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酔生夢死ってわけでもないけれど、、、日々雑感

「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」 / 「蜂楽饅頭 福岡本店」

2018年08月12日 | アート・文化

夏休みに突入、妻も来福。

今日は、「福岡市博物館」の「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」に行ってきました。

(妻と福岡市博物館に来るのはGWに続き2度目。)

妻に言わせれば、「東京より全然マシ。」という暑さですが、先週よりも福岡は蒸し暑くて、、、。

(暑いです。)

「鈴木春信」展、本日は福岡市博物館としては結構な人出(だと思います)。

鈴木春信さんは、多色刷りの版画、いわゆる「錦絵」を始めた江戸時代の方(夭逝の天才って感じでしょうか)で、かの喜多川歌麿がリスペクトしていた大浮世絵師。

そのコレクションの大部分がボストン美術館に収蔵されているらしく、日本でこれだけの点数を観ることができるのはラストチャンスと言われています。

妻は音声ガイダンスの機械を借りて、私はマイペースで、それぞれゆっくりと鑑賞することができました。

 

お隣の展示室では、「幽霊・妖怪画の世界」が同時開催中。

こちらは写真撮影OKとのこと。

これ、見たことありますね、「歌川国芳」の「相馬の古内裏」と言うそうです、1800年代中頃の作品。

「幽霊図」もたっぷり展示されていましたが、確かこちらは、「円山応挙」か「谷文晁」。

ちょっとヘビーな「鈴木春信」展のクールダウンにちょうどいい感じでした。

 

さて、福岡市博物館を出て、西新までぶらぶら。

妻に、西南学院大学前のサザエさんと長谷川町子さん像を見せたりして。

お目当ては、「蜂楽饅頭」本店のかき氷。

少し並びましたが、そんなには混んでいませんでした。

それぞれにかき氷と蜂楽饅頭を注文。

(食券制です。)

この優しいお値段が素晴らしい。

蜂楽饅頭の「黒」(粒あん)と「白」(白あん)がきました。

私は、「宇治蜂楽」。

(この中に、アイスクリームとあんこが入っています。)

妻は、人気ナンバーワンの「コバルトアイス」。

どっちも美味しい、、、今日の暑さもあってなお美味しい。

蜂楽饅頭はお持ち帰り用にあと2個買いました。

コンビニの「白くま」も美味しいですが、やはりお店のかき氷はいいですねぇ。

(「爽」のバニラが売っていないので、只今冷凍庫には「白くま」と「ジャンボ」。)

かき氷好きの私たち、人気の「蜂楽饅頭」本店のかき氷を食べることができて、大満足です。

お店を出る頃には、にわかに空が暗くなってきて、大粒の雨が。

(雷雨が来そう。)

地下鉄に乗って帰路へ。

 

本日の晩御飯は、先日いただいた「桐岡ナス」を肉味噌炒めに。

(妻も驚く桐岡ナスの大きさ。1個でフライパンいっぱいに。)

私がささっと❝料理❞して、完成。

妻が東京から持参した生野菜をサラダにして、野菜尽くしの晩御飯となりました。

 

夏休み本番は明日からです。

何とかお天気ももちそう、、、楽しみです!


「山笠」モード

2018年07月04日 | アート・文化

今月は各地で夏祭りが開催されるのではないでしょうか。

博多の街もいよいよ「山笠」モードに突入です。

博多駅前にて。

飾り山が組み立てられています。

「表」(進行方向の面)。

「見送り」(進行方向と逆側の面)。

ちなみに、飾り山は動くことはなく、人形師が丹精込めて作ったものを鑑賞することになります。

山笠のことを分かりやすく説明したパンフレットも置かれています。

7月15日早朝の「追い山」に向けて、博多の街は山笠一色になっていきます。


「小倉織」

2018年06月30日 | アート・文化

「小倉織」のハンカチをいただきました。

ほれぼれする美しさです。

木綿のしっかりとした生地はハンカチというよりも、テーブルナプキンの用を完璧にこなします。

というのも、私、食事や飲み会の時、ズボンにシミを作ってしまうことが多いので、いつもハンカチをテーブルナプキンのようにかけています。

素敵な小倉織の一品、ありがとうございます。

 

