ミセスMの毎日がチャレンジ

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再審査請求の行方。。。

2015年11月19日 | 社労士の目
 昨日からの雨も上がって、無事東京に着きました。
さぁ、これから厚生労働省再審査請求です。

 

 
 ヨーロッパの街並みみたい

 東京駅から、東京メトロ丸の内線に乗って、厚労省に行きます。
地下から直結しているので、雨にもあたることなく目的地に着きます。

 入り口で身分証と目的を話して、首から下げる入館証をもらいます。
ガードマンのいる横のゲートを開けてもらって、いざ18階の社会保険審査会へ。
合同庁舎は、結構古いみたいであんまりきれいではありまへん。
エレベーターが真ん中にあり、日比谷公園側国会側に分かれています。

 審理を行う審査調整室は、国会側にあります。
確か以前は、うみ側とそら側みたいな名前やったと思うんやけどなぁ。
どっちにしても、すごくわかりずらい。

 受付で名前と、見学したい旨を伝えると、手際よく案内してくれる。
慣れたもんです。
待合には先客がいて、書類を見られていました。

 「今日はあんまり、出席される方いないんですよね」と係りの方が言われる。
皆さんどんな陳述をされるのかを見学したかったので、ちょっと残念。
まぁ、それでもどんな風に進行されるのかも興味があるので、やっぱり見学することにした。
体調が悪くならないように祈るばかり…。

 出席者がいないということで、先に来られた方を見学したすぐ後に順番を回していただけた。
先客は申請人本人で、「うつ」の認定日請求の再審査でした。

 あたしの番が来て、審査長が出席者の紹介をしてくれる。
10人の参与を含め、30人近い人が高校の教室ぐらいの広さのところに入っている。
冷房もないし窓を閉め切っているので、結構暑い。

 審査長が審理を進めていく。
審査官からの質問に答えたり、参与の意見に対して反論したり、質問に答えたりして、審理は進んでいく。
最後に、審査長「他に何か言いたいことがあればお話しください」と言われ、陳述書に合わせて、まとめてきたことを伝える。

 ただ、それだけのことやのに、後から「ああ言えば良かった」と後悔しきり。
まだまだ、修行が足りまへん。

 見学中の出席者は4名だけ。
2名が社労士で2名が申請人本人。
あまり、参考になる内容ではなかったけど、いろいろ勉強させていただきました。
ここまで来なくてもいいように、最初の裁定請求で注意する点がいろいろ見つかりました。
これは収穫です。

 それにしても、審理のボリュームはすごいの一言です。
大体1日で50件はあるそうです。
3時過ぎに一度休憩があり、それから5時過ぎまでその50件を消化しないといけない。

 審査長や審査員は、途中で交代するけど、参与はずっと最後まで担当されます。
本当にお疲れ様です。

 出席については強制でないから、わざわざ出向くことはないけど、やっぱりどう扱われるのかは心配になります。
でも、そんな事案についても、しっかりと参与の方々は、保険者に質問したり、医師に確認したりされていました。
やっぱり選ばれた方々です。
きちんと責任を持って処理してくれてはります。
まぁ、当たり前のことやけど・・・。

 5時過ぎに合同庁舎を出て、さてこのまま帰ろうか…。
せっかく東京まで出てきたんやし、すぐ近くやて言うてたし…。
腰はちょっと痛いけど、お酒はあかんけど、お茶ぐらいなら…。
・・・ということで、S渡君を呼び出しました。

 
 そのポーズ、ええやん

 10分ほどで駆けつけてくれたS渡君は、毎月している勉強会の元メンバーで、今年家族と一緒に千葉に行ってしまいました。
でも、事務所がすぐ近くにあるから、いつでも呼んでください…と言ってくれてました。

 体調を気遣ってくれて、東京駅にあるお蕎麦屋さんでおそばとおでんを食べました。
久しぶりのS渡君はとても元気で、毎日1時間かけて千葉から通っているそうです。

 二人で、いろんな話をして大笑いしながら大阪汁をまき散らしてきました。
帰りにはお土産まで買って来てくれて、涙をちょちょぎらせながらお別れしました。

 
 下町ロケットと半沢直樹のお土産

 また東京に行きます。
新幹線はしんどいけど・・・、今度は飛行機にしよっかなぁ。
とにかく、今度会う時は体調万全で、探してきてくれた黒ビールの美味しいお店に連れてってね。

 そして一緒に、今日の再審査請求の成功を祈っていてください。