蝉の抜け殻

ある日の新聞に
木の枝に脚掛けてゐる蝉の殻 (与謝野)植田 栄一
2021年9月15日 朝日新聞朝刊20面:京都俳句 井上 弘美選
クマゼミの抜け殻 ⇒こちら
彼岸花

ヒガンバナってホンマにお彼岸の頃に咲くんやなぁ・・・っといつも感心してしまいます。
ウチの庭に最盛期になると50株以上も咲いてます。
亡き姑は、お花が大好きな人でした。亡くなった時、育てていた植木鉢の一部分がウチの庭にやってきた。その植木鉢をひっくり返して土をばらすと、球根が出てきて片寄せて植えて置いたらそれが彼岸花だった。庭に彼岸花を?っと嫌われたけど、お彼岸の頃、律儀に咲いてくれる、周りの緑の中に真っ赤な彼岸花の存在は圧倒的。わんちゃん的には歓迎ムード全開です。その上、シロバナマンジュシャゲも2~3株咲いてます。
ヒガンバナ(彼岸花:曼殊沙華)⇒こちら
曼殊沙華コロナウイルス焼き尽くせ (大阪府)遠藤 昭
2021年9月18日 朝日新聞朝刊 6面:朝日川柳 山丘 春朗選
は~い 記念写真を撮りますよ~~

毎月第0水曜日に集会所で『絵手紙三人会』集まってます。
Fさんと、Hさんと、わんちゃんの3人です。
誰が先生でもなく、わいわいおしゃべりしながら描いてます。
今回の「蝉の抜け殻」と「彼岸花」について、私の御託を並べます。蝉の抜け殻は「意外な遺骸」(回天文字)である、
中国や、日本では古くから、「幸運をもたらす」とされ、漢方薬、バター焼きなどの昆虫食、折り紙、Tシャツや印鑑のロゴマーク入りの商品が流通していると知りビックリしました。また、ユーチューブでは、その種類の見分け方、教材実演(オス・メスの見分け方、気門の白い糸状のものなど詳細)、セミの鳴き声など多彩な紹介があり、専門家の知識を超えるものがありました。
ところで、セミの抜け殻から色々なことが分かりますが、鳴き声はどうでしょう??、芭蕉の有名な俳句「静けさや、岩にしみいる、せみのこえ」のセミの種類はお分かりですか??
これも、分かりました「ニイニイセミ」だそうです。先日の朝日系のテレビ番組「アタック25」のクイズに出題したらと思いました(その長時間番組は終了ですが)
次の彼岸花です。セミが去り、「暑さ寒さも彼岸まで」のとおり、野原には赤いヒガンバナが咲いています。この花は別名「曼珠沙華」と呼ばれ、梵語:サンスクリット語の「天界に咲く花」の意味として親しまれています。この花の生育サイクルは異なり、冬に葉をつけ、夏には枯れ、夏に花だけ咲く「葉見ず、花見ず」の別名があり、韓国では、相思花(サンチョ)と呼ばれる人気の花らしい。
花の色も白、黄色のものもありと紹介されていますが、私は「赤」が自然に似合うので好きですが、その舌状の花弁の反り返った花姿が面白いと思いました。「キツネのカミソリ」の花も同じヒガンバナ科の花で、加茂町恭仁大橋の木津川左岸下流の民家近くの土手に、里山の会グループと観察したことがありました。どちらも綺麗な花でした。
彼岸花の名所としては①京都市 大原の里、②奈良県宇陀町 仏隆寺、③滋賀県高島市今津 桂浜公園、④大阪 万博記念公園があります。それでは、皆さん「また会う日を楽しみに」(ヒガンバナの花言葉の多数あるひとつ)近くの名所を紹介いただけますか!!!
https://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/56f3df7ba3ff78824d47bd1ac47a0f4c
仏隆寺
https://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/03178087e61d6e6b1ece146ab2a9d730
愛知県半田市矢勝川
https://blog.goo.ne.jp/mn1944/e/a941632558a641986143f9f953cd70ba
今の希望はウチから歩いて5分ほどの煤谷川の土手の斜面を彼岸花で真っ赤にすることです、ウチの庭の50本ほどの彼岸花移植を足掛かりに・・・