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【わんちゃんの独り言 part2】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています

【折々の花】~時を告げる花たち~

2007-10-12 | 折々の花

三時過ぎになると咲くというサンジソウ
「何処からか飛んできて、いつのまにやらウチの庭で咲いてるの、二時やったら咲いてなくて三時過ぎになると咲くんよ、そやから三時草」と教えてくれた友人。

そよかぜさんあのね、フシギね・・・
オオマツヨイグサ、ツキミソウ、オシロイバナいろいろありますよね、時間を待って咲く花たち。

これらの花たちは体内時計みたいなものがあるのかしら?

Re:そよかぜ
 写真はスベリヒユ科のハゼランですね。
多くの花で、一日のうちで花の咲く時間がほぼ決まっているようです。
虫との“待ち合わせ時間”なんでしょうね。
これを「内生(ないせい)リズム」と呼んでいます。
 内生リズムは植物体内で働いている酵素のリズムで、最近ではこれらの酵素を支配している遺伝子の研究から、内生リズムを支配しているしくみを知ろうとする研究も始まっているようです。

もうひとつのサンジソウ
タンポポのような、夏に咲く黄色い花


Re:そよかぜ
夏に咲く黄色い花というのは、ツルナ科のベルゲランサスだと思います。

オシロイバナ~白粉花~(オシロイバナ科)







こちらは4時過ぎに咲くといわれてます。
熟した黒く固い種をつぶすと白粉(おしろい)のような”白い粉”が出てくる。
名前の由来はそこから。
名づけ親は江戸時代の博物学者、貝原益軒。
夕方頃に活動する昆虫には、花の多彩な色で引きつけ,夜に活動する昆虫には、その香りで引きつける。→花の本より

遠い昔、私が子供だったころ、オシロイバナの細いところをくわえて笛みたいに鳴らしてよく遊んだこと・・・
ふと思い出し、やってみた。

向こう側の短いほうが「ぷぅ~~」とよく鳴った・・・・
くちびるにビビビビビと細かく×2響くのも思い出しました。








【折々の花】 散歩道で・・・

2007-10-10 | 折々の花
デタデタ~タデが~~♪

サクラタデ~桜蓼~(タデ科)

語源. 花の色・カタチが桜に似ている。
淡い桃色の5つの花びらが小さなサクラを思わせる。
いくら見てもあきない。やわらかく美しい。
私は一目ぼれ・・・・

「舟区の集会所から農面道路に出てすぐの田んぼにサクラタデの群生地があるねんけど、行って見てきたら?そやけど、稲刈り終わってしもてるかな・・・」とサクラタデ情報をゲット!!
自転車を走らせてすぐ見に行きました。
お見事!!「誰かが植えはったんやろか?」みたいな・・・
稲はその合間合間に実ってます。これでは稲刈りがむずかしいぞ。
いや、サクラタデなんかあっさりと刈り取られてしまいそう・・・

ミゾソバ~溝蕎麦~(タデ科)

ミゾソバの花は花弁に見える部分は萼であり、花弁はない。
まぎらわしいなぁ・・・これはタデ科植物の特徴の1つだそうです。
休耕田の排水路のそばで見っけ・・・
気が付かなかったけど、茎や葉っぱには刺があるとか??

ボントクタデ~ぼんとく蓼~(タデ科)

同じく、休耕田で見っけ!!
詳しくはこちら

タデの揃い踏み~~~~

この前の日曜日コロと一緒に休耕田や用水路の周りをウロウロ
またまた2時間ほど・・ズボッと湿地にはまり込んだり、コロちゃんと凸凹珍道中


お花に詳しい方々のブログを拝見するようになって、
そしてその方々の写真を見るようになって、
コロと一緒に散歩してる道端の花々が身近に感じるようになりました。

ホントについ最近までは全然気が付かなかったの。
草むらの中にかわいいお花を見つけたときは
「やったぁ~」

でもね、今ね、草刈ブルドーザーで丸坊主
きれいになったのはいいのですが、お花が全滅。
根が残ってるのは来年楽しませてくれそうですが、
余談になりますが、絶滅品種の山野草まで刈り取られて怒りプンプンの方々がおられました。

【おまけ】
タカサブロウ~高三郎~(キク科)

休耕田の端っこに咲いてました。

センダングサ~栴檀草~(キク科)
↑訂正します
正式名はアメリカセンダングサ

同じく、休耕田にて
どちらも湿地に咲く花と花の本に載ってました。



まるっきり誰も通らない、遠い田んぼにコスモスが・・・・
誰かが種を蒔かはったんやねぇ・・・

そばの田んぼでは昔なつかしの風景が・・・・



【折々の花】~カラムシソウ~

2007-10-03 | 折々の花

↑押し花額

カラムシソウ~唐蒸草~(イラクサ科)
名前の由来は、幹(から)、茎を蒸して皮をはぎ繊維をとることから付いた名前だそうです。
繊維が長いので、越後上布などの上質な織物が作られています。

