熱中症に肺経へのお灸を併用することが有効、と書きました。 この理由づけ
を書いておきたかったのですが、夏休み前に八分灸をすえるところまで行こう、
としていましたので遅くなりました。
理由付けなしにただ肺経がいい、というのはそれこそ単なる対症療法です。
実証にもなりません。 このブログではできうる限り、実証と理由付けを大切に
したいと思います。 まだ勉強も始めたばかりで十分なものでないことは承知
の上で、私の現時点での理解に従い理由付けをします。
人間の身体は陰と陽のバランスで保たれています。 陰は陰気、陽は陽気と
簡単に考えて置いて下さい。 発熱などは陽が増し、陰が陽に圧迫されて弱
り、バランスを崩した状態です。 元に戻すには陰を増すことが必要です。
ここから陰経を補すことが思い浮かびます。 高熱であれば陽を減らすことも
必要ですが、熱がそれほど高くないので、陽を減らすことより陰を増すことに
重点を置きます。
陰経は何本もありますので、今度は陰経の特定です。 その日の夕方に熱が
出たので、あまり時間は経っていません。 こうした発熱の原因である外邪は
身体の表面、体表にとどまっていると考えられます。 ここから一番体表と
関係の強い太陰肺経が候補となり、ツボでもこの経絡の孔最・太淵に強い
圧痛があったので、この経絡が適応していることが分かりました。
を書いておきたかったのですが、夏休み前に八分灸をすえるところまで行こう、
としていましたので遅くなりました。
理由付けなしにただ肺経がいい、というのはそれこそ単なる対症療法です。
実証にもなりません。 このブログではできうる限り、実証と理由付けを大切に
したいと思います。 まだ勉強も始めたばかりで十分なものでないことは承知
の上で、私の現時点での理解に従い理由付けをします。
人間の身体は陰と陽のバランスで保たれています。 陰は陰気、陽は陽気と
簡単に考えて置いて下さい。 発熱などは陽が増し、陰が陽に圧迫されて弱
り、バランスを崩した状態です。 元に戻すには陰を増すことが必要です。
ここから陰経を補すことが思い浮かびます。 高熱であれば陽を減らすことも
必要ですが、熱がそれほど高くないので、陽を減らすことより陰を増すことに
重点を置きます。
陰経は何本もありますので、今度は陰経の特定です。 その日の夕方に熱が
出たので、あまり時間は経っていません。 こうした発熱の原因である外邪は
身体の表面、体表にとどまっていると考えられます。 ここから一番体表と
関係の強い太陰肺経が候補となり、ツボでもこの経絡の孔最・太淵に強い
圧痛があったので、この経絡が適応していることが分かりました。