ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

訃報。。。

2013年02月08日 | 社労士の目
 T先生の訃報が届いた。
T先生は、あたしが社労士を開業して間もないころ、受験校で一緒に勉強していたYM先生に誘われて入会した「関西年金研究所」という年金の勉強会で知り合った。

 8こも年上でとても面倒見のいいT先生は、その会の中心となってお世話していただいていたYS先生が亡くなった後、ご自分が引っ張っていってくださった。

 あたしに「障害年金請求」の道を開いてくれはったのもT先生である。
先生が書かれた「障害を持つすべての人に障害年金が支給されますように」という著書は、あたしのバイブルでもある。

 昨年10月ごろ、先生から携帯に電話が入り、「今、入院している。寂しいから会いに来て」と強い先生らしくない言葉で病院からラブコールがかかった。
あたしは、YM先生と一緒に、秋に栗拾いに行ったところにある病院まで、長い道のりを胸を締め付けられるような思いで出かけた。

 食事をしていなくて点滴だけの先生は少しお疲れのようだったが、それでも笑顔で迎えてくださった。
かなり、やつれていたけど・・・。

 1月に入って、再び先生の病院へ行ったけど、薬のせいか、夢うつつで、意識も朦朧としているようだった。
それでも、訪ねて行ったあたしのことはわかっているみたいで、帰り際手を振って見せてくれたりした。

 それから2週間目、お見舞いに行かれたメンバーの先生からの連絡で、かなりお悪くなっていた様子。
気になって、おうちや事務所に連絡しても全然つながらない。
伺っていいものやら…。

 今日、たまたまご自宅に連絡がついた「障害年金」のネットワークの事務局の人からの電話で、先生が亡くなっていたことが分かった。
その日は、4日で、お見舞いに行かれた先生から電話で教えてもらっていたその日・その時間やった。
翌5日がお通夜で、すでに6日にお葬式も終えられたよう。

 ご家族だけで静かにお送りされたそうだ。
なんかとても、あっけなくて、寂しすぎる。
先生を慕っている人はいっぱいいるはずやのに…。
せめて先生の前で手を合わせて、「ありがとうございました」と言ってお別れしたかった。

 本当にありがとうございました。
あたしは、先生の志をいろんな人につないでいきます。

 合掌。。。