葉の裏が白いです。
散歩道に群生していました。


「カラムシソウを押したものです。 押し花絵素材用にいかがですか。」
と、通販でおおはやりの様子
でもね、押し花には葉っぱの小さいのが良いそうでまた、裏が真っ白というのは中々見つからないそうです。

押し花インストラクターの雫さんに、見本を作ってもらいました。
↑の押し花額がそうです。

押し花素材のパーツ



私が押し花額でカラムシソウの裏側の白を使ったのは額の中のフラワーベースにちょこっと使ったぐらい、さすが、雫さんですね、込み入った小鳥やウサギさんまで・・・・

そして、その日雫さんちのお庭を拝見・・・
デュランタ・タカラヅカ(クマツヅラ科)

「ウチのデュランタ・タカラヅカ葉っぱばっかり茂って花が咲かへんのんよ」と訴える
「う~ん、肥料の加減かしら?これは意外と寒さに弱いので鉢植にして、冬は屋根の下に置いてあげないと・・・鉢も大きな鉢に植え替えて枝振りを大きくすればその先に花がいっぱいつくわよ」
と、こともなげに言わはります。
ウチの庭に地植えにして、ほったらかしでは花は咲いてくれないのね。

可愛いでしょ?紫の花が・・・名前がいいでしょ?
デュランタ“タカラヅカ”

ユーフォルビア~ダイヤモンドフロスト~(トウダイグサ科)




なんとも可憐な白い花夕暮れ時にはポ~ッと小さな花が浮き上がって見えることでしょう・・・









【折々の花】 ウチの庭で~疑問解決~

2007-09-29 | 折々の花
9月4日夜

合歓の木(マメ科)
夜になると葉っぱが閉じて「眠りの木」ですね・・・

Re:そよかぜ
ネムノキもマメ科ですが、マメ科の植物の多くは、夜に葉を垂れ、これを「就寝運動」と呼んでいます。
この運動を起こしているのは、葉の付け根にある葉枕(ようちん)という膨らみで、ネムノキなどの2回羽状複葉(羽状に分かれている羽片も羽状)の場合は、葉全体の付け根にも、羽片の付け根にも、羽片を作っている小葉の付け根にも葉枕がありますので、夜になると、向かい合わせの小葉が垂れて合わさり、たくさんの小葉からなる羽片も閉じてくっつきあって、写真のような姿になります。
写真はネムノキの葉の一部ですが、羽片の葉枕の1つを橙色の円で、小葉の葉枕の1つを赤の円で囲んでおきました。


Re:わんちゃん
「就寝運動」ウ~~ン
身近にある木の葉っぱが閉じたり開いたりするのがとってもフシギで・・・・
葉枕ですか?
丸印をありがとうございます。

もう一つ

①7月22日

②8月26日

③9月21日

ウチの庭です。
ずっとムラサキシキブと呼んでました。
コムラサキシキブと呼ぶような・・・・
ムラサキシキブ?コムラサキシキブ?

Re:そよかぜ
 結論から言うと、「コムラサキ」のようですね。
 「ムラサキシキブ」と「コムラサキ」は、どちらも日本に自生している別の種類の木ですが、園芸店ではコムラサキをムラサキシキブとして売っています。
コムラサキの方があまり大きな木にならず、庭木に向いているのですが、名前はムラサキシキブの方が有名で響きがいい、ということのようです。
 ムラサキシキブはコムラサキのようには枝を垂れませんので、全体的な雰囲気はかなり違いますが、もっときっちり区別したい場合の目の付け所として、実をつけている枝の出ている場所が違います。
 ムラサキシキブの場合は、ふつう葉の付け根から実をつけている枝が出ています。
しかし、コムラサキの場合は、実をつけている枝は、葉の付け根の1~4mm上から出ています。

Re:わんちゃん
あぁ~~~
胸のつかえがおりたようなカンジです。
そうでしたか・・・

こうなるとホントのムラサキシキブを見て見たい
観察することが叶いました  2017.6.26川西市一庫ダム周辺観察会で
「こんなフシギなこと解決したんよ、うれしいわ・・・」と友人に報告
「それがどうしたん?」「U~~~~NNNNNNN」

折々の花~散歩道で~

2007-09-25 | 折々の花




散歩道で咲いているヌスビトハギがどうも違うらしい、サヤマメのような実のかたちが本に載っているがちょうど真ん中にくびれがある。
毎朝見ているヌスビトハギは3つ~5つもくびれがあるじゃないですか。
①はつい最近北海道で・・・
②は散歩道で
私のちっちゃな疑問が一挙に解決→こちら
わんちゃん
① はヌスビトハギ?
② はアレチヌスビトハギ?
Re:そよかぜ
ヌスビトハギとアレチヌスビトハギ、両方とも大正解!

ヌスビトハギは、昔から日本にある植物で、その豆果は2節からなり、盗人の足跡の形に似ているところからつけられた名前です・・・と言われていますが、
盗人の足跡と堅気の人の足跡と、どう違うん??
そうや!抜き足、差し足、忍び足の足跡がこうなるの?
むしろ、いつのまにか取り付くので、盗人と言えないでもないかな?