さて、「小倉織」に関して福岡で結構話題になるのが、「小倉織って、確か『福岡伝統工芸品』だよね?」。

地域の会合でも「福岡伝統工芸品」のことが講演のテーマになったりするのですが、「小倉織」はなぜか入っていません。

「福岡伝統工芸品」は現在7品、こちらです。

(ネットより拝借。)

「博多織」、「博多人形」、「久留米絣」、「小石原焼」、「上野(あがの)焼」、「八女福島仏壇」、「八女提灯」。

そして、正確には「経済産業大臣指定伝統的工芸品」と言います。国指定ってやつですね。

 

「小倉織」のルーツです。

「豊前小倉(北九州市)の特産『小倉織』は、地厚で丈夫、なめらかな木綿布、武士の袴や帯として織られたものです。経糸が多いため(緯糸の3倍の密度)表現としては、たて縞となります。色の濃淡による立体的な世界を創りだし、なめし革のような風合いを持つ個性的な織物です。350年以上続いた小倉織は昭和初期に途絶えました。」(ネットより引用。)

これが1984年に復元・再生され、現代の伝統工芸として市場に出ています。

 

「福岡伝統工芸品」の産地を地図にプロットしてみると、、、

(ネットより拝借。)

福岡県は、福岡、北九州、筑後、筑豊、とよく4地区で言われますが、何と、北九州地区だけ伝統工芸品がない!

国が「伝統工芸品」として指定するための要件は以下の通りだそうです。

  1. 主として日常生活で使われるもの
  2. 製造過程の主要部分が手作り
  3. 伝統的技術または技法によって製造
  4. 伝統的に使用されてきた原材料
  5. 一定の地域で産地を形成

こうやって見てみると、「小倉織」が8品目の「福岡伝統工芸品」に指定される日も遠くないのではないでしょうか。

見事な「小倉織」のハンカチを見てこんなふうに思った次第です。


「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」(九州国立博物館)

2018年05月19日 | アート・文化

「九州国立博物館」で開催される、「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」に行ってきました。

本展覧会のパンフレットです。

ドラクロワ、ドガ、マネ、ルノワール、ファン・ゴッホ、ゴーギャン、モネ、セザンヌ、マティス、ピカソなどなど、そうそうたる顔触れの画家の有名作品が一堂に会している、“奇跡の展覧会”。

スイスのビュールレさんは、60点を超える名作を20年という短期間でコレクションされたとか。

 

初めて「開会式」を見ました。

これまで何度か九州国立博物館には来ていますが、今までで最高の人出に感じます。

開会式には、スイス大使館(?)からの御来賓のほか、ビュールレさんのお孫さんも出席されました。

約30分の開会式が終わると、「内覧会」へ。

入場までに15分ぐらい並んだでしょうか。

(いつも昇るエスカレーター脇には、ドライフラワー(?)の巨大ボール。)

あまりにも有名な、ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」が、何と撮影OK。

結構間近で観ることができました。

さらに接近して写メしてみました。

ちょうど、翌日の土曜日の朝、Eテレの「日曜美術館・選」で、この展覧会(東京の「国立新美術館」バージョン)のこの絵の特集をやっていましたので、とても勉強になりました。

この絵が描かれた当時、イレーヌ嬢は8歳、ちょっとびっくりです。

ルノワール渾身の本作品、実は発注したイレーヌ嬢の両親(貴族)には不評だったそうです。

ちょうど従来の古典的絵画技法から印象派の最新の技法が登場しつつあった時代で、この作品は当時は斬新過ぎたそうです。

 

もう1点、撮影OKの作品があります。

モネの「睡蓮」。

正確には、「睡蓮の池、緑の反映」(高さ2m×幅4.25)。

モネの代表作の1つであるこの絵は、これまでスイス国外には一度も出たことのなかった門外不出の大作だそうです。

実際、大きな作品でした。

個人的感想ですが、撮影可能な2つの作品なら、私は「イレーヌ嬢」の方に圧倒的に引き込まれました。 

このほかにも、セザンヌの「赤いチョッキの少年」、ゴッホの「日没を背に種まく人」や「自画像」など、「見たことあるっ!」という作品がいっぱいありました。

 

