、お天気もいいし、太宰府の「九州国立博物館」に行ってきました。

現在開催中の「明治150年記念 オークラコレクション」。

その名のとおり、東京のホテルオークラ関係の美術品のコレクション。

九州国立博物館の説明によると、

「日本の近代化に貢献した大実業家=大倉喜八郎は、日本・東洋古美術を収集し、日本初の私立美術館、大倉集古館を創設。
 長男でホテル・オークラの創業者=喜七郎は、横山大観ら近代日本画家の作品を世界に発信しました。
 国宝・重要文化財を含む父子収集の精華を一挙公開します。」

とあります。

 

博多バスターミナルから直行バスで40分ぐらいでしょうか、到着。

(とにかく「梅ヶ枝餅」屋さんがずらり。)

快晴!

ここから先はアジアからの観光客で混雑していますので、いつものように、ここで右折して博物館への❝裏❞の道へ。

すぐに「浮殿」がひっそりとあります。

(その昔は「心字池」付近にあり、その名の通り、水に浮いていたとか。)

爽やかな秋の小道の散策気分で博物館に到着。

会場は撮影禁止ですので写真はありませんが、5月に行った印象派の展覧会に比べるとかなり空いていました。

(博物館の超吹き抜けロビーの巨大タペストリー。)

ゆっくりじっくりと国宝や重要文化財など、コレクションを鑑賞した帰りは、太宰府天満宮を通って帰ることにします。

(行きと反対側の博物館。こちらの方が山が美しく映っていますね。)

博物館へ通じる長~いエスカレーターを下り出たあたりはあまり人がいませんでしたが、、、

山門あたりからは大混雑。

お参りでもしていこうかと思いましたが、山門まで続く大行列。

行列の外、遠い所から心の中でお祈りさせていただきました。

「心字池」の大掃除をやっていました。

(鯉や亀たちはどこかに一時引っ越し中なんでしょうね。)

参道は観光客でいっぱい。

不思議なことに、同じ梅ヶ枝餅屋さんだと思うのですが、繁盛しているお店とそうでないお店が結構はっきりしています。

SNSとかの影響でしょうかね。

 

帰りもバスで。

さぁ、来週からは週末もイベント目白押しです。

スポーツの秋、文化の秋、食欲の秋、、、秋を満喫したいと思います。


「魔界転生」 〔観劇②/博多座〕

2018年10月08日 | アート・文化

昨日の「マイ・フェア・レディ」に続き、今日は「博多座」に「魔界転生」を観に行ってきました。

昨日はミュージカル、今日はいわゆる❝舞台❞。

(「日本テレビ開局65年記念舞台」とのこと。)

昨日から一転、今日はいい散歩日和です。

昨日は夕方17時からの開演でしたが、今日は午前11時。

朝ゆっくりとして単身住まいを出て、妻と散歩しながら博多座へ。

博多座前ではみなさん記念写真を撮っていました、、、私たちも。

人気のデジタルサイネージ。

(この画面に変わるまでいくつの広告を見たことか。(笑))

階段にもこの趣向。

のぼりも林立。

博多座、「いつ来てもいい劇場。」と妻もお気に入りです。

淀殿で出演の浅野ゆう子さんののぼりが結構こわい。

そんなこんなで入場。

(豪華出演陣。)

「魔界転生」はここ博多座からスタート、私たちは2回目の公演を観たことになります。

すごく面白かったです。

ミュージカルと舞台ではこんなにも違うものなのですね。

個人的感想としては、さすが上川隆也さんの演技は素晴らしい、というのと、大御所の松平健さんの演技が❝異次元❞のクオリティーでした。

プロジェクションマッピング的な映像を巧みに使った演出が印象的でした。

終演後のフィナーレで、松平健さんは金色ラメの布を振りながら「マツケンサンバ」のような登場で大盛り上がり(やはり存在感が異次元です)、上川隆也さんのご挨拶トークも最高。

ということで、昨日・今日と2日間の観劇、夫婦ともども大満足となりました。

 

朝食をしっかりと食べて来たので幕間の軽食はパスして、終わった後にそばを食べに行きました。

いつもお世話になる「加辺屋」さん。

私はつけ麺タイプの「おけざる」、妻は温かい「天ぷらそば」。

いつも昼食時には並ぶので、今日も博多座から流れてくるお客さんで混んでいるかと思いましたが、空いていました。

 

そして、夕食は遅めに単身住まいで。

先日の天草釣行で釣った根魚の煮付けを。

(左:名前不明の根魚、右:アラカブ(カサゴ)。)

見た目は同じように見えますが、アラカブの方が美味しいと思いました。

魚の煮付けの妻のレシピを教えてもらいましたが、とても参考になりました。

今度、まだまだ冷凍した魚がありますので、やってみようと思います。

 

早いもので三連休も残すところ1日。

そして10月も中旬週、こちらも早い、、、。


「マイ・フェア・レディ」 〔観劇①/久留米シティプラザ〕

2018年10月07日 | アート・文化

10月の三連休は観劇。

台風25号の影響で交通機関が乱れる中、妻と「久留米シティプラザ」に「マイ・フェア・レディ」を観に行ってきました。

ダブルキャストですが、私たちは「神田沙也加」さんと「別所哲也」さんの方を選択。

 

JR九州が乱れているので、予定よりも1時間早めに出発。

博多駅で駅員さんに尋ねると、「久留米までの直通は運休しているので、鳥栖まで行ってください。その先は行ってみないとわかりません。」とのこと。

とにかく各駅停車で鳥栖まで行って、鳥栖駅で30分ぐらい待ったでしょうか、折り返し区間でピストン運転している電車に乗って何とか久留米に到着。

(立派な駅です。)