草むらに突っ込んでいくコロがアレチヌスビトハギの運び屋さんしてますねん・・・・

Re:そよかぜ
アレチヌスビトハギがどんどん増えるのにコロちゃんも力を貸しているわけですね

コマツナギ~駒繋ぎ~(マメ科)

コマツナギは草のように見えますが,本当は木です。
「馬(=駒)をつないでおいても大丈夫ということですが、本当に馬の力に対抗できるのか、私はあまり信用していません。」→そよかぜさん
茎に馬を繋いでも切れないほどに丈夫だというたとえですよ。
実際、可愛い花なのでウチに土産にと茎を引っ張りましたが、容易に折れませなんだ・・・
最初、萩かな?とおもったんですよ。良く似てる・・・・
もっと詳しく知りたいお方はこちら

そして、そして「コマツナギね、夜になったら眠るんよ」と友人が教えてくれましてね、
ある日の夜明け前、コロと一緒に検証

お花はしっかり咲いてますが葉っぱは「眠たいよ~~」

ガガイモ(ガガイモ科)

何も知らない私は、ガガイモ?男爵やメークインとはまた違う種類なん?
ブログ友のガガイモの写真を見て「へぇ~~おイモさんとちゃうんや・・・」
ある日散歩道で発見!!ちっちゃな可愛いお花でした。
もっと詳しく知りたいおヒトはこちら

ツリガネニンジン(キキョウ科)

毎朝、散歩道で会うご婦人は杭にもたれて時々休憩されてる。
「ツリガネニンジンという可愛いお花を見ましたよ」と、その名前を覚えたての朝(得意げに・・・)、
すると「いっぱい咲いてるとこ知ってますえ、ちょっと先のところ、白も、ようけ咲いてますえ」
「そうですか・・・」何日かしてから「ツリガネニンジンのお方どすな?どこに咲いてるかわからはりました?」「いいえ」「ほな、行きまひょ、すぐそこでっさかい・・・」「はぁ~~~」
なんと、いっぱい白やら薄紫やらツリガネニンジンのプチ群生地
道から土手の下のほうで、丁度、死角になるとこらへんどした・・・・

マルバルコウソウ(丸葉縷紅草)ヒルガオ科

ルコウソウは園芸品種で葉が糸のように細い.
縷とは糸のことだとある・・・
ルコウソウ(園芸品種)とマルバルコウソウ(野生種)との違いは葉っぱだけのように思う
葉と花の微妙な関係が人の好みを左右し、好まれない方は逞しく野生化する力を持っているのも面白い

草むらの中に真っ赤なこの花を見つけたときは、みんな誰も「可愛い!!」と・・・・・









【折々の花】~みなみ北海道~

2007-09-17 | 折々の花
江差追分が一日中聴ける記念館がありまして、江差追分と鰊漁にまつわる展示がしてありました。

その記念館の庭で大きな実の成る木が目に付きましてね、近くにいはった人に尋ねたんです。
「すいません、この実はなんというのでしょうか?」「ハマナス~~」と・・・・

「トマトみたい・・・」と触ってみると「イタタタタタタ~」赤い実にトゲがあるんですよ・・・・


ハマナスの花(バラ科)


別荘裏の林の中で
①ホツツジ(ツツジ科)







③”


④カワラハハコ(キク科)→ホソバノヤマハハコ


⑤ゲンノショウコ(フウロソウ科)


⑥ハムシの仲間(ムシちゃん)


ドライブ途中の道端で



⑧ヤブサメ(マメ科)←コレ間違い正解はヤブマメ(マメ科)


⑨オオバナニガナ(キク科)


⑩ゲンノショウコ(フウロソウ科)

⑩”ゲンノショウコの実

⑩””ゲンノショウコの花と実








ハマナス以外は今のところ、お花の名前解かりません。
9/9~9/10撮影

そよかぜさんから情報をいただき、たくさんの花の名前を知ることができました。
ありがとサンキューです。

葉っぱの様子などもう少し詳しく撮るべきだったかな・・・と反省

【おまけ】
⑧について、正しくはヤブマメ(藪豆)
興味のある方はこちら

【折々の花】 ウチの庭で・・・八月

2007-09-06 | 折々の花
ちょっとウチの庭をぐるり一周してみました。

チェリーセージ(シソ科)

またの名をサルビア・ミクロフィア。
花期がたいへん長く4月には咲き始め、11月の半ばぐらいまで次から次へと咲き競い楽しませてくれてます。
耐寒性、耐暑性、問題なし、我が家では植えっぱなし・・・

シュウカイドウ-秋海棠-(シュウカイドウ科)


「アッ!!秋やなぁ・・・」と感じさせる名前。
雌雄異花。雄花は大きい二枚の蕚片と小さい二枚の花弁を持ち、雌花は花弁を欠く。と、花の本に載ってます。しかし、私にはワカラナイ・・・
この二枚の写真のシュウカイドウ、雄花はどれ?雌花はどれ?

