ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

やっぱりがばいばあちゃんやぁぁぁ。。。

2015年01月02日 | 今日もついてる
 がばいばあちゃんが遊びに来ました。
ホームのヘルパーさんや施設長さんから、「ホームまで迎えに来ないのか」と再三電話がありました。
うちの家から片道1時間半かかります。
それよりも、ホームに入る前日まで、ちゃりんこで走り回っていた人です。
「一人でこれます、病人扱いせずに歩かせてください」

 ホームにしてみれば、事故でもあっては責任問題になると思っていて、迎えに来てほしいようです。
でも、これからもいろいろ外に連れ出して遊びに行くようなときでも、いちいち迎えになんて行ってられまへん。
足腰の元気なうちは、自分でしっかり歩いて鍛えていってほしい。
年寄りが家に引きこもってしまって一番に来るのは足です。
足が弱るといろんなところに障害が出てきます。
ヘルパーさんや施設の人なんかは一番わかっているはずなんやけど・・・。
それよりもやっぱり責任取らせられるのが怖いんやなぁ。

 最寄りの駅までヘルパーさんに送ってもらって、三国ヶ丘駅まで迎えに行きました。
そこでも寒い中、30分駅の改札で待たされました。
「15分に乗るから」というので、時刻表を調べてがばいばあちゃんを待たせないように見計らって行ったのに、実際は、15分にホームを出たようです。

 がばいばあちゃんにしてみたら、アンポンタンが迎えに来てくれて、あたしは食事の準備をしていると思ったようです。
残念ながらアンポンタンはまだ寝ています。
正月早々そんなに早く起きるはずがない。
いつもなら、あたしもゆっくりお屠蘇をいただいている時間です。

 がばいばあちゃんが家について、それから食事の支度です。
お節はできているので、茶わん蒸しとか、オードブルを用意するだけです。

 お屠蘇を飲んで、ダーリンとっておきの濁り酒も飲みました。
やっぱりビールがいいというので、ビールも飲んでいます。
お節やオードブルも「せっかくやから、一つずつもらうわ」といって、一通り食べています。

 アンポンタンも、「おばあちゃん、よう食べるなぁ」と感心しています。
とにかく、よく食べてよく飲みました。
今年87歳になるおばあとは思えない健啖家です。

 突然、「今日ユニクロで、下着が半額やから、連れてって」ときた。
出ました突然発言。
いっつもこれで振り回されます。

 食事の後、転寝を始めたアンポンタンに留守を頼んで、3人でキューズモールのユニクロへ。
案の定すごい人です。
ダーリンにレジの列に並んでもらっていて、がばいばあちゃんを下着売り場まで連れて行くのに人並掻き分け一苦労。
長いレジを待つ途中で、「トイレに行きたい」というがばいばあちゃんを、トイレの行列に並んでまたレジのダーリンと交代。
あっちへ行ったり、こっちへ行ったり。

 「夕べあんまり寝てないから、なんかしんどなってきた」と今度は、一人で帰れそうもないという。
飲みすぎちゃうノン
「えっ~、みんなお酒飲んでるしぃぃぃ」
しょうがないので、電車で送ろうかということになったけど、ダーリンも結構飲んでたので帰ることも出けへん。
かばいばあちゃんを送ってくる間の3時間ここで足止めということになる。

 もう、ほんましゃあないなぁ。
いっぺんに酔いもさめたし、車で送っていくことに。

 高速湾岸線を通っている途中かなり吹雪いてきました。
背の高いうちの車は、ハンドルがとられて腕に力が入ります。
高速はすいていたけど、いつものようにスピードも出せません。
がばいばあちゃんは、後ろの席で気持ちよさそうに眠ってしまいました。

 ホームについて、ヘルパーさんに挨拶して、ダーリンに「いつものことやけど、ごめんねぇ」して、優しいダーリンはいつも通り笑っていましたが。

 たった半日遊びに来ただけですが、1週間分の疲れが出たみたいです。
がばいばあちゃん旋風吹きまくりでした。
今日の吹雪よりも振り回されました。

 でも、帰りしな「遠いところまでありがとう」という言葉とうれしそうな顔が見れて、少しは親孝行ができたかな…と思いました。

 あたしたちを振り回せるだけの元気をいつまでも持ってほしい。
あたしももう少し優しくしてあげないと・・・。
本当の気持ちなんやけど、なかなか伝えられへんわ。
やれやれ。