大分単身赴任日誌

前期高齢者の考えたことを、単身赴任状況だからこそ言えるものとして言ってみます。

カウンセリング講座

2011-06-03 06:01:58 | インポート

昨日、内閣不信任決議案のことを書いたのですが、・・・書かなきゃよかった!
結果は皆さん御存知のとおりです。本当に何をやってるんだろう?と思いつつ、一昨日から昨朝までの報道にコロっと騙された自分の不明を恥じます。

話は変わります。

先月から、カウンセリング関係の「市民講座」のようなものを受講しています。昨日は、大分県立看護科学大学の関根剛准教授の講義でした。

2時間弱の講義なのですが、あっという間に終わった感じのするものでした。印象に残ったことを二つ書きます。

一つは、「体感する」ということの大事さです。講義は狭い会場で行われたのですが、座ったままではなく、会場全体を使って動くようなメニューも含まれています。「相手のことをできるだけわかること」「わかろうとすること」の大切さを、まさに体で感じることができるようになっていました。「相手(受講者)にわからせる」ということに心を配っていて、学ぶべきことと感じました。

もう一つは、カウンセリングの「スキル」というのは、対象によって異なるものだ、というお話です。先生は、少年鑑別所での教官の経験もあるそうで、たとえばシンナーの売人の少年に対するカウンセリングスキルと、それまで行っていた不登校の少年に対するそれとでは、まったく異なるのであり、それを理解しなくてはならない、ということでした。

私たち調査士の世界では、この数年、ADRをめぐって、「調停技法」というようなことにも目を向け始めてきましたが、まだまだ広さ、深さが足りないのかな、と思います。「市民講座」で学ぶことを、少しでも活かせていかなければ、と思っています。

今日は、午前中正副会長(+総務部長)会議、午後は寶金敏明先生を招いての「境界問題公開セミナー(公嘱協会主催・調査士会協賛)」です。また、報告します。


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