シュウカイドウの雌花、雄花について、
そよかぜさんよりメッセージありこちら

フウセンカヅラ(ムクロジ科)



ちっちゃな白い花が咲き、ごく小さい紙フウセンのような実がふくらむ。

それが黄緑色から茶色に変わるとちっちゃな種が生まれます。

ほら、じっくり見てごらん・・・黒い種に白いハート型のマークが・・・面白いでしょ

ツユクサ(ツユクサ科)

この色が大好き、午後、写真を撮ろうとしたら、花弁がつぶれてる・・・
朝にはきれいな青い花だったのに・・・・

花の本を広げると「花弁の中はどろどろに溶け、成分は吸収されて次の花へ回される。リサイクルの花なのである」と、記されている。
な・なんと、ツユクサも時代に沿った生き方してるんや・・・・

ゼフィランサス(ヒガンバナ科)

裏庭のつつじの足元に毎年この時期決まったように一輪だけ咲いてくれます。
上品なピンク色、清楚な花姿・・・今年もありがとさん。

ゼフィランサスはギリシャ語で、西の花とか西風の花、そして、その神の花を意味する。
西半球由来の花だったから・・・・(花おりおり)より。

サルスベリ(ミソハギ科)


樹肌は、いうにおよばず、ツルッツル・・・面白いのは葉っぱの付き方(葉序)♪右右左左右右左左♪・・・と、左右に2枚ずつついています。

Re:そよかぜ
このような葉序を「コクサギ型葉序」といい、クロウメモドキ科のケンポナシ、ネコノチチなどや、ミカン科のコクサギなどで見られるほか、サルスベリやヤブニッケイなどでも枝の伸び方によってはそのようなつき方をすることがありますが、そんなに多くあるパターンではありません。

Re:わんちゃん
ホホホホホントでした。
庭で咲いてる百日紅、あわてて見に行きました。
♪右右左左右右左左♪
ほんまやぁ・・・・
思わずニコッ!!

Re:そよかぜ
知ってることは見える。知らないことは見えない。
これ、「そよかぜの法則」です。
観察会などで葉のつき方を説明すると、よく「ほんまやぁ・・・・」と喜んでいただけます。


【お知らせ】
明日から旅行と言う名の”プチ家出”
少しだけ、お休みします。行ってきまぁ~す、、、バイバイ~~

ピンク卵の考察【 ホテイアオイ PARTⅡ 】

2007-09-04 | 折々の花

ホテイアオイがいっぱい咲いてる田んぼ(本薬師寺界隈)に行ってきました(8月27日)


ホテイアオイの葉っぱの裏側や用水路の壁にこんなきれいなピンクの卵を見つけました。
きれいな色でしょ、聞けば「タニシの卵ですよ」と教えてくれはりました。
「ここのタニシは料亭に出荷されてるんとちゃうかな?」とも・・・・
ホテイアオイの根元の周りでタニシが動いていました。

Re:そよかぜ
タニシといえないこともないですが・・・
スクミリンゴガイといって、1980年代に食用にするために持ち込まれた南米原産の貝の卵です。
でも、食用としては人気が出ず、放置されたものが野生化して広がり、生育初期の稲を食害するなどして、困り者扱いされています。
日本に昔からいたタニシは黒っぽい色をしているのですが、ホテイアオイの根元の周りで動いていたのは、どんな色でした?

Re:わんちゃん
丸っぽい貝で大きさは2cmくらい、色は少し黒っぽかったでしょうか、それは泥でかも知れないし・・・
「タニシの卵でっせ」と言われてみたらタニシかな?みたいな・・・
タニシと信じていたから・・・・

Re:わんちゃん
今朝、偶然に散歩仲間の方から聞きました。
ジャンボタニシの卵と教えてくれはりました。
「ホント?」と言うと、「本薬師寺には何回も行ってるから間違いないよ!」と言わはりました。
なんでも、昨日、大台ケ原から本薬師寺にまわってホテイアオイを撮影されたとか、言うてはりました。

ジャンボタニシとタニシは親戚なのか?他人なのか?どっちなんでしょう???

Re:そよかぜ
親戚なのか、他人なのか、ということになると、分類の話になってしまいます。
生物の分類は、界-門-綱-目-科-属-種 となっています。
例えば犬のコロちゃんは、脊椎動物門 の 哺乳綱 の ネコ目(=食肉目)の イヌ科 に分類されます。
和名スクミリンゴガイ(=俗称ジャンボタニシ)は 腹足綱 の 中腹足目 の リンゴガイ科 に分類され、和名タニシは 腹足綱 の 原始紐舌目 の タニシ科 に分類されます。
つまりスクミリンゴガイ(=ジャンボタニシ)とタニシは、「綱」まで同じで「目」のレベルで違います。
例えて言うなら、人間のわんちゃんと犬のコロちゃんは、同じ哺乳類(=哺乳綱)ですが、わんちゃんは霊長目、コロちゃんは食肉目ですから、スクミリンゴガイ(=ジャンボタニシ)とタニシの関係は、わんちゃんとコロちゃんの関係と同程度のちがいということになります。

Re:わんちゃん
と、言うことは・・・・
ジャンボタニシとタニシの関係そして
私とコロの関係は遠い祖先は同じということですね?