残念ながら、時間がなくて、何点かを集中的に観ただけで、全作品をゆっくり・じっくりというわけにはいきませんでした。

それでも、この展覧会の素晴らしさ、これだけの作品が集まっている奇跡を感じるには十分。

ここ九州国立博物館での展示が終わると、名古屋で開催され、あとはチューリッヒに帰って、おそらくは二度と日本には来ないだろう、と館長さんがスピーチで言っておられました。

このクラスの展覧会は、会期が後ろになるほど混雑するそうですので、早いうちの来場がおススメ、とも。

 

いやぁ~、素晴らしい展覧会でした!


「九州市民大学」受講 〔5月〕

2018年05月11日 | アート・文化

4月のコロッケさんの回に続き、「九州市民大学」を受講してきました。

金曜日(平日)ですが、珍しく夜の予定がフリーだったので、「夜の部」に飛び込みました。

本日の講師は、「佐藤優」さん。

平日夜ということもあり、土日の昼の部に比べると、少し空席もあります。

演題は、「激動する国際情勢と日本」。

北朝鮮情勢についてですが、とてもとても勉強になりました。

 

ちなみに、前回のコロッケさんはこんな感じで、笑いの絶えない講演でした。

「九州市民大学」を受講して思いますが、こういった社会の教養に触れる機会をもっと増やして、年齢に見合った人間力を培いたいものです。

 

GW明けの一週間、驚くほど早く過ぎました!


2018GW⑥ / 福岡市博物館、ヤフオク!ドーム

2018年05月04日 | アート・文化

2018GWも後半戦。

今日は、アートとスポーツの一日です。

 

福岡市博物館で開催中の、「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」に行ってきました。

(本日も快晴。池を掃除している方を初めて見ました。)

福岡市博物館には何度か訪れていますが、今日は今までで最高の人出だと感じました。

(エントランスホール。)

最高の人出といっても、東京の美術館・博物館に比べれば、全然ゆったりと、作品にかぶりつきでじっくり観ることができます。

「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」は、「日本初公開『タヴォラ・ドーリア』の謎」という副題が付いています。

ダヴィンチの未完の大作「アンギアーリの戦い」は、完成していれば「モナリザ」と並び称される代表作となったであろう、といわれているそうです。

(パンフレットより。)

この展覧会のもうひとつの見所は、ミケランジェロの「カッシナの戦い」。

(同じくパンフレットより。)

両作品は、16世紀にフィレンツェ共和国政府が2つの戦勝を記念して、ダヴィンチとミケランジェロに、政庁「シニョーリア宮殿」(現ヴェッキオ宮殿)の「大評議会広間」に飾る大壁画の制作を依頼した、という経緯があります。

結局、未完の壁画となったそうですが、詳しいことは謎のままだそうです。

ただ、確実なのは、ダヴィンチの「アンギアーリの戦い」で描かれた戦闘モチーフは、その後の名立たる画家に大きな影響を与えたこと。

とても勉強になる展覧会でした。

 

さて、じっくりと絵画を観賞した後は、ちょっと肌寒い快晴の中、ヤフオク!ドームまで歩きます。

(ヒルトンとドーム。)

今日の野球観戦は、オリックス・バッファローズvsソフトバンク・ホークスですが、その前に、「王貞治ベースボールミュージアム」へ。

正直、そんなに期待していなかったのですが、結構見応えがあって、妻ともども「良かったね。」という感想。

まずは、入ってすぐの「王貞治会長所有のソファー」で記念撮影。(笑)

(座り心地がとてもGood。)

入口は、王さんの生家の中華料理屋さん。

当時の新聞のスクラップが展示されていたり、昭和の街並みなどが再現されています。

もちろん、ホームランの歴史も。

三冠王の楯や使っていたバットなどなど、大好きな人にとっては垂涎の品だらけ。

私が印象に残ったのは、当時の世界記録となるホームラン(756号だったかな)のシーンがビデオ再生されていますが、打たれたヤクルトの鈴木康二郎投手。

私は、逃げずに勝負した鈴木投手の潔さに称賛です。

 

