ミセスMの毎日がチャレンジ

毎日の暮らしの中の知恵と工夫。 料理やダイエットへの挑戦日記。 仕事上の知識の公開(年金や資産管理など)。

ポジティブ・アクション。。。

2006年03月02日 | 社労士の目
 ポジティブ・アクションって知ってますか
「女性が性差別や、古い慣行などで、能力があってもなかなか管理職につけなかったり、実力が発揮できない状況を是正する」というもの。

 その普及促進セミナーがあったので行ってきました。

 3部構成で、進め方の説明と、実践している企業の人の講演、それと大阪労働局雇用均等室長の講演。

 企業は、旭化成の人事部の女性
いろんなところでお話されているようで、上手に話されていた。
旭化成は、テレビでもおなじみのあのイヒの会社。
いろんな部署があることがわかる。

 第2部の進め方の説明は、21世紀職業財団の雇用管理アドバイザーの女性のお話。
この人は、私と同じ社労士。
もちろん顔なじみの先生。
この財団には、女性の社労士が結構いてはる。
私も、開業当時お誘いを受けたけど・・・、なんでか断ってしまった。
今考えると、なんともったいないことか。。。

 第3部は、今後の課題として、男女雇用機会均等法に絡めて、女性室長がお話された。

 でも考えて見ると、こんなことができるのは、中小企業でも、結構大きなところ。
私が抱えてる、100人未満の企業では、なかなかできない。
いつも思うんやけど、法律っていったい誰のためにあるんやろ。
週40時間の労働時間や、年休や、定年年齢にしても、零細企業にとっては、助けてくれるどころか首を絞めにきてる。

 努力義務なら、まだ救えるけど、法令化されてしまうと逃げるところがなくなってしまう。

 私の立場からは、会社に法律を守るように言うべきなんやろけど、それで会社がつぶれてしもたら、誰が責任とってくれるん。

いっつも、こんなジレンマの繰り返しやぁ~~。