1時間早く出て、ちょうど計画していた到着時刻に着くことができました。

久留米にゆるキャラがいたとは知りませんでした。

(「くるっぱ」の❝顔出し❞。この後、妻が「記念に」と顔出しで写メしました。)

「久留米シティプラザ」まではバスですぐです。

(道路向かいには見慣れたオフィスビルがあります。(笑))

西鉄電車が午前9時から運休している中、みなさんどうやって来たのか、どんどんお客さんが来ます。

(ここで写真を撮っている方が多かったですね。)

お客さんは9割は女性という感じ。

予定通りの開場時刻・開演時刻となりました。

何となくデジャブー感があると思ったら、以前、博多座に「舞妓はレディ」を観に行ったからですね。(笑)

もちろんこちらがオリジナルですが、「舞妓はレディ」とキャストをついつい頭の中で対照してしまって、別の見方でも面白かったです。

神田沙也加さん、「アナ雪」でも実証済みですが、歌が上手。

想像以上に小柄な方でしたが、歌・演技ともに舞台女優として十分な見応えがありました。

そうそう、キャストの対照ということでは、「舞妓はレディ」で言語学の教授役を務めていた「平方元基」さんが神田さんにフラれる貴族役で出演していました。

見た瞬間に分かる、印象に残るいい俳優さんです。

「マイ・フェア・レディ」、とても良かったです。

そして、「久留米シティプラザ」、すごく立派なホールでした、びっくりです。

 

さて、観劇も終わり、8時半過ぎに久留米駅に戻ってきました。

遅めの夕食を食べようと思いましたが、軒並みお店が「準備中」、早じまいのようです。

博多に戻って(帰りは直通の快速に乗れました)、以前も妻と来た「男厨」で。

今年の夏休みに妻と来ました。)

いろいろいただきましたが、これぞ秋、立派な栗の「から揚げ」。

(栗のから揚げは初めてです。)

前回品切れだった、カニクリームコロッケ。

(「男厨」に来たら食べるべしの絶品。)

最後は当店自慢の「ごはん」。

今回は「旬の野菜と魚介の土鍋焚きごはん」。

(キノコやサバがたっぷり。)

今回も美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

 

連日のミュージカル観劇、翌日は博多座です。


福岡市博物館 「浄土九州-九州の浄土教美術-」展

2018年09月15日 | アート・文化

「西方に、極楽あり。」

福岡市博物館で今日から開催される「浄土九州」展に行ってきました。

三連休初日、こちらは雨も上がり百道浜はいい天気です。

(ただ、ちょっと蒸し暑い。)

開会式を遠巻きに見せていただきました。

この展覧会の「図録」も無事ゲット。

展示されている作品を帰宅後もう一度振り返ることができます。

開会式直後の「内覧会」では来賓の方々に専門家が説明しながら進むので、その後ろにいると何となく説明が聞こえます。

仏教美術を大いに堪能させていただきました。

菩薩様だけでなく、地獄に関する作品もたくさん。

(図録より。)

地獄の「十王」や「奪衣婆」。

「閻魔」様。

このあたりの関係というか地獄の❝構成❞はこのアニメで大体なじんでいます。(笑)

(ネットより拝借。「鬼灯の冷徹」。)

「九州浄土」展は11月まで、その次はこちらだそうです。

「コナン」展ではなく、科学捜査の関係のようですが、記念撮影用のコナンのフィギュアが展示されるとパンフ裏面に書いてありました。

福岡市博物館のロビー(ピロティ)には九州関係の情報がたくさん掲示されています。

見ているだけで勉強になります。

 

三連休初日、文化に触れた半日でした。


「九州市民大学」受講〔9月〕

2018年09月09日 | アート・文化

8月の「土井善晴」さんに続き、9月の九州市民大学は、「文化の秋」にふさわしく、九州交響楽団の演奏会。

「日本のうた、世界のうた」。

指揮者の中井章徳さんは客演指揮とのことですが、曲間のお話がとても上手でした。

 

今日も満席近くなるだろうと、30分以上前に会場に入りました。

(これまでのどの回よりも早く混み始めています。)

いつもの講演の回とは違い、「アクロス福岡」の「福岡シンフォニーホール」がまさにその本領を発揮するしつらえになっていました。

開演まで❝学生だより❞に目を通します。

九州交響楽団は1953年創立、プロ活動は1973年から、という伝統ある楽団。

 

1時間半の間に、オーケストラの演奏あり、ソロ(ソプラノ:林摩耶さん、テノール:青柳素晴さん)あり、合唱(九響合唱団)あり、という盛沢山な内容ですので、1曲1曲は❝ショートver❞となりますが、かえってテンポが良かったです。

どの曲も良かったですが、やはり聴いたことがある曲は印象に残ります。

 ヴェルディの歌劇『リゴレット』から『女心の歌』
 プッチーニの歌劇『トゥーランドット』から『誰も寝てはならぬ』

「誰も寝てはならぬ」は1月の「東儀秀樹」さんの雅楽verがまだ記憶にあったのですが、フルオーケストラの演奏にも負けない雅楽のソロ演奏の❝厚み❞を再確認しました。

チャイコフスキーの歌劇『エフゲニー・オネーギン』から『ポロネーズ』も良かったなぁ。

感動的だったのは、テノールの青柳さんが歌い上げた「糸」(中島みゆきさん)。

最後は、「花は咲く」を観客も参加して全員で合唱。

私は頭の中で歌っていましたが、両脇のおばさま方は熱唱されていました。(笑)

 

16時閉演、外はすっかり涼しくなっていました。

まさに「文化の秋」を満喫した日曜日でした。