企画展として、2000本安打まであと2本の内川選手の特集をやっていました。

ベイスターズ時代のユニフォームとか。

パネル展示も大がかりにやっていましたので、ファンの方はたまらないのでは。

パ・リーグ優勝のペナントもありました。

比較する物が右端に写っているAEDしかありませんが、ペナントの大きさにびっくり。

「王貞治ベースボールミュージアム」に入館すると、シークレットピンバッジをもらえますが、甲斐選手と千賀選手のバッジでした。

中が見えない袋に入っていますので、空けてみるまで誰のバッジが分かりません。

ファンの方は何度も通うのでしょうねぇ、、、。

そうそう、千賀投手の150kmの速球をバッターボックスで体感できるコーナーがありましたが、びっくり仰天しました。(笑)

 

プレイボールまでにはまだ時間がありましたので、腹ごしらえ。

(カツカレーと、糸島のソーセージのホットドッグ?)

こういったカフェもすんなり座れるので、東京ドームよりも余裕がありますね。

さぁ、ドームに入りましょう。

ゲートに向かう途中、こちらを発見。

南海時代からだと思いますが、ホークス球団創設80周年なんですね。

ゲートはちょっと行列ができています。

試合開始前の監督への花束贈呈。

(オリックスの監督は誰だったか思い出せず。すみません。)

結構いい席です。

(肉眼ではもっと選手が大きく見えます。)

今日の試合の楽しみは2つ。

1つ目は、内川選手が2000本安打を達成できるか。

、、、残念! 内川選手、4打席凡退。

(ドーム内は、毎打席、ため息がもれます。)

2つ目は、ホークスが勝利すると、ドームの屋根を開けて花火を打ち上げるイベント。

2つ目も、、、これまた残念!

8回終了時点で、ホークスが3対4で勝っていましたが、、、

(ラッキー7の風船イベント。)

9回表に5対4と逆転されました。

帰りのバスの混雑を避けるために、9回表途中でドームを出ましたが、バスの中で、そのまま試合終了と知りました。

ということで、2つの楽しみは両方とも残念な結果に終わりました。

 

ダイエー時代と違って、今はホークスに入れ込んでいるわけではありませんが、今シーズンも「もう1頂!」でがんばってください。

(ラッキー7の風船イベントの時。)

あと、このキャラがかなり気になりました。

写真では分かりませんが、すごく妙な動きをして相当面白いです。

2015年のGW5/4に突然出現した謎のキャラクターだそうで、名前を「ふうさん」というそうです。

勝利の時に飛ばす白い風船の“妖精”ですかね。

結構笑えますので、ヤフオク!ドームに行った時は是非見てみてください。

博多バスターミナルまでの直行バスで帰ってきました。

 

今日も充実の一日。

さて、終盤の土日は糸島に一泊旅行です。


「九州市民大学」受講 / 「花まつり」(お釈迦様生誕祭)

2018年04月09日 | アート・文化

1月の「東儀秀樹」さんに続き、「九州市民大学」を受講してきました。

会場は同じく「アクロス福岡」。

今回の講師は「コロッケ」さん。

(熊本のご出身です。)

ものまねあり、人生訓あり、真面目な歌唱ありで、あっという間の1時間半。

最後は盛り上がって10分は超過していたような。

満席になることを想定して早めに入場したところ、1階の真正面の席に座ることができました。

(この後満席になりました。)

綾小路きみまろさんも真っ青な語り上手で、私の両隣のおばさま方が爆笑したり、一人突っ込みしたり、「そうそう」と同意したりで、私はそれにも思わず笑ってしまいました。

コロッケさんのお話、すごく良かったです。

明るさ、優しさ、努力家、4人の良き父親など、テレビだけでは知ることができないお人柄に触れることができました。

今回の「九州市民大学」もとても勉強になりました。

 

さて、「アクロス福岡」への往復は運動のため散歩がてら歩いたのですが、今日、4月8日はお釈迦様の誕生日とのことで、そこかしこのお寺で「花まつり」をやっていました。

お釈迦様が旧暦4月8日に生誕したという伝承に基づき、日本では原則として毎年4月8日にやっているそうです。

「灌仏会」(かんぶつえ)とか「花まつり」と言うそうです。

「まつり」ですが、とても地味です。(笑)