Re:そよかぜ
ず~~(中略)~っと遠い祖先はね。

【おまけ】ホテイアオイ(ミズアオイ科)


Re:そよかぜ
いままでは冬の寒さで全滅していたホテイアオイが、温暖化の影響で生き残る株がでてきて、その株が温度の上昇で急に繁殖するという現象が、あちこちで起こっています。
増えた分を秋にうまく取り出して処分すれば、水質浄化にもなるのですが、冬に池の中で腐らせてしまえば、また池の有機物を増やすことになってしまいます。
花の写真、短いオシベと長いオシベがあるのもきれいに写っていますね。
メシベもおもいっきり拡大した写真を撮るとおもしろいですよ。





【折々の花】 ホテイアオイ~本薬師寺~

2007-08-29 | 折々の花

「8月27日にホテイアオイを撮影に行きませんか?」
10:00畝傍御陵前駅に集合、総勢7名で歩いて本薬師寺へ・・・
お寺の伽藍も無ければ、三重や五重の塔も見当たらない。??????

ところがですね、ホテイアオイが一面に咲いている。
「ほぉ~~スゴイ!!」
さて、カメラを取り出して、いざ、セッティング・・・
皆さん立派なカメラをお持ちで、相変わらず私はコンデジです。
(ひねくれてます、チョッピリ・・・)

気を取り直して、暑さをものともせず、腹ばいになったり、ジュクジュクのあぜ道でひっくり返りそうになったり・・・・


まずは一枚目

ホテイアオイってこの歳になるまで知りませんでした。
見たことなかったです。



「よごれても平気な格好で行きましょう・・・」その意味が理解できたのは、ホテイアオイは背が低い、しかも田んぼに咲いている。
向き合って撮ろうと思えば、自然に腹ばい状態になります、そこがコンデジの辛いところ。

でもでも、しっかり向き合いましたよ・・・・



Oh!! サプライズ!!なんと、聞けばタニシの卵やて~・・・・

思い思いの場所から良いショットを狙って一生懸命、かんかん照りの暑さも結構平気でいられたのは、好きなことやってるからやわ・・・と思ったのは私だけ????

おまけのショット

きっと、親子ですよね?





ホテイアオイ(ミズアオイ科)
ヒヤシンスに似てますね。
聞けば、英名ウォーターヒヤシンス

ところが南米アマゾンから世界の熱帯淡水域で猛烈に広がり水路をふさいだりダムを覆ったりの嫌われ者。
すると研究する人がいるんですね、飼料やメタン発酵させてのエネルギーへ転用、
このホテイアオイ今や潜在資源価値は高く評価されています。ですって・・・・






【折々の花】 散歩道で・・・・  

2007-08-27 | 折々の花
スズサイコ(鈴柴胡)



「なんと言うても、可愛いのんよ」とKさんの一番のお気に入りの野草。
Kさんに教えてもらってスズサイコとの初めての出会いでした。
草むらの中に探すのが困難なくらい楚々と咲いていた。

コニシキソウ・・・小錦草(トウダイグサ科)

地面をはう夏草、友達の野菜畑のアゼに咲いていました。
撮っていたときは気づかなかったのですが、マイピクチャーで見てると「おや?もしかして水孔?」「ピンポ~ン 水孔でした」→水孔
あの巨体小錦さんを連想させますが、名はこちらの方が先輩デス
「小さい錦草の意で、赤く細かく分枝した茎と緑の小葉を錦とみた」とあります。
花もちっちゃく×2かわいいです。

ツリガネニンジン(キキョウ科)

散歩道で初めて見つけたときカメラ無携行、翌朝「まだ咲いているかな?」と思いながら歩いているとまだ咲いてました。早速パチリ!!
「こんなん咲いてたわ」ってKさんに見せると「玉水橋の手前の左側の柵のあるとこでしょ?」って、お気に入りの野草はみなお花の現住所を知ってはります、彼女は・・・・

花が釣り鐘に似て、根はニンジン(薬用人参)に似ているのでこの名前がついたそうです。
実際に根は痰切り薬として利用されてるそうです。

「山でうまいのは オケラに トトキ 嫁にやるのも おしござる」
トトキはツリガネニンジンの古い呼び名である。
春先の若芽はこの歌のように美味で山菜料理の横綱格であるという噂ですよ・・・・

カワラマツバ(アカネ科)

川原は夏は焼けて暑く、冬は寒風が吹き、時おり洪水にも襲われる。
恵まれたとは言えない環境、なのに、植物が好む場所はさまざま・・・
川原000とつく植物は15種類もあるそうです。
この花は松葉の名のように、葉はゴヨウマツに似ている。
花の本(花おりおり)には「花は貧弱でも、ブドウの香りがする」とあった。
「え~~っ??」さっそく、明日の朝クンクンしなくちゃ・・・・

ヘラオオバコ(オオバコ科)

