ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

お母さん、良かったね。。。

2015年07月14日 | 社労士の目
 最近、障害年金の朗報が届いています。
また1件、依頼者のお母さんからお電話がありました。

 あの…例の…、そう、メール便受け取り拒否事件のお母さんです。
「必要な書類に署名押印をして大至急送り返して」とわざわざお母さんに電話で連絡。
お母さんはなんと、開けもせずに、付箋に署名押印をして、封筒に張り付けて送り返してきて、二人で大笑いした…あのお母さんです。

 申請人の息子さんは、発達障害で、お母さんがご自分で請求したけれど、不支給でした。
そこでご依頼を受け、「審査請求」と「再裁定」を同時進行させていた案件です。

 あたしは多分、審査請求は棄却されると読んでいました。
だから、不支給の場合だけできる「再裁定」を一緒にすることにしました。

 認定日請求の診断書のために、枚方まで出向いて医師と面談するも、渡した書類を一読もしていないことが話す内容からよくわかりました。
お母さんと相談し、ろくでもない診断書を書かれるよりかは、認定日請求をあきらめる道を選びました。

 現況のお医者様は、こちらの意向をくみ、家庭での様子に耳を傾け、真摯に取り組んでいただきました。
その結果、事後重傷2級を取ることができました。

 お母さんは、初めからあきらめていたようです。
年金証書だけが送られてきたので、「また、だめやったみたいです」という電話。
そんなはずない…、とよくよく内容を聞くと、ちゃんと2級を獲得していました。

 「ほんとですかほんとですかと何度も聞かれるお母さんは、本当にうれしそうでした。
こんな時ほど、仕事をした快感を味わらずにはいられません。
あきらめから一転、子供さんの未来が開けた一瞬です。 
親として本当にうれしいんやと思います。
金額は、基礎年金だけなのでわずかですが、それでも暮らしの足しにはできます。

 「これで少しは安心できます」と言われて、涙がこぼれそうになりました。
本当に良かったです。
ありがとう。 感謝します。








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