こんな感じで、お寺の山門前に無人でお花が飾られています。

こちらの八重桜の美しい公園では、小さなテーブルを出して、甘茶をふるまっておられました。

合掌。

桜はもうピークをすっかり過ぎましたが、福岡の街中は今チューリップなど、花でいっぱいです。

街に花があると癒されますね。

 

ちょっと肌寒い土日でしたが、お天気は気持ちいい晴天。

明日は沖縄へ出張、かりゆし着用で~す。

(土曜日のお昼ごはん。沖縄出張に向け、気分を盛り上げてみました。(笑))


博多座「舞妓はレディ」 / 櫛田神社の河津桜

2018年03月12日 | アート・文化

博多座にミュージカルを観に行ってきました。

「舞妓はレディ」です。

ご存知の方も多いと思いますが、「マイフェアレディ」とかかっています。

主演の「唯月ふうか」さん演じる「春子」は鹿児島弁と津軽弁のバイリンガル、舞妓さんになるためにお茶屋に飛び込んでいくと、言語学者の「京野先生」と出会って京言葉をレッスンしてもらって、、、最後は見事、舞妓さんになります。

とても楽しかったです。

それにしても、唯月ふうかさん、今まで全然存じ上げませんでしたが、演技も素晴らしいですが、歌が抜群にうまいと思いました。

このミュージカルを勧めてくれた方によると、今舞台にひっぱりだこのミュージカル売れっ子だそうです。

「ピーターパン」の9代目主役とのことですが、榊原郁恵さんとのご縁を感じますね。

 

席は1階後方のど真ん中。

演者はセンターで歌って踊ることが多いですが、一直線に観ることができて、かなりおススメの位置ですね。

こちらは混雑する売店群の片隅で見つけた博多人形。

博多座は毎月演目が変わります。

次月は石川さゆりさんの「夫婦善哉」のようです。

また機会があれば時々、歌舞伎や舞台を観賞したいと思います。

 

さて、博多座に行く前、ぶらぶらと散歩。

櫛田神社に行くと、どうやら明日、特別な神事があるようです。

「ぎなん祭」。

氏子さんたちが御神木の「櫛田のぎなん」(イチョウ)を囲んで、不老長寿を願い、「博多祝い唄(いわいめでた)」を歌うそうです。

(ネットより拝借。)

境内に桜が咲いているのを見つけました。

河津桜です。

きれいですねぇ。

こちらは「桜桃」(おうとう)と札が下がっていました。

桜桃は「セイヨウミザクラ」=さくらんぼ、だそうです。

さくらんぼが生るんですかね。

 

一足早い桜を見て、楽しいミュージカルを観賞した日曜日でした。

“充電完了”、いろいろなヤマ場の週も元気でがんばります。


太宰府の梅 / 「王羲之と日本の書」(九州国立博物館)

2018年03月05日 | アート・文化

3月最初の日曜日、晴れて暖かいとの予報。

太宰府の「飛梅」が開花したと先日のニュースで報じられていたので、今シーズン最初で最後の梅見と、九州国立博物館の「王羲之と日本の書」の鑑賞を兼ねて行ってきました。

西鉄ではなく、博多バスターミナルからの直行バスをいつも利用しています。

博多BTの朝一のバスに乗ったのですが、既にこの人出。

中国・韓国からの観光客がほとんどです。

朝陽というには日が高くなっていますが、光の乱反射がきれい。

もう少し人が少なくて静かかと思っていたのですが、境内、にぎわっております。

「飛梅」、ほぼ満開ですね。

(お見事!)