細い葉っぱで茎は長くユラユラと風に揺れるこの花はなんと花粉症のアレルゲンだとも言われている(スギやヒノキに比べるとそんなに悪さはしないみたい)
花の本によると、風媒花と紹介済。風媒花参照
ムシや鳥を引き付ける派手な花でもない、また、良い匂いがするわけでもない、風が媒介するのだからいたって地味・・・・
でも、足元で可愛く、地味に咲いていると愛しいものです。

ツルボ(ユリ科)

可愛い星形の花が連なり、暑い夏の盛りに涼しげに咲いています
天明の大飢饉(1782~87)の際、三日三晩水を替え煮食する惨状を記録した書が残っているそうです。
ツルボの語源はむけばラッキョウのようなツルツルの球根の略「つる坊」にあろうといわれている


↑ツルボの群生地(2006年、夏撮影)

早朝、コロと散歩のとき、ふと足元を見ると、可愛い花が咲いてます。
自然の雨と、お日様の恵みを受けて、その時期がきたらキチンと咲いてくれるんですね・・・・・











ネムノキ(合歓の木)マメ科

2007-08-23 | 折々の花


大変可愛い花が咲くネムノキの園芸品種。落葉樹。
葉が朝開いて夕方に閉じるから「ネムノキ」と呼ばれます。
夏らしい葉と涼しげで優しい花が他の庭木ともよく合い、シンボルツリーにもおすすめです
「あなたのおウチの庭で合歓の木を育ててみませんか?」
の、キャッチコピーが目に飛び込んで注文しました。(通販で買いました)

7月に入ってすぐにネムの木が届きました。
20cmぐらいの可愛い苗でした。
どれくらいの大きさになるのか解からないのですが玄関の横に植えてみました。
今では50cmくらいになってます。
友人に聞きますと「いくら園芸用のネムノキでも”落葉高木“というくらいやから、背ぇたかくなるかも・・・そやけど、剪定はあんまりせんほうが、むしろ無駄な枝を切るくらいに、そうそうこの木はね、カイガラムシがつきやすいのんよ、消毒は秋から冬かな葉っぱの落ちた頃、剪定も落葉期がええみたいよ、肥料は2月ごろ寒肥としてやればいいわ」
お見事!!後で説明書を読んだら、友人が教えてくれてこと、そのまんま載ってましたよ・・・・

今、花が咲いてます。


それでね、すべての葉っぱがね、夕方から閉じるんよ。うわさはホントだったわ・・・
見て見て、ほらほら・・・



「昼は咲き 夜は恋ぬる 合歓木(ねぶ)の花 
君のみ見めや 戯奴(わけ)さえに見よ」万葉集巻八
この歌は 昼間は花が開き、夜になると恋い慕うように葉が閉じるネムの花をあるじだけ見るのでなく、あなたも見なさいという恋歌・・・だ、そうです。

薬用(水虫、手のひらの荒れに)としては葉、小枝の乾燥(日干し)したもの40~50gとり、焼き塩(漬物用の塩をフライパンで焦げない程度に焼く)約5gを加えて、水1ℓで半量に煎じ、冷めてから少量ずつとり、一日数回これで患部を洗うとよい

しかし、私的には民間療法、苦手なんです。

でもでも、この木を植えると人の怒りを除くとか、若葉を食べると五臓を安んじ、気をやわらげると、かの貝原益軒さんは「花譜(1694年)」で述べておられる。
実際のところ、葉にはクエルシトリン、枝にはタンニンを含むとあるって載ってます。
一度試食してみる価値ありきとちゃいますかねぇ?





【折々の花】~散歩道で~食べる・薬になる

2007-08-21 | 折々の花
ノゲシ(キク科)

葉の形と、葉、茎を折ると白い乳汁を出すことから、ケシ科のケシのようだというので野ゲシの名がついた。
料理:葉を一枚ずつはがし、生のまま薄めの衣をつけて天ぷらに、塩一つまみを入れた熱湯でゆで、水でさらして苦味を除き、おひたし、ごまあえ、からしあえ、酢みそあえ、油いためなどに・・・

ヤブカンゾウ(ユリ科)


古い時代に中国から渡来した史前帰化植物で、食用、薬用の目的で栽培されていたのが野生化したと見られている。
薬用:蕾を摘み取り蒸して日干しにする、根は秋に掘りとり、水洗いして日干しにする
効能:解熱に蕾を乾燥させたもの10~15gを水400ccで半量に煎じて服用、利尿に1回量として、乾燥根5~10gを水400ccで半量に煎じて服用
食用:若苗は幼葉を切り取り、生長葉は根元の白い部分だけを切り取る。花、つぼみとも、くびから爪でちぎりとる
料理法:葉は、塩一つまみ入れた熱湯でゆでて水にとり、水けをきり、おひたし、各種和え物、すき焼き、煮物などに。
つぼみは、採取したその日のうちに蒸して日干し(金葉菜)にし、貯蔵山菜にする
花は生のまま適当に切ってサラダの彩りに、一つまみの塩を入れた熱湯でゆで、酢の物に。
花がたくさんあるときは砂糖で煮つけてジャムや、ホワイトリカーに漬けて花酒にすることもできる。

