2日にかけて「サーキット走行」のお話をしましたが、何度もサーキットに通うようになると、
たまの団体ツーリングなどで、一般道で飛ばす事をしなくなる「セイフティーライダー」になっていきます。
その理由は「心の余裕」と「マナーの心得」です。
どこか自分が本気で走れば、他のライダーより「速く走れる」という「自信」が生まれ、
あえて、それを証明するのではなく、自分の「心にとどめておく事」が出来るようになるからです。
どこを走ろうが、速さでは誰にも負けないって「確信」ですね!(笑)
なので、後ろから前を走るライダーを観察してると、
今までよく分からなかった相手の欠点や、無駄な動き、荷重移動のお粗末さなどがハッキリわかります。
おいおい「なんて走りをしてるんだ」って思えるんですよね。
そう、まさにそう言った知識が「心の余裕」につながる訳です。(笑)
また、危険な一般道で飛ばす他のライダーを「残念な人たち」とも思えるようになるんですよね。
自分にとって「無駄なリスク」をオートバイにかすことが「馬鹿らしく」感じてる証拠です。
ツーリングはあくまで安全に走り、仲間に迷惑をかけたりしない事が鉄則です。
大人であればなおさらですからね。(笑)
もしツーリングでフラストレーションが溜まったなら、またサーキットへ行けばいいだけ事。
要するに「分けて考えれる」様にする事です。
これも、サーキットを走る「利点の1つ」でもあります。
サーキット経験がある人、またそれが豊富な人が、一般道で、
真剣走行を仕掛ければ、まずサーキット経験の無い人より「確実に速い」はずです。
スピード慣れしてる分、自分自身のビビリミッターや動作反応が、他のライダーより確実に高いからです。
もちろんマシンコントロール技術も全然違うはずですしね。(笑)
こういった「心の余裕」を持つ事はライダーにとって、とても重要です。
ツーリングでは気持ち良い程よさの走りで楽しみ、仲間とのコミュニケーションをしっかり楽しむ場とし、
技術や速さはサーキット走行で楽しむ。
周りのライダーに対するアドバンテージもさることながら、オートバイ上級者である自信が持てますし、
その事自体が、何より重要で大きな事です。
こう言った状況を求める方は、とにかく走りはサーキット、
そして仲間とのコミュニケーションはツーリングと「2つの要素」を上手く使い分けて、
より楽しく「高度なオートバイライフ」を楽しんで欲しいです。
自分にとって、大きな「道が開けた」気持ちになれますからね!(笑)