近くで見ると、まだつぼみがありました。

お参りさせていただいた後は御朱印を。

青空と緑の巨樹が美しい。

(ますますにぎわってきた、、、。)

日本酒の菰樽(こもだる)の前の白梅も美しい。

「銘酒展」が開催されていました。

絵馬堂にて。「自然との豊かなる調和 福岡の酒」。

大好きな濁り酒をはじめ、魅力的な銘酒が並んでいましたが、酔っ払いそうなので我慢。

景色のいい所をぶらぶら。

鉢に植えられているのはハスかな。

天満宮なのでそこかしこに梅がありますが、全体的にはちょっと早いかも。

所々、見事に咲いている梅は見応えがあります。

この紅梅、すごいです。

お社の前の白梅。

(緑とのコントラストがいい。)

今日の人出はひょっとしたらこのイベントのせいかもしれません、「曲水の宴」。

(ネットより拝借。)

午後1時からとのことですが、混雑必至なので、近寄りません。

既に“一般席”に並ぶ行列ができ始めていました。

九州国立博物館の鑑賞の後、もう一度通ってみましたが、大行列になっていました。

 

さて、9時半開場の「王羲之と日本の書」へ。

長~いエスカレーターに人はおらず。

博物館の建物に映り込む緑が美しい。

開場と同時に入場。

もちろん撮影禁止。

日本の書の始まり(お手本)となった王羲之の書(※)をはじめ、空海、最澄、三筆・三跡はじめ、日本の能筆の書が多数展示されています。

(※王羲之の肉筆は全て失われてしまったそうで、展示は複製の超絶技法、「双鉤填墨」(そうこうてんぼく)によるもの。)

(パンフレットより。)

国宝、重要文化財がいっぱいでしたぁ。

読めなくても、見ても美しい書に感動。

開場と同時に入場したので、かなりゆったり・ゆっくりと鑑賞できました。

 

博物館内の売店ではお雛様が飾られていました。

来週にはもう片付けられているかも。

 

太宰府の梅と「王羲之と日本の書」、充実した日曜日の半日を過ごしました。

ふと思う、梅・酒・書って「曲水の宴」に関係深い、、、かな。

さて、月曜日・火曜日は沖縄に出張です。

雨&25℃、服装に困ります。(笑)


「九州市民大学」受講

2018年01月22日 | アート・文化

「九州市民大学」の講演会に行ってきました。

「九州市民大学」は長年続く生涯学習の場。

場所は、「アクロス福岡」です。

(講演会終了後の写メなので人でいっぱい。)

おおよそ毎月開催されますが、今月は、雅楽師の東儀秀樹さん。

「雅楽のおもしろさと可能性」。

楽しい話に聴き入るうちに雅楽にとても関心が持てましたし、何曲か演奏もしていただき、魅力いっぱいの講演会でした。

(満員。)

演奏曲は、「ジュピター」、「星に願いを」(ピノキオ)、「誰も寝てはならぬ」(トゥーランドット)、「浜辺の歌」(唱歌)。

雅楽の自由さ・可能性、大切にすべき日本の文化など、話題の楽しさと広がりに惹きつけられました。

ちなみに、雅楽は「世界最古のオーケストラ」と言われ、必須楽器は、「ひちりき(篳篥)」、「りゅうてき(龍笛)」、「しょう(笙)」。

メロディーは篳篥、サブメロディーを龍笛、笙は雰囲気などに幅を持たせる役割だとか。

ここに、琵琶、琴、打楽器がプラスアルファで加わり、“オーケストラ”。

 

初めての「九州市民大学」の受講は、あっという間の1時間半でした。

休日に仕事以外の刺激を受けるっていいものですね。

 

帰ろうとしたところ、たまたま別フロアでこの看板を見つけましたので、立ち寄ってみました。

(大好きな東山魁夷さん。)

東山魁夷さん、平山郁夫さんなどのリトグラフなどを展示即売。

¥2、000,000を超える作品もたくさんありましたし、「成約済」という札もちらほら。

でも、あくまで個人的感想ですが、絵を観るなら美術館の方がいいですね。

 

さて、帰宅しようと最寄りのバス停に立つと、すぐ後ろに「水鏡天満宮」がありました。

ご由緒を読むと、「天神」の地名はこの神社が由来だそうです。

御朱印帳を持っていたので、お参りして御朱印をいただきました。

 

文化的な日曜日の午後でした。

インフルエンザが流行しているとか。

手洗い・うがいの励行、さらには予防のためには「キノコがいい」と聞きましたので、キノコを食べよう!(笑)