ミヤコグサ(マメ科)


「都草」と書く江戸期の文献では「京都の大仏の前、耳塚あたりに多し」とあり、これから都草の名がついたといわれる
「京都の大仏」詳しくはこちら
食用としての採取法:花をつけない若い苗をとり、水洗いし根は捨てる
料理法:こまかく切り、水切りしてフライパンで油いために、塩、こしょうで味付けする。

カワラナデシコ(ナデシコ科)

ナデシコの名は「撫し子」からという。
薄紅色の上品な花、淡緑色の繊細な茎葉のかれんさが、かわいい子供の頭をなでるのに共通した意味を持って、ナデシコの名ができた・・・・
果実ごと採取して、風通しの良い日陰に干す。
からからに乾燥したら、手で静かにもみ、黒い種子だけをより集める。
集めた種子を、また1~2日、日干しにして、紙袋などに入れて、風通しの良いところに保存する
効能:むくみ(水腫)のときの利尿に、乾燥した種子1日量12gを、水150ccで半量に煎じ、3回に分けて服用する、また、月経不順に利尿剤と同様にして煎服する

ノアザミ(キク科)


本州、四国、九州の山野に普通に見られる多年草
種類が多くわが国には98種あるという。
「新撰字鏡」には「阿佐弥」、「和名抄(わみょうしょう)」には「葉には刺多し。阿佐美」と出ている。
「大言海」で「葉に刺が多く、うっかりふれると痛い目にあう、あざむかれるからきているのではないか?」と仮説をとなえるのは大槻文彦氏

薬用:花どきに根を掘り、水洗いし、刻んで日干しにする。
効能:利尿・神経痛に1回に乾燥した根2~4gを煎じて、1日3回服用する。腱胃薬に1日量として乾燥した根15gを煎じ、3回に分けて毎食前30分に服用する。はれものには生の根をすりつぶし患部にはる。
食用:根はきんぴらやみそ漬けに。若葉や茎は天ぷらに、ゆでて和え物、油いために。


どれ一つをとっても、実際に試食の体験はノーです。
イザという時に(あってはならないのですが)「カワイイな!!」って見ていた道端の野草が役にたつかも???




【折々の花】散歩道で・・・・・

2007-08-03 | 折々の花
ヒルガオ(ヒルガオ科)

朝顔かな??
いやいや、う~~んちょっと違うみたい、葉っぱが朝顔のハート型に比べると細い

あるお方に尋ねると「萼を撮影してきて下さい」

「ヒルガオですね、この写真ではっきり写っているのは苞(ほう)と言って、花の近くの葉が変形したもの。その内側のボンヤリ写っているものがガクなんですよ。」
私がガクと思ったのはガクではなくって苞なんだ・・・

オトギリソウ(オトギリソウ科)

可憐な黄色い花。漢字では弟切草。
江戸中期の百科事典「和漢三才図会」に、
「花山院の時代に晴頼(せいらい)という鷹匠がいて・・・・鷹が傷つくと薬草を用いてこれを治した。人々がその名を問うても、秘密にして口外しなかったが、ある日、恋人の頼みで実弟がこの秘密をもらしたのを知って大いに怒り、弟を切ったという物語から名づけた」と記してある。
止血、はれもの、月経不順、鎮痛に効能あり。

アカバナユウゲソウ

ちっちゃなちっちゃな可愛いピンクのお花
7~8年前からの外来種であるらしい。

ガマ(ガマ科)

休耕田の草むらの中にひときわ目立つ高さで見っけ・・・
OLやってた大昔、生け花を習っていた頃、このガマ、何回か活けたこと思い出しました。
漢方薬では、花粉の方が蒲黄(ほおう)の名でやけどに用いるとある。
アフリカでは地下茎を食べ、マダガスカルではその葉っぱで屋根をふき、壁を作り、床に敷くマットを編むという。

セッカツメクサ

クローバー(シロツメクサ)のようだけど、違うんですよ・・・
セッカツメクサの白い花バージョンなんですね・・・
そしてね、クローバーは白いのがほとんどですが、実は赤い花バージョンもあるんですって・・・
詳しくはこちら

カボチャの雌花と雄花(ウリ科)



ハチくんがカボチャの雄花にもぐりこんで蜜を採取、雌花に運んでごらんの通り、もうちっちゃなカボチャの赤ちゃん誕生。
ご近所の奥さん「万物みなおんなじやなぁ~~」といいながら、雄花を摘んでは雌花にそのまんまかぶせてくっつけてはりました。カボチャ畑で・・・・
この花は食べれるのですよ。
フィリピンを始めとする熱帯アジアでは市場に並ぶほど、スープやカレーの具に使われるそうです。
栄養価も高く、もし同じ重さなら果実より鉄分は5倍も含むそうですよ・・・・

ヘクソカズラ(アカネ科)

この花は万葉集にも屎葛(クソカズラ)と歌われている。
ただしそのはい上がる蔓のように宮仕えをしたいとプラス評価。
花はかれんで早乙女花の名もあるというのに、こんな理不尽な名前可愛そう・・・・

ワルナスビ(ナス科)

「なすびの花に似てるけど??」と花をKさんに見せると
「でもほら、棘があるでしょ?なすびに似てるけど棘があるからワルナスビ!
漢字で書くと悪茄子」

アサガオ(ヒルガオ科)

お日様(朝)からのプレゼント・・・

コロと一緒に毎朝散歩している道端で見かける花々たち・・・・
この前の日曜日、気がついたら3時間もデジカメ持ってウロウロ・・・・
コロがよく付き合ってくれましたわ・・・・












散歩道で【折々の花】

2007-07-28 | 折々の花

またまた悩める黄色い花が登場

今度はあの黄色い花よりも小さめのミニ版でございます。
例の花がオオマツヨイグサならこちらはコマツヨイグサ?
なんて勝手に呼んでたら大間違い
メマツヨイグサ(アカバナ科)でございます

ネジバナ(ラン科)
かわいいピンクがお気に入り・・・
ラセンに見事にねじれてますね。
結構、荒地でも咲いているという。
花は小さいながらグジュグジュっとねじれているのはなんだか健気・・・
花穂は左巻きと右巻きがあるそうです。へぇ~~
なんで巻き巻きねじるのかしら??



タイサンボク(モクレン科)かと思うんですけど・・・・
散歩道に大きな工場がありまして(門扉がビシッと閉まってまして)垣根越しにウンと手を伸ばして撮りました。



ヤブカンゾウ(ユリ科)
この花の名前つい最近知りました(blog友達の写真で・・・)
私はずっとカキユリ(柿百合)と密かに命名してたんです。
大好きな柿の色そのものだから。
緑の草の生い茂る間に存在感よろしく見せてくれてます。


露草(ツユクサ科)藍花、つき草
朝の花。
朝咲いて、その日の午後にはしぼんでしまいます。
昔はこの花で布に下絵を描く染料としていました。
現代も、京都の友禅の下絵かきに栽培品種が使われているそうです。
清々しいアオと思いません?


ヤブガラシ(ブドウ科)
せんだって水孔の項こちらで葉っぱが登場しましたね。
これはその花です。

よくよく見ると、ここにも水孔が・・・
「水孔?」と問えば「蜜かもね、舐めてみたらわかるよ」と言われて
(早朝の散歩のとき)指先に取り、何ヶ所か舐めてみました。
「甘く無かったです」「じゃ、それは間違いなく水孔でしょう・・・」

ウチの庭では咲くまでに雑草として抜かれてしまって、この花はじっくりと見てなかったです。
可愛いお花やったんやね・・・・


カワラナデシコ(ナデシコ科)
姪っ子が大好きな花です。
浴衣の柄に選んだぐらい・・・・

『万葉集』で、山上憶良は秋の七種(ななくさ)に歌い
大伴家持は種子から播いて育てた。日本初の種子栽培された花。
大昔、家持は亡くなった妻が「秋が来たらこの花を見て、私を偲んでね」と
形見に植えたナデシコが咲いたとの、せつない歌も詠んだという。
形見の花でもあったんですよ・・・・

何気に咲いている、道端の花々
早朝のコロとの散歩に大いなる変化を与えてくれます。









露?雫?

2007-07-12 | 折々の花

もしかして?? - わんちゃん Home 2007/07/01(Sun) 23:07
水孔??

Re: もしかして?? - そよかぜ 2007/07/01(Sun) 23:59
たぶん水孔だと思います。1つだけ葉の中央に水滴がありますが、たぶん転げてきた水滴でしょうね。


ヤブガラシ


桑の葉

水孔
ヤブガラシと桑の葉の水滴。
これらは露ではありません。 
露なら葉の全面に付きます。 

では、これらは何でしょうか?

植物は根から水を吸い、その水を光合成をはじめとするさまざまな物質を合成する材料と
して使ったり、蒸散作用で失ったりします。
この吸収する水と失う水のバランスは、根の吸水力で調節されています。 
吸水力が高くなっても水が少ない時はしおれるしかしかたがありませんが、植物体内に水が十分ある時は、根の細胞がふくらみ、その細胞壁の弾力により、吸水力はしぜんに弱くなるしくみになっています。 
しかし、周囲の環境の変化などで、このバランスが崩れることがあります。 
例えば植物の成長期に、根からどんどん水が地上部に供給されていたのに、朝方に温度が下がって水が余ってしまう場合などが考えられます。
そんな時のために、植物の葉には水孔というものがあります。 
(そよかぜさんのHP⇒我が家の庭はビオトープより)

蒸し暑い梅雨のさなか、早朝、目覚めた時、ひんやりとした空気を感じました
「こんな日の朝やねんわ」と、ワクワク気分でデジカメ片手にコロと散歩に出発

案の定「水孔」状態発見 (うふふふふ・・・・)の気分